バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その8:窪川駅編 [旅・散歩-四国]
宇和島駅からJR予土線を走る
「しまんトロッコ2号」へ乗車した、
続きになります。
宇和島駅9:33発車した
「しまんトロッコ2号」は、
終点の窪川駅12:06到着、
「しまんトロッコ」の旅が終わります。
最後にトロッコ車両の車内を、
もう一度見物します。
窪川駅に到着してから5分ほどすると、
「しまんトロッコ」用のキハ54形気動車が
切り離されて、単独で移動します。
JR土讃線の高知駅方面の線路上で、
一時停車して戻ってきます。
窪川駅のホームを通過して車庫へ向かいます。
単独1両になったトロッコ車両を見ると、
小さくてかわいいですね。
トラ45000形貨車を改造した車両ですが、
この年(2022年)の干支は"とら"なので、
縁起がいいのかな?(笑)
しばらくして、
「しまんトロッコ」用のキハ54形気動車が
車庫から駅のホームへ戻ってきます。
再びトロッコ車両の反対側へ連結します。
連結が完了して、窪川駅で折り返して
宇和島駅まで運転する準備ができました。
窪川駅では、JR土讃線へ乗り換えますが、
1時間ほど余裕があるので、駅を見物します。
駅舎内には、
広くてお洒落な休憩所があります。
その隣には、
「しまんとえきめし FORM」があります。
「しまんとえきめし FORM」は、
1年前(2021年)の11月に訪れたときに、
気になっていたお店で、
まだ時間もあるので立ち寄ってみます。
https://shimanto-ekimeshi.jp/
まずはビール「TOKYO隅田川ブルーイング」で
落ち着きましょうか。
「TOKYO隅田川ブルーイング」
(ケルシュスタイル)は初めてですが、
濃厚なのに後味さっぱりと呑みやすく、
呑んだ感もあるビールですね。
食事は、
「四万十鶏のえきめし唐揚げ定食」
(税込1,100円)を注文しました。
"四万十鶏"が気になって食べてみましたが、
カラッと揚がって油分を感じない衣と、
鶏肉はジューシーで甘みがあって、
さっぱりしながらも美味しい唐揚げです。
玉子焼きも薄味ながら濃厚で旨味があって、
"四万十鶏"を満喫しました!
唐揚げのみ5個650円で、
テイクアウトもできるので、
列車で食べるのもいいですね。
他にも、
「四万十豚のぶ厚いトンカツ定食」
「くぼかわチャンポン(平日のみ)」
など、気になるメニューがあります。
店内もお洒落で、店員さんも親切で、
なんといっても美味しくて、
旅で気になったお店を訪れていくのも、
旅の醍醐味ですよね!
※店内など、ネットを参照ください。
https://shimanto-ekimeshi.jp/
食事のあと、駅のホームへ戻ります。
窪川駅には、
土佐くろしお鉄道のホームもあって、
また乗車したいです。
今回乗車するのは、
JR土讃線の高知駅行の普通列車です。
窪川駅13:09発車、
いくつかの駅に停車して、
土佐久礼駅で列車の行き違いがあります。
このあと、
土佐久礼駅で途中下車して街を歩きます。
・・・続く
バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その7:しまんトロッコ編 [旅・散歩-四国]
宇和島の魅力と食を堪能した翌朝、
旅の2日目(2022年11月26日)は、
朝8:00ごろに宇和島駅へ向かいます。
予定では、もっと朝早くから、
和霊公園(C12形蒸気機関車が静態保存)へ
散歩しに行きたかったのですが、
小雨の天気なのでホテルでゆっくりしました。
ホームへ行くと、
「しまんトロッコ」用のキハ54形気動車が
停車してました。
このあと乗車する「しまんトロッコ2号」は、
宇和島駅9:33発車ですが、
時間は8:00過ぎでまだまだ早いです。
見物していると、
特急「宇和海3号」が8:13到着します。
そのすぐあとに、
「しまんトロッコ」用のキハ54形気動車は、
車両基地へ移動します。
今では数も少なくなっている、
特急「宇和海」の2000系気動車を見物します。
宇和島駅では、
駅構内で給油風景がみれるのも魅力です。
2000系気動車は宇和島駅で折り返して、
特急「宇和海8号」として8:40発車、
見送ります。
(風で揺れてますが、発車シーンの動画です)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
重圧なエンジン音がたまりません。
9:00ごろ、「しまんトロッコ」が入線します。
