桜を追って秋田の旅2022年 その1:秋田内陸縦貫鉄道編 [旅・散歩-東北(北東北)]
佐賀、JR磐越西線沿線と続いて、
今年(2022年)の桜を追いかける旅は、
秋田が最後になります。
出発は4/22(金)、
東京駅7:32発車のJR東北・秋田新幹線、
「こまち213号」です。
JR東北新幹線は、
3月16日の地震の影響で、
福島駅-仙台駅間が運転見合わせとなり、
4月14日から全線運転再開となって、
臨時ダイヤで運転されました。
今回は、角館駅まで乗車しますが、
臨時ダイヤのため、
通常運転では約3時間の所要時間が、
約4時間かかるので、
グリーン席を利用します。
早速ですが、
「平泉うにぎり弁当」(税込980円)で、
朝ごはんを兼ねて呑み鉄開始です(酔)
「平泉うにぎり弁当」は、
4月10日「駅弁の日」に合わせて、
(2022年)5月ごろまで、
駅弁を販売している各社から発売された、
「おにぎり駅弁」のひとつです。
「平泉うにごはん」をおにぎりにして、
鶏の照り焼きやキノコのソテーなど、
おかずも充実して美味しいお弁当でした!
盛岡駅10:35到着、
「こまち213号」「はやぶさ213号」の、
切り離しがあります。
通常運転なら5分前後の停車時間ですが、
臨時ダイヤのため22分も停車するので、
ホーム下の売店へ行くしかありません(笑)
目的はお酒と駅弁ですが、
こちらはお昼前だと沢山の種類の、
東北の駅弁が売っているので、
狙ってました!
じっくり駅弁を選んでも時間はあるので、
駅のホームで新幹線を見物します。
駅弁は、
以前、八戸駅で買って絶品だった、
個人的には東北の駅弁ベスト3に入る、
「青森のぜいたく弁当」(税込1,450円)
が売っていて大収穫でした!
新幹線では食べません(汗)
角館駅11:41到着、ここで下車します。
7両編成の「こまち」は、
グリーン車は東京駅側の先頭車で、
角館駅の跨線橋は秋田駅側の端なので、
移動が大変です(汗)
当初の計画では「こまち1号」で、
東京駅6:32発車、角館駅9:35到着して、
角館で1時間半ほど街を歩く予定でしたが、
臨時ダイヤで約2時間遅れの到着なので、
乗換のみになります。
JRの駅舎のすぐ隣にある、
秋田内陸縦貫鉄道の改札へ向かいます。
秋田内陸縦貫鉄道は、
旧国鉄の角館線・阿仁合線を引き継いだ、
第三セクターの鉄道です。
阿仁合駅行の列車に乗車します。
乗換時間は少なかったですが、
ボックス席を確保できました。
テーブルに描かれた路線図がかわいいです。
秋田犬の写真にも癒されますね。
角館駅11:50発車、
流れる田園風景を眺めながら、
「青森のぜいたく弁当」で
呑み鉄開始です(酔)
「青森のぜいたく弁当」は、
・八戸前沖鯖のにぎり
田子産にんにくみそ2貫
特製ピリ辛ダレ2貫
・海峡サーモンのにぎり
クリームチーズとオニオン2貫
マヨネーズと茎わさび2貫
・八戸前沖鯖竜田揚げ
・青森さん鶏唐揚げ
・八戸前沖鯖三沢産ごぼう入り昆布巻
・三沢産ごぼう漬け
と、贅沢で新鮮で美味しい内容で、
量的にも大満足な駅弁です!
美味しさの拘りでしょうか、
東京や各地デパートのイベントなどでは、
見かけることがないですが、
売っていたら食べてほしい駅弁です。
車内の方は、
一人旅と思われる紳士淑女で静かでしたので、
音鉄もできました(笑)
(上桧木内駅発車から1分ほどの録音です)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
比立内駅12:53到着、
かつては旧国鉄阿仁合線の終着駅で、
その遺構もあって、
当初の計画では途中下車する予定でした。
笑内(おかしない)駅13:01発車すると、
大又川橋梁を渡ります。
徐行運転のサービスも嬉しいですね。
この列車の終点、阿仁合駅13:14到着、
臨時ダイヤのJR東北・秋田新幹線、
臨時ダイヤだからこそ出逢えた駅弁と、
秋田内陸縦貫鉄道を楽しめました!
