夏の島根方面 鉄道の旅 その11：倉敷へ移動編

稲佐の浜、旧大社駅を見物して、
2日連続の出雲大社前駅から、
宿泊するホテルがある
松江駅へ向かいます。



一畑電車の列車に乗車すると、
島根県観光キャラクターの
「しまねっこ」が乗ってますね。



川跡駅で乗り換えて、
電鉄出雲市駅で下車して、
JR山陰本線の出雲市駅から、
16:22発車の特急「スーパーおき4号」
に乗車します。



ここで、
指定席券の座席へ行くと、
おじさんが座っています・・・

声をかけて、どいてもらいますが、
指定席なのに空いていたら座るとか、
マスクもしないで本読んでるとか、
シート倒して頭もシートに着いてるし、
このご時世なのに勘弁してください（怒）

この旅（8月）のあと、
9月、10月と旅していて感じる傾向は、

・指定席で空いている席に勝手に座る
・車内でマスク外して大声で会話
・列車で（座席向かい合わせて）宴会
・やたらにモノや商品に触る
・無防備で居酒屋・風俗営業店へ行く
（お店側が悪いという意味ではありません）

など、
危機感のない人々が増えてきてます。

Go Toトラベルでお得に旅行することを、
国が推奨しているからといって、
勘違いして好き勝手する人がいるのが、
感染が拡大する一因だと思います。

「アクセルとブレーキ」
に例えられてますが、
感染防止の意識のない人々が、
増えたり減ったりの繰り返しですね。

場所によっては、
マスク外しての会話禁止など、
厳しい条件をつけたり、
PCR検査で陰性だと割引にするなど、
「スピードが出過ぎない」ように、
「リミッター」をつけて対策が
必要ではないでしょうか？

Go To運用開始後は放置して、
行き当たりばったり対応ではなく、
現場の状況をちゃんと見て、
検証して判断すべきですが（呆）

と、長くなってすみません（汗）


「スーパーおき4号」に乗車して、
やっと呑み鉄ができます（酔）



松江駅16:46到着、
宿泊するホテルへ荷物を置いてから、
駅中の飲食店でテイクアウトを探します。
（感染対策のため店内飲食は避けてます）

しかし・・・
品切れや、閉店していたりなので、
駅前の一畑百貨店へ向かいます。



レストラン街にある、
「出雲そば」のお店へ行ってみると、
テイクアウトは終わっていて、
「（お店の）中へどうぞ」と、
店員のおばちゃんに言われました。

「神奈川から来てるので、すみません」
と応えて立ち去ろうとすると、
「お客いないからどうぞ」と、
おばちゃんに見つめられて・・・

これは断れませんね、
店内で食べることにしました（汗）



揚げたての天ぷらと出雲そば、
美味しくいただきました。

テーブル席とカウンター席で
50席ぐらいの広いお店でしたが、
18:00ごろにお店を出るまで、
自分以外のお客が、
来店することはありませんでした（汗）

こんなに困ってるのを体験すると、
感染対策のため店内飲食しないのも、
状況により解禁すべきかなと思いますし、
Go Toトラベルの必要性も感じますね。


宿泊したホテルは、
松江駅前にある、
松江エクセルホテル東急さんで、
（ホテルの写真は撮ってません・・・）



一人旅なのに、
ベッドは2つありますが、
同じホテルでの2連泊は初めてなので、
ちょっと贅沢してみました（笑）

ひと眠りのあとは、
一畑百貨店のデパ地下で買った、
「島根県産いか」「鳥取県産はまち」
の刺身で乾杯です（酔）



奥出雲酒造「仁多米 純米大吟醸」
ですが、爽やかな吟醸香と、
スッキリとした米の旨みで呑みやすく、
刺身とも合います。

翌朝（8月30日）、
ホテルの朝食をいただきます。



島根のお米も美味しいですが、
しじみ汁、出雲そば、あご野焼、
えごま玉子の出汁巻き、
十六島海苔（うっぷるいのり）
など、島根の味も楽しめました！

良心的なメニューが素晴らしいですね。

珍しく、朝8時過ぎまで、
ホテルでゆっくりして、
松江駅8:57発車の、
特急「やくも10号」に乗車して、
岡山駅へ向かいます。



グリーン席へ乗車しますが、
1車両貸切状態です（汗）



指定の席は1列席ですが、
貸切状態なら2列席で
ゆっくりしたいですね（笑）



昨年（2019年）の旅の、
大雨のリベンジもできて、
満足して島根県を後にします。



岡山駅11:39到着します。



結局、グリーン車貸切状態で、
「ゆったりやくも」とは言っても、
乗客の少なさに心配でした（汗）



このあと、岡山駅で、
コインロッカーに荷物を置いて、
岡山駅11:47発車の
JR山陽本線の列車へ
乗車する予定でしたが、
改札からコインロッカーまで、
遠すぎて間に合いませんでした（汗）