ホームで切り離し作業が行われます。
「しまんトロッコ」用のキハ54形気動車のみ、
一旦、引込線へ移動して折り返します。
「しまんトロッコ」用のトロッコ車両を
追い越して行きます。
再びホームへ戻ってきて連結します。
「しまんトロッコ」用のトロッコ車両は、
トラ45000形貨車を改造したかわいい車両です。
「しまんトロッコ」を見物していると、
9:10にキハ185系気動車が到着します。
キハ185系気動車は、
旧国鉄の貴重な特急形気動車ですが、
松山駅5:51発車の
宇和島駅行の普通列車として運転されていて、
一度乗車してみたい列車です。
9:15ごろ、
「しまんトロッコ2号」へ乗車できます。
トロッコ車両へは、まだ乗車できません。
「しまんトロッコ2号」は宇和島駅9:33発車、
JR予土線の各駅に停車して、
終点の窪川駅へ向かいます。
江川崎駅10:41到着すると、
トロッコ車両へ乗車できます。
座席は狭めで乗り心地悪く、
トロッコらしい車両がたまりません(笑)
トロッコ車両へ乗車できる、
江川崎駅-土佐大正駅間はゆっくり走るので、
四万十川の風景をじっくり見物できます。
小雨なのは残念ですが、
幻想的な風景も見られてよかったです。
ガタガタと揺れながら、
四万十川沿いを走るトロッコも風情があります。
結局、小雨のままでしたが、
晴れとは違った四万十川の眺めを楽しみました。
土佐大正駅11:35到着、
トロッコ車両の乗車はここで終わります。
「しまんトロッコ」は人気の列車で、
なかなか予約が取れませんでしたが、
「バースデイきっぷ」3年目の挑戦で、
やっと念願が叶いました。
乗車券+座席指定券(大人530円、子供260円)
で乗車できる「しまんトロッコ」は、
「バースデイきっぷ」でなくてもお得です。
このあとは、窪川駅でJR土讃線へ乗り換えます。
・・・続く
バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その6:宇和島宿泊編 [旅・散歩-四国]
東京駅21:50発車の、
寝台特急「サンライズ瀬戸」に乗車して、
翌朝、坂出駅でJR予讃線の列車へ乗り換えて、
多度津駅、卯之町駅、宇和島駅で下車した、
旅の1日目(2022年11月25日)の
続きになります。
宇和島では、
宇和島駅でJR四国の車両基地・扇形車庫と、
宇和島城を見物して、
この日、宿泊するホテルへ向かいます。
宇和島城から街を歩いて、
風情のある川の正面に見える、
「宇和島グランドホテル」が宿泊先です。
ホテルを正面から見ると、
ちょっと古いタイプの建物ですが、
館内はきれいで、従業員の方も丁寧です。
チェックインのときに説明があって、
キャッシュバック(現金)2,000円と、
愛媛県限定クーポン(えひめぐり)3,000円分を
いただきます。
このときは全国旅行支援で、
ホテル代は割引で4,800円ぐらいだったので、
事実上無料になります!
そして、
会社の福利厚生で2,500円の補助もあるので、
プラスになってしまいます(笑)
お部屋は、充分な広さできれいです。
バス・トイレはちょっと古いタイプでしたが、
清潔でしたので問題ありません。
空調も建物と一体型というのでしょうか、
調整できない古いタイプだったので、
少し暑くて窓を開けて過ごしました(汗)
テレビは小さかったですね・・・
とはいえ、
部屋は悪くなく安いですし、周りも静かで、
宇和島駅へ徒歩5分、宇和島城へ徒歩10分と、
立地も便利なので満足です。
また宿泊したいですが、
このブログ記事の下書で調べたところ、
今は閉業されているとのことです・・・
建物も古そうでしたし、
外国人が押し寄せてくる地域でもないし、
仕方ないですね、お世話になりました!
部屋に荷物を置いて、
前々から気になっていたお寺「龍光院」
へ向かいます。
ホテルから歩いて1分ほどの近さです。
長めの石段を登ります。
石段の両側は庭園のようになっていて、
十三重塔や仁王像があります。
石段を登ると・・・また石段です(汗)
本堂の前に到着します。
真ん中が庭園になってるのがいいですね。
正一位稲荷大明神もお祀りされてます。
本堂の前で、
旅の無事に感謝をして、
また健康でここへ来れますようお願いします。
「龍光院」は、
元和元年(1615年)からの歴史あるお寺で、
四国霊場四十番奥之院、
四国別格霊場第六番札所となってます。
境内の一角には「御砂踏み」があって、
蓮台石の下には四国108ヶ所霊場の砂が敷かれ、
この台の上にあがってご祈念すると、
必ず念願が叶うとのことです。
立ち寄ってみてよかったです!
