九州北部へ鉄道の旅 その8:唐津宿泊編 [旅・散歩-九州]
JR西九州新幹線開業前に乗車したい、
特急「かもめ」で博多駅を出発して、
島原鉄道、JR大村線、
松浦鉄道、JR筑肥線と、
乗車したかった路線を乗り継いで、
唐津駅に到着した続きになります。
唐津駅の改札を出たときですが、
気になるパネルがありました。
アニメ「ゾンビランドサガ」ですね。
亡くなってゾンビになった女の子が、
佐賀県のご当地アイドルになる、
という設定のストーリーですが、
このときまでは、
一部のマニア系だと思っていて、
視たことはありませんでした。
この旅のあとに気になり、
DVDレンタルしてみたら面白くて、
10月に開催された配信ライブも視て、
ライブBlu-rayも注文してしまいました(笑)
唐津駅の駅前には、
唐津焼でつくられた、
唐津曳山像の赤獅子があります。
「ゾンビランドサガ」では、
ここで路上ライブもやってましたね。
※聖地巡礼ではありません、念のため
駅前からタクシーを利用して、
7~8分ほどで宿泊するホテルの、
「唐津シーサイドホテル」に到着、
大きなホテルです。
(西館)
(東館)
リゾートホテルの経験もしてみたくて、
1泊だけの贅沢をしてみました。
荷物は台車に乗せて、
お部屋まで案内いただけます。
扉を開けると、
窓が大きくオープンな雰囲気で、
広いお部屋です。
ベッドは2つありますが、
お一人様ですので、
一旦横になる用と、
お風呂のあとに寝る用です(笑)
広い洋室に、和室もあって、
落ち着いて過ごせます。
ベランダへ出ると、
オーシャンビューで、
「虹の松原」が見えます。
島々の風景も絶景です。
洗面台は2つ並んでいて、
2名以上だと便利ですね。
お風呂も広くて、
オーシャンビューが素晴らしいです!
今まで宿泊したホテルの中では、
圧倒的に広くて豪華な設備で、
予算も頑張りましたので、
このあとの食事が楽しみです。
※ホテルのサイトでは、
1部屋1人で食事なしでも、
1泊2万円ほどですね(汗)
レストランに行くと、
案内された席は窓から離れた、
宴会場のようなところの角で、
テーブルの間隔は確保されてるし、
お一人様ですから仕方ないですね。
あとから来た2テーブルが、
先に配膳・注文対応されるなど、
着席から待ち時間はありましたが、
前菜、小鉢などが配膳されます。
写真上側の皿の、
「ほくほく南瓜」「海老の芝煮」
「タコ照り煮」など、
素材の味がしっかりしたものや、
写真下側の皿の、
「こごみの明太マヨ和え」
「雲丹椎茸和え」など、
さっぱりしたものと、
味の違いがあって楽しめます。
「胡麻豆腐」もありましたが、
写真は撮り忘れてます(汗)
次に配膳された、
温菜「海老団子のスープ仕立て」は、
エビや新玉葱の香りよく、
優しい味です。
次は、
お造り「刺身三種盛り」です。
小さな身が3切ですが、
この時点で周りを見ると、
唐津名物の「烏賊の活き造り」的なモノ
が配膳されているので、
これはこれでいいんです。
そして、期待に心踊っていた、
烏賊の文字がある料理が配膳されます!
献立をよく見たら、
「水烏賊と昆布の酢味噌和え」で、
「烏賊の活き造り」的なモノじゃなくて、
小さな烏賊が1切れですね(汗)
周りを見て期待しすぎました(笑)
次の料理は名物の、
「佐賀牛もも肉のロースト」です。
小さいのが3枚ですが、
肉汁が甘くて美味しいです。
これで、
白いご飯か、山菜ご飯の
選択を告げられ、
山菜ご飯をいただきます。
ちょっと物足りなかったですが、
「烏賊の活き造り」的なモノに、
期待しすぎた自分が悪いですね(汗)
最後にデザートをいただきます。
紅茶と何かですが、
よく覚えてません(笑)
日本酒「鍋島 純米吟醸」も注文して、
吟醸酒の香りもおだやかで、
爽やかな呑み口の上品な日本酒でしたが、
正確な値段(1合2,500円ほど)は覚えてなく、
写真も撮り忘れました(笑)
いろいろありましたが、
これもいい思い出・教訓ですね、
売店で買物をしてから、
お部屋のベランダで呑みます(酔)
売店で買った、
チョコレートケーキを空けましたが、
写真はありません(汗)
海岸はライトアップされていて、
波の音を聴きながら、
お酒を呑める時間は幸せでした!
