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冬の鳥取、鉄道の旅 その11:出雲市駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の3日目最終日(2022年12月18日)、
雪の中、鳥取駅から観光列車
快速「あめつち」に乗車して、
出雲市駅へ向かった続きになります。

鳥取駅9:00発車した「あめつち」は、
6分ほど遅れて終点の出雲市駅12:38到着、
約3時間半の「あめつち」の旅が終わります。

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アテンダントさんが乗車して、
あちらこちら見て、お手振りしてと、
指示が多くて忙しい観光列車と比べて、
「あめつち」は、
基本的に放置型の観光列車なので、
自分の自由に過ごせるのがいいですね。

今回は偶然が重なって、
運休もせず、雪景色や乗客が少なかったりと、
なかなかできない経験ができました!

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出雲市駅では街を歩きたかったのですが、
雪と雨でとても寒かったので、
駅で過ごすことにします。

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お土産でも買物しようと駅ビルへ入ると、
神様がいらっしゃいました。

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そのお隣には、JR伯備線・山陰本線
伯耆大山駅-西出雲駅間の電化開業40周年と、
特急「やくも」伯備線運転開始50周年の
写真展がありました。

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見物したあと、食事でもしておこうと、
一畑電車の電鉄出雲市駅へ向かって歩きます。

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その途中にある、
「奥出雲そば処一福 出雲駅前店」で、
食事にします。

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やっぱり出雲そばが食べたいので、
「天ぷら割子」(税込1,650円)を注文します。

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黒くて香り豊かな蕎麦を、
薬味で味変しながら美味しくいただきます。

食事と買物を済ませて、
駅のホームで撮影タイムです。

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出雲市駅14:12到着する、
国鉄色リバイバル「やくも9号」
風も強く寒い中で待ちましたが、
遅れているようなので諦めます・・・

このすぐあと、
出雲市駅14:33発車の「やくも22号」で、
旅のラストスパートです。

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2024年春から、
新型の273系電車に置き換わってゆく
貴重な国鉄形の381系電車ですが、
これが最後の乗車になるかもしれません。

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グリーン車へ乗車します。

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2列+1列でゆったりしたグリーン席の
1列席(ボッチ席)が指定の座席です。

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ウイスキー「倉吉」と、
すなば珈琲「カフェショコラクランチ」で
呑み鉄開始して岡山駅へ向かいます(酔)

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雪で視界の悪い宍道湖の風景は変わりません。

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このとき、
スマホでTwitter(現X)を見ていたら、
JR東海道新幹線が停電のため、
13:00ごろから運転見合わせの情報があって、
その影響もあるのでしょうか、
米子駅には8分ほど遅れて15:33ごろ到着します。

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「あめつち」に乗車していたときよりも、
雪は多い感じです(汗)

このときは新駅舎の建設中でしたが、
今年(2023年)7月29日に完成してます。

米子駅を発車しても
JR東海道新幹線の運行状況について、
車内アナウンスは一切ないので、
車掌さんへ聞いてみましたが、
JR山陽新幹線は動いているとの回答のみ・・・

JR東海道新幹線が運転見合わせだと、
新大阪駅で大混雑が発生しますから、
JR山陽新幹線にも影響が大きいですし、
新大阪駅や岡山駅に着いてからわかっても、
利用客としては困り果ててしまうので、
なんか回答がずれてますね(汗)

周りに聞こえるように紳士的に話したので、
車内は騒然となってスマホ大会となります(笑)

※この様子は2022年12月にも記事にしてます

このあと、列車は山間を走りますが、
雪と強風での遅延も心配になります(汗)

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車掌さんからは再度回答があって、
JR山陽新幹線は新大阪駅で折り返し運転ですが、
列車が詰まって30分以上遅延とのことです。

結局、終点の岡山駅まで、
社内アナウンスでの情報はないのですが、
これは車掌さんの問題ではなく、
危機管理・リスク管理・情報共有
ができていないJR西日本の組織の問題ですね。



終点の岡山駅には、
15分ほど遅れて17:55ごろに到着しますが、
案の定、改札やみどりの窓口は大行列
新幹線乗換改札も大混乱でした(汗)

別の駅へ移動して宿泊することも考えましたが、
乗車予定の岡山駅17:58発車の
「のぞみ48号」も遅れていて到着してないので、
解放されている新幹線乗換改札を通過します。

18:15ごろ「のぞみ48号」が到着、
待ち時間も少なく乗車できて、
車内販売のウイスキー山崎12年セットと、
シンカンセンスゴクカタイアイスで、
落ち着きましょうか(酔)

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新大阪駅手前では徐行と停止の繰り返しで、
30分以上遅れて新大阪駅19:15ごろ到着、
駅のホームは大混雑で車内も満席になります。

このあと、京都駅も名古屋駅も大混雑なので、
荷物の多い帰りの新幹線は、
グリーン席でよかったです(汗)

