米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その4:峠駅編 [旅・散歩-東北(南東北)]
早朝にホテルをチェックアウトして、
JR奥羽本線の列車で移動します。
福島駅行の始発の列車へ乗車して、
山形駅6:30発車します。
途中、米沢駅に停車しますが、
米沢牛はまだまだあとのお楽しみです。
目的地の峠駅7:35到着、
ここで下車します。
峠駅には、板谷峠越えのための、
スイッチバックの遺構があります。
(列車の左に遺構のトンネルが見えます)
駅全体は、雪から守るため、
スノーシェッドで覆われてます。
出入口に行くには、
米沢駅方面側のホームの端にある、
構内踏切を渡ります。
構内踏切を渡ったところで、
米沢駅行きの列車が到着します。
構内踏切を渡ると、
旧スイッチバックの、
スノーシェッドが続きます。
今は整備されてますが、
撤去するのが大変なのでしょうか、
一部のポイント(分岐器)が残ってます。
タイミングがよかったので、
JR山形新幹線の通過も見物しました。
新幹線の通過は迫力があります。
駅の出入口です。
木造の壁の長い建物が、
独特の雰囲気があります。
スノーシェッドの端まで歩くと、
架線柱や信号機などが残ってます。
さらに先には、
変電施設と旧峠駅跡がありますが、
今は立入禁止になっているので、
ここまでしか行けません。
全く人がいなくて、
静かな遺構を見物したあとは、
峠駅の近くにある、
「峠の茶屋」へ立ち寄ります。
http://www.togenochaya.com/
「峠の茶屋」は峠駅のホームで、
「峠の力餅」の立売りをしているお店です。
(帰りに食べたときの「峠の力餅」です)
ご参考ですが、今年(2022年)は、
峠駅開業123周年
峠の力餅駅立売り121年
だそうです。
「峠の茶屋」の入口へは、
庭園の中の道を歩いて、
古い駅名標もあります。
店内のメニューは、
そば、うどん、餅などがありますが、
「ミックス餅」をいただきます。
「ミックス餅」(税込900円)は、
「あんころ餅」「くるみ餅」「ごま餅」
「枝豆ずんだ餅」「なっとう餅」
(上の写真のお皿下側から時計回り)
の5種類が食べられます。
甘さ控えめで香りがいい餡と、
お餅も美味しいのですが、
個人的には「なっとう餅」の、
塩味と香ばしさが好みでした。
この5つで結構お腹いっぱいになります。
「峠の茶屋」の前からは、
山に伸びる道があって、
何キロも先には温泉宿がありますが、
歩くのには勇気が必要ですね(汗)
独特な雰囲気の峠駅と、
周辺の魅力を存分に楽しんで、
米沢駅行の列車へ乗車します。
今は少なくなった駅の立売りですが、
いつまでも頑張ってほしいですね!
列車は、峠駅8:34発車してすぐに、
徐行運転と停止を繰り返して、
線路に侵入者の情報があるとのことで、
大沢駅にしばらく停車します。
大沢駅もスノーシェッドに覆われて、
スイッチバックの遺構があります。
大沢駅でも下車したかったのですが、
次の列車まで上下とも5時間近くあって、
この日だけでは無理なので、
数分間だけでもホームに降りれて、
ちょっとラッキーかもしれません(汗)
列車は10分ちょっと遅れましたが、
この列車の終点、米沢駅へ続きます。
・・・続く
米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その3:霞城公園編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR上越新幹線で新潟駅を経由して、
快速「海里」に乗車して余目駅で下車、
JR陸羽西線代行バスへ乗り換えて、
新庄駅からの続きになります。
新庄駅15:17発車の、
JR山形新幹線「つばさ150号」