翌朝、5時ごろに起きて、
日の出を眺めます。
旅の3日目に行く予定の、
高島を眺めます。
ホテルは部屋もロケーションも、
抜群によかったので、
ご家族や友人などグループでしたら、
抜群に楽しめると思います。
このあとは、
早朝から唐津の街へ向かいます。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その7:唐津へ移動編 [旅・散歩-九州]
島原鉄道に乗車したあと、
この日宿泊するホテルがある、
唐津駅へ向かいます。
諫早駅で買物してから、
長崎駅と佐世保駅を結ぶ、
快速「シーサイドライナー」へ乗車します。
このときの「シーサイドライナー」は、
貴重な国鉄型車両の、
キハ66系気動車で運行されていて、
この車両に初乗車するのも目的です。
キハ66系気動車は、
この旅(2021年5月末)のあとに
2021年6月ラストランが発表となって、
これが最初で最後の乗車になりましたが、
運がよかったのかな・・・
諫早駅13:42発車ですが、
列車の行き違いのため、
13:30に到着となってたので、
じっくり見物してから、
転換クロスシートの座席へ座ります。
諫早駅を発車すると、
列車はJR大村線を走って、
しばらくすると、
車窓は大村湾の風景になります。
陸地側を見ると、
JR西九州新幹線の高架橋が見えます。
ハウステンボス駅14:35到着、
ここで一気に乗客が増えます。
初めて見るハウステンボスの建物は、
海外の雰囲気で新鮮です。
早岐駅14:40到着、ここで下車して、
JR佐世保線へ乗り換えます。
ラストランの発表前で、
混雑や混乱もなく、
キハ66系気動車に乗れて、
いい思い出になりました。
できれば、
「国鉄急行色」のキハ66系気動車も、
見てみたかったです(汗)
乗車する予定の、
特急「ハウステンボス20号」が、
14:49に到着します。
ハウステンボス駅発、博多駅行の
「ハウステンボス20号」と、
佐世保駅発、博多駅行の
特急「みどり20号」が連結します。
「ハウステンボス20号」と「みどり20号」は、
どちらも783系電車で運行されていて、
連結面とは違って、
先頭側はシャープなデザインです。
乗車します。
特急型の783系電車は、
乗降扉が車体の中央にあるのが、
特徴の1つです。
客室内の様子です。
座席に座ります。
783系電車は、
登場してから30年以上経ちますが、
古めかしさはなくて、
JR九州の車両設計の先見性を感じます。
列車は、早岐駅14:56発車、
次の停車駅の有田駅15:09到着、
ここで下車します。
13分ほどでしたが、
783系電車に初めて乗車できて、
楽しめました。
ここで、
松浦鉄道へ乗り換えますが、
待ち時間が40分ほどあるので、
駅を見物します。
佐賀県有田町は有田焼が有名なので、
有田駅の観光案内所にも、
大きな有田焼の大皿があります。
駅弁「有田焼カレー」も売ってましたが、
有田焼の器が重くて荷物になるので、
デパート・スーパーの駅弁イベントで
狙いますね(汗)
有田駅15:51発車の、
伊万里駅行の列車に乗車します。
松浦鉄道も初めての乗車になります。
列車は、有田駅を発車すると、
有田川沿いを走ります。
終点の伊万里駅16:14到着します。
ここで、
JR筑肥線へ乗り換えるのですが、
隣りのホームだろうと思ってたら、
列車が来る様子がなく、
なんか変だな、と調べてみたら、
道路を挟んで別々の駅舎でした・・・
乗換まであと3分、
ダッシュでギリギリ間に合いました(汗)
伊万里駅16:21発車、
このまま終点の唐津駅まで、
乗車します。
ボックス席に座れて、
乗車時間も50分以上あって、
いい運動(ダッシュ)もしたので、
呑み鉄開始です(酔)
伊万里駅を発車してしばらくすると、
列車は松浦川沿いを走ります。
終点の唐津駅17:13到着、
この日は、
JR鹿児島本線、長崎本線、
島原鉄道、
JR大村線、佐世保線、
松浦鉄道、
JR筑肥線
と、鉄道での移動が多くて、
乗り鉄を楽しめました。
今回の旅は、
コロナ禍対策もあって、
空いてる列車の乗車を多くして、