ありがたいですね。
宇和島の街も一望できます。
更に奥の山には観音像があるようですが、
だいぶ暗くなってきましたし、
墓地の中を通るので止めておきます(汗)
このあと、商店街で食事にしますが、
気になるお店「かどや 駅前本店」へ立ち寄ります。
「かどや」は宇和島のご当地チェーン店で、
宇和海の新鮮な魚や郷土料理があって、
ちょっと高級な居酒屋という感じです。
まず、
宇和島の鮮魚ということで、
「刺身三種盛(真鯛、ヨコ、サワラ)」と、
店員さんオススメの「宇和海アジフライ」を
注文します。
「刺身三種盛」は新鮮で美味しくて納得、
「宇和海アジフライ」も、
ふわっふわで肉厚でクセもなく美味しいですが、
身が小さく切られていて、
やっぱりアジフライは、
1匹丸ごとで尾びれ付きがいいですね(汗)
そして、
食べてみたかったのが「鯛めし」です。
通常メニューだと1人前1,800円ぐらいで、
店員さんに確認したところ、
ご飯の量も多いとのことなので、
ハーフサイズ(940円)にしました。
鯛と生卵が入ったタレをかき混ぜて、
ご飯にかけます。
甘くてふわっと美味しくて、
思わずニヤニヤしちゃいました(笑)
これは、いくらでも食べられます!
次回は1人前でたっぷり食べたいですね。
あ酒は、ハイボールのあと、
「地酒三種のみくらべ」をいただきます。
「地酒三種のみくらべ」は、
正宗、虎の尾、賀儀屋の3種類で、
量は少なめですが1,110円なので、
リーズナブルに日本酒を楽しめます。
純米とか吟醸とか細かいことが不明で、
味もあまり覚えてませんが、
個人的には、辛口で呑みやすさもあり、
お米の旨味とのバランスがよかった、
石鎚が好みでした。
日本酒に合わせて、
「かまぼこ盛合わせ」をいただきます。
宇和島では、
宿泊してみたいと思っていたこと、
食事してみたいと思っていたこと、
行ってみたいと思っていたところ、
実現できて大満足です。
まだまだ行きたいところもあるし、
美味しいものも食べたいので、
また今年(2023年)の11月も、
宇和島で宿泊の計画をしたいです。
・・・続く
バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その5:宇和島城編 [旅・散歩-四国]
寝台特急「サンライズ瀬戸」に乗車して、
翌朝、坂出駅でJR予讃線の列車へ乗り換えて、
多度津駅、卯之町駅、宇和島駅で下車した、
旅の1日目(2022年11月25日)の
続きになります。
宇和島駅近くのJR四国の
車両基地を見物したあとは、
街中を歩いて宇和島城へ向かいます。
途中、大きなアーケード商店街
「宇和島きさいやロード」を歩きます。
宇和島駅から徒歩15分ほどで、
桑折(こおり)氏武家長屋門に到着です。
建物や駐車場も囲まれて残念なので、
どアップ写真ですが(汗)
宇和島では必ず立ち寄りたい宇和島城、
毎年のことながら登城します。
(マンネリ化してますが・・・)
桑折氏武家長屋門を入ると、
舗装された緩やかな坂道と、
昔ながらの急な石段とに分かれますが、
もちろん、急な石段でしょう!