このあとは、阿仁合駅と桜を見物します。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その10:帰路編 [旅・散歩-北陸]
JR信越本線で新潟駅から新津駅へ、
JR磐越西線で五十島駅へ行って、
早めの帰路になります。
五十島(いがしま)駅では、
平等寺薬師堂や将軍杉、
満開の桜を見物したあと、
五十島橋を渡って駅へ戻ります。
雨の翌日なので水は濁ってますが、
阿賀野川を眺めながら歩きます。
時間に余裕があるので、
五十島駅の裏手に向かう細道を
歩いてみます。
阿賀野川の川原に行けるみたいです。
川原に到着して、
阿賀野川と五十島橋を眺めます。
日本酒「麒麟山 伝統辛口」で、
ひと休みします(酔)
五十島駅からは14:33発車の、
津川駅行の列車に乗車します。
阿賀野川の風景が続きます。
終点の津川駅14:48到着、
この列車は折り返して、
新潟駅行となるので、
一旦逆方向ですが乗車しました。
(「えちごワンデーパス」を利用)
津川駅で、
この旅最後の桜の見物です。
発車まで10分以上あるので、
新型のGV-E400系気動車を見物します。
連結面も気になりますが、
鉄道模型(Nゲージ)もやっていると、
連結器も気になります(笑)
真新しい車内を見物します。
窓は、昔ながらの二段式に見えますが、
上側が内側へ倒れて開くタイプです。
運転席側には、
液晶モニターが2面あって、
情報が見やすくなってます。
津川駅15:00発車、
「麒麟山 伝統辛口」で
呑み鉄開始です(酔)
終点の新潟駅16:18到着、
新潟駅で唯一残されていた、
この地上ホームは、
高架ホームへ切り替わって、
(2022年)6月5日で廃止されたので、
このときが見納めとなりました。
早めに新潟駅へ来たのは、
どこかお店で食事をするのが目的です。
16:30ごろなら空いてると思いましたが、
前日に続いて女子が多くて、
飲食店やお土産店には、
15~30人の行列が出来てました(汗)
並んでから食べている時間はないので、
駅弁の行列に並んで駅弁を買います。
(駅弁でも20人ぐらい行列でした・・・)
調べたり、Twitterで聞いてみたら、
某国民的アイドルグループのイベントが、
この土曜日曜であったので、
女子が多かったようです(汗)
新潟駅からは17:21発車の、
JR上越新幹線「とき338号」へ乗車します。
「新潟産コシヒカリと海鮮のうまいもん寿司」
(税込\1,280円)で呑み鉄開始です(酔)
「新潟産コシヒカリと海鮮のうまいもん寿司」
は、
いくら醤油漬け、味付け蒸しうに、
本ズワイ蟹のむき身、海老甘酢漬け、
味付けたらこ、鮭ほぐし、
にしん甘酢漬け、とろろ昆布 など、
海の幸が詰まっていて、
日本酒にも合って美味しくいただけます。
お酒は新潟駅の「ぽんしゅ館」で
買いたかったのですが、
レジが女子の大行列なので諦めて、
買っておいた残りの1本の
「吟田川(ちびたがわ)」をいただきます。
東京駅19:36到着、
JR中央本線で新宿駅へ移動して、
小田急ロマンスカーで帰路となります。
いつもより早い時間の帰りなので、
デパ地下のスパゲティカルボナーラを
いただきます。
旅の帰りは、
何故か麺類が食べたくなります(笑)
デパ地下の営業時間だと、
買物ができるのがいいですね。
今回の花見の旅は、
(2022年)3月16日の地震の影響で、
JR東北新幹線が臨時ダイヤとなって、
新潟経由、1泊から2泊へ変更しましたが、
じっくりと時間をかけて、
会津若松や津川、五十島の桜や風景、
お酒や美味しいもの、
そして列車を楽しめました。
イベントと重なってしまいましたが、
新潟駅を拠点に宿泊すると、
お酒や食事にも便利で面白くて、
会津方面も含めて移動も便利なので、
また新潟駅中心の旅を計画したいです
桜を追って磐越西線の旅2022年 その9:五十島駅編 [旅・散歩-北陸]
「えちごワンデーパス」(1,570円)
を利用して、
JR信越本線で新潟駅から新津駅へ、
新津駅で途中下車したあと、
JR磐越西線の列車へ乗車します。
新津駅11:34発車した列車は、
五十島(いがしま)駅12:15到着、
ここで下車します。
ここが、JR磐越西線の車窓から、
気になっていた駅です。
山間にあるいい感じの駅ですね。
駅舎は無く、跨線橋が入口になります。
会津若松駅方面へ向かって、
線路沿いに4分ほど歩くと踏切があります。
快速「SLばんえつ物語」の
通過を見てみたい、いい感じの直線ですね。
踏切を渡って3分ほど歩くと、
五十島駅の裏側へ出ます。
かなり遠回りですね(汗)
先へ進むと、阿賀野川にかかる、
約440mの五十島橋があります。
五十島橋から、阿賀野川が絶景です!
