冬の鳥取、鉄道の旅 その11:出雲市駅編 [旅・散歩-山陰]
雪の中、鳥取駅から観光列車の
快速「あめつち」に乗車して、
出雲市駅へ向かった続きになります。
鳥取駅9:00発車した「あめつち」は、
6分ほど遅れて終点の出雲市駅12:38到着、
約3時間半の「あめつち」の旅が終わります。
アテンダントさんが乗車して、
あちらこちら見て、お手振りしてと、
指示が多くて忙しい観光列車と比べて、
「あめつち」は、
基本的に放置型の観光列車なので、
自分の自由に過ごせるのがいいですね。
今回は偶然が重なって、
運休もせず、雪景色や乗客が少なかったりと、
なかなかできない経験ができました!
出雲市駅では街を歩きたかったのですが、
雪と雨でとても寒かったので、
駅で過ごすことにします。
お土産でも買物しようと駅ビルへ入ると、
神様がいらっしゃいました。
そのお隣には、JR伯備線・山陰本線の
伯耆大山駅-西出雲駅間の電化開業40周年と、
特急「やくも」伯備線運転開始50周年の
写真展がありました。
見物したあと、食事でもしておこうと、
一畑電車の電鉄出雲市駅へ向かって歩きます。
その途中にある、
「奥出雲そば処一福 出雲駅前店」で、
食事にします。
やっぱり出雲そばが食べたいので、
「天ぷら割子」(税込1,650円)を注文します。
黒くて香り豊かな蕎麦を、
薬味で味変しながら美味しくいただきます。
食事と買物を済ませて、
駅のホームで撮影タイムです。
出雲市駅14:12到着する、
国鉄色リバイバルの「やくも9号」を
風も強く寒い中で待ちましたが、
遅れているようなので諦めます・・・
このすぐあと、
出雲市駅14:33発車の「やくも22号」で、
旅のラストスパートです。
2024年春から、
新型の273系電車に置き換わってゆく
貴重な国鉄形の381系電車ですが、
これが最後の乗車になるかもしれません。
グリーン車へ乗車します。
2列+1列でゆったりしたグリーン席の
1列席(ボッチ席)が指定の座席です。
ウイスキー「倉吉」と、
すなば珈琲「カフェショコラクランチ」で
呑み鉄開始して岡山駅へ向かいます(酔)
雪で視界の悪い宍道湖の風景は変わりません。
このとき、
スマホでTwitter(現X)を見ていたら、
JR東海道新幹線が停電のため、
13:00ごろから運転見合わせの情報があって、
その影響もあるのでしょうか、
米子駅には8分ほど遅れて15:33ごろ到着します。
「あめつち」に乗車していたときよりも、
雪は多い感じです(汗)
このときは新駅舎の建設中でしたが、
今年(2023年)7月29日に完成してます。
米子駅を発車しても
JR東海道新幹線の運行状況について、
車内アナウンスは一切ないので、
車掌さんへ聞いてみましたが、
JR山陽新幹線は動いているとの回答のみ・・・
JR東海道新幹線が運転見合わせだと、
新大阪駅で大混雑が発生しますから、
JR山陽新幹線にも影響が大きいですし、
新大阪駅や岡山駅に着いてからわかっても、
利用客としては困り果ててしまうので、
なんか回答がずれてますね(汗)
周りに聞こえるように紳士的に話したので、
車内は騒然となってスマホ大会となります(笑)
※この様子は2022年12月にも記事にしてます
このあと、列車は山間を走りますが、
雪と強風での遅延も心配になります(汗)
車掌さんからは再度回答があって、
JR山陽新幹線は新大阪駅で折り返し運転ですが、
列車が詰まって30分以上遅延とのことです。
結局、終点の岡山駅まで、
社内アナウンスでの情報はないのですが、
これは車掌さんの問題ではなく、
危機管理・リスク管理・情報共有
ができていないJR西日本の組織の問題ですね。
終点の岡山駅には、
15分ほど遅れて17:55ごろに到着しますが、
案の定、改札やみどりの窓口は大行列、
新幹線乗換改札も大混乱でした(汗)
別の駅へ移動して宿泊することも考えましたが、
乗車予定の岡山駅17:58発車の
「のぞみ48号」も遅れていて到着してないので、
解放されている新幹線乗換改札を通過します。
18:15ごろ「のぞみ48号」が到着、
待ち時間も少なく乗車できて、
車内販売のウイスキー山崎12年セットと、
シンカンセンスゴクカタイアイスで、
落ち着きましょうか(酔)
新大阪駅手前では徐行と停止の繰り返しで、
30分以上遅れて新大阪駅19:15ごろ到着、
駅のホームは大混雑で車内も満席になります。
このあと、京都駅も名古屋駅も大混雑なので、
荷物の多い帰りの新幹線は、
グリーン席でよかったです(汗)
20:00過ぎ、岡山駅で買っておいた、
「だし巻きとあなご弁当」(税込1,250円)
をいただきます。
濃くなく上品な味付けご飯の上に、
ちりめん山椒が添えられた白焼き穴子と、
焼き穴子が2段になっていて、
味付けご飯は少なめですが、
あご出汁のだし巻き玉子が丸ごと1本入って、
美味しくて量も満足なお弁当です。
贅沢な内容でインパクトもあって、
この価格はお得ではないかと思います。
新横浜駅には約45分遅れの21:40ごろ到着、
13:00ごろから17:00ごろの間、
停電で運転見合わせのJR東海道線でしたが、
この日の大混乱のニュースを見ると、
予定していた「のぞみ48号」に乗車できて、
この程度の遅れで済んだのはラッキーでした。
今回の鳥取の旅では、
ご褒美の温泉旅館に宿泊して、
連日の予定変更でも大満足できて、
雪の観光列車、大混乱の新幹線と、
運も良く貴重な体験もできて、
充実した旅となりました!
