バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その1:サンライズ瀬戸編 [旅・散歩-四国]
2017年11月から恒例となっている、
JR四国「バースデイきっぷ」を利用した、
四国の旅をしました。
このときは、2022年10月から実施された、
全国旅行支援の影響や、
外国人観光客も増えてきたのもあって、
観光客が多くなるのが予想できるし、
新コロでまだ大騒ぎしていた時期なので、
「人が少ないところへ行こう」を
今回の旅のテーマとします(笑)
出発は11月24日(木)、
いつもの通り、東京駅21:50発車の、
寝台特急「サンライズ瀬戸」です。
21:25ごろ、連結された、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」
が入線します。
1~7号車が「サンライズ瀬戸」、
8~14号車が「サンライズ出雲」ですが、
乗車するのは7号車です。
何度も乗車していても、
寝台特急はわくわくしますね(笑)
乗車して、狭い通路を2階へ上がります。
今回の指定の個室は、
2階のB寝台個室シングルです。
個室へ入ると、恒例の部屋チェックです(笑)
テーブルや鏡がある扉側です。
コンセントもあって便利です。
枕、毛布、浴衣、サンダル、ゴミ袋などの
お泊りセットがあります。
個室の奥側です。
写真右端にちょっとだけ映ってますが、
壁にハンガーがあります。
照明スイッチやアラームなどの
操作パネルがあります。
NHK-FM放送の受信サービスは、
2021年10月1日に終了しました。
列車は21:50発車、
東京駅地下のグランスタ東京にある、
いなりすし専門店「豆狸(まめだ)」
で買っておいた、
「グランスタ限定6種いなり詰合せ」と、
日本酒「純米大吟醸 浦霞」で、
呑み鉄開始です(酔)
「グランスタ限定6種いなり詰合せ」は、
わさび、豆狸、復刻、穴子、生姜、五目
の6種類のいなり寿司のセットで、
いなり寿司専門店だけあって、
どれも美味しくて税込876円なのも手ごろです。
(このときから値上がりしているようです)
個人的には、
さっぱりした辛味のわさびいなり、
金胡麻、椎茸、干瓢の旨味がある豆狸いなり、
高知県産黄金生姜が効いて美味しい生姜いなり
が好みです。
「豆狸」は仕事帰りにもよく立ち寄りますので、
いなり寿司好きにはオススメです。
(実は、いなり寿司好きです)
「純米大吟醸 浦霞」は、
上品な吟醸香で呑みやすい辛口のお酒で、
もちろん、酢飯にはよく合いますね。
東京の街を眺めながら、
個室で最高の呑み鉄です(酔)
この日はJR東海道本線の遅延で、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」も
5分ほど遅れていたので、
熱海駅での2分ほどの停車時間では、
ホームに出ませんでした。
(定刻では熱海駅23:21到着、23:23発車)
静岡駅では遅れを挽回して、
定刻の0:18到着、このあと就寝します。
日付は11月24日(金)に変わって、
4:30ごろに目が覚めて、
ちょっと車内を見物してみます。
7号車に乗車しているので、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の
連結部分を見てみます。
B寝台個室シングルの車両の、
7号車、6号車の1階を通ってみると、
満室なのがわかります。
ノビノビ座席の5号車を通ると、
こちらも満席ですので、やっぱり、
全国旅行支援の影響もあるのでしょうか、
この日は乗客が多かったです。
3号車にあるミニラウンジに到着、
ここで休憩します。
自販機はいつもの通り変わらないですね。
甘い缶コーヒーは苦手ですので、
お茶で、お茶タイムです。
大阪駅5:00過ぎに運転停車しますが、
いつもは4:30ごろですので、
列車は遅れているようです。
(熱海駅から姫路駅まで車内放送はありません)
姫路駅到着は、定刻が5:25に対して、
6:00ごろ到着しました(汗)
これから通勤ラッシュの時間帯に突入するし、
どこまで遅れるのか心配していると、
車窓も靄が凄いのでさらに心配になります(汗)
岡山駅7:25ごろに到着、
定刻は6:27到着なので、1時間ほどの遅れです。
岡山駅では、
高松駅行の「サンライズ瀬戸」、
出雲市駅行の「サンライズ出雲」
の切り離しがありますが、
列車の遅延でいつ発車するかわからないし、
今まで何度も見物してるので、
ホームへは降りないで、
車内でゆっくり呑むことにします(酔)
「純米大吟醸 浦霞」は、
前夜に続いて2本目になりますが、
180ml瓶なので呑みすぎではありません(笑)
「サンライズ瀬戸」は、岡山駅を発車すると、
JR山陽本線からJR宇野線・瀬戸大橋線
と走って、瀬戸大橋を渡ります。
進行方向右側(山側)の個室なので、
瀬戸内海の日の出は見れませんでした。
四国に上陸して、
約1時間遅れで坂出駅8:07ごろ到着します。
計画では、高松駅に7:27到着してから、
7:37発車の特急「いしづち1号」に乗り換えて、
今治駅へ行く予定でしたが、
坂出駅も7:51発車してしまっているので、
計画変更して坂出駅で下車して、
「サンライズ瀬戸」を見送ります。
JR四国のグリーン車・グリーン席は、
特急「しおかぜ」「南風」と一部の観光列車
しかないから、
グリーン車用の「バースデイきっぷ」は、
勿体ないと言われることもあるので、
貴重な「いしづち1号」のグリーン車に
乗車するのも目的だったのでした(汗)
列車の遅れで、
途中下車することになってしまいましたが、
「サンライズエクスプレス」は、
何度乗っても飽きませんし、わくわくして、
個室でプライベートが確保されて、
呑み食いできる至福の寝台特急です!