五十島橋を渡った突き当りは、
国道49号が通ってますが、
左側にはちょっとした桜並木があります。
右側へ行くと、
桜並木と大きな駐車場があります。
ここは「道の駅 みかわ」です。
調べてみると、駐車場のすぐ隣にある、
「長四郎」というお店が評判が良く、
入ってみたかったですが、
臨時休業でした(汗)
個人的には、
蕎麦と唐揚げ(カレー味)が、
食べたかったです。
「道の駅 みかわ」の駐車場には、
「日本一の巨木」の案内があって、
もちろん行ってみます(300m先)。
坂道(舗装された道路)を登りながら、
渡ってきた五十島橋を眺めます。
普通の住宅地へ入っていきます。
その先には、平等寺があります。
桜もいい感じで、石段もいい感じですね、
登って行きます。
石段を登り切ったところには、
薬師堂があります。
平等寺薬師堂は、
永正14年(1517年)に建てられて、
国の重要文化財に指定されてます。
貴重な建物なのに、
中に入れるのが素晴らしいです。
ここにこんな建物があるなんて、
全く知りませんでした。
そして、
その近くの森林を入っていきます。
少し歩くと、
日本一の大きさという杉の巨木、
将軍杉があります。
樹齢1400年、樹高40m、幹周り19.31m
の巨大な杉の木で、
国の重要文化財に指定されてます。
神秘的な雰囲気があります。
平等寺薬師堂と将軍杉など、
見物してから、
「道の駅 みかわ」へ戻ります。
ここで桜と山々を眺めながら、
一杯いただきます(酔)
JR磐越西線の車窓から、
五十島橋と満開の桜が少しだけ見えて、
気になって降りてみた五十島駅は、
見どころが多くて大収穫でした!
このあとは、帰路になります。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その8:再び新津駅編 [旅・散歩-北陸]
朝はホテルでゆっくりしてから、
「えちごワンデーパス」(1,570円)を
新潟駅の窓口で購入して、
新潟駅9:19発車の新津駅行、
JR信越本線の列車へ乗車します。
この列車は新潟駅から新津駅まで、
電化区間を走りますが、
キハ110系気動車での運転なので、
狙って乗車しました。
乗車する時間は20分ほど、
転車台がある車両基地が見えると、
終点の新津駅9:40到着します。
新津駅では、
快速「SLばんえつ物語」が入線してます。
C57形蒸気機関車を見物します。
「SLばんえつ物語」には乗車しないので、
見物はほどほどに改札を出ます。
新津駅前の通りを歩きます。
途中には、
天井にパンタグラフが付いた、
電話ボックスがあります。
新津の街には、
鉄道関連のものがあって面白いですね。
5分ほど歩くと、
JR磐越西線沿いの歩道があります。
ここから、新津駅10:03発車した、
「SLばんえつ物語」を見物します。
一瞬でしたが、
走るSL列車の迫力はたまらないですね。
新津駅へ戻ろうと歩いていると、
貨物列車も通過します。
この通りはいろんな列車も見れて、
保守車両も間近に見れます。
新津駅へ戻って、
駅舎にある観光案内所「あ!キハ」