なるべく人が集まる場所を避けましたが、
2022年秋のJR西九州新幹線開業で、
在来線から無くなる特急「かもめ」や、
ラストラン前に乗車できたキハ66系気動車
などなど、貴重な体験もできました。
このあと、
この日に宿泊するホテルへ向かいます。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その6:島原鉄道編 [旅・散歩-九州]
JR鹿児島本線・長崎本線で
博多駅から諫早駅へ移動して、
島原鉄道への乗車になります。
初めての島原鉄道への乗車は、
諫早駅9:20発車の、
島原港駅行の列車です。
ディーゼルエンジン音も心地よく、
諫早駅を発車した列車は、
愛野駅9:45到着、
5分ほどの停車になります。
愛野駅の駅名から、
駅舎もかわいい教会風ですが、
写真はありません(汗)
ここで、列車の行き違いになります。
諫早駅行の列車とすれ違うのですが、
「愛野駅ですれ違い」
「愛野ですれ違い」
「愛のすれ違い・・・」
気のせいだと思います(笑)
愛野駅9:50発車してから、
2つ目の吾妻駅を発車すると、
有明海の風景が続きます。
大三東(おおみさき)駅10:23到着、
ホームは海のすぐ側で、
よくある「日本一海に近い駅」
と言われる駅のひとつです。
キリンレモンのCMのロケ地で有名です。
ホームには、
願い事が書かれた黄色いハンカチがあって、
幸せ祈願スポットとなってます。
(一定期間すると神社へ奉納されるようです)
島原駅10:34到着、ここで下車します。
島原駅の駅舎は、
お城風のデザインとなってます。
駅前の通りの先には、
島原城が見えます。
駅から数分も歩くと、
島原城という近さです。
大きな堀と、石垣が立派です。
城内への入口は裏手の方なので、
さらに5分ほど歩きます。
(駅からは7~8分ほど)
本丸までは道路が整備されていて、
登城感はあまりありません(汗)
大きな天守に到着です。
天守前には、武士の服装で、
パフォーマンスをしながら案内する、
女性4名がいらっしゃいましたが、
パフォーマンスの最中は、
天守の中に入れず待ちます(汗)
さて、天守内を見物します。
天守内には歴史的貴重な展示物が多く、
見応えがあります。
コンクリートで復元された天守なので、
内部の写真は省略します。
天守最上階に到着します。
広いスペースなので、
休憩にもいいですね。
有明海・島原駅側を眺めます。
雲仙の山々を眺めます。
曇ってましたが絶景でした!
天草四郎像など見物して、
城内を一周歩いてから、
島原駅へ戻ります。
お昼は、島原駅周辺で、
「ちゃんぽん」も食べたかったですが、
島原城が楽しくて、
時間が無くなってしまいました(汗)
島原駅11:23発車の、
島原港駅行の列車、
「さっちゃん号」へ乗車します。
途中の島原船津駅には、
車両基地があって、
下車する乗客も多かったです。
島原港駅11:31到着、
ここが島原鉄道の終着駅です。
島原港駅の先には線路が続いてます。
現在の島原鉄道の営業は、
諫早駅-島原港駅間43.2kmですが、
島原港駅の更に先の加津佐駅まで、
35.3kmは2008年に廃線となりました。
所々に線路が残されているので、
廃線巡りもしてみたいですね。
島原港駅から徒歩5分ほどのところに、
島原港があります。
熊本まで行くフェリーもあるので、
今後の旅で利用してみたら、
面白そうです。
島原港駅に戻って、
折り返しの列車に乗車します。
島原鉄道のイメージキャラクターの
「さっちゃん」ですが、
河豚かな?と思ってたら、
島原の「鯉」がモデルの駅長らしいです。
「しあわせ」の「幸(さち)」から
「さっちゃん」とのことです。
諫早駅への戻りは、
始発駅からボックス席に座って、
別府駅で買った、
「かぼすこしょう鶏の炭火焼」で、
お昼+呑み鉄です(酔)
今回の旅で、
「かぼすこしょう鶏の炭火焼」も
お気に入りとなりました。
島原港駅12:04発車、
諫早駅13:19到着、
途中下車や街を歩く時間は、
あまりありませんでしたが、
初めての島原鉄道を堪能できました!
