新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その16:福井駅と北陸本線編 [旅・散歩-北陸]
早朝に福井城跡を散歩しながら福井駅まで歩いて、
えちぜん鉄道三国芦原線の三国神社駅、
下兵庫こうふく(しもひょうごこうふく)駅、
本荘駅、鷲塚針原(わしづかはりばら)駅、
と下車した続きになります。
鷲塚針原駅からは、
えちぜん鉄道へ乗り入れている
福井鉄道の路面電車(福井鉄道F1000形電車)に乗車、
田原町駅で乗り換えて福井駅に到着します。
福井駅では、
えちぜん鉄道からJRの福井駅へ向かいます。
時間は13:30過ぎなので、
食事をしようと西口前にある恐竜広場へ抜けます。
JR福井駅のすぐ隣にある、
複合施設「ハピリン」に向かいます。
「ハピリン」には観光客が多くいましたが、
休憩や時間待ちの観光客ばかりで、
お店は混み合ってないので、
1階にある「あみだそば 福の井」に入ります。
1年前(2022年10月)の旅でも食事したお店ですが、
美味しくてリーズナブルで場所も便利で、
おつまみメニューも充実しているので、
リピートになります。
まずは、日本酒「福の井」で喉を潤します(酔)
「福の井」は、
「あみだそば 福の井」のオリジナルの日本酒で、
旨味、辛味バランスよく呑みやすくて、
蕎麦とよく合います。
おつまみには、
やっぱり「へしこのあぶり焼」ですね。
塩分に注意ですが、
凝縮された旨味、風味はお酒に合って、
福井に来たら外せない逸品です。
メインのお蕎麦は「おろしそば三昧」です。
「おろしそば三昧」(税込1,700円)は、
福井県産の特上そば粉を使った十割そばを、
おろし、わさび、 とろろの三種でいただけて、
美味しくて量も多くてお得だと思います。
「焼鯖寿司」2貫も付けました。
福井名物が食べれて福井駅からも近く、
同じ1階にはお土産店もあるので、
「あみだそば 福の井」は、
またリピートしたいお店ですね。
食事に満足して、お土産も買って、
JR福井駅から地元神奈川までの帰路になります。
これが最後になる、
福井駅でのJR北陸本線の風景を、
しばらくの間見物します。
貨物列車の通過です。
そして、乗車する列車の、
特急「しらさぎ12号」が到着します。
こんな在来線特急が発着する風景も、
福井駅で見れるのはこれが最後になります(寂)
名古屋駅行の特急「しらさぎ12号」は、
福井駅15:36発車、
「ハピリン」のお土産店で買っておいた、
「吉田酒造」の「白龍 純米生貯蔵酒」で、
呑み鉄します(酔)
すっきりした口当たりと、
甘味と米の旨味が美味しい「白龍 純米生貯蔵酒」で、
最後のJR北陸本線の福井駅-敦賀駅間に乾杯です!
米原駅16:44到着、ここで進行方向転換して、
JR北陸本線からJR東海道本線へ入るので、
6分ほど停車します。
終点の名古屋駅17:49到着、
福井駅から乗車する特急「しらさぎ」は、
これが最後になります。
名古屋駅では17:59発車の
JR東海道新幹線「のぞみ432号」へ乗り換えます。
福井駅で買っておいた「えんがわ寿司」と、
「白龍 純米生貯蔵酒」の残りで呑み鉄開始です(酔)
田村屋の「えんがわ寿司」(税込1,260円)は、
”わさびめし”が香りもよくさっぱりして、
「えんがわ」の脂との調和がたまりません!
この日は2023年10月29日、
JR東海道新幹線の車内ワゴン販売は、
2023年10月31日をもって終了するとのことで、
最後の車内販売を利用しようとしましたが、
ウイスキーもシンカンセンスゴイカタイアイス
(スジャータバニラアイス)も売り切れていて、
残念無念でした(涙)
ホテル呑み用で残っていた、
ジョニ黒で呑み鉄します(酔)
今回の福井の旅は、
えちぜん鉄道で途中下車をして、
駅を見物することばかりしてましたが、
駅周辺の街や魅力的なスポットもあって、
ちょっとした観光も楽しめました。
神社にもよく訪れてますが、
その神社が何でそこにあるのか?