に乗車して山形駅16:05到着、
ここがこの日の宿泊地です。
改札を出て、
西口から線路沿いを北へ歩きます。
5分ほど歩くと、
山形城跡の大きな堀に到着します。
山形城跡は、
霞城公園として整備されていて、
南大手門跡から入ります。
公園内には立派な石垣が残ってます。
6月中旬なので、
紫陽花を期待してましたが、
少し早かったようです(汗)
公園内を歩いていると、
本丸の堀の復元も進んでいるようです。
本丸一文字門は復元されていて、
お城らしい風景が見られます。
本丸一文字門は通れない時間なので、
本丸へ行くのは諦めます。
櫓や天守が復元されたら、
立派な石垣もさらに映えることでしょう。
東大手門へ向かいます。
こちらには、
二ノ丸東大手門櫓が復元されてます。
二ノ丸東大手門を出ると、
堀の上に橋が架かってます。
この橋の下は、
JR山形新幹線、奥羽本線の
線路もあります。
少し待って、
E3系新幹線電車も見物します。
霞城公園を散歩したあと、
山形駅の東口へ向かいます。
この日は、山形駅東口直結の、
「ホテルメトロポリタン山形」
に宿泊します。
安定のJRグループなので、
駅への利便性もよく、
お部屋も快適なのですが、
3階のロータリー側の部屋で、
鉄道も夜景も山々も見えません(汗)
翌早朝に出発するので、
街へ繰り出すのはやめて、
駅構内にある平田牧場で食事にします。
平田牧場では過去2回ほど、
お弁当や惣菜を買ってますが、
レストランも気になってたのと、
米沢牛は米沢で食べたいですから、
牛肉はおあずけです(笑)
まず、ハイボールと、
「金華豚生ハムサラダ(ハーフ)」
(税込528円)をいただきます。
「金華豚生ハムサラダ(ハーフ)」は、
この量でハーフなのも驚きますが、
生ハムは塩味は控えめで、
金華豚の甘味となめらかな食感で
美味しいです。
そしてメインは、
「金華豚ヒレかつ膳3枚」です。
この日は割引になっていて、
税込2,530円から1,980円になってました。
金華豚のヒレかつは、
さっぱりしながらも肉厚で食べ応えあって、
肉の旨味・甘味がたまりません。
惣菜ではなくて揚げたては最高ですね!
美味しいものでご機嫌になったところで、
「上喜元(じょうきげん) 純米吟醸生」
をいただきます。
この日は酒田駅の手前(余目駅)で
乗り換えて酒田駅へは行かなかったので、
酒田酒造さんの「上喜元 純米吟醸生」
をいただきましたが、
しわっとくる米の旨味と、
後を引かずさっぱりと呑めて、
金華豚豚肉と絶妙に合うお酒でした。
ローストポークやソーセージなども
食べてみたかったですが、
もうお腹いっぱいです(汗)
このあとは早めに寝て、
翌早朝の出発に備えます。
・・・続く
米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その2:陸羽西線代行バス編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR上越新幹線で新潟駅経由、
快速「海里」に乗車した、
続きになります。
新潟駅始発の「海里」に乗車して、
前回の記事までの
あつみ温泉駅12:30発車すると、
次は鶴岡駅12:54到着します。
鶴岡駅で下車する乗客は多かったです。
JR羽越本線の新潟駅-酒田駅間を走る、
「海里」は人気の観光列車なので、
運よく海側の窓側席がとれなければ、
新潟駅から鶴岡駅まで、
特急「いなほ3号」に乗車して、
鶴岡で観光する計画でした。
鶴岡駅では3分ほど停車して、
次の停車駅の余目駅13:09到着、
ここで下車します。
新潟駅から余目駅まで約3時間の
「海里」の旅はここで終わりますが、
日本海の美しい風景や充実した売店、
長時間停車での一時下車など、
列車の旅を満喫できる観光列車でした。