そしてやっと、
昨年(2022年)の旅の記事が終わって、
今年(2023年)の5月からの
旅の記事に入れます
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冬の鳥取、鉄道の旅 その10:快速あめつち編 [旅・散歩-山陰]
旅の3日目最終日(2022年12月18日)、
天気は雪になっていて、
宿泊した温泉旅館「観水庭こぜにや」で
早朝に温泉に入ってから、
早めに鳥取駅へ向かった続きになります。
鳥取駅では、
朝の時点では列車の運休などはなく、
乗車予定の観光列車の
快速「あめつち」も運行されるようで、
とりあえず安心します。
待避線に停車している「あめつち」です。
山陰の空や海を表現した車体デザインが美しく、
雪景色にも似合ってカッコイイですね。
さて、当初の計画では、
この日は途中下車しながら米子駅へ移動して、
国鉄色リバイバルの特急「やくも」を見物して、
岡山駅経由で帰路の予定でした。
しかし、この旅の出発2日前、
この日の天気予報では雪となっていて、
街を歩くには厳しいので、
リカバリプランをいくつか考えながら、
「あめつち」の空席を調べてみたら・・・
空席だらけではないですか!
「あめつち」は、
JR山陰本線の鳥取駅-出雲市駅間で
運行されている人気の観光列車ですが、
皆さん雪でキャンセルされたようで、
これが「あめつち」に乗車する経緯になります。
待避線の「あめつち」は、
8:37ごろに一旦、京都方面へ移動して、
8:42ごろに入線します。
入線すると、すぐに乗車できます。
座席は、
2名用テーブル席、4名用テーブル席、
カウンター席と配置されていて、
通路も広々としてます。
各席のテーブルには、
石州瓦の装飾がしてあります。
指定された座席(全席グリーン席)は、
もちろんカウンター席(ボッチ席)です。
キハ47型気動車から改造された車両は、
窓配置がほぼそのままなので、
トリッキーな窓配置なのですが、
指定された一番端のカウンター席は、
見事に窓の位置が外れてます(汗)
ハズレ席かと思いましたが、
右側の窓の半分は占有できるので、
意外にも車窓に不便はありませんでした。
荷物を置いて、車内を見物します。
扉と客室の間には、
弓浜絣、倉吉絣、安来織、出雲織
が展示されてます。
洗面台には岩井窯の手洗い器があって、
高級感があります。
2両編成の2号車(鳥取駅側)には、
物販カウンターもあって、
お菓子やおつまみ、お酒も充実してます。
天井の照明には因州和紙が使われていて、
側面に隠岐の黒松や智頭杉のパネルがあって、
和の雰囲気があります。
詳細はWebサイトを参照ください。
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_tottori/ametuchi/
列車は、雪の鳥取駅を9:00発車します。
物販カウンターで売っていた、
地酒呑み比べセットの
「山陰銘酒めぐり・因幡編」(税込2,140円)
で、呑み鉄開始です(酔)
写真左から、
「純米酒 日置桜」(青谷)
「純米吟醸酒 五割搗き強力」(鳥取)
「純米吟醸 満天星」(智頭)
「純米吟醸 なかだれ」(琴浦)
の100mlボトルが4本入っていて、
それぞれ特徴があって美味しくて、
量的にも満足なセットです。
約1年前のことなので記憶は薄いですが、
「純米吟醸 満天星」が一番好みでした。
各車両の乗客は10名ほどで煩くなく、
ディーゼルエンジン音も心地よく、
雪景色を眺めながら、
最高のお酒の時間です(酔)
途中の駅で運転停車して、
列車の行き違いがありますが、
雪で風情があります。
9:40ごろ、松崎駅を通過すると、
当初、途中下車して行く計画だった、
「中国庭園 燕趙園」が見えます。
今回は雪で行けませんでしたが、
また次回のお楽しみですね。
最初の停車駅、倉吉駅10:00発車すると、
事前予約したお弁当の配膳があります。
今回のお弁当は、
鳥取駅の駅弁で有名な「アベ鳥取堂」の、
「あめつち御膳」(税込2,100円)です。
【写真上側左】
あご梅しそ巻きフライ、
長芋・人参天ぷら、
あごちくわ・とうふちくわ、
するめ麹漬け
【写真上側中】