その神社の歴史や建物、意味などで、
その土地がどんな発展をしたのか?
知ったり、想像したり、
楽しむ気持ちは大事だと思います。
面倒(な人)に巻き込まれたくないので、
そんな細かい内容は記事には書きませんが(笑)
また、信仰とかは関係なく、
"人が決めた礼儀"にはとらわれすぎず、
頭を固くしていちいち拘りすぎず、
(好き勝手していいという意味ではありません)
その土地の神様にお礼や挨拶をして、
ひと休みさせていただいて自然を感じたり、
その土地の人々とどんな関係の神社なのか、
感じることも大切だと思います。
(モラルとデリカシーは必要です。念のため)
話は(鉄道の旅だけに)脱線してしまいましたが、
リニューアルした「福井県立恐竜博物館」や、
美味しいもの、酒蔵巡りも楽しめました。
今年(2024年)も10月に福井の旅を予定してますが、
JR北陸新幹線延伸後はどんな状況か楽しみです
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その15:えちぜん鉄道 鷲塚針原駅編 [旅・散歩-北陸]
旅の3日目(2023年10月29日)最終日、
早朝に福井城跡を散歩しながら福井駅まで歩いて、
えちぜん鉄道三国芦原線の三国神社駅、
下兵庫こうふく(しもひょうごこうふく)駅、
本荘駅と、下車した続きになります。
下兵庫こうふく駅からは福井駅へ戻って、
地元神奈川までの帰路になりますが、
福井駅行の列車でそのまま戻るのではなく、
途中、鷲塚針原(わしづかはりばら)駅で
乗り換えます。
えちぜん鉄道三国芦原線の
鷲塚針原駅-田原町駅間は、
福井鉄道福武線(路面電車)が乗り入れてるので、
鉄道の大型車両と路面電車の、
2種類のホームが並んでます。
駅の周りは、ほぼ住宅街です。
この1年前(2022年10月)の旅でも下車しましたが、
鷲塚針原駅の木造駅舎も魅力です。
駅舎内は広くはありませんが、
木の温もりがあるリフォームがされてます。
鷲塚針原駅は無人駅で、
昭和3年(1928年)の開業からの木造駅舎は、
国の登録有形文化財に指定されてます。
こちらの木造駅舎の壁も
白いトタン板で補強されてますが、
下から覗くと木造なのがよくわかります。
しばらく駅舎を見物していると、
路面電車(福井鉄道F1000形電車)が到着します。
福井駅行の列車も到着しますが、
もちろん、乗車するのは路面電車です。
福井鉄道F1000形電車は、
連接車体の3両編成で、
「FUKURAM」(フクラム)の愛称があります。
路面電車ですが、広い車内です。
吊革にカニとかハートとかって面白いです。
連接部分は隙間も少なく広々としてます。
この路面電車は折り返して、
福井鉄道たけふ新駅行となって、
鷲塚針原駅12:59発車します。
鷲塚針原駅-田原町駅間は、
えちぜん鉄道の線路を走るので、
路面電車なのに65km/hに速度を上げて、
(揺れも含めて)迫力があるのも魅力です。
手持ちなので揺れてますが、
車内で撮影した動画です。
(フレームサイズ320×180に縮小してます)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
乗客も少ないので、
プレモルで呑み鉄開始です(酔)
田原町駅13:12到着、ここで下車します。
短い時間でしたが速い路面電車を楽しみました。
田原町駅から福井鉄道の線路へ向かう、
路面電車を見送ります。
田原町駅は有人駅で、
こちらはえちぜん鉄道の改札です。
線路を渡ると、福井鉄道の改札があります。
名古屋鉄道の岐阜市内線・揖斐線・美濃町線
などで走っていた770形電車(名鉄モ770形電車)
が停車してましたが、
こちらも乗車してみたいですね。
13:21発車の福井駅行の列車へ乗り換えます。
古い駅舎や施設もあって、
路面電車も乗り入れている、
えちぜん鉄道三国芦原線の
途中下車の旅に満足しました!