急な石段の方は歩き難いですが、
所々に石垣があって、
お城の雰囲気が味わえます。
途中には、
井戸の跡(井戸丸跡)があります。
さらに登って、
桑折氏武家長屋門から10分ほどすると、
本丸の石垣が見えてきます。
大きな壁のような石垣の脇を登って、
二之門跡に到着すると、
天守と石垣の眺めがいいですね。
二之丸に到着して、
櫛形門(くしがたもん)跡の、
大きな段差の石段から本丸へ入ります。
本丸は広い平地が開けていて、
目の前に天守が見えて、好きな風景です。
寛文6年(1666年)頃に改修された、
3重3階の小さな現存の天守ですが、
破風(はふ)や懸魚(げぎょ)など、
華やかな装飾で大好きな天守です。
もちろん天守内も見物します。
(入場料:大人200円、小・中学生無料)
天守内には、
模型や甲冑などの資料が展示されてます。
昔ながらの通路がいいですね。
天井を見ると、
木組みにも歴史を感じます。
現存天守といえば、急な階段を登ります。
最上階に到着します。
お城の雰囲気を壊さないよう、
展示物にも配慮されていて素晴らしいです。
宇和島城は、
昔ながらの雰囲気を壊さないように、
最小限の照明なのも大好きなところです。
天守最上階から、宇和海側の眺めです。
商店街側(山側)の眺めです。
どちらも風の音だけで静かに、
素晴らしい眺めです。
天守最上階でひと休みして、
登城してきた反対側の、
南側の登城道を下ります。
舗装されてない山道を下りていくと、
2021年11月は立入禁止だった、
代右衛門丸に出ます。
代右衛門丸も立派な石垣があって、
壮観な眺めです。
代右衛門丸の外側は、
古い時代の石垣もあって、
石垣の違いも見れて面白いです。
石垣沿いに下りていきます。
上り(のぼり)立ち門に到着します。
天守からここまでは、
7つの門があったそうです。
南側の登城道は人も少なくて静かなので、
駅からは遠くなりますが、
行きと帰りは別コースにして楽しんでます。
静かでゆっくり歩けて、
歴史と風の音と、一人の時間を楽しめて、
宇和島城は毎年でも行きたい場所です。
天気にも恵まれて大満足して、
再び宇和島の街を歩きます。
・・・続く
バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その4:宇和島駅編 [旅・散歩-四国]
日付を間違えてましたので、
次の通り修正しました(汗)
【誤】旅の1日目(2022年4月25日)
↓
【正】旅の1日目(2022年11月25日)
何故か気がつきませんでした、すみません。
さて、前回の続きの記事になります。
東京駅21:50発車の、
寝台特急「サンライズ瀬戸」に乗車して、
翌朝、坂出駅でJR予讃線へ乗り換えて、
多度津駅、卯之町駅で途中下車した、
旅の1日目(2022年11月25日)の
続きになります。
卯之町では、
「伝統的建造物群保存地区」を歩いたあと、
卯之町駅13:31発車の特急「宇和海13号」で、
宇和島駅へ向かいます。
平日で、時間帯もあるのでしょうか、
車内は空いてました。
空いているということで、
列車の先頭の指定席がとれました。
列車は、卯之町駅を発車すると、
山を登って行って、宇和海が見えます。
列車の前方に宇和島城が見えてくると、
間もなく終点の宇和島駅に到着します。
宇和島駅13:50到着します。
宇和島駅はJR予讃線の他に、
JR予土線の始発駅でもあります。
14:09発車のJR予土線の列車が停車していて、
この時間なら・・・
江川崎駅で折り返して戻ってこれる
と、誘惑に負けそうになりますが、
ここはガマンです(汗)
宇和島駅の改札を出て、
線路沿いの道を松山駅方面へ向かって歩きます。
宇和島駅のすぐ先にある陸橋から、
駅を眺めます。
宇和島駅折り返しの、
特急「宇和海」を見送ります。
宇和島駅から6~7分ほど歩くと、
JR四国の車両基地が見えてきます。
先へ進むと、
昔(蒸気機関車用)の給水塔があります。
そしてその先には・・・
扇形車庫があるのですが、
骨組みだけになってました(汗)
この扇形車庫は、
四国に唯一残っているもので、
1941年に建設されたとのことですが、
いよいよ取り壊しになるのでしょうか(涙)
(2021年11月の様子です)
転車台の方向を覗いてみます。
近くで見ると木造部分もあって、
この状態だと腐食しやすそうなので、
このまま保存するのも厳しいと思います。
宇和島駅に行くときには、
いつも楽しみにしていた扇形車庫なので、
ショックは大きかったですが、
時代の流れなので仕方ないですね・・・
ネットを検索すると、
地元団体で保存されるとの情報もあるので、
今年(2023年)の11月の旅でも、
様子見に行ってみようかな?
もっと先へ進んで、
正面から見物してみます。
草が多くて、転車台は見えません。
車両基地の風景を見物します。
「鉄道ホビートレイン」(四国新幹線)や
黄色い「しまんトロッコ」も見えます。
このあと、
もう見れなくなるかもしれない、
今の扇形車庫の姿を大量に記録(撮影)して、
目に焼き付けておきます。
このあとは、
気分を前向きにして街を歩きます。
・・・続く
バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その3:卯之町散歩編 [旅・散歩-四国]
JR東海道新幹線のワゴンサービスの終了
の発表がありましたね。
(2023年10月末でサービス終了)
駅の自販機を充実させるとのことですが、
「のぞみ」で長時間乗車するときは、
途中の駅で自販機での買物は無理があるし、
乗車前に買物しておいてたら、
「シンカンセンスゴイカタイアイス」
が、固くなくなっちゃうじゃないですか!