に立ち寄ってみます。
「あ!キハ」は観光案内だけでなく、
鉄道模型の運転も体験できます。
115系電車の座席もあります。
その他にも鉄道資料や写真など、
展示物があって興味深いです。
次は、この旅の1日目にも訪れた、
駅前にある神尾弁当さんへ、
立ち寄ります。
もちろん、
注文してからつくっていただく、
駅弁を購入します。
再び新津駅のホームへ行って、
車両基地を見物します。
「SLばんえつ物語」が発車して、
混雑していた駅が静まると、
整備の一環でしょうか、
110系気動車やGV-E400系気動車、
DE10形ディーゼル機関車など、
行ったり来たりしているので、
眺めていると面白いです。
新津駅からは11:34発車の、
JR磐越西線の列車に乗車します。
2人用ボックスシートに座ります。
早速、神尾弁当さんで買った駅弁、
「海老づくし」で呑み鉄開始です(酔)
「海老づくし」(税込1,180円)は、
出汁が染みた「赤海老煮」、
ふっくらとした「海老しんじょ」、
香ばしい「えびの刻み煮」と、
海老がたっぷり入って、
上品な味付けで美味しいお弁当です。
呑み鉄を楽しみながら、
車窓は阿賀野川の風景に変わります。
このあとは、
JR磐越西線から見える風景から、
気になっていた駅で下車してみます。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その7:SLばんえつ物語 後編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅へ移動して、
鶴ヶ城の桜、石部桜など、
花見散歩と日本酒を楽しんで、
会津若松駅から新潟駅へ戻ります。
会津若松駅で、JR磐越西線を走る、
快速「SLばんえつ物語」の
機回し風景を見物したあと、
15:10過ぎに入線します。
切符(乗車券)の都合上、
一旦、改札を出て入り直して、
7号車(客車7両編成)の
グリーン車へ乗車します。
大人気のグリーン席は、
コロナ禍でもなかなかとれないので、
今回は運がよかったです。
1列+2列の座席配置ですが、
指定された1列(ぼっち席)へ座ります。
「SLばんえつ物語」は、
会津若松駅15:27発車、
早速、「海苔のり弁887」で、
遅すぎた昼食と呑み鉄開始です(酔)
「海苔のり弁887」(税込1,200円)は、
郡山産最高級米「ASAKAMAI 887」
を使用している駅弁で、
郡山駅の「海苔のりべん」の高級版です。
「ASAKAMAI 887」は、
郡山産のコシヒカリ「あさか舞」の、
最高級ブランド米で、
「88の手間と厳格な7つの基準」から、
生産されたそうです。
「8つの徳と3つの原理」みたいですね(笑)
「海苔のりべん」と比較すると、
松川浦のあおさ入の
海苔の天ぷら、だし巻き玉子、
福島県産牛肉煮など、
おかずがアップデートされてます。
個人的には、のり弁の海苔が、
2層から1層に減ったのは残念ですが、
贅沢で充分に美味しい駅弁です。
末廣酒造で買った「Dr.野口カップ」は、
キレもよくなめらかな呑み口で、
美味しくいただきました!