このあとは福井駅へ戻って、
この旅のラストスパートになります。
・・・続く
盲腸線~行き止まり駅の旅 #9 えちぜん鉄道三国芦原線(福井県)
- 出版社/メーカー:
- 発売日: 2019/06/12
- メディア: Prime Video
福井鉄道 田原町駅〜越前武生駅 (鉄道の車窓vol.11) [DVD]
- 出版社/メーカー: 株式会社キャメル
- 発売日: 2012/10/31
- メディア: DVD
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その14:えちぜん鉄道 本荘駅編 [旅・散歩-北陸]
早朝に福井城跡を散歩しながら福井駅まで歩いて、
えちぜん鉄道三国芦原線の三国神社駅、
下兵庫こうふく(しもひょうごこうふく)駅と
下車した続きになります。
下兵庫こうふく駅からは、
三国港駅行の列車に乗車して、
終点の三国港駅まで行きます。
三国港駅の木造駅舎は、
2010年に改修されましたが、
旧駅舎の建材での改修なので、
昔の駅舎の雰囲気が残ってます。
無人駅ですが、窓口も残ってます。
駅のホームから見える、
大正2年(1913年)に建築された、
煉瓦造りの眼鏡橋(めがねばし)が
レトロで素敵です。
三国港駅では折り返しの
乗車してきた列車にまた乗車して、
福井駅方面へ向かいます。
えちぜん鉄道三国芦原線は、
東尋坊への観光客で混雑していて、
座って乗車して足を休めたかったので、
一旦、三国港駅まで来たのでした。
※一日フリーきっぷ(1,000円)利用です
予定してなかったのですが、
この日、列車から見て気になったので、
本荘駅で下車します。
ここもまた、
ホームの横は田んぼが広がっています。
瓦屋根の小ぢんまりした駅舎が気になって、
本荘駅で下車してみました。
こちらの駅舎もまた、
木造駅舎の側面がトタン板で補強されてます。
駅舎内もリフォームされてますが、
木の温もりがあっていいですね。
瓦屋根と出入口の独特の屋根の造りが、
どちらもレトロ感があってたまりませんね。
下から覗くと木造部分がよくわかります。
下車する予定がなかった駅なので、
全く下調べをしてなかったのですが、
この木造駅舎は、
国の登録有形文化財に登録されているんですね。
駅前は田んぼと道路です。
近くの踏切を渡ると住宅街になります。
そして、
本荘駅でもうひとつ気になっていたのは、
構内踏切でした。
この踏切は電鈴(でんれい)式といって、
上にある丸い部分に鐘が入っていて、
昔懐かしい鐘の音の警報音が鳴ります。
福井駅方面への列車では、
構内踏切は閉まらないので鳴りません。
三国港駅方面への列車が到着して、
構内踏切が閉まるので、
急いで動画撮影の準備をします(汗)
動画になります。
(フレームサイズ320×180に縮小してます)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
(列車のモーター音も懐かしいです)
電鈴式の踏切は貴重な存在なので、
いつまでも残って欲しいです。
正確には把握してませんが、
えちぜん鉄道に数か所あるので、
踏切の音を確認しながら乗車するのも
面白いかもしれません。
本荘駅もまた、素敵な駅でした!