諫早駅から鉄道の旅は続きます。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その5:特急かもめ編 [旅・散歩-九州]
旅の2日目(2021年5月末)は、
宿泊したホテルの朝食は抜いて、
早朝の博多駅から、
JR長崎本線方面へ出発します。
乗車する列車は、
博多駅発、長崎駅行の、
特急「かもめ5号」になります。
1号車のグリーン車へ乗車します。
特急「かもめ」は、
特急型の電車の
783系・787系・885系
で運行されてますが、
この787系のグリーン車へ、
乗車してみたかったのです。
車内へ入ると、
木造風の上品なデザインです。
グリーン席は、
通路を通った先(先頭側)にあります。
通路の途中には、
個室グリーン席があります。
この豪華な個室グリーン席は、
グリーン席券2名分の料金ですが、
4名まで利用できるのでお得です。
そもそも、
JR九州の在来線特急のグリーン料金は、
100kmまで: 1,050円
200kmまで: 1,600円
201km以上: 2,570円
と、JR他社と比較して安い設定です。
(2021年11月時点の料金です)
博多駅-諫早駅間(129.0km)では、
グリーン席: 1,600円
個室グリーン席: 3,200円
となりますが、
同じ距離でJR他社に換算すると、
JR北海道・東海・西日本・四国などは、
グリーン席: 2,800円
JR東日本とJR西日本内の北陸新幹線は、
グリーン席: 2,100円
となるので、お得なのがわかります。
グリーン席の客室に到着します。
グリーン席は、
2列+1列の座席配置で、
ゆったりしたスペースが確保されてます。
グリーン席の先には、
透明な仕切りで区分けされて、
DXグリーン席が3席あります。
DXグリーン席は、
140°以上倒れる、
電動式リクライニングシートで、
グリーン席としては、
トップレベルの豪華仕様です。
料金は博多駅-諫早駅間で、
2.720円ですが、
JR他社と比較するとお得、
というより、グランクラスってなに?
という感じでしょうか・・・
乗車する席はもちろん!
普通のグリーン席です(笑)
充分に広くて快適です。
「かもめ5号」は博多駅7:17発車、
朝ごはんを兼ねて、
「贅沢かしわめし」で呑み鉄開始です(酔)
「贅沢かしわめし」は、
桜島鶏の照焼、博多地鶏のそぼろ、
辛子明太子や高菜漬け、
錦糸玉子、玉子焼き、きんぴらごぼう
などが贅沢に入って、
お酒にも合って美味しいお弁当です。
お気に入りとなった、
「かぼすハイボール」もいただきます。
肥前鹿島駅8:21到着、
ここでは4分ほどの停車時間があって、
「かもめ6号」との行き違いがあります。
肥前鹿島駅8:25発車、
しばらくすると、
車窓は有明海の風景になります。
曇っていて残念ですが(汗)
諫早駅9:08到着、ここで下車します。
「かもめ5号」を見送ったあと・・・
一度見てみたかった、
YC1系気動車が到着します。
車体前面の縁やライトの周りには、
LEDライトが埋め込まれていて、
「路地裏スナックの看板風」です(笑)
見た目は謎のデザインですが、
ディーゼルエンジンで発電して、
モーターを回転させて走行、
蓄電池も搭載してエコな、
「蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック」
という方式の車両です。
YC1系の形式名は、
何か新しい法則なのかと思いましたが、
「やさしくて力持ち」
(Yasashikute Chikaramochi)
の頭文字の「YC」とのことです。
諫早駅の駅ビルを出てみると、