鳥取牛のしぐれ風旨煮、
厚焼き玉子
【写真上側右】
長芋と鉄皮の煮こごり、
あごちくわの金平
【写真下側左】
炙りハタハタ寿し
【写真下側中】
元祖かに寿し
【写真下側右】
鳥取県産鶏熟成むね肉の南蛮漬
と、鳥取の美味しさが詰まってます。
付属する「大山みどり茶」も、
まろやかで甘味があって美味しいです。
米子駅10:57到着、
8分の停車時間があるので、
駅のホームへ降りてみます。
米子駅から見える車両基地の、
タラコ色のキハ40系気動車と、
雪の風景がいいですね。
米子駅11:05発車すると、
転車台と扇形車庫が見えます。
「奥出雲おろち号」の
DE10形ディーゼル機関車や客車も見えますね。
再び物販カウンターへ行って買ってきた、
「松江地ビール ビアへるん」(税込600円)
をいただきます(酔)
まろやかで呑みやすいビールでした。
松江駅11:34到着、
ここでは10分ほど停車して、
特急「やくも5号」と連絡します。
雪も吹雪いてきて、
特急「やくも5号」は5分ほど遅れて、
11:45ごろに到着します。
とりあえず運休がないから安心かな(汗)
特急「やくも5号」が発車したあと、
「あめつち」は少し遅れの11:48ごろ発車、
しばらくして宍道湖が見えてきますが、
吹雪いていて視界が悪いです(汗)
この日は、
雪で行動が制限されるところでしたが、
充実した列車の旅が楽しめてよかったです。
旅の2日前(乗車の4日前)に思いつきで、
「あめつち」を手配しておいて、
しかも乗客も少なくて静かで、
雪景色なのもちょっとレアな体験でした。
このあとは、終点の出雲市駅となります。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その9:鳥取2泊目編 [旅・散歩-山陰]
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅、隼駅、若桜駅と、
下車した続きになります。
若桜駅15:13発車の鳥取駅行の列車で、
終点の鳥取駅16:07到着して、
早めに宿泊した温泉旅館の
「観水庭こぜにや」へ戻ります。
JR山陰本線・因美線の
高架線沿いの道路から見た、
「観水庭こぜにや」です。
鳥取駅から歩いて8分ほどで到着すると、
駐車場の紅葉が綺麗です。
宿泊したお部屋に戻ってから、
温泉に入ってひと休みして、
早めの17:30ごろ、
お部屋に夕食が配膳されます。
2日目の自分へのご褒美の夕食が始まります。
前菜:松葉かに味噌、かに身
親がに かに酢ジュレ
造里:白身薄造り(カンパチだったかな?)
山陰の海の幸に、
前夜と同じお酒「瑞泉 純米大吟醸生酒」で
ロケットスタートです(酔)
鍋物:魚介鍋
魚貝の出汁も優しく、野菜もたっぷりです。
焼物:のどぐろの塩焼き
ふわとろ食感と旨味たっぷりの逸品です!
洋皿:鳥取和牛ミニステーキ
ぶ厚いステーキは柔らかくて、
この量は"ミニ"の領域を超えてます!
御飯:鳥取産こしひかり(鳥取市大塚産)
留椀:赤出し
香の物:三種盛り
鳥取産こしひかりで炊かれたご飯は、
甘みがあってとても美味しいので、
「若い頃なら無限におかわりしたいです」
なんて従業員の方と会話をしてました(笑)
蒸物:白身深山蒸し
まろやかで柔らかくて、旨味も凝縮されて、
コクのある出汁でするりと食べられます。
揚物:白子揚げ出し
滑らかな食感と香ばしい揚げ出しは、
間違いない美味しさです。
水菓子:ピスタチオアイスと果物
濃厚なアイスではなくて、
さっぱりとしたデザートで〆ます。
いつも通り安定の、
沢山の鳥取ご当地の美味しいものと、
美味しい料理をいただけるなんて、
幸せの食事でした!
さて、
食中に「ご飯が甘くて美味しい」と、
従業員の方と会話しましたが、
食後しばらくしてから、
「にぎりめし」を用意していただきました!
食べれないかもとお話したら、
どうせ捨ててしまうから夜食にとのことで、
嬉しい気遣いとサプライズでした!
このあと2回温泉に浸かって、
夜食として全部いただきましたが、
冷えても美味しい甘みと塩加減で、
感謝しかありません。
そんな嬉しい夜で1日が終わり、
翌朝(2022年12月18日)になると、
なんと雪景色でした!
雪の中、早朝の温泉タイムです。
寒くても鯉たちは元気です。
雪と紅葉の景色もサプライズですね!
雪の中の温泉も風情があっていいですね。
この日は前日から大雪の予報があって、
早めに行動しておきたいので、
残念ながら朝食はキャンセルしてました。
鳥取駅まで送っていただき、
「観水庭こぜにや」さんでの、
自分へのご褒美の2泊が終わります。
「観水庭こぜにや」さんですが、
今年(2023年)は計画できませんでした(汗)
実は、地元神奈川から出発の、
お得な切符がない西日本方面などの場合は、
某大手旅行会社の個人プランがお得なのですが、
「観水庭こぜにや」さんの1名宿泊がなくなり、
様子見中です・・・
「観水庭こぜにや」さんの予約サイトから、
直接予約すれば1名宿泊はできるみたいですが、
新横浜駅から鳥取駅までの往復の鉄道と、
宿泊(2泊)だけでほぼ10万円コースですから、
休暇が3連休縛りの小市民には厳しいです(涙)
https://kozeniya.com/
それに、予約サイトでは、
2年先を見ても販売終了になっていて、
改修工事の関連もあるのでしょうか、
心配です・・・
鳥取駅ではまず、
各列車の運行状況を確認します。
特急「スーパーはくと」は通常運行。
普通列車もこの時点では通常運行でした。
タラコ(キハ40系気動車)と雪景色は
似合いますね。
そして、目的の乗車予定の観光列車、
快速「あめつち」も運行されるようで、
一安心です。
このあとは、
雪の中の「あめつち」の旅になります。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その8:若桜駅編 [旅・散歩-山陰]
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅、隼駅と、
途中下車した続きになります。
隼駅からは、
12:55発車の若桜駅行の列車に乗車して、
終点の若桜駅13:21到着します。
バイクの「隼ラッピング列車」の
側面のデザインをじっくり見物します。
カッコイイですね。
この駅で折り返して、
鳥取駅へ向かう列車を見送ります。
こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線開業当時のもので、
国の登録有形文化財に登録されてます。
若桜鉄道の全9駅のうち、
この日に立ち寄った
八東駅、因幡船岡駅、隼駅、若桜駅と、
丹比駅、安部駅の6駅の駅舎が、
国の登録有形文化財に登録されていて、
施設を大事に保存・使用しているのが
素晴らしいですね!
駅舎内は木造のレトロ感をそのままに、
令和2年(2020年)にニューアルされてます。
待合室は広々としたラウンジとなってます。
お洒落でレトロな雰囲気の、
駅カフェ「わかさカフェ retro」
も営業してます。
https://kanko.town.wakasa.tottori.jp/eat/1839/
見たことがある木のデザイン?
のような気がすると思ったら、
観光列車などの文字が多い車両で有名な、
あの工業デザイナーが手掛けてますね。
まずは、
入場券(300円)で見学できる
若桜駅の構内へ向かいます。
今でもイベントなどで稼働できる
転車台です。
転車台の周りにはベンチもありますが、
この日は小雨でひと休みできませんでした(汗)
動態保存(圧縮空気で稼働)されている、
C12形蒸気機関車です。
観光列車として本線を走る計画もあって、
実現してほしいですね!
DD16形ディーゼル機関車です。
今では貴重な機関車が、
動態保存されているのは嬉しいですね。
奥へ進むと古い木造の建物があります。
これは車庫で、
ト6形貨車とヨ8000形車掌車が保管されてます。
さらに奥の立ち入れないところには、
12系客車が留置されてます。
塗装は剥がれてきてますが、
いつかC12形蒸気機関車と連結して、
観光列車として運行してほしいですね。
駅構内の見学のあとは街を歩く予定でしたが、
雨も本降りになってきて、
寒さもきつくなってきたので諦めます・・・
若桜の街は酒蔵もあって、
保存地区「蔵通り」など古い蔵や建物も多くて、
駅前にもレトロなお店があるほどなのに、
歩けなくて残念です。
レトロな駅でじっくり過ごせるぞ!
と、前向きになりましょうか。
かなり寒いので、
「わかさカフェ retro」で、
コーヒーとニューヨークチーズケーキの
ケーキセット(税込680円)をいただきます。
このときのホットコーヒーは、
オリジナルの若狭ブレンドと、
イルガチェフェ・コチャレ、トラジャの
3種類から選べたので、
若狭ブレンドをいただきます。
コーヒーはあまり知識がないので、
表現が難しいのですが、
飲みやすくて美味しかったです。
ニューヨークチーズケーキは、
甘さ控えめでチーズの風味が前面に、
味わい深くて美味しかったです。
ラウンジでトレインビューを楽しみながら、
ゆっくりいただけるのがいいですね!