このあとは、福井駅へ戻ります。
・・・続く
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その13:えちぜん鉄道 下兵庫こうふく駅編 [旅・散歩-北陸]
ホテルを早朝にチェックアウトして、
福井城跡を散歩しながら福井駅まで歩いて、
えちぜん鉄道三国芦原線の三国神社駅まで
乗車した続きになります。
三国神社で散歩したあとは、
三国神社駅から福井駅行の列車に乗車して、
下兵庫こうふく(しもひょうごこうふく)駅で
下車します。
下兵庫こうふく駅は、
1年前(2022年10月)の旅でも下車しましたが、
あまり時間をとってなくて、
気になったところを見れなかったので、
今回も訪れました。
下兵庫こうふく駅もまた、
線路を挟んで田んぼと住宅街に分かれる風景が
たまりません。
ホームには、
近くの「淵龍の池」に伝わる、
龍の伝説を表現した「かがし」が展示されてます。
ホームの出入口には、
小さな木造の待合室があります。
室内は木の温もりで落ち着きます。
駅前は駐車場になってます。
前回の旅で気になっていたのは、
駅前にある「こうふくロードmap」です。
オススメのスポットが案内されてるので、
歩いてみます。
まずは、駅のホームから見える、
赤いガードが続く道を歩きます。
数分歩くと、春日神社の北参道になります。
神社へ続く道なので赤いガードなのでしょうか。
3~4分歩くと広いスペースに到着します。
その奥へ進むと、拝殿と御本殿の横に出ます。
手水舎です。
いつものように、旅の無事に感謝をして、
また健康でここに来れますようお願いをします。
拝殿の正面からの参道(表参道?)を歩きます。
神のお使いの神鹿の像があります。
御神木です。
緑豊かで静かな神社で、
落ち着いた雰囲気で楽しく歩けました。
参道を出て、えちぜん鉄道の線路を潜ります。
その先には、
竜が棲んでいるという伝説がある、
「淵龍の池(えんりゅうのいけ)」があります。
6~8月ごろには、池に植えられたスイレンが咲く
こともあるとのことです。
えちぜん鉄道の線路が近くて、
踏切の警報音が聞こえてきたので、
逆光ですが撮り鉄してみましょうか。
この写真の先の兵庫川を渡ると、
蕎麦畑が広がっていて、
いい風景が撮影できそう(笑)ですが、
時間もかかるので今回は行きません。
「淵龍の池」と電車です。
ひと休みしてから、
街を歩いて下兵庫こうふく駅へ戻ります。
「淵龍の池」から下兵庫こうふく駅まで、
歩いて6~7分ほどで近くて、
オススメコースを見物しながら歩いても、
1時間ほどでちょうどよかったです。
気になっていた「こうふくロード」に満足して、
再びえちぜん鉄道の列車に乗車します。
・・・続く
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その12:三国神社編 [旅・散歩-北陸]
ホテルを早朝にチェックアウトして、
福井城跡を散歩しながら福井駅まで歩いた
続きになります。
福井駅からは、
えちぜん鉄道三国芦原線の列車で、
三国港駅方面へ向かいます。
三国港駅行の列車は福井駅7:23発車、
新福井駅、福井口駅と、
JR北陸新幹線の高架横を走ります。
福井口駅7:27発車すると、
三国芦原線と勝山永平寺線に分岐します。
九頭竜川を渡ったところにある
中角駅7:42発車すると、
田園風景と長い直線が続きます。
三国神社駅8:10到着、ここで下車します。
三国神社駅には駅舎は無く、
屋根の低い待合室があります。
小ぢんまりした室内は、
木造の温かみがあります。
駅前は特に何もなく駐輪場ですね。
三国神社駅から三国神社まで、
ほぼ住宅街を歩きます。
三国神社駅から10分ほど歩くと、
三国神社の鳥居に到着します。
参道を進みます。
途中にある手水舎は意外に小さいです。
参道を歩いて、隋身門に到着します。
この立派な隋身門は、
明治3年(1870年)に完成したもので、
県指定有形文化財とのことです。
複雑に組まれた装飾を眺めます。
写真左側の「光華閣」の3字額は、
慶応4年(1868年)に、
第17代福井藩主・松平茂昭公が
寄進されたものとのことです。
左右の随身像も立派です。
隋身門の先は自然豊かな広々とした空間です。
歩いていると、
神輿堂や神馬堂などもあります。
拝殿に到着して、いつものように、
旅の無事に感謝をして、
また健康でここに来れますようお願いをします。
天文9年(1540年)からの歴史ある三国神社は、
拝殿も見事ですね。
拝殿の横を歩きます。
その先には八幡神社があります。
そして、気になる鳥居があります。
大きな岩がお祀りされてますが、
永禄7年(1564年)に建立された、