「海里」を見送って改札を出ます。
余目駅では
JR陸羽西線(奥の細道最上川ライン)
へ乗り換えて新庄駅へ向かいますが、
国道47号のトンネル工事があって、
2022年5月14日から2024年度中は、
JR陸羽西線は運休で、
バス代行輸送となってます。
バスの時間まで少し余裕があるので、
駅の近くにある、
「新産業創造館クラッセ」に
立ち寄ってみます。
「新産業創造館クラッセ」は、
古い米倉庫を利用した施設で、
飲食店や産直販売、観光案内所、
オフィスなどが入ってます。
レトロな雰囲気がいいですね。
乗車する代行バス(JRバス)は、
余目駅13:40発車の新庄駅行快速です。
JRの乗車券を見せて乗車します。
リクライニングシートですが、
バスの座席は狭いですね(汗)
乗客は多くなかったのでよかったです。
代行バスは余目駅を発車すると、
次は狩川駅に到着しますが、
バスだと駅舎が見れるのがいいですね。
狩川駅13:59発車して、
しばらくすると最上川沿いを走ります。
最上川の眺めは、
列車よりバスのほうがいいですね。
次は古口駅に到着します。
最上川のライン下りの
乗船場があるからでしょうか、
ここで乗客は5名ほど乗車して、
乗客は10数名になります。
古口駅14:25発車して、
最上川の風景は続きます。
終点の新庄駅14:50ごろ到着、
最上川の眺めもよく、
乗客も多くなく快適でしたが、
JR陸羽西線が廃線にならないか、
心配にもなりました(汗)
新庄駅の駅舎へ入ると、
新庄まつりの山車が展示されていて、
お祭り気分で楽しくなります。
駅のホームから、休んでいる、
JR陸羽西線の車両たちを眺めます。
E3系新幹線電車は2024年以降、
E8系へ置き換えになるようですので、
こんな風景も長くは見られませんね。
新庄駅からは、
JR山形新幹線「つばさ150号」に
乗車します。
さくらんぼのかわいいデザインです。
乗車すると指定席には乗客が少なく、
自由席には学生さんが多かったです。
指定された席へ座ります。
新庄駅15:17発車、山形駅へ向かいます。
・・・続く
米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その1:海里編 [旅・散歩-北陸]
昨年(2021年)6月の、
飛騨高山の旅の次の記事は、
今年(2022年)6月の、
山形の旅の記事になります。
山形の鉄道の雰囲気が好きで、
(お酒や食べ物も好みです)
毎年のように行きたくなるのですが、
今年は、米沢牛が食べたい!
と口実をつくって、
突発的に旅を計画しました(笑)
出発は(2022年)6月17日、
東京駅7:04発車の、
JR上越新幹線「とき303号」です。
JR山形新幹線のお往復だけでは
面白くないので、
行きは新潟駅経由にしました。
大船軒「鯵の押寿し 桜」で
軽めに朝ご飯+呑み鉄します(酔)
「鯵の押寿し 桜」(税込1,350円)は、
伝承小鯵の押寿し、カニの押寿し、
サーモンの押寿し、海老の押寿し
の4種をいただけて、
少し贅沢に楽しめる駅弁です。
終点の新潟駅9:01到着、
駅の雰囲気も変わりましたね。
新潟駅では一旦、改札を出て、
「ぽんしゅ館」でお酒を調達します。
新潟駅のホームへ戻って、
9:50ごろにこのあと乗車する観光列車、
快速「海里」が入線します。
「海里」は、JR羽越本線の
新潟駅-酒田駅間を結ぶ、
人気の観光列車ですが、
平日(金曜日)だったからでしょうか、
海側席の指定席が運よくとれました。
10:00ごろ、いよいよ初めての乗車です。
車内へ入ると、
広くて今風の真新しいデッキです。
「海里」はHB-E300系気動車の4両編成で、
1号車はリクライニングシート、
2号車はコンパートメントシート、
3号車は売店・イベントスペース、