次の列車の時間まで、
「ゆったりやくも」見物です。





岡山駅12:08発車の列車で、
倉敷駅へ向かいます。



倉敷では、
古い昔ながらの街並みを
見物したかったのですが、
次の目的もあって、
時間の余裕も少なく、
暑いなか急ぐのも辛いので、
断念します（汗）



そして、
次の目的の場所へ移動します。



写真の通り、このあとは、
乗車してみたかった、
水島臨海鉄道です！
・・・続く

夏の島根方面 鉄道の旅 その10：再び出雲大社編

この旅の2日目（8月29日）は、
JR山陰本線の鳥取駅から出雲市駅へ
乗車したかった観光列車、
快速「あめつち」に乗車して、
こんなご時世なので乗客も少なく、
1車両貸切状態も体験できました。

ここで前日に続いて、
一畑電車に乗車します。



電鉄出雲市駅13:01発の電車で
川跡駅まで乗車して、
出雲大社前駅行の電車へ、
乗り換えます。



出雲大社前駅13:24到着、
出雲大社へ向かって歩きます。



2日連続の出雲大社・・・ではなく、
勢溜（せいだまり）の大鳥居で、
左側の通りへ行きます。

8月でもの凄く暑い中、
日影も少なくて危ないので、
折りたたみ傘を日傘代わりにします（汗）

出雲大社前駅から20分近く歩くと、
海が見えてきます。



稲佐の浜に到着です。



ここが、
国譲りや国引き神話の舞台とのことで、
一度見てみたかった場所です。

ここにある弁天島には、
豊玉毘古命（とよたまひこのみこと）
が祀られています。



別の角度から眺めます。



これだけですが、
海の眺めも綺麗でした（汗）



あの山の上の展望台で、
海を眺めたら素晴らしいことでしょう！
厳しい暑さなので無理ですが（汗）



稲佐の浜からちょっと歩いて、
屏風岩や因佐神社へも
行ってみたかったですが、
無理はしないで、
出雲大社前駅へ戻ります。



このまま一畑電車で帰らずに、
出雲大社前駅の南側に見える、
大きな白い鳥居へ向かって歩きます。

10分ちょっと歩いて、
交差点を左折すると、
本日の最終目的地、
旧大社駅があります。



出雲市駅ー大社駅を結んでいた、
旧国鉄の大社線は、
平成2年（1990年）に廃線となって、
大社駅がそのまま保存されてます。



駅舎は大正13年（1924年）のもので、
出雲大社をイメージする立派な建物で、
国の重要文化財に指定されています。

駅舎内に入ります。



切符売り場もノスタルジーを感じます。



廃線当時の時刻表もそのまま残ってます。



ホームへ出てみます。



駅の北側を向くと、
SL（蒸気機関車）が見えます。



SL：D51 774号機
が構内で展示されてます。



いい眺めですね！



廃線なのが残念ですが、
出雲大社まで20分近く歩くので、
乗客も減っていったのでしょうね（悲）

D51の運転台を見物します。



しばらく駅のベンチで休憩して、
旧大社駅の雰囲気を楽しんでから、
出雲大社前駅へ向かいます。



15:30ごろ、
出雲大社前駅に到着しますが、
暑さで体力的にも厳しいので、
宿泊するホテルへ向かいます。

昨年（2019年）9月に、
寝台特急「サンライズ出雲」の
大幅遅延（4時間半）と大雨で断念した、
出雲大社とその周辺ですが、
2日連続で歩いて満足しました。

まだ行きたいところは残ってますが、
次回のお楽しみとして、
また計画したいですね！・・・続く

 

夏の島根方面 鉄道の旅 その９：あめつち 後編

JR山陰本線の、
鳥取駅－出雲市駅間で運行されている、
観光列車の快速「あめつち」
乗車の続きになります。

「あめつち」は鳥取駅9:00発車、
最初に宝木駅9:13ごろに到着します。



3分ほど停車はしますが、
ドアは開かないで、
特急「スーパーまつかぜ4号」
と、行き違いになります。

「あめつち」は、
ゆっくり走る観光列車なので、
列車の行き違いの停車が多くて、

いろんな列車を見ることもできます。

鳥取駅を発車して25分ほどすると、
日本海沿いを走ります。



倉吉駅9:44発車すると、
注文していた車内限定のお弁当が、
座席まで配膳されます。



このお弁当は、
「天地御膳 世明（よあけ）」
といって、

山陰の食材をふんだんに使用し、
「古事記」「日本書紀」に登場する
神話の世界観や山陰の景勝地を
御料理で表現しています。

とのことですが、
蓋を開けると、
そんなの関係なく、
パラダイスです！



写真の上側右から、

【上側右】
締絹豆腐、紅カニ、オクラ、花穂

【上側中左】

重陽の節句にちなんで、菊寿司、しまあじ
中秋の名月より、月夜豆腐、名月卵
里芋、団子、和栗しぶ皮煮、
餅銀杏、さごし、玉子焼、
エリンギ香焼、しまめ、
青菜のうに金団和へ、紅葉麩
ぶどう、柿生酢、白魚利休揚げ

【下側右】
物相型　紅葉しめじ御飯
酢取茗荷

【下側中】
おはぎ、枝豆

【下側左】
多福煮、海老

などなど、
2,600円（税込）だけあって豪華で、
どの料理も丁寧につくられていて、
薄味で食材の良さが美味しくて、
食感もいいです。



米子の老舗お茶屋長田茶店の
大山みどり（ペットボトルの煎茶）
も付いてます。

日本海と山陰の風景と、
ディーゼルエンジン音と、
美味しい料理とで、
最高の呑み鉄の時間です（酔）



これが、

朝食を抜いて朝6:00ごろに、
松江のホテルを出発した理由です。

10:30ごろ、
列車は徐行運転をしてくれて、
大山をじっくり眺めながら、
呑み鉄ができます（笑）



貨物駅が見えてくると、
間もなく米子駅に到着です。



米子駅10:55到着、
約8分の停車時間があるので、
駅のホームへ降りてみます。



食パン電車（ラスク？）が、
停車してました。
（115系電車1000番台）



米子駅11:03発車、
2号車の売店で買った、
「そのままたべる きのこ」
「しまねっこ えーる」
をいただきます。



「そのままたべる きのこ」は、
乾燥した鳥取県産のきのこ、
「やなぎまつたけ」
「原木椎茸」
「あらげきくらげ」
が入ってますが、
見た目と違って、
サクサク、さっぱりと美味しいのです！



お土産に4個買いましたが、
評判も良く、オススメの逸品です。

安来駅に停車したあと、
松江駅11:34到着、
約11分の停車時間があるので、
ここでもホームへ降りてみます。



すると・・・派手な車両が停車してます。



これは「石見神楽列車」といって、
石見神楽を代表する演目の
「大蛇（おろち）」
「塵輪（じんりん）」などが、
車体のデザインだそうです。


 

内装にも、
演目「恵比須」に登場する
事代主命（ことしろぬしのみこと）を配置
とのことです。

JR山陰本線の米子－益田間
を中心に運行しているそうですが、
乗車してみたい列車ですね。

松江駅11:45発車すると、
宍道湖沿いを走りますが、
徐行運転で景色を楽しめます。



さて、乗客の方はというと、
鳥取駅では、1号車、2号車、
各5名ほどでしたが、
米子駅からは、
1号車は自分1人で貸切状態、
2号車には2名でした（汗）



貸切状態で楽しめるはずでしたが、
観光列車なのに静かすぎるのも
何か物足りない感じもしました（汗）

こんなに乗客が少なくても、
いつも変わらぬ安全運行と、
サービスには感謝ですね！

列車の行き違いのため、
荘原駅12:11ごろ停車すると、
ここにも、
神話「因幡の白兎」ですね。



斐伊川（ひいかわ）を渡ると、
もうすぐ終点の出雲市駅です。



出雲市駅12:31到着、
約3時間半の、
「あめつち」の旅が終わります。



人気の観光列車「あめつち」に乗車できて、
海側のカウンター席を独占、
いや、1号車を貸切、
美味しいお弁当も楽しめて、
二度とない思い出になります。



このあとは、
再び出雲大社方面へ向かいます。
・・・続く

 