古い鉄道写真もお洒落に展示してあって、
1時間以上飽きずに過ごせます。
ハンバーガー(税込550円)もあったので、
次回はがっつりと食べたいですね。
レトロで美味しい時間を過ごしたあとに、
駅のホームへ向かうと、
青色の車両「昭和号」と「隼ラッピング列車」
の連結作業中でした。
"みんなが大好き"な連結作業を見物したあと、
「昭和号」の方へ乗り込みます。
木の温もりにソファー席がいいですね。
鳥取駅行の列車は若桜駅15:13発車、
ウイスキー「倉吉」で呑み鉄開始です(酔)
終点の鳥取駅16:07到着、
昭和レトロで懐かしさも豪華さもありの
魅力ある若桜鉄道の旅が終わります。
このあとは、
温泉旅館「観水庭こぜにや」での
2泊目の夕食と一夜を過ごします。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その7:隼駅編 [旅・散歩-山陰]
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅で途中下車した
続きになります。
因幡船岡駅からは、
12:08発車の若桜駅行の列車に乗車して、
次の駅の隼駅(12:11到着)で下車します。
列車を見送りますが、
この駅もいい風景ですね。
写真右側の木は桜ですが、
桜の季節は見事な眺めになります。
隼駅もまた、古い木造駅舎です。
改札口がレトロすぎてたまりません。
この日途中下車した、
八東駅、因幡船岡駅と同じく、
こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線開業当時のもので、
国の登録有形文化財に登録されてます。
隼駅は、
大型バイクの「隼」と同じ名称から、
「隼ライダー」が集まるのもあって、
駅はバイク仕様です。
駅舎内は、待合室は狭いですが、
レトロな雰囲気でシブいです。
事務室は売店になっていて、
このときは営業してませんでした。
ホーム側には、
国鉄時代に使われた荷物用の秤があります。
駅舎の隣りには、
客車と電気機関車が保存されているので、
見物します。
客車はオロ12形客車で、
「ムーンライト松山」や
「ムーンライト高知」として
運行されていたこともあるので、
「ムーンライトはやぶさ」と命名され、
ライダーハウスとして使用されてます。
このときは、コロナ禍のため、
2020年4月8日から使用禁止となってました。
電気機関車は、
北陸鉄道で使われていた
ED30形電気機関車で、
レトロなデザインがカッコイイですね!
隼駅は、
いつもライダーの皆さんで賑わってますが、
この日は寒くて小雨の天気だったので、
人もほぼ見かけなくて、
じっくり見物と撮影ができました。
駅前の通りを街へ向かって歩くと、
本物のバイク「隼」も展示されてます。
その近くには、地元の食材に拘った、
「HOME 8823(ホームハヤブサ)」
というレストランがあって、
次回は時間を確保して、
立ち寄ってみたいですね。
駅から4~5分ほど歩くと、
レトロな街並みもあります。
駅から歩いて6分ほどでしょうか、
隼神社があります。
"隼神社"という名称がカッコイイですね。
隼神社は300年ごろからの
歴史ある神社だそうです。
社殿は天正10年(1582年)
羽柴秀吉の軍により消失したとのことで、
御本殿は文化13年(1816年)のものだそうです。
いつものように、
旅の無事に感謝して、
また健康でここに来れますよう
お願いをします。
隼駅に戻って、
ウイスキー「倉吉」を呑みながら、
次に乗車する列車を待ちます。
そして到着した列車は、
「隼ラッピング列車」でした!
座席は転換クロスシートですが、
車両の真ん中辺りに、
何やら足元が広い座席があったので、
ここに座ります。
若桜駅行の列車は隼駅12:55発車、
八東川を眺めながら、
次の停車駅の安部駅へ向かいます。
しかし、
降ったり止んだりの小雨も、
本降りの雨になってきたので、
映画「男はつらいよ」のロケ地になった
安部駅は諦めて、
このまま若桜駅へ向かいます。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その6:因幡船岡駅編 [旅・散歩-山陰]
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅で途中下車した続きになります。
八東駅の古い駅舎を見物したあと、
11:40発車の鳥取駅行の列車で、
鳥取駅方面へ戻ります。
車両はバイクの「隼ラッピング列車」です。
座席は全て転換クロスシートです。
先頭の座席が空いていたので座ります。
(無駄に必死な人との)座席取りの駆け引きや、
1名、2名で4名分の座席が占有される、
ボックス席(クロスシート)よりも、
快適な転換クロスシートは、
JR東日本でも導入してほしいですね。
(激混みの通勤電車は除く)
「隼ラッピング列車」なので、
車内にもバイクがいっぱいです。
因幡船岡駅11:52到着、ここで下車します。
「隼ラッピング列車」を横から見ると、
派手ですがカッコイイですね。
因幡船岡駅は、
八東駅へ向かう途中に気になって、
予定を変更して訪れてみました。
こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線八東駅開業当時の建物で、
国の登録有形文化財に登録されてます。
駅舎内のレトロな雰囲気もたまりません!