広範囲で工事中でした。
2022年秋に開業予定の、
武雄温泉駅と長崎駅を結ぶ、
JR西九州新幹線の関係でしょうか。
駅の構内も、
新幹線仕様になってますね。
JR西九州新幹線の開業の前に、
「かもめ」にも乗車しておきたくて、
(2021年)3月末の九州の旅から、
2ヶ月しか経ってないですが、
この5月末の旅を計画しました。
諫早駅からは、
「幸せの黄色い列車」の、
島原鉄道に乗り換えます。
このあとは、
初めての島原鉄道の旅になります。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その4:ゆふいんの森編 [旅・散歩-九州]
大分県の別府駅、豊後森駅と移動して、
豊後森機関庫公園の見物と、
特急「ゆふいんの森5号」への
念願の乗車ができました。
「ゆふいんの森5号」は、
豊後森駅から由布院駅までの、
26分ほどの乗車でしたが、
これだけでは終わりません(笑)
由布院駅で折り返しとなる、
「ゆふいんの森6号」にも乗車して、
この日に宿泊するホテルのある、
博多駅へ向かいます。
当初の予定では福岡県内を周って、
豊後森駅へ行って、豊後森駅から、
「ゆふいんの森6号」へ乗車予定でした。
しかし、福岡県の緊急事態宣言延長で、
予定を繰り上げたことで、
始発の由布院駅から乗車できました!
車内へ入って階段を登ると、
荷物を置くスペースがあります。
座席は、1号車1番B席で、
進行方向に対して最後尾の座席です。
座席の向きは、
展望側から反対向きです(汗)
由布院駅17:07発車、
1号車の乗客は数名ほどでしたので、
車掌さんが来たときに、
座席の向きを変えていいか確認します。
隣り座席の乗客はいないようなので、
座席の向きを変えます。
これで快適に展望できます。
進行方向が先頭ではなくても、
展望の風景は楽しいですね!
発車して、しばらくすると、
アテンダントさんが販売に来て、
「かぼすアイス」をいただきます。
「かぼすアイス」は甘過ぎず、
酸味が効いてさっぱりと美味しいです。
天ケ瀬駅17:48到着、
ここで3分ほど停車して、
列車の行き違いになります。
天ケ瀬駅17:51発車、
ホームに降りて戻ったついでに、
車内を見物します。
テーブルがあるボックス席もあって、
家族などで団らんできますね。
売店(ビュッフェ)です。
お弁当などの食品メニューは、
自粛でかなり少なくなってましたが、
アルコールとおつまみ、
キーホルダー、ストラップなど、
買物をします。
ゆったりと展望できる、
パブリックスペースもあります。
車内を見物したあと、
座席へ戻って、
「鶏の炭火焼き」と「ゆふいん麦酒」
で呑み鉄開始です(酔)
「鶏の炭火焼き」は温めてくれて、
香ばしい鶏肉が美味しく、
車内販売なのに、
この量で530円(税込)は納得です。
「ゆふいん麦酒」(税込670円)は、
苦みほどよくすっきりしてて、
「鶏の炭火焼き」にも合って、
やっぱり生ビールが呑めるのは、
嬉しいですね。
このあと、時間も遅いので、
辺りは暗くなって、
まったりと車内で過ごして、
終点の博多駅19:22到着します。
ずうっと乗車したかった、
「ゆふいんの森」は、
昨年(2020年)5月に計画してから、
コロナ禍や大雨の影響で、
キャンセルが続きましたが、
今回、やっと乗車できました。
また、改造された車両と違って、
ハイデッカーの専用設計ですから、
独特な乗り心地と豪華さで、
2時間15分の旅が楽しめました。
このあと、
博多駅から徒歩3分ほどの
「JR九州ホテル ブラッサム博多中央」
でチェックインを済ませます。
JR九州ホテルは、
大分、鹿児島でも
宿泊したことがありますが、