山王宮旧跡とのことです。
三国神社は広々として見どころも多く、
自然に囲まれて静かで落ち着きます。
朝早いのもありますが、
人も少なかったのもよかったですね。
もう少し歩けば古い街並みも見られるようです。
JR北陸新幹線の延伸とインバウンドで、
福井も観光客が増えているようなので、
ちょっとした穴場になるかもしれませんね。
このあとは、三国神社駅へ戻って、
えちぜん鉄道で次の目的地へ向かいます。
・・・続く
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その11:福井城址散歩編 [旅・散歩-北陸]
ホテルを早朝にチェックアウトして、
福井駅へ向かいます。
宿泊した「ホテルフジタ福井」の東側にある、
福井城跡を散歩しながら福井駅まで歩きます。
福井城跡の西二ノ丸は、
広い中央公園になってます。
中央公園の一角に石垣があるので行ってみます。
これは福井城の山里堀跡だそうです。
内堀に架かる御廊下橋を渡って、
本丸へ向かいます。
御廊下橋は平成20年(2008年)に復元されて、
木造の屋根があります。
御廊下橋を渡ると、
平成30年(2018年)に復元された、
山里口御門があります。
山里口御門を抜けると本丸ですが、
すぐ横に福井県警本部があるので、
ちょっと狭苦しいのと、
お城の雰囲気が台無しなのが勿体ないです。
急な石段を登って天守跡へ向かいます。
石段を登ると、庭園のように整備されてます。
平成29年(2017年)に復元された井戸、
「福の井」があります。
「福の井」は福井の地名の由来説もあって、
福井の原点かも知れませんね。
天守跡へ向かいます。
天守跡には特に何もないですが、
雨上がりの虹が見えて幸先がいいですね。
昭和23年(1948年)の
福井地震で崩れた石垣も残ってます。
福井城は、
高さのある内堀の石垣も魅力ですが、
石段のような内堀の石垣の内側もいいですね。
御本城橋を渡って、福井城跡を後にします。
ホテルの近く、福井駅の近くにある史跡、
福井城跡、中央公園は便利なのですが、
デカい福井県庁や県警が本丸に建っていて、
なんだか勿体ないですね(汗)
御本城橋を渡ると、
福井駅までは徒歩5分もかかりません。
福井駅西口には7:15ごろに到着して、
東口のえちぜん鉄道の福井駅に向かいます。
このあとは、
2日続けてえちぜん鉄道途中下車の旅になります。
・・・続く
日本名城紀行 古城の誘い 日本の名城31 DVD8枚組 ACC-010
- 出版社/メーカー: 株式会社 コスミック出版
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: DVD
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その10:えちぜん鉄道 越前竹原駅編 [旅・散歩-北陸]
早朝の福井駅から、
えちぜん鉄道勝山永平寺線に乗車、
勝山駅では「福井県立恐竜博物館」へ行って、
越前野中駅、発坂駅、山王駅で
途中下車した続きになります。
山王駅の次は、勝山駅行の列車に乗車して、
お隣の越前竹原駅で下車します。
こちらの駅も駅舎が気になって下車しました。
構内踏切を渡って駅舎へ向かいます。
駅舎内は広くはなく、
木の温もりのあるリフォームがされてます。
越前竹原駅も木造駅舎で、
周りは白いトタン板で補強されてます。
下から覗き込むと、木造なのがわかります。
越前竹原駅のホーム側は田んぼの風景で、
駅舎側は住宅街になってます。
スマホで地図を見てみましたが、
駅の近くはほぼ住宅街か田んぼで、
雨も降っているので歩き回るのは止めました。
時間は15:30過ぎで、
福井駅へ戻るには少し早いので、
越前竹原駅から勝山駅行の列車に乗車して、
再び勝山駅へ行くことにします。
越前竹原駅15:34発車、
終点の勝山駅15:49到着します。
勝山駅では、
同じ列車の折り返しの福井駅行に乗車して、
越前野中駅で下車したときに買っておいた、
「吉田酒造」の「白龍 純米大吟醸生貯蔵酒」で、
福井駅までゆっくり呑み鉄します(酔)
「白龍 純米大吟醸生貯蔵酒」は、
この少し前にいただいた
「白龍 純米生貯蔵酒」より、
甘味も米の旨味もありますが、
すっきりした口当たりで、
やはり「吉田酒造」らしい呑みやすさと、
後味のさっぱり感がたまりません。
勝山駅16:19発車、
雨も上がってきて虹が見えて、
これまた最高の呑み鉄です(酔)
終点の福井駅17:12到着、
この日は雨となりましたが、
「福井県立恐竜博物館」や酒蔵巡りもできて、
雨だからこそ予定外に途中下車もできて、
一日えちぜん鉄道の旅を楽しめました!