時代もありますが、
車内販売という旅情も無くなって、
新幹線が益々、
「移動するだけのつまらない乗り物」
のイメージが強くなりそうで残念です。
それでは、四国の旅の記事の続きになります。
東京駅21:50発車の、
寝台特急「サンライズ瀬戸」に乗車して、
翌朝、坂出駅でJR予讃線へ乗り換えて、
多度津駅で途中下車をして街を歩いた、
旅の1日目(2022年11月25日)の
続きになります。
多度津駅から、
特急「しおかぜ3号」に乗車して、
松山駅11:15到着しますが、
今回の旅のテーマは、
「人が少ないところへ行こう」なので、
(混雑を避けるという意味です。念のため)
観光客が多い松山駅では下車せずに、
特急「宇和海11号」へ乗り換えて、
宇和島駅方面へ向かいます。
「宇和海11号」は松山駅11:27発車、
東京駅のグランスタ東京で買っておいた、
若廣「焼き鯖すし」で呑み鉄開始です(酔)
若廣「焼き鯖すし」は、
脂がのった焼き鯖とすし飯の間に、
生姜と大葉が挟んであって、
鯖の旨味をさっぱりいただけます。
消費期限も2日間あるのが嬉しいですね。
伊予大洲駅12:03発車すると、
肱川と大洲城の車窓が美しいです。
卯之町駅12:28到着、ここで下車します。
この月(2022年11月)に改築された、
木造の新築の香りがする駅舎です。
駅前には、
複合施設「ゆるりあん」があって、
飲食店などが入って便利です。
駅前の通りを渡って、街を歩きます。
5~6分歩くと古い建物が立ち並ぶ、、
「伝統的建造物群保存地区」に到着します。
レトロな雰囲気もいいのですが、
玄関の上の屋根がこれまたシブいのです。
平日なのもあって人も少なく、
営業しているお店もすくなかったです。
立派な門構えの家があると思ったら、
旅館の「松屋旅館」です。
レトロな旅館、泊まってみたいですね。
休憩所もレトロな建物です。
(「宇和文化の里休憩所」)
帰りに立ち寄ろうと思ってたら、
時間足りなくなってしまいましたが(汗)
卯之町での目的でもある、
酒蔵「元見屋酒店」に到着しますが、
この日は休業日でした・・・
街の一角には、
レトロ感満載の坂道があります。
この坂道を登っていくと、
「開明学校」があります。
「開明学校」は町民の寄付によって
明治15年(1882年)に建築された、
小学校校舎です。
近くに行くと、古さを感じます。
建物内を見物すると、
当時の資料が多数展示されてます。
教科書も見てみると面白いです。
2階へは急な階段を登ります。
小学校にこんな危ない階段があったら、
今のご時世ではクレームものですね(笑)
2階には教室が残されてます。
小学生(大正からある学校)の頃、
1年生の途中で校舎が建て替えになって、
ほんの数ヶ月ぐらいだけ、
こんな木の机だった記憶があるので、
懐かしい雰囲気です。
昔の道具などもあって、興味深いですね。
「開明学校」の隣りには、
明治2年(1869年)に建築された、
「申義堂」があります。
時間の都合で、
こちらの内部は見物しませんでした(汗)
撮影するのを忘れましたが、
「開明学校」の前の道を挟んで、
「宇和民具館」がありますが、
地域の昔の道具などが展示されてます。
「開明学校」の前に
「宇和民具館」を見物しましたが、
多数の展示があって見応えがあって、
こちらで時間を遣ってしまいました。
「宇和民具館」に受付があって、
「開明学校」とセットで見学できます。
(一般700円、大学生・高校生420円、中学生以下無料)
「伝統的建造物群保存地区」は、
街並みを見物して歩くだけのつもりで、
1時間ほどしか予定してなかったですが、
見応えもあって、お店もそこそこあって、
混雑もなくて、外国観光客人もいなくて、
静かに時代を感じられるのがよかったです。
またゆっくり訪れたいですね。
このあとは卯之町駅へ戻ります。
・・・続く
バースデイきっぷで行く2022年四国の旅 その2:多度津駅編 [旅・散歩-四国]
寝台特急「サンライズ瀬戸」へ乗車して、
翌朝、坂出駅に到着した、
旅の1日目(2022年11月25日)の
続きになります。
「サンライズ瀬戸」は、
約1時間遅れで坂出駅8:07ごろ到着しますが、
高松駅7:37発車の特急「いしづち1号」には
もう乗れず(坂出駅は7:51発車)、
予定していた今治駅へ行っても
1時間ほどしか滞在時間がとれません(汗)
いきなりの計画変更をして坂出駅で下車、
8:11発車のJR予讃線観音寺駅行の
普通列車へ乗車します。
讃岐富士(飯野山)を見ると、
四国へ来たぞ!と実感します。
多度津駅8:26到着、ここで下車します。
多度津駅は、
JR予讃線とJR土讃線の分岐点で、
(正確にはJR土讃線の起点)
車両基地もあって、
JR四国の要所となってます。
改札で「バースデイきっぷ」を見せて、
いよいよ「バースデイきっぷ」の
威力を発揮します!