20:00過ぎ、岡山駅で買っておいた、
「だし巻きとあなご弁当」(税込1,250円)
をいただきます。

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濃くなく上品な味付けご飯の上に、
ちりめん山椒が添えられた白焼き穴子と、
焼き穴子が2段になっていて、
味付けご飯は少なめですが、
あご出汁のだし巻き玉子が丸ごと1本入って、
美味しくて量も満足なお弁当です。

贅沢な内容でインパクトもあって、
この価格はお得ではないかと思います。


新横浜駅には約45分遅れの21:40ごろ到着、
13:00ごろから17:00ごろの間、
停電で運転見合わせのJR東海道線
でしたが、
この日の大混乱のニュースを見ると、
予定していた「のぞみ48号」に乗車できて、
この程度の遅れで済んだのはラッキーでした。


今回の鳥取の旅では、
ご褒美の温泉旅館に宿泊して、
連日の予定変更でも大満足できて、
雪の観光列車、大混乱の新幹線と、
運も良く貴重な体験もできて、
充実した旅となりました!

そしてやっと、
昨年(2022年)の旅の記事が終わって、
今年(2023年)の5月からの
旅の記事に入れます[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その10:快速あめつち編 [旅・散歩-山陰]

旅の3日目最終日(2022年12月18日)、
天気は雪になっていて、
宿泊した温泉旅館「観水庭こぜにや」で
早朝に温泉に入ってから、
早めに鳥取駅へ向かった続きになります。

鳥取駅では、
朝の時点では列車の運休などはなく、
乗車予定の観光列車の
快速「あめつち」も運行されるようで、
とりあえず安心します。

待避線に停車している「あめつち」です。

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山陰の空や海を表現した車体デザインが美しく、
雪景色にも似合ってカッコイイですね。

さて、当初の計画では、
この日は途中下車しながら米子駅へ移動して、
国鉄色リバイバル特急「やくも」を見物して、
岡山駅経由で帰路の予定でした。

しかし、この旅の出発2日前、

この日の天気予報では雪となっていて、
街を歩くには厳しいので、
リカバリプランをいくつか考えながら、
「あめつち」の空席を調べてみたら・・・
空席だらけではないですか!

「あめつち」は、
JR山陰本線の鳥取駅-出雲市駅間で

運行されている人気の観光列車ですが、
皆さん雪でキャンセルされたようで、
これが「あめつち」に乗車する経緯になります。


待避線の「あめつち」は、
8:37ごろに一旦、京都方面へ移動して、
8:42ごろに入線します。

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入線すると、すぐに乗車できます。

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座席は、
2名用テーブル席、4名用テーブル席、
カウンター席と配置されていて、
通路も広々としてます。

各席のテーブルには、
石州瓦の装飾がしてあります。

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指定された座席(全席グリーン席)は、
もちろんカウンター席(ボッチ席)です。

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キハ47型気動車から改造された車両は、
窓配置がほぼそのままなので、
トリッキーな窓配置なのですが、
指定された一番端のカウンター席は、
見事に窓の位置が外れてます(汗)

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ハズレ席かと思いましたが、
右側の窓の半分は占有できるので、
意外にも車窓に不便はありませんでした。

荷物を置いて、車内を見物します。

扉と客室の間には、
弓浜絣倉吉絣安来織出雲織
が展示されてます。

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洗面台には岩井窯の手洗い器があって、
高級感があります。

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2両編成の2号車(鳥取駅側)には、
物販カウンターもあって、
お菓子やおつまみ、お酒も充実してます。

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天井の照明には因州和紙が使われていて、
側面に隠岐の黒松や智頭杉のパネルがあって、
和の雰囲気があります。

詳細はWebサイトを参照ください。
https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_tottori/ametuchi/


列車は、雪の鳥取駅を9:00発車します。

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物販カウンターで売っていた、
地酒呑み比べセットの
「山陰銘酒めぐり・因幡編」(税込2,140円)
で、呑み鉄開始です(酔)

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写真左から、
「純米酒 日置桜」(青谷)
「純米吟醸酒 五割搗き強力」(鳥取)
「純米吟醸 満天星」(智頭)
「純米吟醸 なかだれ」(琴浦)
の100mlボトルが4本入っていて、
それぞれ特徴があって美味しくて、
量的にも満足なセットです。

約1年前のことなので記憶は薄いですが、
「純米吟醸 満天星」が一番好みでした。

各車両の乗客は10名ほどで煩くなく、
ディーゼルエンジン音も心地よく、
雪景色を眺めながら、
最高のお酒の時間です(酔)

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途中の駅で運転停車して、
列車の行き違いがありますが、
雪で風情があります。

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9:40ごろ、松崎駅を通過すると、
当初、途中下車して行く計画だった、
「中国庭園 燕趙園」が見えます。

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今回は雪で行けませんでしたが、
また次回のお楽しみですね。

最初の停車駅、倉吉駅10:00発車すると、
事前予約したお弁当の配膳があります。

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今回のお弁当は、
鳥取駅の駅弁で有名な「アベ鳥取堂」の、
「あめつち御膳」(税込2,100円)です。