壁に着いたベンチが時代を感じます。
駅のホームには、
昔の何かの道具でしょうか、展示されてます。
説明を読むと、
この地域(八頭郡)は因幡牛の産地で、
旧国鉄若桜線での家畜輸送用の秤として
使用された牛秤(畜産用計量器)だそうです。
駅前からは街を5分ほど歩きましたが、
住宅地が続いています。
駅の近くには特に何もなさそうなので、
街を歩くのは切り上げて駅舎へ戻ります(汗)
駅のホームで列車を待ちますが、
レトロな駅舎での待ち時間は癒されます。
ここで、
ウイスキー「倉吉シェリーカスク」で
乾杯しておきましょう(酔)
因幡船岡駅12:08発車の
若桜駅行の列車に乗車します。
車両は、青色の車両「昭和号」で、
木の温もりの車内と素敵なインテリアで
レトロ感と高級感があります。
吊革も木製という徹底で、
若桜鉄道の工夫とセンスは素晴らしいです。
因幡船岡駅を発車して次の駅では、
電気機関車と客車が見えてきました。
素敵な車両にもっと乗車していたいですが、
過去2回の若桜鉄道への乗車で気になっていた、
次の駅の隼駅で途中下車します。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その5:八東駅編 [旅・散歩-山陰]
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
JR因美線で移動します。
鳥取駅の風景を少し見物します。
乗車するのは若狭駅行の
若桜鉄道の車両「若桜号」です。
車体の"若桜グリーン"という色もですが、
木の温もりがある車内も、
何か懐かしい雰囲気です。
インテリアがシブくて、
豪華な雰囲気もあります。
鳥取駅9:45発車、
列車はJR因美線を走って、
郡家(こおげ)駅9:59到着、
同じ若桜鉄道の青色の車両「昭和号」と、
行き違いになります。
鳥取駅行の
特急「スーパーはくと1号」とも連絡をします。
列車は7分ほど停車して10:06発車、
郡家駅からは若桜鉄道を走ります。
しばらくして、
八東(はっとう)駅10:22到着します。
ここで下車します。
八東駅のホームには、
古い木造の待合所があります。
室内へ覗いてみるとレトロです。
昭和5年(1930年)12月、
国鉄若桜線八東駅開業当時の建物でしょうか。
八東駅には、貨物ホームも残っていて、
ラッセル車と貨車が保存されてます。
黄色で小さくてかわいいラッセル車の
TMC100BS形排雪モーターカーは、
近くで見物できます。
その後ろには、
ワフ35000形貨車が保存されてます。
デッキ部分に乗車できるのが嬉しいですね。
デッキから車内を覗くと、
現役当時のまま残ってます。
古い駅、古い車両を眺めながら、
この前日に倉吉駅で買っておいたウイスキー、
「倉吉シェリーカスク」で乾杯します(酔)
ひと休みして駅舎へ向かうと、
これまたレトロでシブいです!
昭和5年(1930年)12月に建てられた駅舎は、
国の登録有形文化財に登録されてます。
当時のままの駅舎内もいいですね。
事務室は喫茶店として利用されてましたが、
今は営業してないそうです。
小雨で寂しい雰囲気に写るのは残念ですが、
前回の旅(2021年10月)から気になっていた、
八東駅をじっくり見物できて満足です!
このあとは小雨の中、街を歩いてみますが、
街もレトロな雰囲気が残ってます。
駅から北側へ5~6分ほど歩くと、
八東川に架かる八東橋があります。
八東橋を渡ると・・・
特に何もなかったので、写真も省略します。
八東川の方へ行けば
何かありそうだと思いましたが、
こっちじゃなかったですね(汗)
八東駅に戻って、
若桜鉄道で途中下車の旅を再開します。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その4:鳥取宿泊編 [旅・散歩-山陰]
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線、
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
JR山陰本線で倉吉駅から御来屋駅へ行って、
街を歩いた続きになります。
普通列車で御来屋駅から倉吉駅へ移動して、
特急「スーパーはくと12号」へ乗り換えて、
鳥取駅に16:50到着、
駅からJR山陰本線・因美線の高架沿いに、
東へ歩きます。
8分ほど歩くと、この日から2連泊する、
温泉旅館「観水庭こぜにや」に到着します。
https://kozeniya.com/index.cgi
案内いただいたお部屋は、
8畳のきれいな和室です。
窓側の広縁のスペースが広く解放感もあって、
8畳とはいってもかなり広いです。
というか、
過去2回宿泊したのと同じ3階のお部屋ですが、
覚えていただいているのかもしれません。
お部屋のお風呂は懐かしいタイル貼りです。
トイレも清潔で広いのがいいですね。
バルコニーも広いです。
早め(17:00ごろ)に到着したのは、
食事前に大浴場(温泉)に入力するためです。
3階のお部屋から1階へ移動しますが、
エレベーターよりも、
この"こぜにや"デザインの階段を
利用するのが好きです。
大浴場の建屋へは、
庭園を通って行きますが、
紅葉もいい感じです。
天然温泉自家噴泉かけ流し式で、
なめらかでいい湯です。
(事案のリスクがあるので撮影はしてません)
露天風呂では、近くにJRの高架があるので、
ディーゼルエンジン音を聴きながら、
温泉に浸かれるのがいいですね!
岩造り、檜造り、露天風呂、家族風呂など、
6つの浴場がありますが、
写真や詳細はWebサイトをご参照ください。
https://kozeniya.com/index.cgi
温泉でゆっくりして癒されたあとは、
早めの18:20ごろ、
お部屋に夕食が配膳されます。
細かい説明は忘れてしまいましたが、
まず、
先付:季節の品、前菜:珍味旬彩盛り
造里:旬の地魚盛り合わせ
お酒との相性も最高の数々の品に、
相変わらず量が多いお刺身で、
何よりも美味しいです。
小鍋:かにすき鍋
野菜もしっかりとれて、
ふわふわになる蟹の身が優しいです。
酢物:茹でがに かに酢、昆布
さっぱりと蟹の旨味をいただけます。
お酒は「瑞泉 純米大吟醸生酒」を
注文しました。
大吟醸ながらも吟醸香はほどほどで、
米の旨味と辛口がバランスして、
すっと呑みやすく、
繊細な美味しさの食事にはよく合います。
しばらくして配膳されたのは、
焼物:あこう鯛の味噌柚庵焼き
焼きたてで香ばしく、
脂がのってふわっとして美味しいです。
次に配膳されたのは、
洋皿:鳥取和牛ビーフシチュー
蒸物:白子茶碗蒸し
柔らかくも歯応えのある鳥取和牛は、
肉の旨味が感じられる上品なシチューで、
白子茶碗蒸しは味付け控えめですが、
出汁が効いて白子の旨味を感じました。
そして、
前回(2021年10月下旬)宿泊したときは、
誕生月の11月に近かったので、
サービスの品がありましたが、
今回は12月なのに誕生月のサービスで、
シャンパンとお赤飯がありました!
赤飯が絶妙に美味しくて、
おかわりしたかったですが、
満腹になるのでガマンです(汗)
そのあと配膳されたのは、
留椀:赤出し
御飯:かに寿司
塩味控えめで出汁でさっぱりと、
優しい赤出しと、
最後の蟹で〆て、蟹三昧で満足です!
デザートは水菓子と梨、柿に、
誕生月サービスのケーキです。
鳥取ご当地の美味しいものを、
これでもかといただいて、
いつもの通り、
大満足で大満腹の食事でした!
途中に若女将さんもご挨拶に来られ、
従業員の方も含め接客も素晴らしく、
食事の時間も最高の気分で過ごせます。
飲食店でこれだけの食事をしたら、
間違いなく1万円は軽く超えますし、
広いお部屋と温泉とサービスの質に、
鳥取駅へのアクセスの良さを考えると、
(このときで)1泊2万5千円前後なら納得で、
むしろお得感まであります。
(部屋で食事ですから時間も節約できます)
いつもの旅の宿では、
基本的に寝て、お酒が呑めればいいので、
1万円以下というところですが、
"自分へのご褒美の宿"として、
毎年「観水庭こぜにや」を利用したいです。
翌朝(2022年12月17日)、寒い朝です。
こちらのお部屋は、
トレインビューなのも嬉しいです。
朝の大浴場へ向かいます。
朝食は、
山陰産烏賊の細造り、湯豆腐、
日本海産干し鰈、しじみ味噌汁など、
山陰の味が楽しめます。
写真右上の鳥取らっきょうも、
ほぼ食べ放題状態なのが嬉しいです。
沢山でも優しい朝食のあと、
送迎ミニバン(無料)で鳥取駅へ向かいます。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その3:御来屋散歩編 [旅・散歩-山陰]
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線、
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
倉吉駅からJR山陰本線の普通列車で、
御来屋駅で下車した続きになります。
御来屋駅では、
「山陰最古の駅舎」を見物したあと、
港の方(西)へ向かって歩きます。
10分ほど歩いて港に到着すると、
水産物直売所と地魚料理のお店が入った、
「お魚センターみくりや」があります。
https://tourismdaisen.com/spot/49/
新鮮な魚を食べたいですが、
今夜の「自分へのご褒美の宿」での
食事を考えて、今回はガマンです(汗)
「お魚センターみくりや」のお隣の建物には、
鮮やかな作品が画かれてます。
そのすぐ先の防潮堤にも画かれてます。
御来屋では、
2018年に地元の人とハワイの作家などで、
アート作品が画かれたプロジェクトの、
「御来屋ストリートアート」があります。
港の方へ行ってみると・・・
消波ブロックもカラフルな作品になってます。
アート作品を眺めながら港を歩いていると、
「後醍醐天皇の御腰掛の岩」があります。
1333年に後醍醐天皇が隠岐から脱出して、
この港にたどり着いたあと、
この岩で腰掛けて休んだと言われてます。
海沿いの道路にもアート作品が続いてます。
紹介しきれませんが、
街のいたるところにアート作品があって、
見物しながら楽しく歩けました。
1本陸地側の道路沿いには、
レトロな建物が連なっていて、
懐かしい雰囲気もあります。
レトロな街を歩きながら、
御来屋駅へ戻ります。
見どころは「山陰最古の駅舎」だけ?
と思っていた御来屋駅でしたが、
レトロな街並み、アートな港町、
「お魚センターみくりや」などなど、
見どころ満載でした。
もう少し足を延ばせば、
酒蔵(隣りの名和駅の方が近い)や、
海岸もあるので、
リピートしてもっとゆっくり過ごしたい、
御来屋の街でした!
御来屋駅のホームで列車を持っていると、
米子駅行の列車が到着しますが、
国鉄形車両のキハ40形気動車とレトロな駅、
それに夕陽が反射して、
かつての国鉄の風景のような雰囲気です。
そのすぐあとに到着した、
御来屋駅15:32発車の鳥取駅行の列車へ
乗車します。
キハ40形気動車(タラコ色)に乗車できて、
昔ながらのボックス席も空いていて、
嬉しいですね。
天井を見ると、
今では珍しくなった扇風機もあります。
倉吉駅16:20到着、ここで、
特急「スーパーはくと12号」へ乗り換えます。
5号車(進行方向の先頭車)へ乗車します。
指定の座席は、
一番先頭の運転手さんの後ろです。
(5号車1番A席。いちばんえー席です)
倉吉駅16:22発車、倉吉駅で買っておいた、
「ウイスキー倉吉12年」と
すなば珈琲「カフェショコラクランチ」
で呑み鉄開始です(酔)
前面展望と呑み鉄、最高ですね!
鳥取駅16:50到着、ここで下車します。
駅のホームの階段を降りると、
いつもの「鳥取しゃんしゃん祭の大傘」
が迎えてくれます。
他の初日から、雨の天気予報で、
倉吉から御来屋へ目的地を変更しましたが、
御来屋の駅も街も素晴らしく、
今では貴重なキハ40形気動車にも乗車できて、
満足でした。
このあとは、
自分へのご褒美の宿に向かいます。
・・・続く
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冬の鳥取、鉄道の旅 その2:山陰最古の駅舎編 [旅・散歩-山陰]
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線、
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
倉吉駅からJR山陰本線の普通列車へ乗車した、
続きになります。
倉吉駅13:28発車した米子駅行の普通列車は、
次の下北条駅で回送の「スーパーはくと」
と行き違いになります。
「コナン駅」の由良駅13:42到着します。
ホームへ降りてますが、
ここが目的地ではありません。
米子駅からの普通列車と行き違いで、
4分ほど停車時間があるので、
「コナン駅」の様子を見物します。
約1年前(2021年10月)の旅で、
「コナン駅」で途中下車しましたが、
ホームの待合室の中は見物してなかったので、
見てみます。
待合室の中へ入ってみると・・・
普通でした(笑)
再び列車へ乗車して、
御来屋(みくりや)駅14:14到着、
ここで下車します。
ここでは、今では貴重な国鉄形の車両、
タラコ色のキハ40系気動車と
行き違いになりますが、
あっちにも乗りたいですね(笑)
ホームから見る駅舎は、
シブくて風格も感じます。
この御来屋駅は、
明治35年(1902年)11月1日に、
山陰地方で初めて鉄道が開通した当時の、
「山陰最古の駅舎」が残ってます。
ホームの木造の屋根も歴史を感じます。
駅務室は、
野菜や畜産物などの直売所として
利用されてます。
ホームからの眺めも、何か心地よいです。
ホームの待合室は、
国鉄形のヨ5000形貨車(車掌車)
を利用されてますが、
車体にリベット跡があるので、
ヨ3500形改造のヨ5000形でしょうか。
待合室の中は、
きれいにリフォームされてます。
トタンの跨線橋のレトロ感もいいですね。
ホームからは、
どーんと大山が見えますが、
このときは雲がかかって残念でした。
保線車両も見物します。
いよいよ駅舎を見物しますが、
歴史を感じる佇まいです。
駅舎の中もレトロ感がたまりません。
壁に着いた木造のベンチも、
当時の雰囲気があって、
映画やドラマにありそうな光景です。
当時の「小荷物運賃表」も残ってます。
120年以上前の「山陰最古の駅舎」は、
レトロ感とシブさはもちろん、
何とも言えない風格もあって、
今の時代にはない、
当時の建築の素晴らしさを感じました。
倉吉の街を歩く予定でしたが、
雨の予報から、
行先を御来屋駅へ変更してよかったです。
このあとは、御来屋の街を歩きます。
・・・続く
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