部屋の広さや設備も満足で、
デザインも洗練されていて、
間違いないですね。
ほぼ寝るだけなのが勿体ないですが(汗)
部屋に荷物を置いて買物に出ますが、
緊急事態宣言延長中なのもあって、
多くのお店は早くに閉まってます。
営業しているスーパーに行きますが、
惣菜や弁当などの食品は品切れなので、
お酒だけ買ってホテルへ戻って、
部屋呑みです。
おつまみは別府駅で買った、
「とりかわサクサク揚げ ゆずこしょう味」
だけしかありませんが、
「大分からあげ」や「鶏の炭火焼き」
を食べて、あまり空腹感はなかったので、
で充分でした。
そして、別府駅で発見した、
「かぼすハイボール」は、
酸味と甘みがさっぱりとして後味が残らず、
辛口(アルコール8%)で美味しくて、
お気に入りとなりました(笑)
博多駅でも売っていたので、
今後は九州に行ったら、
定番のお酒となることでしょう。
今回の旅でも、
大分県へ行ったのに、
温泉へは入りませんでしたが、
見どころも、美味しいものも、
新たな発見もあって楽しめました。
「ゆふいんの森」も、
また乗車したいですね。
翌朝、さらに西へ向かいます。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その3:豊後森 後編 [旅・散歩-九州]
豊後森機関庫公園や
豊後森機関庫ミュージアム
を見物したあと街へ向かいます。
豊後森機関庫ミュージアムを出ると、
豊後森駅はすぐ近くです。
豊後森機関庫公園まで戻って、
踏切を渡ります。
扇形機関庫は荒れてはいますが、
の規模と風格は忘れられないので、
また晴れた日に訪れたいですね。
駅前の商店街を歩きます。
JR九州仕様のお店がいいですね。
大分に来たからには、
「大分からあげ」は食べたいので、
スマホで必死にお店を探します(笑)
豊後森駅から歩いて、
10分ほどのところにある、
からあげ専門店「味楽(みらく)」
へ行ってみます。
小さいお店ながらも、
注文してから揚げたてを提供する、
大分からあげスタイルで、
7~8分待って、
「大分からあげ」をゲットします。
すぐには食べずに、
豊後森駅へ戻ります。
木造で三角屋根が特徴の駅舎は、
森の中の邸宅を想像しますね。
駅舎内は純日本風の造りで、
温かみがあって落ち着きます。
ここで、
からあげ食べても良さそうですが、
まだおあずけです(笑)
駅のホームで列車を待っていると、
博多駅行の特急「ゆふ74号」が
16:18に到着します。
乗車するのは「ゆふ74号」ではなく、
このあとすぐに到着する、
大分駅方面へ向かう由布院駅行の
特急「ゆふいんの森5号」です。
豊後森駅では、
「ゆふいんの森」に乗車するのも、
目的のひとつでした。
乗車すると、
木の温もりがある車内です。
客室へ行くと、
この時期(2021年5月末)なのもあって、
乗客は少ないです。
指定された座席へ座ります。
ソファー的な座り心地のシートで、
ハイデッカーで眺めもいいです。
豊後森駅16:20発車、ここで、
「大分からあげ」をいただきます。
まだアツアツの「骨付き」です。
骨から出汁が染みていて、
鶏肉の旨味がたまりません。
もう1種類「砂ずり」です。
砂ずり(砂肝)の食感もよく、
アツアツなので、
お酒のおつまみに最高です。
「大分からあげ」で、
呑み鉄を楽しんでいると、
車内放送があって、
クルーズトレイン「ななつ星in九州」
との行き違いです。
終点の由布院駅16:46到着、
26分ほどの短い時間の乗車で、
車内も見てまわれませんでしたが
初めての「ゆふいんの森」乗車と、
初めての「ななつ星in九州」を、
肉眼で見れて濃厚でした!