「バースデイきっぷ」は誕生月の連続3日間、
JR四国と土佐くろしお鉄道の全線の
特急列車が乗り降り自由になるきっぷで、
ジェイアール四国バスの路線バス
(高速バスを除く)も利用できます。
グリーン車用と普通車自由席用があって、
今回もグリーン車用13,240円を利用します。
※今年(2023年)5月20日値上げとなってます
グリーン車用:15,000円
普通車自由席用:12,000円
JR四国ツアーのサイトからも購入できるので、
事前に購入しておくと現地での時間の節約や、
観光列車(グリーン席)もとりやすいです。
(郵送料がかかります。地元神奈川は420円)
https://www.jr-eki.com/ticket/brand/1-3WL
誕生月の方の「ご本人様用」1枚に対して、
「お連れ様用」3枚購入できるので、
グループでもお得です。
みどりの窓口で、
特急券の変更をしてから駅舎を出て、
40分ほど多度津駅周辺を歩きます。
駅前には、
「四国鉄道発祥之地」として、
8620形蒸気機関車の動輪が保存されてます。
明治22年(1889年)5月23日、
讃岐鉄道株式会社が多度津駅を起点にして、
丸亀駅~琴平駅間で営業したのが、
四国での最初の鉄道です。
その隣りには、
「少林寺拳法発祥のまち碑」があって、
多度津町にある金剛禅総本山少林寺が、
少林寺拳法発祥の地とのことです。
(中国の少林拳とは別物です)
駅の北側へ2~3分ほど歩くと、
8620形蒸気機関車が静態保存されてます。
近くへ行くと、ちょっと朽ちてますね(汗)
線路沿いなので、
通過する列車や貨車が見れます。
個人的に興味がある、
貨車:チキ6000形を観察してました(笑)
このあとは、駅前から街中を歩きます。
駅の西の方へ、10分ほど歩くと、
JR四国の多度津工場があります。
踏切を渡ろうとすると、
試運転のキハ32形気動車が、
ゆっくりと通過します。
貴重な国鉄形車両を近くで見れました。
踏切から車両や作業の様子を見物します。
おや?
2018年3月で定期運行を終了した、
2000系気動車の試作車のTSE
(世界初の制御付き振子式気動車)
は、ここに居たんですね。
TSEにも出逢えて満足して、
多度津駅へ戻ります。
多度津駅では、古い給水塔を見物します。
車両基地に転車台も残ってますが、
時間がないので、またのお楽しみにします。
観光列車「四国まんなか千年ものがたり」
のイラストのコンビニで買い物をします。
駅のホームへ行くと、
「四国まんなか千年ものがたり」が
出発の準備をしてました。
反対側からも見物します(笑)
2018年11月に初めて乗車してからもう5年、
また乗車したいですね。
多度津駅周辺には、
武家屋敷跡などの史跡もあって、
港も近く、港の方にはうどん店もあるので、
またゆっくり訪れたいです。
多度津駅からは、
9:21発車の特急「しおかぜ3号」で、
松山駅へ向かいます。
乗車するのはもちろんグリーン車です。
座席は1列+2列の配置でゆったりしてまます。
指定の座席は、
山側の1人席(ぼっち席)なので、
景色の写真は省略します。
朝に「サンライズ瀬戸」で呑んだ残りの、
「純米大吟醸 浦霞」で呑み鉄開始です(酔)
終点の松山駅11:15到着します。
松山駅では高架化の工事が進んでいて、
変わりゆく駅の風景です。
計画変更から始まった四国の旅ですが、
このあとは、
松山駅から次の目的地へ向かいます。
・・・続く
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