夏の島根方面 鉄道の旅 その８：あめつち 前編

旅の2日目（8月29日）は、
JR山陰本線の列車で、
松江駅から鳥取駅まで移動して、
乗車してみたかった観光列車、
快速「あめつち」へ乗車します。



紺色を基調としたデザインや装飾が、
鳥取、島根の神々の雰囲気があります。



車両の側面は、
山陰の山々をイメージした、
デザインとなってます。



「あめつち」の車両は、
キハ47型気動車を改造したものですが、
元のタラコ色のキハ47型気動車も、
置き換えが近く、貴重ですね。



鳥取駅のホームも、
「あめつち」仕様で、力が入ってます。



「あめつち」は8:35ごろ、
鳥取駅構内の待避線から、
京都方面へ一旦移動します。



そして、8:45ごろに入線します。



入線してから数分で乗車できます。



車内へ入ると、
隠岐の黒松や智頭杉のパネルや、
安来織、出雲織などの
工芸品が飾られてます。



2名用テーブル席の列と、
4名用テーブル、カウンター席と、
列が分かれ配置されていて、
広々とした客席です。



座席は全てグリーン席扱いで、
自分の指定席はカウンター席です。



木のぬくもりがある座席がいいですね。

さて、
「あめつち」の車両は、
キハ47型気動車から改造されて、
室内のデザインは変わってますが、
窓配置がほぼそのままです。

自分の指定された席は、
ちょうど大窓の前ですが・・・



席によっては、
窓からずれているという、
トリッキーな窓配置です（汗）



テーブル席も同じくですね（汗）



だがそれもいい！

「あめつち」特徴の１つとして、
楽しんでいきましょう（笑）

このご時世のためでしょうか、
乗客は10名ほどで閑散としているので、
発車時間まで車内を見物します。

岩井窯の洗面台です。



洒落てますね、
とりあえず手を洗ってみました（笑）

2号車にある売店です。



営業自粛しているかと心配でしたが、
無事、営業してましたので、
お酒も、おつまみも、安心です（笑）

9:00ちょうど、
駅員さんに見送られて、
「あめつち」は鳥取駅を発車します。



こんな時期で乗客が少なくて、
「あめつち」を運行いただいただけでも、
有難くて感謝なのですが、
見送りまでしていただいて、
JR西日本さん、ありがとうございます。



いよいよ、
念願の「あめつち」の旅の始まりです。
・・・続く

 

夏の島根方面 鉄道の旅 その７：鳥取駅編

寝台特急「サンライズ出雲」に乗車して、
出雲大社、松江城と訪れて、
JR松江駅近くのホテルで宿泊、
2日目（8月29日）の早朝は、
松江駅からJR山陰本線で移動します。



松江駅6:17発車の
鳥取駅行の普通列車へ乗車します。



車内へ入ります。



乗客は数名でしたので、
ボックス席へ座ります。



この車両：キハ126系気動車 は、
同時期に製造された、
特急形のキハ187系気動車と
エンジンや台車などが共通なので、
特急気分で呑み鉄です（笑）



米子駅6:51到着、
ここで特急へ乗り換えます。



乗り換え時間に少し余裕あるので、
車両基地を眺めます。



JR境線の鬼太郎列車が見えます。



こちらも乗車してみたいですね。

米子駅6:58発車の、
特急「スーパーまつかぜ2号」
へ乗車して、
鳥取駅まで時短します。



指定席の1号車の乗客は、
自分1人で貸切状態でした。



座席は1号車1番A席だったので、
扉から遠い一番後ろの席です。



この列車で運行されている、
キハ187系気動車は、
振子機構で車体がぐいぐい傾きます。



「コーナーは減速したら負けよ」
と言わんばかりに車体を傾けて、
120km/hの速度で次々と、
カーブをクリアしていきます。



120km/hのディーゼルエンジン音と
振子を楽しめるのがいいですね。

鳥取駅8:03到着、
ここで下車します。



初めての鳥取駅です。



駅前には・・・ここにも、
神話「因幡の白兎」ですね。



駅の南側にある歩道を歩きます。



鳥取駅から5分ほど歩くと、
鳥取鉄道記念公園があります。



ここには、
旧鳥取駅のホームが再現されてます。



古い信号機などの鉄道関連の機器も
沢山あります。



線路はありますが、
鉄道車両の展示はない、
小さな公園ですが、
のんびりした雰囲気がいいですね。

再び、鳥取駅へ戻ります。



鳥取駅へ戻ってしまう理由は、
この列車へ乗車するのが目的です！



昨年（2019年）9月の旅のときは、
満席で快速「あめつち」は断念して、
大雨で出雲大社も松江城も断念して、
新山口駅まで行きましたが、
今回はグリーン席がとれました！

※ご参考の記事です。
　島根方面へ鉄道の旅　その４：大雨の島根編
　https://rice-one.blog.ss-blog.jp/2019-10-14


朝ごはんも抜いて、
早朝から出発したのも、
この快速「あめつち」へ
乗車するためでした。・・・続く