いつまでも運行してほしいですね。
坂出駅から計画を変更して、
グリーン車用「バースデイきっぷ」
(税込13,240円)の旅が始まります。
・・・続く
桜を追って秋田・青森の旅2023年 その14:酒田寄り道編 [旅・散歩-東北(南東北)]
旅の3日目最終日(2023年4月23日)、
早朝の秋田駅を出発して、
JR羽越本線の羽後本荘駅で下車して、
由利高原鉄道の旅をした続きになります。
羽後本荘駅へ戻って、
駅舎内外を見物してから、
JR羽越本線へ乗り換えます。
羽後本荘駅12:57発車の
酒田駅行の列車に乗車します。
半分ぐらい居眠りしてましたが、
日本海の風景が見れるのがいいですね。
終点の酒田駅13:59到着します。
酒田駅のホームには
9600形蒸気機関車の動輪や写真、
D51形蒸気機関車の模型やジオラマ
などが展示されています。
酒田駅での乗り換えは、
約2時間も待ち時間があるので、
有名な山居倉庫へ行くのもいいですが、
旅の最終日にもなると歩き疲れてるので、
駅周辺を散歩することにしました。
まず、酒田駅のホームから見える、
車両基地の方へ向かいます。
駅舎を出ると、駅前は絶賛工事中でした。
駅前の通りを南の方向(新潟駅方面)へ、
7分ほど歩くと踏切があります。
踏切を渡るとすぐに車両基地で、
建物の間から転車台が見えます。
酒田での寄り道の目的のひとつは、
この転車台の見物でした。
踏切に戻ると、
人気の観光列車の快速「海里」が、
近くまで移動してきました。
しばらくすると、
酒田駅14:41発車した特急「いなほ10号」が、
踏切を通過していきます。
「いなほ10号」で新潟駅に向かえば、
新潟駅でも時間をとれて早めに帰れますが、
この列車に乗車しなかった理由は、
のちほど説明します。
このあと踏切で「海里」を見物したり、
普通列車の通過を見物してから、
街を歩きます。
飲食店を探しましたが、
営業時間前のお店ばかりなので諦めます(汗)
酒田駅のお土産店で買物をしてから、
駅のホームへ向かうと、
乗車予定の特急「いなほ12号」が入線してます。
E653系電車にハマナス色も似合いますね。
1号車のグリーン車へ乗車します。
グリーン車の入り口付近には、
ミニラウンジもあって豪華です。
座席は1列+2列の配置でゆったりしてますが、
さらに座席の前後に仕切り板があって、
前後の乗客を気にしないでいい豪華設備です。
窓の大きさを見るとわかりますが、
普通席2席分の前後スペースがあって、
座席の後ろに大きな荷物も余裕で置けます。
この豪華なグリーン車に乗車したかったので、
グリーン車が連結されていない
「いなほ10号」には乗車しなかったのでした。
「いなほ12号」は酒田駅16:04発車、
酒田駅で買った清川屋「だだっ子豆」と、
ジャックダニエルで呑み鉄開始です(酔)
酒田での目的のひとつ「だだっ子豆」は、
サクサクした食感と香ばしさと、
だだちゃ豆の旨味があって、
お酒のお供に最適です!
秋田・青森の旅ですが、酒田は山形なので、
「米沢牛と山形県産豚肉のさらみ」
もいただきます。
(結局このあと山形の旅にも行きますが(笑))
「米沢牛と山形県産豚肉のさらみ」は、
さらみなので脂は多いのですが、
脂っこさはあまり感じず食べやすいです。
さて、呑み鉄を楽しんではいますが、
実は、車内では問題がありました(汗)
自分が座っている1列席の通路を挟んだ2列席に、
50~60代ぐらいのカップルが座っていて、
声が大きい上に会話が止まらないのと、
自分が何かすると通路側のおじさんが、
いちいちこっちを観察するんですよね(怒)
酒田駅からの乗客は自分も含めて3組だけなのに、
なんで近い席になるのだろうか?