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【写真上側左】
  あご梅しそ巻きフライ、
  長芋・人参天ぷら、
  あごちくわ・とうふちくわ、
  するめ麹漬け

【写真上側中】
  鳥取牛のしぐれ風旨煮、
  厚焼き玉子

【写真上側右】
  長芋と鉄皮の煮こごり、
  あごちくわの金平

【写真下側左】
  炙りハタハタ寿し

【写真下側中】
  元祖かに寿し

【写真下側右】
  鳥取県産鶏熟成むね肉の南蛮漬


と、鳥取の美味しさが詰まってます。

付属する「大山みどり茶」も、
まろやかで甘味があって美味しいです。

米子駅10:57到着、
8分の停車時間があるので、
駅のホームへ降りてみます。

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米子駅から見える車両基地の、
タラコ色のキハ40系気動車と、
雪の風景がいいですね。

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米子駅11:05発車すると、
転車台扇形車庫が見えます。

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「奥出雲おろち号」
DE10形ディーゼル機関車客車も見えますね。

再び物販カウンターへ行って買ってきた、
「松江地ビール ビアへるん」(税込600円)
をいただきます(酔)

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まろやかで呑みやすいビールでした。

松江駅11:34到着、
ここでは10分ほど停車して、
特急「やくも5号」と連絡します。

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雪も吹雪いてきて、
特急「やくも5号」は5分ほど遅れて、
11:45ごろに到着します。

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とりあえず運休がないから安心かな(汗)

特急「やくも5号」が発車したあと、
「あめつち」は少し遅れの11:48ごろ発車、
しばらくして宍道湖が見えてきますが、
吹雪いていて視界が悪いです(汗)

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この日は、
雪で行動が制限されるところでしたが、
充実した列車の旅が楽しめてよかったです。

旅の2日前(乗車の4日前)に思いつきで、
「あめつち」を手配しておいて、
しかも乗客も少なくて静かで、
雪景色なのもちょっとレアな体験でした。

このあとは、終点の出雲市駅となります。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]

 

 


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冬の鳥取、鉄道の旅 その9:鳥取2泊目編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅、隼駅、若桜駅と、
下車した続きになります。

若桜駅15:13発車の鳥取駅行の列車で、
終点の鳥取駅16:07到着して、
早めに宿泊した温泉旅館の
「観水庭こぜにや」へ戻ります。

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JR山陰本線・因美線
高架線沿いの道路から見た、
「観水庭こぜにや」です。

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鳥取駅から歩いて8分ほどで到着すると、
駐車場の紅葉が綺麗です。

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宿泊したお部屋に戻ってから、
温泉に入ってひと休みして、
早めの17:30ごろ、
お部屋に夕食が配膳されます。

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2日目の自分へのご褒美の夕食が始まります。

前菜:松葉かに味噌、かに身
   親がに かに酢ジュレ
造里:白身薄造り(カンパチだったかな?)

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山陰の海の幸に、
前夜と同じお酒「瑞泉 純米大吟醸生酒」で
ロケットスタートです(酔)

鍋物:魚介鍋

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魚貝の出汁も優しく、野菜もたっぷりです。

焼物:のどぐろの塩焼き

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ふわとろ食感と旨味たっぷりの逸品です!

洋皿:鳥取和牛ミニステーキ

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ぶ厚いステーキは柔らかくて、
この量は"ミニ"の領域を超えてます!

御飯:鳥取産こしひかり(鳥取市大塚産)
留椀:赤出し
香の物:三種盛り

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鳥取産こしひかりで炊かれたご飯は、
甘みがあってとても美味しいので、
「若い頃なら無限におかわりしたいです」
なんて従業員の方と会話をしてました(笑)

蒸物:白身深山蒸し

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まろやかで柔らかくて、旨味も凝縮されて、
コクのある出汁でするりと食べられます。

揚物:白子揚げ出し

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滑らかな食感と香ばしい揚げ出しは、
間違いない美味しさです。

水菓子:ピスタチオアイスと果物

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濃厚なアイスではなくて、
さっぱりとしたデザートで〆ます。

いつも通り安定の、
沢山の鳥取ご当地の美味しいものと、
美味しい料理をいただけるなんて、
幸せの食事でした!

さて、
食中に「ご飯が甘くて美味しい」と、
従業員の方と会話しましたが、
食後しばらくしてから、
「にぎりめし」を用意していただきました!

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食べれないかもとお話したら、
どうせ捨ててしまうから夜食にとのことで、
嬉しい気遣いとサプライズでした!

このあと2回温泉に浸かって、
夜食として全部いただきましたが、
冷えても美味しい甘みと塩加減で、
感謝しかありません。

そんな嬉しい夜で1日が終わり、
翌朝(2022年12月18日)になると、
なんと雪景色でした!