お腹も満たされたところで、
グリーン車専用の展望室へ行ってみます。
客車を牽引するC57形蒸気機関車が、
すぐ前に見えるのがいいですね。
展望室には、
「SLばんえつ物語」に関する展示もあります。
喜多方駅15:51発車して16:05ごろ、
撮影スポットの一ノ戸川橋梁を渡ります。
野沢駅16:27到着、
ここでは10分ほど停車して、
C57形蒸気機関車のメンテがあります。
桜も美しいですね。
C57形蒸気機関車には、
沢山の人が集まってます(汗)
野沢駅16:37発車すると、
阿賀川から阿賀野川の風景に変わります。
阿賀野川を眺めながら、
お菓子屋さん「太郎庵」で買っておいた、
「いのちの団子」をいただきます。
「いのちの団子」は、
みたらし、ぬた、くるみ
の3種類の団子で、
甘さ控えめで素材の美味しさや、
団子の風味を感じます。
末廣酒造で買った「吟醸末廣」は、
上品な吟醸香と、キレのある辛口で、
和菓子と良く合います(酔)
ほろ酔いで展望室へ行ってみると、
C57形蒸気機関車の真後ろで、
鼓動・呼吸が伝わってきます。
津川駅17:21到着、ここでも、
C57形蒸気機関車のメンテのため、
15分の停車時間があります。
駅舎側から客車を眺めます。
C57形蒸気機関車を眺めてみると、
ヘッドマークが無くて、
夕陽が反射する姿に、
しみじみと歴史を感じます。
昭和21年(1946年)から75年以上、
長い間お疲れ様です。
このC57形蒸気機関車180号機は、
2022年秋から定期検査になります。
故障も目立ってきて、
脱炭素で世界では石炭が悪者になって、
この先は見えませんが、
まだまだ頑張って欲しいですね。
津川駅17:36発車、
5号車の売店で売っている、
「鮭の焼き漬け」とビール、
カタイバニラアイスクリームで、
呑み鉄はまだまだ継続します(酔)
(人が多いので車内の写真はありません)
「鮭の焼き漬け」は、
「SLばんえつ物語」では必ず食べたい、
美味しい逸品です。
終点の新津駅18:43到着、
夜汽車の雰囲気です。
グリーン車の明かりが美しいです。
客車を見物してから、
JR信越本線へ乗り換えて、
新津駅18:56発車の列車で、
新潟駅へ向かいます。
「SLばんえつ物語」の旅は、
3時間16分でも短く感じて、
何度乗車しても楽しめます。
ヘッドマークのない、
C57形蒸気機関車の姿も見れて、
いつもと違った雰囲気もよかったです。
新潟駅では、ホテルに荷物を置いて、
街へ繰り出してみますが、
どのお店にも何故か女子がいっぱいで、
(理由は翌日にわかります)
入れない、または入りにくいので、
「ぽんしゅ館」で買物をして、
「鮭の焼き漬け」で部屋呑みします(酔)
さて、翌日の計画を大幅に変更して、
花見に呑み鉄に満足の一日が終わります。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その6:SLばんえつ物語 前編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅へ移動して、
鶴ヶ城の桜、石部桜などを見物しました。
花見散歩と地酒を楽しんだあとは、
鶴ヶ城の西出丸から出て、
JR只見線の七日町駅へ向かいます。
西出丸から20分ほど歩いて、
レトロなお店や建物が並ぶ、
七日町通りに入ります。
七日町通りでは、
会津のお菓子屋さん「太郎庵」の
七日町菓房へ立ち寄ります。
昔ながらの蔵を利用したお店は、
店内もレトロな雰囲気です。
無料の喫茶スペースもあって、
休憩もできます。
昨年(2021年)11月に、
会津若松へ訪れたときは、
会津若松駅近くにある、
「太郎庵」の会津総本店に
立ち寄りましたが、
お店によって個性があっていいですね。
「太郎庵」で買物をしてから、
歩いて数分の七日町駅に到着します。
レトロ風な駅舎が、
街並みに溶け込んでますね。
七日町駅に到着すると、
すぐに列車が到着します。
七日町駅14:04発車の、
会津鉄道「快速リレー101号」ですが、
切符も買ってないのもあって、
撮影だけでそのまま見送ります(汗)
駅舎へ戻って次の列車まで、
駅中の「七日町駅カフェ」で、
お土産などを物色します。
次の列車は七日町駅14:12発車の、
JR只見線の列車で、
あまり時間もないので、
お茶はまたの機会のお楽しみですね。
終点の会津若松駅まで1駅でしたが、
JR只見線の列車は、
これが初めての乗車でした。
会津若松駅のホームでは、
七日町駅で見送った、
会津鉄道の列車と並びます。
会津若松駅からは、
快速「SLばんえつ物語」で
新津駅まで乗車しますが、
発車時間まで1時間以上あるので、
車両基地や列車を見物します。
JR磐越西線の郡山駅-喜多方駅間は、
電化されているので、
気動車だけでなく電車も見れます。
14:50ごろ、
「SLばんえつ物語」を牽引する、
C57形蒸気機関車が移動してきます。
(C57は写真右端にいます)
14:55ごろ、
客車へ向かって移動してきます。
一旦停止して、客車と連結します。
客車は、
会津鉄道の列車の影で見えません。
会津鉄道の列車が発車していくと、
「SLばんえつ物語」の姿が見えます。
ここまで違和感があったのですが、
ヘッドマークが無いことに気が付きます!
これはレアな体験でもあって、
カッコイイですよね。
15:02ごろ、列車は動き出します。
昨年(2021年)11月に乗車したときは、
普通指定席のボックス席でしたが、
今回はグリーン席がとれたので、
このあと乗車するのが楽しみです。
この日はお昼ごろまでは雨だったので、
客車は汚れてますね(汗)
会津若松で見事な桜と酒蔵さん、
鶴ヶ城などの史跡を楽しんだあとは。
「SLばんえつ物語」へ乗車となります。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その5:会津若松花見編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅へ移動して、
雨の中、鶴ヶ城の桜を見物して、
その続きになります。
鶴ヶ城の西出丸から出て、
七日町駅方面へ歩きます。
3~4分歩くと、
直江兼続屋敷跡があって、
こちらも桜が見事です。
さらに12~3分歩くと、
嘉永3年(1850年)創業の末廣酒造さんの
嘉永蔵( かえいぐら)があります。
鶴ヶ城の花見酒イベント
「会津清酒で花見酒 in 鶴ヶ城」の
開催時間外でお酒を呑めなかったので、
末廣酒造さんでお酒を調達します。
レトロな入口から入ると、
酒蔵さんの雰囲気がたまりません!
試飲はできたかもしれませんが、
こんなご時世でもあり、
何度か訪れているのもあって、
無理に声はかけずに自粛します。
そしてお酒を購入して、写真左から、
・「山廃純米吟醸」720ml
・「大吟醸 末廣」720ml
・「純米吟醸」720ml
・「会津高田梅酒」720ml
(冷蔵庫の事情で720mlなのです)
「山廃純米吟醸」は、
2019年開催の「G20大阪サミット」で、
首脳夕食会で振舞われたお酒で、
米の旨みと酸味のバランスが絶妙な、
まろやかな呑みやすさのお酒です。
公式に振舞われたお酒というと、
720mlで5,000円とか10,000円とか、
高級なイメージがありますが、
「山廃純米吟醸」は税込1,650円で、
お手軽に呑めるのが嬉しいですね!
「大吟醸 末廣」は本数限定で、
お高めの税込3,300円(720ml)ですが、
キレのいい呑みやすさです。
「純米吟醸」(税込1,540円)は、
よく買っている安定の美味しさです。
「会津高田梅酒」(税込1,650円)は、
濃くて旨みのある梅酒で、
ロックのあとに炭酸割りで呑んでます。
6,500円以上の購入で、
送料無料なのも嬉しいですね。
末廣酒造さんで買物をしたあとは、
近くのバス停:老町(おとなまち)から、
周遊バス「あかべぇ」に乗車して、
会津若松駅へ向かいます。
バス停:若松駅前11:20過ぎに到着、
会津若松駅からはJR磐越西線で、
喜多方駅へ移動する予定でしたが、
「あかべぇ」は10分ほど遅れていて、
乗り換え時間も数分しかなく、
喜多方の「日中線しだれ桜並木」も
まだ開花したばかりのようなので、
そのままバス停:飯盛山下まで行きます。
バス停から数分歩くと飯盛山ですが、
こちらは後まわしにします。
バス停から10分ちょっと歩くと、
大きな桜の木が見えてきます。
こちらは、
大河ドラマ「八重の桜」で有名な、
石部桜です。
樹齢650年以上とされる、
10本の幹からなる1本の大きな桜の木は、
見応えがあります。
近くには、
藩主の参勤交代の休憩や、
戊辰戦争で会津藩の本陣として機能した、
旧滝沢本陣があります。
雨が止んで晴れてきたので、
急遽、次の目的地を考えて、
飯盛山や旧滝沢本陣は見物せずに、
次の「あかべぇ」に乗車します。
晴れてきたのもあって、
激混みの「あかべぇ」は座れず、
バス停:鶴ヶ城三の丸口12:55到着、
ここで降りて、
晴れてきた鶴ヶ城にリトライです(笑)
天守へ向かいます。
天守に到着すると、
人が多いので下の方は写せません(笑)
帯郭の石垣へ登ります。
前記事と同じ風景ですが、
雨が止んで、
ちょっと違う雰囲気なのもいいですね。
天守を眺めながら、
石垣の上を移動します。
よし、この辺りかな?