4号車はダイニング(旅行商品専用)
となっていて、
乗車するのは1号車です。
座席は2列+2列の配置で、
大きな窓と、広い足元で快適です。
先頭には展望スペースもあります。
列車は、新潟駅10:11発車、
しばらくすると田園風景が広がります。
お昼には少し早いですが、
11:00過ぎごろに、新潟駅で買った、
「えんがわサーモンいくら弁当」と、
「吟田川 (ちびたがわ)特別本醸造」で、
呑み鉄開始です(酔)
「えんがわサーモンいくら弁当」
(税込1,380円)は神尾弁当さんの駅弁で、
書いて字の如く、
えんがわ、サーモン、いくら と、
大好きなモノ3種類と、
新潟産コシヒカリの酢飯で美味しいです。
3号車の売店でも限定駅弁が売ってますが、
発車前から並ぶのは時間が勿体ないし、
自席で旅の始まり(発車)を感じたいので、
新潟駅で駅弁を買っておきました。
「吟田川 特別本醸造」は、
日本酒だぞと主張するお酒の香りと、
辛味、甘味、酸味がほどよくあって、
クセがあるのにクセになるお酒で、
新潟へ行くと買ってしまいます(笑)
村上駅11:08発車して数分すると、
車窓は日本階の風景になります。
展望スペースへも行ってみたりと、
日本海と鉄道の風景と、
呑み鉄を楽しみます。
桑川駅11:24到着、
停車時間が20分ほどあるので、
列車を降りてみます。
桑川駅の駅舎は、
「道の駅笹川流れ夕日会館」と共通です。
駅舎のすぐ前は海岸になってます。
少し早めに列車へ戻って、
3号車の売店で買物します。
売店の隣にあるイベントスペースでも、
景色を眺めながら飲食ができます。
売店で買ってきたのは、
「山城屋 純米大吟醸」(税込500円)と、
「鮭の焼き漬け」(税込400円)です。
「山城屋 純米大吟醸」は、
心地よい吟醸香と爽やかな甘味で、
呑みやすいお酒です。
プラコップで提供されますが、
高価なお酒がワンコインでいただけて、
嬉しいですね。
お酒とおつまみの準備を済ませて、
列車は桑川駅11:44発車、
しばらくすると徐行運転になって、
「笹川流れ」の風景が楽しめます。
あつみ温泉駅12:20到着、
ここで10分ほど停車するので、
駅のホームへ降りてみます。
12:25ごろ、酒田駅行の
特急「いなほ3号」を先に行かせます。
車内へ戻って、
あつみ温泉駅12:30発車、
もう少し「海里」の旅は続きます。
・・・続く
特急に乗りたくて飛騨高山の旅 その7:飛騨国分寺編 [旅・散歩-東海]
旅の2日目(2021年)6月13日、
JR高山本線の列車で、
高山駅から下呂駅まで移動して、
「下呂温泉合掌村」と温泉街を歩いた、
続きになります。
下呂駅13:30発車の特急「ひだ9号」で、
高山駅14:18到着したあとは、
飛騨牛のお店で食事を考えてました。
しかし、
下呂で「飛騨牛串焼き」と
「飛騨牛コロッケ」を食べていて、
空腹感は無いので食事はやめて、
駅前の通りにある池畑商店で、
地酒を物色します(笑)
お店で周辺の地図を探索していたら、
徒歩5分ぐらいのところに、
飛騨国分寺があるので行ってみます。
https://hidakokubunji.jp/
飛騨国分寺へ入っていくと、
すぐ右側にさるぼぼが沢山あります。
よく見ると、
「願かけなでさるぼぼ」があります。
・頭をなでると 頭が良くなる
・心臓をなでると 出世ができる
・身体の不自由な所をなでると、
その場所が良くなる
ということですので、
頭と顔をなでてみます(笑)
その少し奥には、
仏教の六道それぞれの地蔵、
六地蔵があります。
山門の先に進むと広いスペースで、
三重塔が目を惹きます。
高山市有形文化財の鐘楼門から、
本堂へ向かいます。
本堂は室町時代の建築だそうで、
国指定の重要文化財となってます。
本堂には、
国指定の重要文化財の
本尊薬師如来御像などもありますが、
拝観する時間はないので、
またのお楽しみとします(汗)
鐘楼門と本堂の間には、
樹齢1250年以上といわれる、
大イチョウがあります。
黄葉の時期に見てみたいですね。
時間潰しの思いつきで、
飛騨国分寺へ行ってみましたが、
見どころ満載で楽しめました。
また次回、たっぷり時間をとって、
見物したいです。
高山駅へ戻って、
改札の隣の待合室内にある、
金亀館(きんきかん)に立ち寄ります。
金亀館では、
駅そば(うどん)も食べれますが、
金亀館といえば、高山の駅弁ですね。
高山駅からは、
高山駅始発の特急「ひだ16号」で、
帰路になります。
行きは先頭車のグリーン車でしたが、
帰りは中間車のグリーン車へ乗車します。
中間車(6号車)のグリーン車は、
2列+2列の座席配置となってます。
指定された座席へ座ります。
2列+1列の座席配置の
先頭車のグリーン車と比較して、
座席間の余裕があまりないので、
もし隣席に乗客がいたら、
狭さを感じるかもしれません。
高山駅15:38発車、金亀館で買った、
「飛騨牛しぐれ寿司」(税込1,500円)で、
呑み鉄開始です(酔)
「飛騨牛しぐれ寿司」は、
よくあるローストビーフの寿司
だと思っていると全然違って、
山葵と醤油で食べるローストビーフが
さっぱりと柔らかでとろけて、
飛騨牛の旨味がたまりません。
甘辛のしぐれ煮も食べれて、
贅沢なのにこのお値段は嬉しいです。
飛騨の山々の風景を眺めながら、
呑み鉄は続きます(酔)
岐阜駅17:36到着、ここで、
名古屋駅行と大阪駅行の切り離しのため、
5分ほど停車します。
実は、この時点(2021年6月)で、
1往復しかない大阪発着の「ひだ」の
切り離し風景を見ておくのが目的で、
「ひだ16号」へ乗車したのでした。
この時の見物客は数名で、
キハ85系気動車の引退が近くなって、
混雑する前に見物できてよかったです。
岐阜駅17:41発車すると、
終点の名古屋駅18:06到着、
JR東海道新幹線へ乗り換えます。
「のぞみ46号」に乗車して、
名古屋駅18:23発車、
名古屋駅で売っていた「みそ串カツ」と、
「白真弓 純米吟醸 ひだほまれ」で
呑み鉄開始です(酔)
「みそ串カツ」は冷めてましたが、
味噌ダレが尼旨辛で美味しくて、
おつまみにはちょっと重かったですが、
名古屋名物が食べられた満足感もあります。
「白真弓 純米吟醸 ひだほまれ」は、
この旅の1日目に飛騨古川で買ったお酒で、
上品な吟醸香の気持ちよさと、
呑みやすさと米の旨味がバランスして、
呑み鉄の〆に相応しい、美味しいお酒です。
デザートはもちろん、
カタイバニラアイスをいただきます(笑)
今回の旅は、
引退が近いキハ85系気動車へ、
乗車することがきっかけでしたが、
存分に乗車できた上に、
飛騨高山方面の古い町並と地酒、
合掌造り、飛騨牛など、
見どころ沢山で楽しめました。
ホテルに大浴場(温泉)があるのに、
ゆっくり温泉に入ることがなかったのは、
呑み鉄(乗り鉄)の宿命でしょうか(汗)
新型のHC85系気動車にも乗車したいし、
また違う駅で途中下車もしたいし、
JR高山本線の富山方面へも乗ってみたい、
などなど、また計画したいですね
特急に乗りたくて飛騨高山の旅 その6:下呂散歩編 [旅・散歩-東海]
JR高山本線の列車で、
高山駅から下呂駅まで移動して、
「下呂温泉合掌村」を見物した、
続きになります。
「下呂温泉合掌村」から、
下呂駅への戻りは、
温泉街を見物しながら歩きます。
川を挟んで両側に通りがあって、
温泉街の趣がありますね。
このときは13:00過ぎで、
お腹も空いたので、
「しらさぎ横丁」に立ち寄ります。
「しらさぎ横丁」に入るとすぐに、
さるぼぼの七福神がいます。
奥には小さな鳥居があって、
なんでこんなところに?
と思いながら進みます。
小さな、さるぼぼの神社があります。
写真右側のヤツが気になりますが(笑)
店内はお土産や飲食店があって、
飛騨牛を使った定食が1,500円前後で、
リーズナブルですが、
あまりゆっくりできる時間もないので、
「飛騨牛串焼き」を店外でいただきます。
焼きたての「飛騨牛串焼き」は、
580円なのは意外にリーズナブルです。
揚げたての「飛騨牛コロッケ」(写真なし)
もいただきました。
温泉街を抜けて下呂大橋を渡ります。
ちょうど、特急「ひだ」が、
遠くの鉄橋を通過してました。
下呂駅に到着して、
13:30発車の特急「ひだ9号」で
再び高山駅へ向かいます。
「ひだ9号」は下呂駅13:25到着して、
岐阜駅方面へ行く列車を待ちます。
「ひだ9号」に乗車して、
先頭の8号車の指定の席に行くと、
1車両貸切状態です。
先頭から3番目の座席に座ります。
すぐ前が運転席です。
下呂駅13:30発車すると、
冷え冷えのハイボールで、
呑み鉄開始です(酔)
飛騨の山々を眺めながら、
下呂の街を歩いた疲れを癒します。
もちろん、貸切状態なのですから、
先頭の展望も楽しみます(笑)
なお、乗務員さんに無断で、
指定された席以外には座りません、
念のため。
列車の行き違いも見物します。
高山駅14:18到着、ここで下車します。
高山駅では、
次の乗車予定の列車まで、
少し時間があるので、
再び街を歩きます。
「下呂温泉合掌村」と
下呂の街を歩きましたが、
見応えも趣もあって楽しめました。
「下呂温泉合掌村」へは、
下呂駅から歩くと20分ほどですが、
坂道の登りで疲れますので、
行きはバス(6分ほど)を使って、
帰りは街を見物・立ち寄りながら、
歩くのがいいと思います。
今回は急遽、予定を変更したので、
あまり時間を確保できなかったので、
また下呂には行きたいですね。
・・・続く
特急に乗りたくて飛騨高山の旅 その5:下呂温泉合掌村編 [旅・散歩-東海]
ホテルでゆっくり朝食を済ませて、
JR高山本線の列車で、
高山駅から下呂駅まで移動した、
続きになります。
高山では高山城跡や酒蔵巡りなど、
街を歩く予定でしたが、
朝から雨なので断念して、
天気予報では曇りだった、
下呂へ計画変更したのでした。
下呂駅に11:25到着して、
下呂駅の駅舎を出ます。
レトロ風な駅舎が、
下呂温泉の街に合ってますね。
下呂駅から歩いて数分の、
飛騨川に架かる下呂大橋を渡ります。
下呂大橋を渡ると温泉街です。
温泉街を眺めながら歩いて、
下呂駅から20分ほどでしょうか、
屋台小屋街?の脇道(坂道)から、
「下呂温泉合掌村」へ向かいます。
坂道を登って行くと、
小さいですが沢山の紫陽花が咲いて、
見れるとは思ってなかったので、
嬉しい気分になります。
坂道を数分登ると、
「下呂温泉合掌村」の入口です。
http://www.gero-gassho.jp/
入口から合掌造りですね。
入場して最初に目を惹かれるのは、
天保4年(1833年)年から
弘化3年(1846年)にかけて建てられた、
国指定重要文化財の旧大戸家住宅です。
記念撮影のスポットになるだけあって、
大きくて趣のある姿が素晴らしいです。
旧民家の数では、前日に立ち寄った、
「飛騨の里」より規模は小さいですが、
飲食店の入った旧民家も複数あって、
土産店などの施設も充実してます。
「しらさぎ座」という演芸館もあって、
地元の演芸が公演されてます。
飛騨工房という体験施設もあって、
陶芸やさるぼぼ、和紙など
制作体験ができます。
個人的には、
さるぼぼを制作したかったのですが、
「下呂温泉合掌村」は見どころ沢山で、
時間がなくなりました(汗)
旧民家の中は、もちろん見物できます。
100体以上の人形を1人で操ったという、
人形歌舞伎「竹原文楽」の展示がある、
竹原文楽記念館もあります。
旧民家を見物しながら歩いていると、
足湯や手湯があります。
(足湯は人が多くて写真はありません)
手湯は、このご時世なので、
使用できませんでした。
奥へ進んでいくと、
栃木県・島根県・大阪府の
料理の神様を合祀したという、
飛騨高椅神社があります。
包丁を供養する包丁塚もあって、
下呂温泉の料理人の方々も
参拝されるようです。
さらに進んでいくと、
小さな門があります。
この門は「歳時記の森」へ続く、
トンネルの入り口です。
トンネルを通って階段を登ると、
「下呂温泉合掌村」を見下ろす絶景です。
階段の出口近くの水車小屋の先には、
全長約175mのすべり台(3歳以上100円)
があります。
さらに進んで、
かえる神社に到着します。
かえる神社は、
・若ガエル
・無事カエル(交通安全)
・銭カエル
・迎カエル(結婚)
・人を迎える(商売繁盛)
・無くしたものを迎える
の「六かえる」が鎮座しています。
小ぢんまりした神社ですが、
行ってみたかった神社です。
狛蛙もかわいいですね。
旅の安全に感謝して、
また健康でここにカエルように、
お願いをします。
前日の「飛騨の里」に続いて、
「下呂温泉合掌村」も見応えがあって、
次回はもっと時間を確保して、
旧民家でいただく食事や茶室や、
体験施設も立ち寄ってみたいです。
直前に計画変更したので、
リサーチ不足だったのが残念でした(汗)
このあとは、下呂の街を歩きます。
・・・続く
特急に乗りたくて飛騨高山の旅 その4:高山散歩編 [旅・散歩-東海]
JR東海道新幹線で、
新横浜駅から名古屋駅へ移動して、
特急「ひだ3号」へ乗り換え、
JR高山本線の飛騨古川駅での散歩、
高山駅では「飛騨の里」を見物した、
続きになります。
「飛騨の里」から、
飛騨高山周遊バスに乗車して、
高山濃飛バスセンター(JR高山駅)
に15:00過ぎに到着したあとは、
高山駅前から東へ向かって街を歩きます。
10分ほど歩くと、宮川を渡ります。
宮川を渡ってすぐに、
高山といえばとても有名な、
「古い町並」の保存地区があります。
昔の城下町の雰囲気が残っていて、
古い建物にはお店も入っていて、
とても賑わってました。
(写真奥の方を見ると人が多いです)
「古い街並み」を少し歩いてみて、
土産店に入ってみると、
混んでいたのでここで終了です(笑)
このとき高山市は「まん防」の時期で、
混み合っているところは避けたいし、
他に行きたい場所もあったので、
「古い町並」は10分も歩けばいいかな?
という感じで、さらに東へ歩きます。
高山駅から換算すると、
歩いて15分ちょっとぐらいでしょうか、
創業 元和9年(1623年)の酒蔵さん、
平瀬酒造店に到着します。
そうです!
酒蔵巡りが最重要なのです!
店内に入ると、
観光客向けの派手さはありませんが、
沢山のお酒が並んでいて、
ニヤニヤしちゃいますね(笑)
実は、平瀬酒造店さんは、
今回の旅では絶対に外せない場所でした。
https://kusudama.ocnk.net/
その理由は、若いときになりますが、
当時の職場から転勤になるときに、
高山の取引先の方から、
六兵衛徳利のお酒をいただいて、
とても美味しかった記憶があって、
蔵元へ行ってみたかったのです。
そのお酒がこちら、
「久寿玉 六兵衛徳利 原酒」です。
(写真中央)
この日は自粛のため、
試飲は中止しているとのことでしたが、
「古い町並」から外れていて、
客も少ないのもあるのでしょうか、
(空いてる)4種の日本酒限定ですが、
ご厚意で試飲させていただきました。
その結果、お買い上げはこちらです。
写真左から個人の感想です。
※お酒の詳細はWebサイトで確認ください
久寿玉 ひだほまれ純米大吟醸
酒米「ひだほまれ」を使用した、
吟醸香も爽やかで呑みやすく、
お米の旨味がしっかりあります。
久寿玉 原酒 超辛口
酒米「ひだほまれ」を
究極まで発酵させて醸したという、
糖分少なめのお酒です。
口に入れると驚くほどすっきりして、
あとからガツーンと辛口がきます。
アルコールも20度と高めで、
お米の旨みもあるので、
すっきり系でも物足りなさはなく、
お気に入りなので取り寄せてます。
久寿玉 原酒
六兵衛徳利のお酒がこれです。
酒米「ひだほまれ」の深い味わいで、
呑みやすく「そうこの味です!」と、
店員さんと笑ってました。
超辛口は、こちらをさらに辛口に、
すっきり系にした感じです。
目的を達成して、
高山駅前(ロータリー沿い)にある、
この日宿泊するホテルの、
「東急ステイ飛騨高山 結の湯」へ
チェックインします。
駅前のホテルなのに広いお部屋です。
窓を覗くと、トレインビューです。
電子レンジや洗濯機もあります。
地元神奈川からJR東海方面へは、
フリー切符などのお得な切符がなく、
某大手旅行会社Jさんに相談したところ、
ほぼ往復のJR料金のみのお値段で、
こちらのホテルに宿泊できる、
フリープランがあったので利用しました。
夕食付プランなので、
2階のレストランへ向かうと、
前菜と一品料理が用意されてます。
ご当地産の玉子料理やトマトジュース、
飛騨牛ローストビーフなど、
前菜も美味しいですが、
一品料理の飛騨牛ステーキは嬉しいですね!
そして、
ビュッフェ形式が組み合わさって、
食べたいものが選べるのも、
嬉しいシステムですね。
このご時世ですから、
レストランはアルコール類無しなので、
部屋に戻って、部屋呑みします(酔)
呑み過ぎていつの間にか寝てしまい、
1日が終わります(笑)
翌朝(2021年6月13日)、
天気は雨で、呑み過ぎたのもあって、
朝食前に早朝から予定していた、
高山城跡と朝市は諦めて、
ゆっくりと朝食をいただきます(汗)
サラダ、きのこ、スクランブルエッグは、
多めでお願いします(笑)
呑み過ぎ食べ過ぎで体調の様子をみて、
雨も止んできたので、
10:00過ぎにホテルをチェックアウトして、
高山駅10:24発車の、
美濃太田駅行の列車に乗車します。
初めて乗車する、キハ25形気動車です。
転換式クロスシートなのが嬉しいですね。
列車は、飛騨川を渡ると間もなく、
下呂駅に到着します。
下呂駅11:25到着、ここで下車します。
当日朝まで計画変更を繰り返した、
旅の2日目(2021年6月13日)ですが、
下呂駅が最終決定となりました。
このあとは、
下呂温泉の街を歩きます。
・・・続く
特急に乗りたくて飛騨高山の旅 その3:飛騨の里編 [旅・散歩-東海]
JR東海道新幹線で、
新横浜駅から名古屋駅まで移動して、
JR高山本線の飛騨古川駅で下車、
街を歩いたあとの続きです。
飛騨古川駅13:11始発の、
特急「ひだ12号」に乗車して、
高山駅13:25到着、
短い時間でしたがここで下車します。
飛騨古川駅へ向かった「ひだ3号」と
この「ひだ12号」への乗車で、
HC85系気動車に置き換えられていく
キハ85系気動車の、
グリーン席と普通席を体験しました。
待機している列車を見物してから、
高山駅の改札へ向かいます。
ザ・JR東海の風景ですね。
改札を出ると、西口と東口を結ぶ、
広い通路があります。
通路の上から、
「ドクター東海」キヤ95系気動車
を見物します。
現代風なデザインの駅舎の、
東口へ降ります。
今回の旅は1泊2日で、
当初の計画ではこのあと、
高山の街を歩いて1日目が終わって、
翌日はあの世界遺産「白川郷」へ行こう、
と考えてました。
しかし、「白川郷」への交通は、
高山駅からバスで1時間ほどがかかって、
本数も少ないので、
2日目はそれだけで終わってしまうし、
でも合掌造りは見ておきたいし、
ということで、
「飛騨の里」へ行先を変更しました(汗)
高山駅東口から数分歩いて、
高山濃飛バスセンターへ向かいます。
高山濃飛バスセンター13:45発車の、
飛騨高山周遊バスに乗車して、
10分ほどで「飛騨の里」に到着します。
「飛騨の里」へ入館すると、
素晴らしい風景が広がります。
大きな池(五阿弥池)を、
時計回りに歩いて行くと、
江戸時代に建てられた民家が続きます。
(写真は旧中藪家です)
室内へも入れて、
当時の雰囲気を感じます。
神社もあります。
旧河合村大字保から移築した、
今でも伝統芸能が奉納されている、
立保(たてほ)神社です。
旅の無事に感謝して、
健康でまたここへ来れますよう、
お願いをします。
そして、合掌造りの旧若山家です。
国指定の重要有形文化財ですが、
中に入れるのが嬉しですね。
上の階へも上がれて、
屋根の構造も見たり触れたりできます。
他にも古い民家が保存されていて、
沢山あるので省略しますが、
見応えがあって昔の集落にいる気分です。
生活感も再現されているのが、
素晴らしいですね。
最後に、
入館したときに池の向こうに見えた、
大きな旧西岡家を見物します。
初めての「飛騨の里」でしたが、
旧民家が多数保存されていて圧巻され、
違う時代にいる雰囲気でした。
個人的、呑み鉄的には、
お手軽に合掌造りが楽しめて、
混雑も無くてマイペースに歩けるので、
オススメだと思います。
このあとは、
高山駅へ戻って高山の街を歩きます。
・・・続く