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雪の中、早朝の温泉タイムです。

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寒くても鯉たちは元気です。

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雪と紅葉の景色もサプライズですね!

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雪の中の温泉も風情があっていいですね。

この日は前日から大雪の予報があって、
早めに行動しておきたいので、
残念ながら朝食はキャンセルしてました。

鳥取駅まで送っていただき、
「観水庭こぜにや」さんでの、
自分へのご褒美の2泊が終わります。

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「観水庭こぜにや」さんですが、
今年(2023年)は計画できませんでした(汗)

実は、地元神奈川から出発の、
お得な切符がない西日本方面などの場合は、
某大手旅行会社の個人プランがお得なのですが、
「観水庭こぜにや」さんの1名宿泊がなくなり、
様子見中です・・・

「観水庭こぜにや」さんの予約サイトから、
直接予約すれば1名宿泊はできるみたいですが、
新横浜駅から鳥取駅までの往復の鉄道と、
宿泊(2泊)だけでほぼ10万円コースですから、
休暇が3連休縛りの小市民には厳しいです(涙)
https://kozeniya.com/

それに、予約サイトでは、
2年先を見ても販売終了になっていて、
改修工事の関連もあるのでしょうか、
心配です・・・



鳥取駅ではまず、
各列車の運行状況を確認します。

特急「スーパーはくと」は通常運行。

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普通列車もこの時点では通常運行でした。

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タラコ(キハ40系気動車)と雪景色は
似合いますね。

そして、目的の乗車予定の観光列車
快速「あめつち」も運行されるようで、
一安心です。

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このあとは、
雪の中の「あめつち」の旅になります。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その8:若桜駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅、隼駅と、
途中下車した続きになります。

隼駅からは、
12:55発車の若桜駅行の列車に乗車して、
終点の若桜駅13:21到着します。

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バイクの「隼ラッピング列車」
側面のデザインをじっくり見物します。

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カッコイイですね。

この駅で折り返して、
鳥取駅へ向かう列車を見送ります。

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こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線開業当時のもので、
国の登録有形文化財に登録されてます。

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若桜鉄道の全9駅のうち、
この日に立ち寄った
八東駅、因幡船岡駅、隼駅、若桜駅と、
丹比駅、安部駅の6駅の駅舎が、
国の登録有形文化財に登録されていて、
施設を大事に保存・使用しているのが
素晴らしいですね!

駅舎内は木造のレトロ感をそのままに、
令和2年(2020年)にニューアルされてます。

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待合室は広々としたラウンジとなってます。

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お洒落でレトロな雰囲気の、
駅カフェ「わかさカフェ retro」
も営業してます。
https://kanko.town.wakasa.tottori.jp/eat/1839/

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見たことがある木のデザイン?
のような気がすると思ったら、
観光列車などの文字が多い車両で有名な、
あの工業デザイナーが手掛けてますね。

まずは、
入場券(300円)で見学できる
若桜駅の構内へ向かいます。

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今でもイベントなどで稼働できる
転車台です。

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転車台の周りにはベンチもありますが、
この日は小雨でひと休みできませんでした(汗)

動態保存(圧縮空気で稼働)されている、
C12形蒸気機関車です。

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観光列車として本線を走る計画もあって、
実現してほしいですね!

DD16形ディーゼル機関車です。

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今では貴重な機関車が、
動態保存されているのは嬉しいですね。

奥へ進むと古い木造の建物があります。

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これは車庫で、
ト6形貨車ヨ8000形車掌車が保管されてます。

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さらに奥の立ち入れないところには、
12系客車が留置されてます。

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塗装は剥がれてきてますが、
いつかC12形蒸気機関車と連結して、
観光列車として運行してほしいですね。

駅構内の見学のあとは街を歩く予定でしたが、
雨も本降りになってきて、
寒さもきつくなってきたので諦めます・・・

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若桜の街は酒蔵もあって、
保存地区「蔵通り」など古い蔵や建物も多くて、
駅前にもレトロなお店があるほどなのに、
歩けなくて残念です。

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レトロな駅でじっくり過ごせるぞ!
と、前向きになりましょうか。

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かなり寒いので、
「わかさカフェ retro」で、
コーヒーとニューヨークチーズケーキの
ケーキセット(税込680円)をいただきます。

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このときのホットコーヒーは、
オリジナルの若狭ブレンドと、
イルガチェフェ・コチャレ、トラジャの
3種類から選べたので、
若狭ブレンドをいただきます。

コーヒーはあまり知識がないので、
表現が難しいのですが、
飲みやすくて美味しかったです。

ニューヨークチーズケーキは、
甘さ控えめでチーズの風味が前面に、
味わい深くて美味しかったです。

ラウンジでトレインビューを楽しみながら、
ゆっくりいただけるのがいいですね!