末廣酒造さんで、
宅配の他にお持ち帰りした、
「末廣 生酒」で花見です(酔)
地元の酒蔵さんで、
フレッシュな生酒が買えて、
花見ができるなんて最高です!
この日2度目の鶴ヶ城は、
人も多くなったので30分ほどで、
切り上げます。
喜多方ラーメンは諦めましたが、
石部桜も見れて、
桜満開の鶴ヶ城で地酒も呑めて、
大満足です!
このあとは、会津若松駅へ戻ります。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その4:雨の鶴ヶ城編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅に到着、
この日も雨でした(汗)
時間は8:50ごろで、
バス乗り場まで行ってみますが、
次のバスまで15分待ちです。
歩けば25分もあれば行けますが、
雨で濡れるのも辛いので、
駅舎の出入口まで戻って、
タクシーで移動します。
会津若松駅から7~8分(1,300円)で、
鶴ヶ城の北出丸に到着します。
天守へ向かって歩きますが、
桜が満開なのに、
雨なので人が少ないです。
天守に到着しますが、
桜が満開の時期に、
人が写ってない写真が撮れるなんて、
珍しいですね。
花見で混み合うはずの場所も、
人が居ませんね。
帯郭の石垣へ登ります。
この石垣の外側は堀で、
かなりの高さがあります。
干飯櫓(ほしいやぐら)まで歩くと、
お城の雰囲気があります。
桜を眺めながら石垣の上を歩きます。
目的の場所に到着します。
ここからは、
桜の上に浮かぶ天守が絶景なので、
桜の季節に鶴ヶ城に行くと、
必ずこの場所から見物します。
ここでお酒をいただきたいですが、
この日は花見酒イベントがあって、
そのためお酒は持参してないので、
石垣を下りて本丸へ向かいます。
鉄門を通って本丸へ入ります。
本丸の周りの桜も見事です。
雨で天守へ人が集まっているので、
本丸をぐるっと歩くことにします。
「茶室 麟閣」です。
一度はここでお茶をいただきたいですが、
ここも雨宿りで人が沢山入ってます。
天守を1周眺めたところで、
花見酒イベントの会場へ向かいます。
本丸を出て、二の丸へ向かいます。
桜と石垣の風景がいいですね。
廊下橋を渡ります。
4月15日(金)、16日(土)の2日間、
「会津清酒で花見酒 in 鶴ヶ城」という、
会津若松酒造協同組合の蔵元が集合して、
地酒が呑み比べできるイベントがあって、
これが目的でした!