混む前に早めに食事にしようと、
駅のすぐ隣にある複合施設「ハピリン」へ
行ってみます。
しかし、観光客と外国人で混み合ってたので、
前日と同じく、西武デパートへ行ってみます。
8階のレストラン街へ行くと空いていて、
ここで食事にすることにします。
恐竜の骨格標本のレプリカもあって、
休憩にもいいスペースですね。
気になるお店もありましたが、
前夜と同じく「ほまれ寿司」にします。
https://homarezushi.net/
(お店の写真は前日のものです)
まずは生ビールで一息つきます。
最初は、
「本日の厳選鮮魚のお造り」(税込1,628円)
を注文します。
前日とほぼ同じ内容ですが、
マグロ中トロ、ぶり、鯛と、
何れも新鮮で美味しくて、
海老の甘さは際立って美味しかったです。
量も多くて、お値段的にも2人前かな?
次は、前日食べてお気に入りの、
「贅沢特上ネタ5貫盛」(税込1,848円)です。
のどぐろとマグロ中トロは必ず入って、
前日との違いは、
カンパチからカツオに変わってます。
どれもネタが分厚く大きくて美味しいですが、
カリカリに揚がった海老の頭が、
甘味とミソで美味しすぎます。
もちろん、お寿司は日本酒でいただきます(酔)
梨のような爽やかで後味すっきりの甘さで、
間違いない美味しさの
吉田酒造「白龍 生貯蔵酒」です。
次は、オススメメニューから、
「しまあじ握り」をいただきます。
しまあじのトロトロ感と甘みは大好きです。
次は、
「炙りトロサーモンハラス握り」です。
美味しいのはもちろんですが、
香ばしさととろけるのがたまりません!
お会計は6,000円ちょっとでコスパも良く、
広くて静かな空間でゆっくり食べれる、
お気に入りのお店になりました(笑)
大満足して、
路面電車(福井鉄道)の通りを歩いて、
宿泊している「ホテルフジタ福井」
に戻って一日が終わります。
このあとは、3日目の旅の最終日になります。
・・・続く
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その9:えちぜん鉄道 発坂駅編 [旅・散歩-北陸]
旅の2日目(2023年10月28日)、
早朝の福井駅から、
えちぜん鉄道勝山永平寺線に乗車、
勝山駅では「福井県立恐竜博物館」へ行って、
越前野中駅で酒蔵巡りをした続きになります。
前記事では前後逆転して、
山王駅での途中下車でしたが、
越前野中駅の次は勝山駅行の列車に乗車して、
発坂(ほっさか)駅で途中下車していました。
発坂駅には13:15ごろに到着、
列車を見送ります。
駅舎を眺めたいので構内踏切を渡ります。
こちらの駅舎も、
周りをトタン板で補強されてますが、
白く塗られたシブい木造駅舎です。
1914年(大正3年)開業当時の駅舎なのでしょうか、
建設時期はわかりませんが、
屋根の下から見ると、木造なのがよくわかります。
駅舎内は木造の雰囲気を残して、
リフォームされています。
駅舎の出入口側から見ると、
少し小ぢんまりしたレトロ感がたまりません!