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古い鉄道写真もお洒落に展示してあって、
1時間以上飽きずに過ごせます。

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ハンバーガー(税込550円)もあったので、
次回はがっつりと食べたいですね。

レトロで美味しい時間を過ごしたあとに、
駅のホームへ向かうと、
青色の車両「昭和号」「隼ラッピング列車」
の連結作業中でした。

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"みんなが大好き"な連結作業を見物したあと、
「昭和号」の方へ乗り込みます。

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木の温もりにソファー席がいいですね。

鳥取駅行の列車は若桜駅15:13発車、
ウイスキー「倉吉」で呑み鉄開始です(酔)

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終点の鳥取駅16:07到着、
昭和レトロで懐かしさも豪華さもありの
魅力ある若桜鉄道の旅が終わります。

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このあとは、
温泉旅館「観水庭こぜにや」での
2泊目の夕食と一夜を過ごします。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その7:隼駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅で途中下車した
続きになります。

因幡船岡駅からは、
12:08発車の若桜駅行の列車に乗車して、
次の駅の隼駅(12:11到着)で下車します。

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列車を見送りますが、
この駅もいい風景ですね。

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写真右側の木は桜ですが、
桜の季節は見事な眺めになります。

隼駅もまた、古い木造駅舎です。

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改札口がレトロすぎてたまりません。

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この日途中下車した、
八東駅、因幡船岡駅と同じく、
こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線開業当時のもので、
国の登録有形文化財に登録されてます。

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隼駅は、
大型バイクの「隼」と同じ名称から、
「隼ライダー」が集まるのもあって、
駅はバイク仕様です。

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駅舎内は、待合室は狭いですが、
レトロな雰囲気でシブいです。

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事務室は売店になっていて、
このときは営業してませんでした。

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ホーム側には、
国鉄時代に使われた荷物用の秤があります。

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駅舎の隣りには、
客車電気機関車が保存されているので、
見物します。

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客車はオロ12形客車で、
「ムーンライト松山」
「ムーンライト高知」として
運行されていたこともあるので、
「ムーンライトはやぶさ」と命名され、
ライダーハウスとして使用されてます。

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このときは、コロナ禍のため、
2020年4月8日から使用禁止となってました。

電気機関車は、
北陸鉄道で使われていた
ED30形電気機関車で、
レトロなデザインがカッコイイですね!

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隼駅は、
いつもライダーの皆さんで賑わってますが、
この日は寒くて小雨の天気だったので、
人もほぼ見かけなくて、
じっくり見物と撮影ができました。

駅前の通りを街へ向かって歩くと、
本物のバイク「隼」も展示されてます。

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その近くには、地元の食材に拘った、
「HOME 8823(ホームハヤブサ)」
というレストランがあって、
次回は時間を確保して、
立ち寄ってみたいですね。

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駅から4~5分ほど歩くと、
レトロな街並みもあります。

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駅から歩いて6分ほどでしょうか、
隼神社があります。

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"隼神社"という名称がカッコイイですね。

隼神社は300年ごろからの
歴史ある神社だそうです。

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社殿は天正10年(1582年)
羽柴秀吉の軍により消失したとのことで、
御本殿は文化13年(1816年)のものだそうです。

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いつものように、
旅の無事に感謝して、
また健康でここに来れますよう
お願いをします。

隼駅に戻って、
ウイスキー「倉吉」を呑みながら、
次に乗車する列車を待ちます。

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そして到着した列車は、
「隼ラッピング列車」でした!

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座席は転換クロスシートですが、
車両の真ん中辺りに、
何やら足元が広い座席があったので、
ここに座ります。

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若桜駅行の列車は隼駅12:55発車、
八東川を眺めながら、
次の停車駅の安部駅へ向かいます。

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しかし、
降ったり止んだりの小雨も、
本降りの雨になってきたので、
映画「男はつらいよ」のロケ地になった
安部駅は諦めて、
このまま若桜駅へ向かいます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その6:因幡船岡駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅で途中下車した続きになります。

八東駅の古い駅舎を見物したあと、
11:40発車の鳥取駅行の列車で、
鳥取駅方面へ戻ります。

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車両はバイクの「隼ラッピング列車」です。

座席は全て転換クロスシートです。

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先頭の座席が空いていたので座ります。

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(無駄に必死な人との)座席取りの駆け引きや、
1名、2名で4名分の座席が占有される、
ボックス席(クロスシート)よりも、
快適な転換クロスシートは、
JR東日本でも導入してほしいですね。
(激混みの通勤電車は除く)

「隼ラッピング列車」なので、
車内にもバイクがいっぱいです。

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因幡船岡駅11:52到着、ここで下車します。

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「隼ラッピング列車」を横から見ると、
派手ですがカッコイイですね。

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因幡船岡駅は、
八東駅へ向かう途中に気になって、
予定を変更して訪れてみました。

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こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線八東駅開業当時の建物で、
国の登録有形文化財に登録されてます。

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駅舎内のレトロな雰囲気もたまりません!

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壁に着いたベンチが時代を感じます。

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駅のホームには、
昔の何かの道具でしょうか、展示されてます。

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説明を読むと、
この地域(八頭郡)は因幡牛の産地で、
旧国鉄若桜線での家畜輸送用の秤として
使用された牛秤(畜産用計量器)だそうです。

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駅前からは街を5分ほど歩きましたが、
住宅地が続いています。

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駅の近くには特に何もなさそうなので、
街を歩くのは切り上げて駅舎へ戻ります(汗)

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駅のホームで列車を待ちますが、
レトロな駅舎での待ち時間は癒されます。

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ここで、
ウイスキー「倉吉シェリーカスク」で
乾杯しておきましょう(酔)

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因幡船岡駅12:08発車の
若桜駅行の列車に乗車します。

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車両は、青色の車両「昭和号」で、
木の温もりの車内と素敵なインテリアで
レトロ感と高級感があります。

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吊革も木製という徹底で、
若桜鉄道の工夫とセンスは素晴らしいです。

因幡船岡駅を発車して次の駅では、
電気機関車客車が見えてきました。

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素敵な車両にもっと乗車していたいですが、
過去2回の若桜鉄道への乗車で気になっていた、
次の駅の隼駅で途中下車します。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その5:八東駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
JR因美線で移動します。

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鳥取駅の風景を少し見物します。

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乗車するのは若狭駅行の
若桜鉄道の車両「若桜号」です。

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車体の"若桜グリーン"という色もですが、
木の温もりがある車内も、
何か懐かしい雰囲気です。

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インテリアがシブくて、
豪華な雰囲気もあります。

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鳥取駅9:45発車、
列車はJR因美線を走って、
郡家(こおげ)駅9:59到着、
同じ若桜鉄道の青色の車両「昭和号」と、
行き違いになります。

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鳥取駅行の
特急「スーパーはくと1号」とも連絡をします。

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列車は7分ほど停車して10:06発車、
郡家駅からは若桜鉄道を走ります。

しばらくして、
八東(はっとう)駅10:22到着します。

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ここで下車します。

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八東駅のホームには、
古い木造の待合所があります。

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室内へ覗いてみるとレトロです。

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昭和5年(1930年)12月、
国鉄若桜線八東駅開業当時の建物でしょうか。

八東駅には、貨物ホームも残っていて、
ラッセル車貨車が保存されてます。

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黄色で小さくてかわいいラッセル車
TMC100BS形排雪モーターカーは、
近くで見物できます。

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その後ろには、
ワフ35000形貨車が保存されてます。

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デッキ部分に乗車できるのが嬉しいですね。

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デッキから車内を覗くと、
現役当時のまま残ってます。

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古い駅、古い車両を眺めながら、
この前日に倉吉駅で買っておいたウイスキー、
「倉吉シェリーカスク」で乾杯します(酔)

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ひと休みして駅舎へ向かうと、
これまたレトロでシブいです!

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昭和5年(1930年)12月に建てられた駅舎は、
国の登録有形文化財に登録されてます。

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当時のままの駅舎内もいいですね。

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事務室は喫茶店として利用されてましたが、
今は営業してないそうです。

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小雨で寂しい雰囲気に写るのは残念ですが、
前回の旅(2021年10月)から気になっていた、
八東駅をじっくり見物できて満足です!

このあとは小雨の中、街を歩いてみますが、
街もレトロな雰囲気が残ってます。

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駅から北側へ5~6分ほど歩くと、
八東川に架かる八東橋があります。

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八東橋を渡ると・・・
特に何もなかったので、写真も省略します。

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八東川の方へ行けば
何かありそうだと思いましたが、
こっちじゃなかったですね(汗)

八東駅に戻って、
若桜鉄道で途中下車の旅を再開します。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その4:鳥取宿泊編 [旅・散歩-山陰]

旅の1日目(2022年12月16日)、
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
JR山陰本線で倉吉駅から御来屋駅へ行って、
街を歩いた続きになります。

普通列車で御来屋駅から倉吉駅へ移動して、
特急「スーパーはくと12号」へ乗り換えて、
鳥取駅に16:50到着、
駅からJR山陰本線・因美線の高架沿いに、
東へ歩きます。

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8分ほど歩くと、この日から2連泊する、
温泉旅館「観水庭こぜにや」に到着します。
https://kozeniya.com/index.cgi

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案内いただいたお部屋は、
8畳のきれいな和室です。

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窓側の広縁のスペースが広く解放感もあって、
8畳とはいってもかなり広いです。

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というか、
過去2回宿泊したのと同じ3階のお部屋ですが、
覚えていただいているのかもしれません。

お部屋のお風呂は懐かしいタイル貼りです。

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トイレも清潔で広いのがいいですね。

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バルコニーも広いです。

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早め(17:00ごろ)に到着したのは、
食事前に大浴場(温泉)に入力するためです。

3階のお部屋から1階へ移動しますが、
エレベーターよりも、
この"こぜにや"デザインの階段を
利用するのが好きです。

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大浴場の建屋へは、
庭園を通って行きますが、
紅葉もいい感じです。

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天然温泉自家噴泉かけ流し式で、
なめらかでいい湯です。
(事案のリスクがあるので撮影はしてません)

露天風呂では、近くにJRの高架があるので、
ディーゼルエンジン音を聴きながら、
温泉に浸かれるのがいいですね!

岩造り、檜造り、露天風呂、家族風呂など、
6つの浴場がありますが、
写真や詳細はWebサイトをご参照ください。
https://kozeniya.com/index.cgi

温泉でゆっくりして癒されたあとは、
早めの18:20ごろ、
お部屋に夕食が配膳されます。

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細かい説明は忘れてしまいましたが、
まず、
先付:季節の品、前菜:珍味旬彩盛り
造里:旬の地魚盛り合わせ

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お酒との相性も最高の数々の品に、
相変わらず量が多いお刺身で、
何よりも美味しいです。

小鍋:かにすき鍋

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野菜もしっかりとれて、
ふわふわになる蟹の身が優しいです。

酢物:茹でがに かに酢、昆布

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さっぱりと蟹の旨味をいただけます。

お酒は「瑞泉 純米大吟醸生酒」を
注文しました。

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大吟醸ながらも吟醸香はほどほどで、
米の旨味と辛口がバランスして、
すっと呑みやすく、
繊細な美味しさの食事にはよく合います。

しばらくして配膳されたのは、
焼物:あこう鯛の味噌柚庵焼き

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焼きたてで香ばしく、
脂がのってふわっとして美味しいです。

次に配膳されたのは、
洋皿:鳥取和牛ビーフシチュー
蒸物:白子茶碗蒸し

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柔らかくも歯応えのある鳥取和牛は、
肉の旨味が感じられる上品なシチューで、
白子茶碗蒸しは味付け控えめですが、
出汁が効いて白子の旨味を感じました。

そして、
前回(2021年10月下旬)宿泊したときは、
誕生月の11月に近かったので、
サービスの品がありましたが、
今回は12月なのに誕生月のサービスで、
シャンパンとお赤飯がありました!

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赤飯が絶妙に美味しくて、
おかわりしたかったですが、
満腹になるのでガマンです(汗)

そのあと配膳されたのは、
留椀:赤出し
御飯:かに寿司

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塩味控えめで出汁でさっぱりと、
優しい赤出しと、
最後の蟹で〆て、蟹三昧で満足です!

デザートは水菓子と梨、柿に、
誕生月サービスのケーキです。

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鳥取ご当地の美味しいものを、
これでもかといただいて、
いつもの通り、
大満足で大満腹の食事でした!

途中に若女将さんもご挨拶に来られ、
従業員の方も含め接客も素晴らしく、
食事の時間も最高の気分で過ごせます。

飲食店でこれだけの食事をしたら、
間違いなく1万円は軽く超えますし、
広いお部屋と温泉とサービスの質に、
鳥取駅へのアクセスの良さを考えると、
(このときで)1泊2万5千円前後なら納得で、
むしろお得感まであります。
(部屋で食事ですから時間も節約できます)

いつもの旅の宿では、
基本的に寝て、お酒が呑めればいいので、
1万円以下というところですが、
"自分へのご褒美の宿"として、
毎年「観水庭こぜにや」を利用したいです。



翌朝(2022年12月17日)、寒い朝です。

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こちらのお部屋は、
トレインビューなのも嬉しいです。

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朝の大浴場へ向かいます。

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朝食は、
山陰産烏賊の細造り、湯豆腐、
日本海産干し鰈、しじみ味噌汁など、
山陰の味が楽しめます。

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写真右上の鳥取らっきょうも、
ほぼ食べ放題状態なのが嬉しいです。

沢山でも優しい朝食のあと、
送迎ミニバン(無料)で鳥取駅へ向かいます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その3:御来屋散歩編 [旅・散歩-山陰]

旅の1日目(2022年12月16日)、
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
倉吉駅からJR山陰本線の普通列車で、
御来屋駅で下車した続きになります。

御来屋駅では、
「山陰最古の駅舎」を見物したあと、
港の方(西)へ向かって歩きます。

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10分ほど歩いて港に到着すると、
水産物直売所と地魚料理のお店が入った、
「お魚センターみくりや」があります。
https://tourismdaisen.com/spot/49/

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新鮮な魚を食べたいですが、
今夜の「自分へのご褒美の宿」での
食事を考えて、今回はガマンです(汗)

「お魚センターみくりや」のお隣の建物には、
鮮やかな作品が画かれてます。

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そのすぐ先の防潮堤にも画かれてます。

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御来屋では、
2018年に地元の人とハワイの作家などで、
アート作品が画かれたプロジェクトの、
「御来屋ストリートアート」があります。

港の方へ行ってみると・・・

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消波ブロックもカラフルな作品になってます。

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アート作品を眺めながら港を歩いていると、
「後醍醐天皇の御腰掛の岩」があります。