会場の二の丸芝生広場に到着しますが、
閑散としてます・・・
雨で中止かと思ったら、
開催時間は15:00-20:00でした(涙)
前日にTwitterで知ったのですが、
もっと下調べしておくべきでしたね(汗)
「ああ、こんなところでお酒が呑みたい」
と思いながら気を取り直して、
天守内を見物しようかと思いましたが、
雨宿りで人が多いので諦めて、
鶴ヶ城をあとにします。
雨なのは残念でしたが、
満開の桜で人が少ない鶴ヶ城なんて、
貴重な経験でもあり、幻想的でした。
このあとは、
お酒は諦めず、酒蔵さんへ寄って、
喜多方へ移動する予定です。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その3:雨の磐越西線編 [旅・散歩-北陸]
旅の1日目(4月15日)は、
JR上越新幹線で新潟駅、
JR信越本線で新津駅と立ち寄って、
JR磐越西線の津川駅で下車して、
麒麟山公園の桜を見物しました。
天気は雨で残念でしたが、
結果的にほとんど人も居なくて、
ゆっくりできました。
津川駅へ戻って、
新潟駅行の始発列車へ乗車します。
この列車は、
津川駅で折り返しとなるため、
発車まで12分ほどあるので、
自由に車内を見物します(笑)
2人ボックスシートを確保します。
新型車両のGV-E400系気動車なので、
シートピッチも余裕があります。
運転席を覗き込むと、
真新しい今どきの運転台です。
列車は、津川15:00発車、
新津駅からJR信越本線を走って、
終点の新潟駅16:18到着します。
平日のこの時間は学生さんも多いので、
呑み鉄は自粛して、
雨なので途中の風景も撮ってません。
新潟駅では、この日に宿泊する、
「JR東日本ホテル メッツ新潟」
へ向かいます。
(写真は3日目に撮影したものです)
JRホテルでは安定の駅直結と、
お部屋も余裕がある空間と、
長いテーブルが嬉しいですね。
ベッドと風呂の間がガラス張りなのは、
なんか違う種類のホテルの雰囲気ですが、
風呂からテレビが視れる仕組みの様です。
ワイヤーが入ったガラスで、
ややストレスを感じる眺めですが、
とりあえずトレインビューで、
JRホテルの面目を保ってます。
早い時間(16時台)に到着したので、
街へ繰り出したいところですが、
翌朝は5時台の列車で移動するので、
早く寝ないと危ないですね。
そして実は、新津駅では、
神尾弁当さんで駅弁を2つ買っていて、
津川の麒麟山公園で花見をしながら
食べるはずだった駅弁が、
雨で食べれずに残ってます(汗)
この状況から、ホテルの3Fにある、
お酒のミュージアム「ぽんしゅ館」と
コンビニで買物して、お部屋で呑みます。
「えんがわ押し寿司」(税込1,300円)は、
歯応えはしっかりしながらも、
とろっとまろやかな食感で、
何度もリピートしている駅弁です。
「ぽんしゅ館」からは、
呑みやすくびしっと辛口の日本酒
「麒麟山 伝統辛口」と、
「バスセンターのカレー風味せんべい」
をいただきます。
そして翌朝(4月16日)は超早起きして、
新潟駅5:17発車の、
JR信越本線の長岡駅行の列車で、
新津駅へ向かいます。
朝早すぎるので駅弁も売ってないので、
コンビニで売っていた、
ご当地おにぎり「藤五郎梅」で、
軽く朝ごはんです。
新潟産のコシヒカリと藤五郎梅で、
さっぱりと美味しかったので、
2個食べたかったかな(笑)
新津駅5:36到着、
ここでJR磐越西線へ乗り換えます。
この日は土曜日で、
快速「SLばんえつ物語」の運転日なので、
客車が待機してます。
JR磐越西線は、
新津駅6:00発車の会津若松駅行の
列車へ乗車します。
早朝の列車で乗客も少ないので、
新型車両のGV-E400系気動車の、
サウンドを録音してました(笑)
咲花駅6:35発車してから1分間の
サウンド(音のみ)です。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
GV-E400系気動車は、
電車と共通の構造の主電動機を、
発電機の電力で動かす方式なので、
エンジンが唸るような音はありません。
津川駅7:02到着、
列車交換のため6分間停車するので、
ホームへ降りてみますが、まだ雨です。
津川駅7:08発車すると、
阿賀野川の風景もどんよりしてます。
喜多方駅8:21到着、
ここでも列車交換で9分間停車します。
喜多方駅のホームといえば酒樽です。
この日の計画では、
喜多方の街も歩く予定ですが・・・
喜多方駅8:30発車して、
終点の会津若松駅8:47到着します。
JR磐越西線は、
会津若松駅でスイッチバックとなって、
郡山駅へ至ります。
この旅の1日目の当初の計画は、
JR東北新幹線の郡山駅で乗り換えて、
会津若松駅まで途中下車しながら、
桜を見物する予定でしたが、
3月16日の地震の影響で、
臨時ダイヤとなってしまって、
接続も不便で指定席も設定がないので、
新潟経由に計画変更したのでした。
まだ雨は降ってますが、
このあとは鶴ヶ城へ向かいます。
・・・続く