座席の前後の仕切り板の意味ないじゃん?
と、なぜか自分の周りの席に集まるという、
指定席のあるあるですよね(笑)
さて、列車は17:00過ぎごろに、
笹川流れを通過したあと、
桑川駅で「海里」を追い越します。
1列席(ぼっち席)は山側なのですが、
問題を避けるために、
半分ぐらいの時間はミニラウンジにいたので、
日本海の風景も眺められて、
前向きに楽しめました(笑)
列車は山形県から新潟県に入って、
村上駅17:22到着する前(村上駅-間島駅間)に、
電気の直流と交流が切り替わる
デッドセクション(電気が通らない区間)
を通過します。
ここを通過する数秒間、室内灯が消えます。
これも知っていると、
なんだか嬉しくなる時間ですね(笑)
終点の新潟駅18:10到着、
特急「いなほ」の
豪華なグリーン席を体験できました。
新潟駅では、すぐにJR上越新幹線へ乗り換えて、
18:18発車の「とき342号」で帰路になります。
実は「とき342号」でも問題が続きます(汗)
グリーン席の窓側席だったのでしたが、
後ろの座席のおじさんの香水が強烈に臭くて、
20分ぐらい耐えましたが気分も悪くなって、
「空席がなければ普通指定席でも構いません」
と、車掌さんへ座席変更を伺いました。
「ご迷惑をおかけしました」と快く、
グリーン席で座席変更していただきましたが、
「悪いのは臭い乗客と、我慢できない自分です」
と会話して、丁重にお礼を言いました。
煩いのは音楽を聴くという次善策はありますが、
臭いのは対策するのが難しいですよね(汗)
座席も替わって気分も良くなってきたので、
車内販売を利用しますが、
「カタイバニラアイス」は完売してたので、
新メニューの「ルマンドクランチアイス」
を買ってみました。
「ルマンドクランチアイス」の蓋を開けると、
クランチがぼろぼろこぼれるのと、
全然固くないので、リピートはないかな(汗)
終点の東京駅20:12到着、
JR中央本線の快速へ乗り換えて新宿駅へ、
新宿駅から「小田急ロマンスカー」で、
旅が終わります。
今回の秋田・青森の旅は、
桜の時期が早くなってしまって、
計画した場所では散っていて残念でしたが、
「阿仁河川公園」を始めとして、
想定してなかった見ごろの桜を楽しめました。
秋田内陸縦貫鉄道と由利高原鉄道での、
途中下車の旅も、いい体験でしたし、
地方の鉄道の魅力を再発見できました。
JR五能線の快速「リゾートしらかみ」での、
夕陽や貸切状態体験も初めての体験でした。
まだまだ乗車したい列車・降りたい駅もあるし、
美味しいものも食べたいし呑みたいし、
また来年の計画が楽しみです
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桜を追って秋田・青森の旅2023年 その13:由利高原鉄道 矢島駅編 [旅・散歩-東北(北東北)]
早朝の秋田駅を出発して、
JR羽越本線の羽後本荘駅で、
由利高原鉄道へ乗り換えて、
途中下車の旅をした続きになります。
矢島駅9:19到着したあと、
2000年(平成12年)に建築された、
木の温もりがある木造駅舎を見物します。
駅舎内についてはあとにして、
街を歩きます。
駅から街を3分ほど歩くと、
天寿酒造があります。
土曜日曜は定休日で、
近くにある佐藤酒造も定休日なので、
酒蔵巡りは諦めます・・・
天寿酒造から20mぐらいでしょうか、
近くの民家の間に石段がありますが、
これを登っていきます。
ぐるっと山(丘)を登っていきます。
途中から足場のよくない石段になって、
鳥居が見えてきました。
石段を登り始めて5分かからないぐらいで、
明治15年(1882年)に建立された、
矢島神社に到着します。
桜の見ごろだったら凄そうですね。
境内からの眺めもいいです。
いつものように、
旅の無事に感謝をして、
また健康でここに来れることをお願いします。
矢島神社の裏手には小学校があって、
正門の方へ行ってみると、
堀のようになってます。
この辺りは八森城址(矢島城跡)で、
歴史のある場所だったんですね。
この周辺を少し歩いてから、
矢島駅へ戻ります。
矢島駅の駅舎内には、
「駅カフェおばこ」(写真手前側)と、
お土産店の「まつ子の部屋」(写真奥側)
があります。
「まつ子の部屋」の「まつ子さん」は、
会話も面白くて、荷物も預かっていただいて、
列車の見送りもなさって、
親切でパワフルで、またお会いしたいです。
https://akijin.jp/people/1718/
「駅カフェおばこ」の本棚には、
鉄道関係の漫画が集められていて、
面白いアイデアですね。
https://www.obako5.com/%E9%A7%85%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%93/
ここでゆっくりしたくなったので、
予定変更して乗車する列車を1本遅らせて、
「ブレンドコーヒー(ホット)」と
「厚焼きホットケーキ」をいただきます。
「ブレンドコーヒー」は、
「自家焙煎珈琲豆 彩豆」を使用していて、
税込200円なのは嬉しいですね。
「厚焼きホットケーキ」は、
ふわふわタイプのホットケーキで、
思わず出た言葉がタワー!
(なかやまきんに君風に)
2段の分厚さで大きくて美味しくて、
税込600円なのもリーズナブルです。
由利高原鉄道の前面展望の映像も流れて、
鉄道の旅気分が満載です。
まだまだ時間に余裕があるので、
「ブレンドコーヒー」おかわりと、
「揚げもち」(1本税込130円)
を追加注文します。
「揚げもち」は香ばしくて、
とても美味しかったのですが、
これはお酒に合いそうなので、
次回は列車に乗車する前に買って、
呑み鉄でいただきたいです(笑)
矢島駅11:55発車の
羽後本荘駅行の列車に乗車します。
この列車の車両は、
「鳥海おもちゃ列車 なかよしこよし」です。
車内に入ると、
ソファー席とボックス席がカラフルです。
カウンター席も洒落てます。
木のおもちゃや遊び場があって、
木の温もりが感じられる車両ですね。
これを見ると、鮎川駅近くにある、
「鳥海山木のおもちゃ美術館」
へも行ってみたくなります。
レストラン列車としての運行もありますが、
このときはレストランの営業は無く、
乗客も多くないのでボックス席を確保して、
「まつ子の部屋」で買った
「天寿 精撰カップ」と「桜もっち」で
呑み鉄開始です(酔)
「天寿 精撰カップ」は、
爽やかで呑みやすいお酒で、
天寿酒造は定休日で残念でしたが、
とりあえずお酒をいただけて満足です。
「桜もっち」は饅頭なのですが、
桜の風味とお餅のもっちり感があって、
上品な甘さで美味しくいただきました。
帰りは羽後本荘駅までこのまま寛ぐはずが、
途中、ご高齢のお姉さま3人組が乗車されて、
カウンター席が高くてうまく座れず危ないので、
ボックス席を譲ってカウンター席へ移りました。
カウンター席の気分も楽しめたし、
事故にもならなかったので、結果よかったです。
羽後本荘駅12:34到着、
初めて乗車した由利高原鉄道の旅は、
これで終わります。
乗り換えに20分ほど余裕があるので、
立派な駅舎を見物します。
風景も車両も魅力があって、
途中下車も楽しめて、
矢島駅では人の魅力と飲食も楽しめて、
由利高原鉄道は来年も乗車しに行きたいです。
このあとはJR羽越本線へ乗り換えます。
・・・続く
桜を追って秋田・青森の旅2023年 その12:由利高原鉄道 後編 [旅・散歩-東北(北東北)]
ソニーのα77Ⅱ(写真左)をメイン機に、
α6000(写真右)をサブ機として使ってます。
(どちらもミラーレス一眼カメラです)
α77Ⅱは2014年8月から使っていて、
もうすぐ10年目ですし、
このシリーズ(Aマウント)の
カメラ本体の製品は終了してるので、
買い替えを考えてました。
今はお手頃な本体のミラーレス一眼もあって、
APS-Cからフルサイズへの移行も考えましたが、
レンズが重くて高価なので、
趣味の道具としてのカメラなのに、
旅や趣味の予算が無くなっては本末転倒です。
それに、旅ではレンズ交換はほぼしないので、
高倍率のズームレンズを付けっ放しになり、
フルサイズの高画質を活かしきれません。
そんなこんなで、旅・散歩カメラとしての、
カメラを選ぶ基準・条件は次の通りになります。
①画質はそれなりによくて自然な発色
②AF・撮影の動作が速くて確実
③軽くて機動性がある
④起動時間が早い
⑤壊してもまた買えるお値段
α77Ⅱは当時、
①②④⑤は個人的には満足するレベルで、
③はフルサイズ機よりは軽いので、
購入しました。
そして(2023年)7月12日、
ソニーからα6700の新製品発表があって、
APS-C機ですが条件的には満足するもので、
実売価格も21~22万円との予想なので、
これは本命かな?とワクワクしてます(笑)
7月28日の発売から最低半年ぐらいは、
価格とソフト・本体のアップデートの
様子を見ようと思います。
長くなりましたが、前回の記事の続きです。
旅の3日目最終日(2023年4月23日)、
早朝の秋田駅を出発して、
JR羽越本線の羽後本荘駅で、
由利高原鉄道へ乗り換えて、
曲沢(まがりさわ)駅で途中下車した
続きになります。
「ゆりさくら公園」では、
桜は散っていて予定していた花見はできず、
時間に余裕ができたので、
予定を変更して黒沢駅まで歩くことにします。
子吉川(こよしがわ)を渡ります。
鳥海山は雲に隠れてしまいました。
通りを歩いていると、レトロな家も多いです。
「ゆりさくら公園」から12~13分歩くと、
大きなカーブの線路の途中にある、
黒沢駅に到着します。
木造のレトロ風なかわいい駅舎です。
駅舎内は広々として、
壁に着いたベンチがノスタルジーです。
駅舎の裏手には、見事に八重桜が咲いてます。
曲沢駅の一つ前の黒沢駅で、
この見ごろの八重桜が見えたのが、
黒沢駅まで歩いてみた理由なのです。
ホーム側の出入口を出ます。
ホームから見る八重桜もいいですね。
しばらくすると、
大きなカーブを列車が走ってきて、
いい眺めです。
黒沢駅8:55発車の
矢島駅行の列車へ乗車します。
車両は、曲沢駅で見た「おばこ号」です。
車内は、鯉のぼり仕様になってます。
座席は、
由利本荘市の伝統工芸品をイメージした、
落ち着いた旅情あるデザインです。
列車は、黒沢駅を発車すると、
子吉川の鉄橋を渡ります。
曲沢駅から歩いたときに見た鉄橋です。
鉄橋を渡るとすぐに曲沢駅に到着します。
やっぱり、何もない駅ですね(汗)
それもまたいいのですが(笑)
テーブル付きのボックス席でゆったりと、
「六根 純米 雪(ゆき)」で呑み鉄開始です(酔)
米の旨味もあってキレもよくて呑みやすい
「六根 純米 雪(ゆき)」は、
弘前で買ってホテルで温存しておいて、
持参してきてよかったです。
曲沢駅の次の駅、
前郷(まえごう)駅9:00到着、
ほとんどの桜は散ってますが、
当初の計画では、この駅で下車して、
「ゆりさくら公園」(歩いて12~13分)と、
街を歩く予定でした。
前郷(まえごう)駅9:01発車すると、
沢山の散った桜の木が見えたので、
次回は、桜を狙ってこの駅で下車したいです。
西滝沢駅9:08発車すると、
こちらの駅も散った桜の木に囲まれていて、
桜の季節なら見事な風景でしょうね。
そのあとも、川辺駅など、
途中下車を誘惑される駅があって、
由利高原鉄道はリピート確定となります(笑)
終点の矢島駅9:19到着します。
矢島駅には車両基地があって、
羽後本荘駅から曲沢駅まで乗車した、
「nostalgic trainちょうかい」が
停車してました。
朝に運行しているうちに、
乗車できて運がよかったですね。
このあとは、矢島駅周辺の街を歩きます。
・・・続く
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桜を追って秋田・青森の旅2023年 その11:由利高原鉄道 前編 [旅・散歩-東北(北東北)]
旅の3日目最終日(2023年4月23日)、
早朝6:00過ぎにホテルをチェックアウトして、
秋田駅へ向かいます。
秋田駅のホームへ行くと、
JR男鹿線の列車が停車していて、
乗車したいですが、また次回のお楽しみです。
乗車するのはJR羽越本線の
酒田駅行の列車です。
乗れるものなら、写真右側に並んでいる、
貨物列車に乗車したいですが(笑)
秋田駅6:49発車、しばらくすると、
日本海の風景がチラチラと見えます。
列車の行き違いも見物しながら、
車内で過ごします。
子吉川(こよしがわ)を渡ると、
間もなく羽後本荘駅に停車します。
羽後本荘駅7:41到着、ここで下車します。
由利高原鉄道鳥海山ろく線
へ乗り換えますが、
乗り換え時間が5分しかないので、
ダッシュで窓口に行って、
楽楽遊遊乗車券(1日フリー乗車券)を
購入して(税込で大人1,100円、小人500円)、
ホームを移動します(汗)
乗車する列車は、
「nostalgic trainちょうかい」です。
車体のデザインもシブいですが、
車内には木製のテーブルもあって、
沢山の鯉のぼりが飾られてます。
この列車は「こいのぼり列車」なんですね。
照明も凝っていて、レトロな雰囲気があります。
矢島駅行の列車は羽後本荘駅7:46発車、
弘前にある松緑酒造の日本酒、
「六根 純米 雪(ゆき)」で、
朝っぱらから日本酒で呑み鉄開始です(笑)
朝早いのでちびちびと、
刺激少なめにいただきましたが、
「六根 純米 雪(ゆき)」は、
しっかりした米の旨味がありながら、
キレもよく、呑みやすいお酒です。
田園風景を眺めながら、
ちびちびと呑み鉄を楽しみます。
桜の飾りもあって、車内で花見もできますね。
子吉川を渡ると間もなく、
最初の目的の駅に到着します。
曲沢(まがりさわ)駅8:03到着、
17分ほどの短い乗車でしたが、
ここで下車します。
列車を見送りますが、
見渡す限り田んぼです。
田んぼに囲まれて、
これはまた凄い駅で降りましたね(汗)
ホームからは鳥海山の眺めが素晴らしいです。
駅の周りを見ていたら、
羽後本荘駅行の列車が到着します。
列車を見送ります。
列車が走って行った脇道を歩きます。
子吉川に出たら、
鉄橋をあとに川沿いを歩きます。
曲沢駅から歩いて12~13分ほどで、
「ゆりさくら公園」に到着します。
「ゆりさくら公園」は、
川沿いに桜並木が続いて、
桜の見ごろの時期だったら、
鳥海山を背景に絶景だったと思います。
今年の桜は早くて、
完全にタイミングを外しました(汗)
計画通り「ゆりさくら公園」に来ましたが、
花見はできなかったので、
このあとの予定変更を考えます。
・・・続く
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桜を追って秋田・青森の旅2023年 その10:リゾートしらかみ 続編 [旅・散歩-東北(北東北)]
秋田駅から人気の観光列車の、
快速「リゾートしらかみ1号」で、
弘前駅へ行って、
街と弘前公園を歩いた続きになります。
弘前公園から歩いて弘前駅へ戻って、
駅のホームで列車を待っていると、
快速「リゾートあすなろ」でしょうか、
15:48に到着します。
この列車は、
快速「弘前夜桜鑑賞号」として、
この日(2023年4月22日)に、
JR奥羽本線の秋田駅-弘前駅間で
臨時列車として運行されてました。
「リゾートあすなろ」は、
この(2023年)夏で運行終了となって、
「ひなび(陽旅)」「SATONO(さとの)」
という、新しい観光列車へ改造されるので、
見ておきたかったのでした(涙)
そのすぐあとに弘前駅始発の、
快速「リゾートしらかみ6号」が入線します。
「リゾートしらかみ」は、
HB-E300系(ハイブリッドエンジン)の
「ブナ」編成と「青池」編成、
キハ48形気動車を改造した
「くまげら」編成がありますが、
今回の「リゾートしらかみ6号」は、
一番古い「くまげら」編成です。
広い窓と、広いシートピッチの、
ゆったりした1号車の指定席に座ります。
4両編成の1号車、4号車にある、
展望スペースです。
弘前駅16:06発車、岩木山を眺めます。
川部駅16:13到着、ここで7分停車して、
進行方向が変わって、
JR奥羽本線からJR五能線へ入ります。
停車中に2号車のボックス席を見物します。
この時は乗客も少なかったので、
ボックス席も空席が多くて、
チャンスだったかもしれません。
川部駅16:20発車すると、
弘前駅で買っておいた総菜、
「いがめんち」「貝焼きみそ」「えびグラタン」
で呑み鉄開始です(酔)
どれも300円前後でリーズナブルで、
手づくりの味がいただけて、
特に「いがめんち」の食感がたまりません。
弘前にある松緑酒造の日本酒、
「六根 純米 華(はな)」は、
お米の甘味と酸味がバランスよく、
上品な香りで呑みやすいお酒でした。
鯵ヶ沢駅17:12到着、6分ほど停車するので、
ホームへ降りて車両を見物します。
2号車と3号車の間を見ると、
キハ48形気動車の改造であることがわかります。
鯵ヶ沢駅17:18発車、
ここまで、津軽三味線の生演奏など、
イベントはなくて、
千畳敷駅も通過するので、
なんか損な気分になります・・・
しかし、暗くなってくると、
美しい海岸線と夕陽の風景になってきて、
なるほど、「リゾートしらかみ6号」は、
これが最大のイベントだったんですね。
深浦駅18:04到着、
ここでは18分も停車時間があります。
駅舎を出てみます。
駅舎のすぐ前は海岸で、
夕陽と日本海の風景が素晴らしいです。
「大岩」の近くまで行ってみます。
深浦駅のホームに戻ると、
深浦駅止まりの普通列車が到着して、
そのあとに、
「リゾートしらかみ6号」が発車します。
深浦駅18:22発車、
沈んでいく夕陽と海岸の風景が続きます。
弘前駅の駅弁売場で買った、
「津軽めんこい懐石弁当 ひとくちだらけ」
で、呑み鉄を再開します(酔)
写真の上から1段目の左から:
ほたて飯、くわ焼き(鶏肉)、すしこ、
味噌おでん、煮ホタテ、カボチャ餅
写真の上から2段目の左から:
イナリ寿司、牛バラ焼、紅鮭寿司、
煮物4点、茄子しそ巻、黒石焼そば
写真の上から3段目の左から:
しじみ御飯、豚みそ漬、赤カブ漬、
手作り卵焼き、ホタテ唐揚げ、酢ホタテ
写真の上から4段目の左から:
若生おにぎり、牛源たれ焼、きゅうり漬、
葱おひたし、鶏肉塩焼、イカメンチ
津軽地方の郷土料理を中心に、
24種類を集めたお弁当で、
1,350円(税込)で、
豪華な内容なのも嬉しいですね!
美味しいお酒とおつまみで、
陽が沈むまで、
日本海の風景を楽しみました。
すっかり夜になって東能代駅19:42到着、
ここで再び進行方向を転換して、
JR五能線からJR奥羽本線へ入るので、
7分ほど停車します。
東能代駅19:49発車すると、
なんと!1両貸し切り状態でした。
好きなように座席に座ったり、
踊りながら通路を歩いたり、
好き勝手しながら(笑)、
終点の秋田駅20:42到着、
「リゾートしらかみ6号」の
約4時間半の旅が終わります。
「リゾートしらかみ」の最終列車である、
「リゾートしらかみ6号」には
初めて乗車しましたが、
夕陽を楽しめるプレミアがあって、
運行はよく考えられていますね!
秋田駅では宿泊しているホテルの、
「秋田キャッスルホテル」へ戻って、
1日が終わります。・・・続く
桜を追って秋田・青森の旅2023年 その9:弘前散歩編 [旅・散歩-東北(北東北)]
秋田駅から人気の観光列車の、
快速「リゾートしらかみ1号」で、
弘前駅へ向かった続きになります。
秋田駅を8:19発車した青森駅行の
「リゾートしらかみ1号」は、
JR五能線を経由して弘前駅12:48到着、
ここで下車します。
改札前ではリンゴと桜が迎えてくれますが、
その前に「りんご自販機」で、
りんご100%ジュースが欲しくなります(笑)
りんご100%ジュースは種類が多くて、
個人的には酸味が強めが好みなので、
「ジョナゴールド」と「きおう」の
2本を買います。
駅舎を出ますが、
もう桜の見ごろは終わっているので、
弘前公園へのバスの行列はありません(汗)
今年(2023年)の桜は早かったので、
弘前公園へは行かずに街を歩いて、
弘南鉄道の中央弘前駅へ向かいます。
途中、レトロな雰囲気の
「弘前中央食品市場」へ寄ってみますが、
2022年3月に閉店したようで残念です・・・
JR弘前駅周辺よりも、
こちらの方が古くからの中心街でしょうか、
商店街を歩きます。
JR弘前駅から歩いて20分ほどで、
弘南鉄道の中央弘前駅に到着します。
中央弘前駅のすぐ駅前に、
レトロな煉瓦造りの建物があるので、
近くへ行ってみます。
正面から見ると、こちらは教会で、
大正9年(1920年)に建てられたそうです。
煉瓦造りが素晴らしいですね。
弘南鉄道に乗車しようと中央弘前駅へ行くと、
ちょうど列車が発車してしまいました(汗)
大鰐駅(大鰐温泉)へ行ってみたいのですが、
次の列車は1時間後で、往復するだけでも、
JR弘前駅から乗車する予定の列車に
間に合わないので諦めます。
駅のホームを見物していると・・・
「こけし灯ろう」が展示されているんですね!
次回来るときには、列車に乗車したいので、
近くで見てみたいですね。
(暗くなった方がいいのかな?)
中央弘前駅から3分ほど歩くと、
「旧吉井酒造煉瓦倉庫」があります。
その1つは、
「弘前れんが倉庫美術館」になってます。
入ってみると、犬か何かのオブジェがあります。
時間もあるし、見物しようと思いましたが、
観覧料は一般1,300円ですか・・・
個人的には気になる展示ではないので、
「弘前れんが倉庫美術館」を出て、
弘前公園へ行ってみることにします。
「旧吉井酒造煉瓦倉庫」から10分ほど歩いて、
1904年に建設された「青森銀行記念館」
(国の重要文化財に指定されている)
の前を通ると、弘前公園に到着します。
やっぱり桜は散ってますね、
花筏もありません(汗)
三の丸東門から、
弘前公園(弘前城跡)へ入ります。
桜は諦めていたのですが、
八重桜が見ごろでよかったです!