由布院駅では、
乗り換えで20分ほど時間があるので、
改札を出てみます。
由布院の街を、
ちょっと歩いてみようと思いましたが、
雨が降り始めてきます。
駅へ戻って、
乗車予定の列車の時間を待ちます。
初めて訪れた豊後森駅では、
扇形機関庫、転車台、
9600形蒸気機関車などなど、
鉄道遺産や歴史を感じて、
見応えもあって楽しめました。
当初の計画では20分ほどで、
豊後森機関庫公園を見物予定でしたが、
福岡県の緊急事態宣言延長のため、
当日に予定を前倒しに変更して、
1時間半の時間が確保できて、
結果的によかったです。
念願の「ゆふいんの森」への乗車も、
昨年(2020年)5月に計画して、
いよいよ乗車できると思っていたところ、
コロナ禍や大雨の影響で断念したので、
今回、やっと乗車できて満足です。
このあとは、
この旅の1日目の宿泊するホテルがある、
博多駅へ向かいます。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その2:豊後森 前編 [旅・散歩-九州]
新横浜駅から、
JR東海道・山陽新幹線、日豊本線
と乗り継いで別府駅に到着して、
別府の街をちょっと歩いた、
前回の記事の続きになります。
別府駅からは、
JR久大本線を経由して、
別府駅から博多駅へ向かう、
特急「ゆふ4号」へ乗車します。
別府駅は、
JR日豊本線下りの1・2番線、
JR日豊本線上りと、
JR久大本線・豊肥本線方面の
3・4番線の2面ホームがあります。
この2面のホームの間は、
その昔、留置用の線路があったので、
広く空きスペースになってます。
そんな別府駅を見物してから、
JR九州の185系気動車への、
初めての乗車になります。
車内の様子です。
このときは2021年5月末で、
福岡県の緊急事態宣言が延長され、
急遽、計画を変更(前倒し)して、
別府駅で手配した特急指定席券は、
1号車1番D席で期待しましたが、
一番後ろの席でした(汗)
旧国鉄の車両らしいレトロな座席です。
「ゆふ4号」は別府駅13:14発車、
別府駅で購入した、
「山海三昧 (さんかいざんまい)」
で昼食と呑み鉄開始です(酔)
「山海三昧」は、
九州駅弁グランプリでの、
優勝実績がある駅弁で、
この旅で狙ってました(笑)
お寿司6種類
豊後牛あぶりにぎり
(湯布院牛または豊後牛とのこと)
豊後水道押し寿司(鰆、鯛、海老)
椎茸バター焼きにぎり
とり天にぎり
と、
厚焼き玉子、白身魚フライ、肉団子、
さつま揚げ、ししとう天ぷら
などなど、
沢山のおかずが入ってます。
豊後牛あぶりにぎりは、
赤肉の旨味があって柔らかく、
柚子胡椒で食べると、
一段と美味しくなります。
椎茸バター焼きにぎりも、
椎茸の食感とバターの風味が
個人的には大好きです。
丁寧に贅沢につくられて、
1,400円(税込)は納得の内容で、
オススメの駅弁です。
別府駅を発車した列車は、
大分駅13:25到着すると、
JR日豊本線から久大本線に入って、
しばらくすると、
大分川沿いの風景に変わります。
車窓の眺めと、
ディーゼルエンジン音が心地よく、
旅の気分と呑み鉄が盛り上がります!
豊後森駅14:51到着、
ここで下車します。
豊後森駅がある、
大分県玖珠郡玖珠町は、
「日本のアンデルセン」と呼ばれた、
久留島武彦の出身地であることから、
駅のホームには、
「童話の里」の鳥居があります。
跨線橋を渡ると、
玖珠という地名の由来にもなった、
伐株山(きりかぶやま)の
眺めがいいです。
駅舎は木造で、
三角屋根が特徴的です。
駅舎を出て、
大分駅寄りの踏切を渡ります。
踏切を渡るとすぐに、
豊後森機関庫公園があります。
(駅から徒歩5分ほどです)
昭和9年(1934年)に建造された
扇形機関庫は、
国の登録有形文化財になっていて、
その前には静態保存されている、
9600形蒸気機関車があります。
転車台も
国の登録有形文化財になってます。
転車台の周囲を歩いて見物します。
扇形機関庫は、
ガラスは割れ放題で荒れてます。
ツタが這っている感じが、
哀愁を感じますね。
廃墟感はありますが、
実物は迫力のある鉄道遺産でした。
豊後森機関庫公園には、
ミニトレインもありますが、
この日は平日なのもあって、
運転はありませんでした。
豊後森機関庫公園の隣には、