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1333年に後醍醐天皇が隠岐から脱出して、
この港にたどり着いたあと、
この岩で腰掛けて休んだと言われてます。

海沿いの道路にもアート作品が続いてます。

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紹介しきれませんが、
街のいたるところにアート作品があって、
見物しながら楽しく歩けました。

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1本陸地側の道路沿いには、
レトロな建物が連なっていて、
懐かしい雰囲気もあります。

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レトロな街を歩きながら、
御来屋駅へ戻ります。

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見どころは「山陰最古の駅舎」だけ?
と思っていた御来屋駅でしたが、
レトロな街並み、アートな港町、
「お魚センターみくりや」などなど、
見どころ満載でした。

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もう少し足を延ばせば、
酒蔵(隣りの名和駅の方が近い)や、
海岸もあるので、
リピートしてもっとゆっくり過ごしたい、
御来屋の街でした!

御来屋駅のホームで列車を持っていると、
米子駅行の列車が到着しますが、
国鉄形車両のキハ40形気動車とレトロな駅、
それに夕陽が反射して、
かつての国鉄の風景のような雰囲気です。

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そのすぐあとに到着した、
御来屋駅15:32発車の鳥取駅行の列車へ
乗車します。

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キハ40形気動車(タラコ色)に乗車できて、
昔ながらのボックス席も空いていて、
嬉しいですね。

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天井を見ると、
今では珍しくなった扇風機もあります。

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倉吉駅16:20到着、ここで、
特急「スーパーはくと12号」へ乗り換えます。

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5号車(進行方向の先頭車)へ乗車します。

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指定の座席は、
一番先頭の運転手さんの後ろです。
(5号車1番A席。いちばんえー席です)

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倉吉駅16:22発車、倉吉駅で買っておいた、
「ウイスキー倉吉12年」と
すなば珈琲「カフェショコラクランチ」
で呑み鉄開始です(酔)

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前面展望と呑み鉄、最高ですね!

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鳥取駅16:50到着、ここで下車します。

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駅のホームの階段を降りると、
いつもの「鳥取しゃんしゃん祭の大傘」
が迎えてくれます。

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他の初日から、雨の天気予報で、
倉吉から御来屋へ目的地を変更しましたが、
御来屋の駅も街も素晴らしく、
今では貴重なキハ40形気動車にも乗車できて、
満足でした。

このあとは、
自分へのご褒美の宿に向かいます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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冬の鳥取、鉄道の旅 その2:山陰最古の駅舎編 [旅・散歩-山陰]

旅の1日目(2022年12月16日)、
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
倉吉駅からJR山陰本線普通列車へ乗車した、
続きになります。

倉吉駅13:28発車した米子駅行の普通列車は、
次の下北条駅で回送の「スーパーはくと」
と行き違いになります。

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「コナン駅」の由良駅13:42到着します。

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ホームへ降りてますが、
ここが目的地ではありません。

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米子駅からの普通列車と行き違いで、
4分ほど停車時間があるので、
「コナン駅」の様子を見物します。

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約1年前(2021年10月)の旅で、
「コナン駅」で途中下車しましたが、
ホームの待合室の中は見物してなかったので、
見てみます。

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待合室の中へ入ってみると・・・
普通でした(笑)

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再び列車へ乗車して、
御来屋(みくりや)駅14:14到着、
ここで下車します。

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ここでは、今では貴重な国鉄形の車両、
タラコ色のキハ40系気動車
行き違いになりますが、
あっちにも乗りたいですね(笑)

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ホームから見る駅舎は、
シブくて風格も感じます。

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この御来屋駅は、
明治35年(1902年)11月1日に、
山陰地方で初めて鉄道が開通した当時の、
「山陰最古の駅舎」が残ってます。

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ホームの木造の屋根も歴史を感じます。

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駅務室は、
野菜や畜産物などの直売所として
利用されてます。

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ホームからの眺めも、何か心地よいです。

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ホームの待合室は、
国鉄形のヨ5000形貨車(車掌車)
を利用されてますが、
車体にリベット跡があるので、
ヨ3500形改造のヨ5000形でしょうか。

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待合室の中は、
きれいにリフォームされてます。

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トタンの跨線橋のレトロ感もいいですね。

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ホームからは、
どーんと大山が見えますが、
このときは雲がかかって残念でした。

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保線車両も見物します。

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いよいよ駅舎を見物しますが、
歴史を感じる佇まいです。

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駅舎の中もレトロ感がたまりません。

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壁に着いた木造のベンチも、
当時の雰囲気があって、
映画やドラマにありそうな光景です。

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当時の「小荷物運賃表」も残ってます。

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120年以上前の「山陰最古の駅舎」は、
レトロ感とシブさはもちろん、
何とも言えない風格もあって、
今の時代にはない、
当時の建築の素晴らしさを感じました。

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倉吉の街を歩く予定でしたが、
雨の予報から、
行先を御来屋駅へ変更してよかったです。

このあとは、御来屋の街を歩きます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




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