トタン板で補強されて、
白い塗装でわかり難いですが、
えちぜん鉄道は木造駅舎が多いですね。
駅前から線路を挟んで、九頭竜川が流れてます。
駅前の踏切を渡って九頭竜川へ行ってみます。
踏切を渡るとすぐに荒鹿橋があって、
歩行者専用の橋もあるのが嬉しいです。
雨で残念ですが、
橋の上から九頭竜川を眺めます。
景色を眺めていると、白い球体が見えます。
この方向を地図で調べてみたら、
「福井県立恐竜博物館」の様です。
勝山駅からも発坂駅からも
同じぐらいの距離なんですね。
発坂駅では、
たまには有名店で食事でもと思って、
駅からすぐ近くにある蕎麦店の、
「石挽蕎麦好太郎」に立ち寄ってみました。
https://fupo.jp/spot/koutarou/
混みそうな時間をずらして
13:30過ぎに行ったのですが、
それでも20人ほどの行列ができていて、
並ぶ時間があるなら他の駅へも行きたいので、
諦めました・・・
並んでる人は暇なのでしょう、
お店の前を通ると一斉にこちらを見るので、
お店の写真は撮ってません(笑)
発坂駅に戻って、
福井駅行の列車に乗車します。
この列車で、前記事の山王駅に下車しました。
日中のえちぜん鉄道は、
上下線共に30分おきに運行されているので、
乗り鉄計画もしやすくて、
思い付きで途中下車できるのが便利ですね。
このあとは、
前記事の山王駅からの続きになります。
・・・続く
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その8:えちぜん鉄道 山王駅編 [旅・散歩-北陸]
早朝の福井駅から、
えちぜん鉄道勝山永平寺線に乗車、
勝山駅では「福井県立恐竜博物館」へ行って、
越前野中駅で酒蔵巡りをした続きになります。
越前野中駅からは、
再び勝山駅行の列車に乗車して、
山王駅で途中下車します。
実は、
この前に別の駅で途中下車してますが、
前記事との繋がり上、記事を前後入れ替えます。
ホームから列車を見送りますが、
山王駅も田んぼのイメージが強い駅です。
駅舎を見物したいので、ホームを渡ります。
周りはトタン板で補強されてますが、
シブい木造駅舎です。
1914年(大正3年)開業からの駅舎でしょうか、
建設時期はわかりませんが、
柱の木組みのレトロ感もたまりません!
駅舎内はリフォームされていて、
木の温もりが残ってます。
駅舎を出て、ここでの目的地へ向かいます。
駅前から、田んぼの向こうの街へ歩きます。
途中の交差点で、
国道416号を勝山方面へ右折します。
田んぼ沿いの歩道を歩いて、
(山王駅から徒歩7~8分)
目的の田んぼに到着します(笑)
この田んぼは、
越前野中駅で訪れた「吉田酒造」の
「田んぼ3坪オーナーの会」の田んぼで、
自分もオーナーとなっているので、
旅のついでに見物したかったのでした。
会員一覧に自分の名前も確認しました!
「田んぼ3坪オーナーの会」とは、
1口13,000円(税込、2023年度の場合)で
田んぼ3坪のオーナーになると、
この田んぼで収穫したお米でつくった、
特別なお酒などが配送される前払いの商品です。
2023年度の場合は、
2024年2月下旬~3月上旬に、
「特別純米しぼりたて生酒」(720ml)3本
2024年9月上旬に、
「特別純米ひやおろし」(720ml)3本
それに、
酒粕1kg、白龍特製平盃や、
「米作り・酒造りだより」の郵送や、
「田植え体験」などの体験も含まれていて、
充分にお得だと思います。
詳しくはWebサイトを参照ください。
https://www.jizakegura.com/tanbo3tubo/
2024年2月下旬に届いた、
「特別純米しぼりたて生酒」です。
お酒もラベルも限定の生酒が呑めるという、
プレミアム感があって嬉しいですよね!
「特別純米しぼりたて生酒」は、
お米の旨味とふくよかさが強めに、
「吉田酒造」らしさの後味がすっと消えていく、
呑みやすさや繊細さもあって美味しかったです。
2口以上にしておけばとも思いましたが、
要冷蔵なので保管場所の事情が厳しくて、
胃袋で保管するのも断念します(汗)
酒粕1kgと白龍特製平盃も嬉しいです。
この田んぼから歩いて3~4分ほどのところに、
「道の駅 禅の里」があるので行ってみます。
(山王駅から徒歩10分ちょっと)
http://michinoeki-zennosato.com/index.html
「道の駅 禅の里」の隣りには、
「永平寺温泉 禅の里」もあります。
福井県の「香福の極み 越前蕎麦認証店」なので、
お蕎麦を食べたかったのですが、
時間が遅かったのでしょうか(14:30ごろ)、
お蕎麦をはじめソースカツ丼など、
福井名物は売り切れでした(汗)
「香福の極み 越前蕎麦認証店」はこちらです。
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/fukuimai/soba/koufuku.html
唐揚げもオススメみたいなので、
「唐揚げ定食」(税込680円、安い!)