しだれ桜もまだ見ごろの木もありますね。
歩き疲れたので、
花見スペース?でひと休みします。
ここではほぼ散ってますが、
桜の余韻を感じながら、
JR弘前駅で買っておいたりんごジュースで、
30分ほど花見をします。
諦めていた弘前公園の桜ですが、
桜の本数だけでなく種類も多いので、
ちょうど見ごろの桜もあって、
花見気分を味わえました。
このあとJR弘前駅へ戻って、
再び「リゾートしらかみ」に乗車します。
・・・続く
桜を追って秋田・青森の旅2023年 その8:リゾートしらかみ 後編 [旅・散歩-東北(北東北)]
秋田駅から人気の観光列車の、
快速「リゾートしらかみ1号」で、
弘前駅へ向かった続きになります。
秋田駅を8:19発車した
「リゾートしらかみ1号」は、
東能代駅で進行方向を転換して、
JR奥羽本線からJR五能線を走って
岩館駅10:00到着します。
約4分の停車時間があるので、
駅舎を見物します。
木造のレトロな駅舎がシブいですね。
岩館駅10:04発車すると、
美しい海岸の風景が続いて、
秋田県から青森県に入ります。
十二湖駅10:25発車してしばらくすると、
大きな岩の風景が見られます。
10:30過ぎに陸奥岩崎駅を通過すると、
海側の席からも白神山地が見えます。
ウェスパ椿山駅10:38到着、
観光施設「ウェスパ椿山」は、
2020年10月に閉鎖となりましたが、
その後が気になります。
宿泊設備などの建物はきれいに残っていて、
「不老ふ死温泉」への連絡バスも、
列車に合わせて運行されているので、
駅は存続しそうです。
静態保存されていた8620形蒸気機関車は、
ブルーシートが被されたままで、
今後どうなるのか心配です(汗)
深浦駅10:52到着、約6分の停車するので、
ホームに降りてみます。
深浦駅は海岸に近いので、
美しい海岸を眺めます。
ここで、秋田駅へ向かう
「リゾートしらかみ2号」と
行き違いになります。
深浦駅10:58発車してしばらくすると、
徐行運転のサービスで
美しい海岸の風景が楽しめます。
しばらくの間、海岸線沿いに走ります。
日本海を眺めながらの呑み鉄は最高ですね(酔)
「刈穂 吟醸酒 六舟」は、
辛口ですっきり呑みやすい日本酒なので、
おつまみが無くても美味しくいただけます。
11:20ごろ、千畳敷海岸が見えてきますが、
「リゾートしらかみ1号」は、
千畳敷駅は通過するので、
15分間の千畳敷海岸の散策はできません。
千畳敷駅を通過すると、
美しい鯵ヶ沢の海が見えてきます。
鯵ヶ沢駅11:42到着、
2分ほど停車して発車すると、
「三味線生演奏」が始まります。
「三味線生演奏」は、
1号車の展望スペースで開催されますが、
3列目の席だったので、特等席です!
三味線の迫力ある演奏はたまりませんが、
五所川原駅12:09到着までの
イベントになります。
五所川原駅12:10発車すると、
「金多豆蔵人形芝居」が始まります。
何を言っているかは全てわかりませんが、
コミカルで楽しめました。
川部駅12:35到着、ここで6分ほど停車、
進行方向を転換して、
JR五能線からJR奥羽本線を走ります。
川部駅12:41発車、弘前駅まで続く、
岩木山の眺めがいいですね。
弘前駅12:48到着、
ここでも進行方向を転換して、
終点の青森駅へ向かいますが、
今回はここで下車します。
秋田駅から約4時間半もの
「リゾートしらかみ」の旅ですが、
運賃+指定席料金530円だけで、
広々とした座席や豪華な車内、
美しい海岸の風景など沢山楽しめて、
何度乗車しても飽きません。
五能線フリーパス(大人3,880円)なら、
2日間有効で、JR五能線全区間と、
JR奥羽本線の
秋田駅-東能代駅間、弘前駅ー青森駅間が、
自由に乗り降りできるので、
秋田駅、青森駅方面の観光にもお得です。
いちいちお手振りや、あっち見てこっち見て、
の案内があって忙しくて時間を取られたり、
食事コースが決まっていて自由な時間が少なく、
豪華で差別化されている観光列車よりも、
「リゾートしらかみ」は自由に過ごせて、
オリジナルの旅を組み立てて楽しめるので、
個人的には一番のオススメの観光列車です。
このあとは、弘前の街を歩きます。
・・・続く