豊後森機関庫ミュージアムがあって、
100円で入場できます。
入場すると、
沢山の鉄道写真やグッズの展示と、
お土産店もあります。
豊後森機関庫に因んだ、
ジオラマも展示されてます。
脱線気味の列車がありますが(汗)
九州の鉄道の動画を視ながら、
休憩できるスペースもあって、
一休みさせていただきました。
今回の旅の目的のひとつの、
豊後森機関庫公園が見物できて、
規模や歴史を感じて満足しましたが、
計画変更して早めの到着となって、
時間に余裕があるので、
このあとは豊後森の街を歩きます。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その1:別府へ移動編 [旅・散歩-九州]
今年(2021年)もGW連休前後は、
感染リスクが高い時期で、
地元(神奈川)は「まん防」適用でした。
「まん防」は延長も想定して、
5月末に明けるだろうと予想して、
旅の計画・予約をしてましたが、
出発まで1週間を切ったところで、
再延長となりました。
行先は「まん防」などはないため、
キャンセル料の補償はなく、
かなりのキャンセル料負担となるので、
2日前にPCR検査で陰性を確認して、
出発することにしました。
PCR検査は民間の施設で、
気軽に受けられるようになったとはいえ、
5千円の負担でしたが、
旅先に迷惑をかけてはいけませんね。
※検査結果はWebでの確認と、
公開はNGですので画像はありません。
出発は5月末の某日、
JR東海道新幹線の新横浜駅から、
小倉駅へ向かいます。
新横浜駅6:18発車の、
「のぞみ1号」に乗車します。
小倉駅まで、
4時間以上の乗車となるので、
グリーン席を利用します。
グリーン料金は結構な額ですが、
コロナ禍で在宅勤務が多くなり、
呑みや宴会・昼食などの、
お付き合いが無くなったので、
毎月4万円前後の経費が浮いて、
その分を旅費に充てます。
新横浜駅からの乗車なので、
横浜といえば崎陽軒のお弁当の
「横濱チャーハン」で、
朝食+軽く呑み鉄開始です(酔)
「横濱チャーハン」は、
パラパラながらもっちりご飯の、
香ばしくて美味しいチャーハンに、
シウマイ、鶏のチリソース、筍煮など、
満足な内容で税込660円は嬉しいです。
乗車した車両は、
20人ほどの乗客でしたが、
岡山駅を発車すると貸切状態でした。
小倉駅10:36到着、下車します。
個人的に小倉駅は、
九州方面へ行くときの、
玄関口の駅になってます。
今回の旅は九州北部をメインに、
初日は門司港・九州鉄道記念館へ
また行ってみたかったのですが、
福岡県は「緊急事態宣言」があり、
お店や各施設の自粛などがあるため、
計画を前倒しして別府へ向かいます。
JR日豊本線への乗り換えまで、
一旦、小倉駅の改札を出て、
メーテルさん、鉄郎さんに挨拶します。
ハーロックさんも。
銀河鉄道のごとく、
駅ビルから空中を行く、
北九州モノレールを見物します。
JRの在来線ホームへ行くと、
JR九州独特の列車の風景に、
九州へ来たぞ!と感じる時間です。
青いソニック(883系電車)
が到着します。
乗車するのはこちら、
白いソニック(885系電車)です。
小倉駅11:09発車の、
特急「ソニック15号」の
グリーン席に乗車します。
乗車すると、
豪華なデザインの内装です。
グリーン席は、
2列+1列の座席配列になってますが、
よく見ると、各席が独立してます。
シンプルな本革シートです。
各シートの下には、
サスペンションがあって、
ぐらぐらと揺れる・・・いや、
揺れを緩和してくれます(汗)
かわいいデザインのテーブルです。
運転席はスケルトンなので、
一番前からはこんな感じです。
(壁は白く見えなくできます)
運転座席が快適そうですね。
別府駅12:25到着、ここで下車して、
列車の変更手続きをしたあと、
一旦改札を出ます。
駅前の油屋熊八像もマスク姿です。
次の乗車予定の列車まで、
50分近くの時間があるので、
別府の街を歩きます。
駅の近くには、
レトロな建物の駅前温泉があって、
時間があったら入ってみたいですね。
大分県に来たからには、
「からあげ」を食べたくて、
お店を探して歩きまわりましたが、
地図の情報が古かったのか、
お店は見つからず、駅へ戻ります。
別府駅からは、
あの赤い列車に乗車します。
・・・続く