をいただきます。
唐揚げは中華風の感じで、
外側がパリッとして普通に美味しいです。
しかし、
これも時間が遅かったためでしょうか、
ぐちゃっと塊があるごはんで、
基本的に好き嫌いは無いのですが、
最も苦手な食べ物だったのが残念です(汗)
それでも、命をいただいているのですし、
体調が悪い、アレルギーなどの事情は無いので、
1粒たりとも残さずきれいに食べました。
写真(証拠)はございませんが(笑)
「道の駅 禅の里」は、また次回にリベンジかな。
田んぼを見物して満足して、空腹も満たして、
山王駅へ戻って次の目的の駅へ向かいます。
・・・続く
新幹線延伸前の福井とえちぜん鉄道の旅 その7:えちぜん鉄道 越前野中駅編 [旅・散歩-北陸]
早朝の福井駅から、
えちぜん鉄道勝山永平寺線で
勝山駅まで乗車して、
直通バスで「福井県立恐竜博物館」へ向かった
続きになります。
この1年前(2022年10月)に続いて、
2度目の「福井県立恐竜博物館」入館でしたが、
何度見物してもされて、発見もあって、
満足して勝山駅までの直通バスを待ちます。
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
バス乗り場にもお土産店、飲食店があって、
館内よりも空いている感じですので、
館内が混んでいるときにはオススメかもしれません。
バスを待っている時間で周りを見ていると、
公園みたいになっているので、
いつかじっくり歩いてみたいです。
直通バスで勝山駅に戻ります。
再び、えちぜん鉄道勝山永平寺線の
福井駅行の列車に乗車します。
えちぜん鉄道は、
京福電気鉄道が廃止とする路線を譲り受け、
2003年7月20日から正式運行されたので、
このときは「えちぜん鉄道20周年記念」の
ヘッドマークが付けられてます。
20年前に廃線にならなくて、
勝山駅の木造駅舎も残っていてよかったです。
福井駅行の列車は勝山駅11:49発車して、
越前野中駅12:10到着、ここで下車します。
この1年前(2022年10月)にも下車しましたが、
田んぼの中にある雰囲気がたまりません(笑)
福井駅方面側にある踏切へ向かいます。
踏切を渡って街まで歩きます。
ちょっと離れて見る越前野中駅も、
田んぼの中に佇んでいていい感じです。
越前野中駅から5~6分歩くと、
この旅の目的のひとつでもある、
「吉田酒造」に到着します。
https://www.jizakegura.com/
「吉田酒造」は、
前回(2022年10月)の旅で、
「黒龍酒造」へ酒蔵巡りの予定だったところ、
気まぐれで立ち寄ってみましたが、
個人的に最高レベルの美味しさで感激でしたので、
今回の旅でも予定しました。
古い木造の建物の隣りに販売所があります。
店内に入ると秋仕様が美しいです。
「吉田酒造」は小さな酒蔵ですが、
文化3年(1806年)からの歴史があって、
国内・海外での受賞歴もあります。
お酒は冷蔵庫に保管されていて、
お酒への扱いがしっかりしてます。
(日本酒は紫外線、温度変化、空気に弱いです)
試飲はできませんが、
「味わいマップ」を元に会話をしながら、
自分好みのお酒や、気になるお酒を
見つけることができます。
そんな会話や地域の情報・世間話など、
酒蔵巡りの醍醐味ですね!
宅配用に好みのお酒と、
ここでしか買えないお酒、気になるお酒、
それに、この旅で呑むお酒を買って、
越前野中駅へ戻ります。
(宅配のお酒は呑み優先で写真撮り忘れました(汗))
「吉田酒造」のすぐ裏側は九頭竜川ですが、
雨で寒くて散歩しながら呑むのは厳しいので、
呑み鉄することにしました(良)
「白龍 純米生貯蔵」ですが、
米の旨味・甘味もしっかり感じるのに、
すっきりとクセもなく呑みやすくて、
「吉田酒造」らしく後味さっぱりなお酒です。
「吉田酒造」のお酒は通販でも購入してますが、
やっぱり蔵元さんで直接買って呑む「生酒」は、
最高の贅沢で至福の時間ですよね!
このあとは再び勝山駅方面へ向かいます。
・・・続く
日本酒 永平寺白龍(えいへいじはくりゅう) 米てきてき 720ml 【吉田酒造】
- 出版社/メーカー: 吉田酒造
- メディア: