SSブログ

冬の鳥取、鉄道の旅 その9:鳥取2泊目編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅、隼駅、若桜駅と、
下車した続きになります。

若桜駅15:13発車の鳥取駅行の列車で、
終点の鳥取駅16:07到着して、
早めに宿泊した温泉旅館の
「観水庭こぜにや」へ戻ります。

tottori901s_DSC01407.JPG

JR山陰本線・因美線
高架線沿いの道路から見た、
「観水庭こぜにや」です。

tottori902s_DSC01429.JPG

鳥取駅から歩いて8分ほどで到着すると、
駐車場の紅葉が綺麗です。

tottori903s_DSC01435.JPG

宿泊したお部屋に戻ってから、
温泉に入ってひと休みして、
早めの17:30ごろ、
お部屋に夕食が配膳されます。

tottori904s_DSC08717.JPG

2日目の自分へのご褒美の夕食が始まります。

前菜:松葉かに味噌、かに身
   親がに かに酢ジュレ
造里:白身薄造り(カンパチだったかな?)

tottori905s_DSC08723.JPG

山陰の海の幸に、
前夜と同じお酒「瑞泉 純米大吟醸生酒」で
ロケットスタートです(酔)

鍋物:魚介鍋

tottori906s_DSC08724.JPG

魚貝の出汁も優しく、野菜もたっぷりです。

焼物:のどぐろの塩焼き

tottori907s_DSC08727.JPG

ふわとろ食感と旨味たっぷりの逸品です!

洋皿:鳥取和牛ミニステーキ

tottori908s_DSC08729.JPG

ぶ厚いステーキは柔らかくて、
この量は"ミニ"の領域を超えてます!

御飯:鳥取産こしひかり(鳥取市大塚産)
留椀:赤出し
香の物:三種盛り

tottori909s_DSC08736.JPG

鳥取産こしひかりで炊かれたご飯は、
甘みがあってとても美味しいので、
「若い頃なら無限におかわりしたいです」
なんて従業員の方と会話をしてました(笑)

蒸物:白身深山蒸し

tottori910s_DSC08738.JPG

まろやかで柔らかくて、旨味も凝縮されて、
コクのある出汁でするりと食べられます。

揚物:白子揚げ出し

tottori911s_DSC08740.JPG

滑らかな食感と香ばしい揚げ出しは、
間違いない美味しさです。

水菓子:ピスタチオアイスと果物

tottori912s_DSC08743.JPG

濃厚なアイスではなくて、
さっぱりとしたデザートで〆ます。

いつも通り安定の、
沢山の鳥取ご当地の美味しいものと、
美味しい料理をいただけるなんて、
幸せの食事でした!

さて、
食中に「ご飯が甘くて美味しい」と、
従業員の方と会話しましたが、
食後しばらくしてから、
「にぎりめし」を用意していただきました!

tottori913s_DSC08744.JPG

食べれないかもとお話したら、
どうせ捨ててしまうから夜食にとのことで、
嬉しい気遣いとサプライズでした!

このあと2回温泉に浸かって、
夜食として全部いただきましたが、
冷えても美味しい甘みと塩加減で、
感謝しかありません。

そんな嬉しい夜で1日が終わり、
翌朝(2022年12月18日)になると、
なんと雪景色でした!

tottori914s_DSC01438.JPG

雪の中、早朝の温泉タイムです。

tottori915s_DSC01444.JPG

寒くても鯉たちは元気です。

tottori916s_DSC01441.JPG

雪と紅葉の景色もサプライズですね!

tottori917s_DSC01446.JPG

tottori918s_DSC01440.JPG

雪の中の温泉も風情があっていいですね。

この日は前日から大雪の予報があって、
早めに行動しておきたいので、
残念ながら朝食はキャンセルしてました。

鳥取駅まで送っていただき、
「観水庭こぜにや」さんでの、
自分へのご褒美の2泊が終わります。

tottori919s_DSC01453.JPG

「観水庭こぜにや」さんですが、
今年(2023年)は計画できませんでした(汗)

実は、地元神奈川から出発の、
お得な切符がない西日本方面などの場合は、
某大手旅行会社の個人プランがお得なのですが、
「観水庭こぜにや」さんの1名宿泊がなくなり、
様子見中です・・・

「観水庭こぜにや」さんの予約サイトから、
直接予約すれば1名宿泊はできるみたいですが、
新横浜駅から鳥取駅までの往復の鉄道と、
宿泊(2泊)だけでほぼ10万円コースですから、
休暇が3連休縛りの小市民には厳しいです(涙)
https://kozeniya.com/

それに、予約サイトでは、
2年先を見ても販売終了になっていて、
改修工事の関連もあるのでしょうか、
心配です・・・



鳥取駅ではまず、
各列車の運行状況を確認します。

特急「スーパーはくと」は通常運行。

tottori920s_DSC01505.JPG

普通列車もこの時点では通常運行でした。

tottori921s_DSC01576.JPG

タラコ(キハ40系気動車)と雪景色は
似合いますね。

そして、目的の乗車予定の観光列車
快速「あめつち」も運行されるようで、
一安心です。

tottori922s_DSC01482.JPG

このあとは、
雪の中の「あめつち」の旅になります。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(93)  コメント(18) 
共通テーマ:旅行

冬の鳥取、鉄道の旅 その8:若桜駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅、隼駅と、
途中下車した続きになります。

隼駅からは、
12:55発車の若桜駅行の列車に乗車して、
終点の若桜駅13:21到着します。

tottori801s_DSC01272.JPG

バイクの「隼ラッピング列車」
側面のデザインをじっくり見物します。

tottori802s_DSC01392.JPG

カッコイイですね。

この駅で折り返して、
鳥取駅へ向かう列車を見送ります。

tottori803s_DSC01276.JPG

こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線開業当時のもので、
国の登録有形文化財に登録されてます。

tottori804s_DSC01355.JPG

若桜鉄道の全9駅のうち、
この日に立ち寄った
八東駅、因幡船岡駅、隼駅、若桜駅と、
丹比駅、安部駅の6駅の駅舎が、
国の登録有形文化財に登録されていて、
施設を大事に保存・使用しているのが
素晴らしいですね!

駅舎内は木造のレトロ感をそのままに、
令和2年(2020年)にニューアルされてます。

tottori805s_20221217_132346.JPG

待合室は広々としたラウンジとなってます。

tottori805s_20221217_132346.JPG

お洒落でレトロな雰囲気の、
駅カフェ「わかさカフェ retro」
も営業してます。
https://kanko.town.wakasa.tottori.jp/eat/1839/

tottori807s_20221217_132401.JPG

見たことがある木のデザイン?
のような気がすると思ったら、
観光列車などの文字が多い車両で有名な、
あの工業デザイナーが手掛けてますね。

まずは、
入場券(300円)で見学できる
若桜駅の構内へ向かいます。

tottori808s_DSC01283.JPG

今でもイベントなどで稼働できる
転車台です。

tottori809s_DSC01322.JPG

転車台の周りにはベンチもありますが、
この日は小雨でひと休みできませんでした(汗)

動態保存(圧縮空気で稼働)されている、
C12形蒸気機関車です。

tottori810s_DSC01299.JPG

観光列車として本線を走る計画もあって、
実現してほしいですね!

DD16形ディーゼル機関車です。

tottori811s_DSC01304.JPG

今では貴重な機関車が、
動態保存されているのは嬉しいですね。

奥へ進むと古い木造の建物があります。

tottori812s_DSC01334.JPG

これは車庫で、
ト6形貨車ヨ8000形車掌車が保管されてます。

tottori813s_20221217_134431.JPG

さらに奥の立ち入れないところには、
12系客車が留置されてます。

tottori814s_DSC01332.JPG

塗装は剥がれてきてますが、
いつかC12形蒸気機関車と連結して、
観光列車として運行してほしいですね。

駅構内の見学のあとは街を歩く予定でしたが、
雨も本降りになってきて、
寒さもきつくなってきたので諦めます・・・

tottori815s_DSC01363.JPG

若桜の街は酒蔵もあって、
保存地区「蔵通り」など古い蔵や建物も多くて、
駅前にもレトロなお店があるほどなのに、
歩けなくて残念です。

tottori816s_DSC01359.JPG

レトロな駅でじっくり過ごせるぞ!
と、前向きになりましょうか。

tottori817s_DSC01360.JPG

かなり寒いので、
「わかさカフェ retro」で、
コーヒーとニューヨークチーズケーキの
ケーキセット(税込680円)をいただきます。

tottori818s_20221217_141156.JPG

このときのホットコーヒーは、
オリジナルの若狭ブレンドと、
イルガチェフェ・コチャレ、トラジャの
3種類から選べたので、
若狭ブレンドをいただきます。

コーヒーはあまり知識がないので、
表現が難しいのですが、
飲みやすくて美味しかったです。

ニューヨークチーズケーキは、
甘さ控えめでチーズの風味が前面に、
味わい深くて美味しかったです。

ラウンジでトレインビューを楽しみながら、
ゆっくりいただけるのがいいですね!

tottori819s_DSC01367.JPG

古い鉄道写真もお洒落に展示してあって、
1時間以上飽きずに過ごせます。

tottori820s_DSC01370.JPG

ハンバーガー(税込550円)もあったので、
次回はがっつりと食べたいですね。

レトロで美味しい時間を過ごしたあとに、
駅のホームへ向かうと、
青色の車両「昭和号」「隼ラッピング列車」
の連結作業中でした。

tottori821s_DSC01387.JPG

"みんなが大好き"な連結作業を見物したあと、
「昭和号」の方へ乗り込みます。

tottori822s_DSC01393.JPG

木の温もりにソファー席がいいですね。

鳥取駅行の列車は若桜駅15:13発車、
ウイスキー「倉吉」で呑み鉄開始です(酔)

tottori823s_20221217_150422.JPG

終点の鳥取駅16:07到着、
昭和レトロで懐かしさも豪華さもありの
魅力ある若桜鉄道の旅が終わります。

tottori824s_DSC01408.JPG

このあとは、
温泉旅館「観水庭こぜにや」での
2泊目の夕食と一夜を過ごします。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(83)  コメント(10) 
共通テーマ:旅行

冬の鳥取、鉄道の旅 その7:隼駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅で途中下車した
続きになります。

因幡船岡駅からは、
12:08発車の若桜駅行の列車に乗車して、
次の駅の隼駅(12:11到着)で下車します。

tottori701s_DSC01140.JPG

列車を見送りますが、
この駅もいい風景ですね。

tottori702s_DSC01148.JPG

写真右側の木は桜ですが、
桜の季節は見事な眺めになります。

隼駅もまた、古い木造駅舎です。

tottori703s_DSC01158.JPG

改札口がレトロすぎてたまりません。

tottori704s_DSC01161.JPG

この日途中下車した、
八東駅、因幡船岡駅と同じく、
こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線開業当時のもので、
国の登録有形文化財に登録されてます。

tottori705s_DSC01168.JPG

隼駅は、
大型バイクの「隼」と同じ名称から、
「隼ライダー」が集まるのもあって、
駅はバイク仕様です。

tottori706s_DSC01172.JPG

tottori707s_DSC01191.JPG

駅舎内は、待合室は狭いですが、
レトロな雰囲気でシブいです。

tottori708s_20221217_121413.JPG

事務室は売店になっていて、
このときは営業してませんでした。

tottori709s_20221217_125049.JPG

ホーム側には、
国鉄時代に使われた荷物用の秤があります。

tottori710s_DSC01223.JPG

駅舎の隣りには、
客車電気機関車が保存されているので、
見物します。

tottori711s_DSC01178.JPG

客車はオロ12形客車で、
「ムーンライト松山」
「ムーンライト高知」として
運行されていたこともあるので、
「ムーンライトはやぶさ」と命名され、
ライダーハウスとして使用されてます。

tottori712s_DSC01188.JPG

このときは、コロナ禍のため、
2020年4月8日から使用禁止となってました。

電気機関車は、
北陸鉄道で使われていた
ED30形電気機関車で、
レトロなデザインがカッコイイですね!

tottori713s_DSC01182.JPG

隼駅は、
いつもライダーの皆さんで賑わってますが、
この日は寒くて小雨の天気だったので、
人もほぼ見かけなくて、
じっくり見物と撮影ができました。

駅前の通りを街へ向かって歩くと、
本物のバイク「隼」も展示されてます。

tottori714s_DSC01199.JPG

その近くには、地元の食材に拘った、
「HOME 8823(ホームハヤブサ)」
というレストランがあって、
次回は時間を確保して、
立ち寄ってみたいですね。

tottori715s_DSC01194.JPG

駅から4~5分ほど歩くと、
レトロな街並みもあります。

tottori716s_DSC01219.JPG

駅から歩いて6分ほどでしょうか、
隼神社があります。

tottori717s_DSC01206.JPG

"隼神社"という名称がカッコイイですね。

隼神社は300年ごろからの
歴史ある神社だそうです。

tottori718s_DSC01209.JPG

社殿は天正10年(1582年)
羽柴秀吉の軍により消失したとのことで、
御本殿は文化13年(1816年)のものだそうです。

tottori719s_DSC01212.JPG

いつものように、
旅の無事に感謝して、
また健康でここに来れますよう
お願いをします。

隼駅に戻って、
ウイスキー「倉吉」を呑みながら、
次に乗車する列車を待ちます。

tottori720s_DSC01231.JPG

そして到着した列車は、
「隼ラッピング列車」でした!

tottori721s_DSC01253.JPG

座席は転換クロスシートですが、
車両の真ん中辺りに、
何やら足元が広い座席があったので、
ここに座ります。

tottori722s_20221217_150241.JPG

若桜駅行の列車は隼駅12:55発車、
八東川を眺めながら、
次の停車駅の安部駅へ向かいます。

tottori723s_DSC01261.JPG

しかし、
降ったり止んだりの小雨も、
本降りの雨になってきたので、
映画「男はつらいよ」のロケ地になった
安部駅は諦めて、
このまま若桜駅へ向かいます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(87)  コメント(16) 
共通テーマ:旅行

冬の鳥取、鉄道の旅 その6:因幡船岡駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅で途中下車した続きになります。

八東駅の古い駅舎を見物したあと、
11:40発車の鳥取駅行の列車で、
鳥取駅方面へ戻ります。

tottori601s_DSC01063.JPG

車両はバイクの「隼ラッピング列車」です。

座席は全て転換クロスシートです。

tottori602s_DSC01069.JPG

先頭の座席が空いていたので座ります。

tottori603s_DSC01072.JPG

(無駄に必死な人との)座席取りの駆け引きや、
1名、2名で4名分の座席が占有される、
ボックス席(クロスシート)よりも、
快適な転換クロスシートは、
JR東日本でも導入してほしいですね。
(激混みの通勤電車は除く)

「隼ラッピング列車」なので、
車内にもバイクがいっぱいです。

tottori604s_DSC01076.JPG

因幡船岡駅11:52到着、ここで下車します。

tottori605s_DSC01081.JPG

「隼ラッピング列車」を横から見ると、
派手ですがカッコイイですね。

tottori606s_DSC01080.JPG

因幡船岡駅は、
八東駅へ向かう途中に気になって、
予定を変更して訪れてみました。

tottori607s_DSC01094.JPG

こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線八東駅開業当時の建物で、
国の登録有形文化財に登録されてます。

tottori608s_DSC01104.JPG

駅舎内のレトロな雰囲気もたまりません!

tottori609s_DSC01096.JPG

壁に着いたベンチが時代を感じます。

tottori610s_DSC01098.JPG

駅のホームには、
昔の何かの道具でしょうか、展示されてます。

tottori611s_DSC01114.JPG

説明を読むと、
この地域(八頭郡)は因幡牛の産地で、
旧国鉄若桜線での家畜輸送用の秤として
使用された牛秤(畜産用計量器)だそうです。

tottori612s_DSC01111.JPG

駅前からは街を5分ほど歩きましたが、
住宅地が続いています。

tottori613s_DSC01100.JPG

駅の近くには特に何もなさそうなので、
街を歩くのは切り上げて駅舎へ戻ります(汗)

tottori614s_DSC01101.JPG

駅のホームで列車を待ちますが、
レトロな駅舎での待ち時間は癒されます。

tottori615s_DSC01115.JPG

ここで、
ウイスキー「倉吉シェリーカスク」で
乾杯しておきましょう(酔)

tottori616s_DSC01118.JPG

因幡船岡駅12:08発車の
若桜駅行の列車に乗車します。

tottori617s_DSC01130.JPG

車両は、青色の車両「昭和号」で、
木の温もりの車内と素敵なインテリアで
レトロ感と高級感があります。

tottori618s_20221217_120843.JPG

吊革も木製という徹底で、
若桜鉄道の工夫とセンスは素晴らしいです。

因幡船岡駅を発車して次の駅では、
電気機関車客車が見えてきました。

tottori619s_DSC01138.JPG

素敵な車両にもっと乗車していたいですが、
過去2回の若桜鉄道への乗車で気になっていた、
次の駅の隼駅で途中下車します。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(86)  コメント(16) 
共通テーマ:旅行

冬の鳥取、鉄道の旅 その5:八東駅編 [旅・散歩-山陰]

旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
JR因美線で移動します。

tottori501s_DSC00829.JPG

鳥取駅の風景を少し見物します。

tottori502s_DSC00851.JPG

乗車するのは若狭駅行の
若桜鉄道の車両「若桜号」です。

tottori503s_DSC00870.JPG

車体の"若桜グリーン"という色もですが、
木の温もりがある車内も、
何か懐かしい雰囲気です。

tottori504s_DSC00869.JPG

インテリアがシブくて、
豪華な雰囲気もあります。

tottori505s_DSC00878.JPG

鳥取駅9:45発車、
列車はJR因美線を走って、
郡家(こおげ)駅9:59到着、
同じ若桜鉄道の青色の車両「昭和号」と、
行き違いになります。

tottori506s_DSC00884.JPG

鳥取駅行の
特急「スーパーはくと1号」とも連絡をします。

tottori507s_DSC00890.JPG

列車は7分ほど停車して10:06発車、
郡家駅からは若桜鉄道を走ります。

しばらくして、
八東(はっとう)駅10:22到着します。

tottori508s_DSC00916.JPG

ここで下車します。

tottori509s_DSC00922.JPG

八東駅のホームには、
古い木造の待合所があります。

tottori510s_DSC00950.JPG

室内へ覗いてみるとレトロです。

tottori511s_DSC00946.JPG

昭和5年(1930年)12月、
国鉄若桜線八東駅開業当時の建物でしょうか。

八東駅には、貨物ホームも残っていて、
ラッセル車貨車が保存されてます。

tottori512s_DSC00955.JPG

黄色で小さくてかわいいラッセル車
TMC100BS形排雪モーターカーは、
近くで見物できます。

tottori513s_DSC00963.JPG

その後ろには、
ワフ35000形貨車が保存されてます。

tottori514s_DSC00976.JPG

デッキ部分に乗車できるのが嬉しいですね。

tottori515s_DSC00983.JPG

デッキから車内を覗くと、
現役当時のまま残ってます。

tottori516s_DSC00984.JPG

古い駅、古い車両を眺めながら、
この前日に倉吉駅で買っておいたウイスキー、
「倉吉シェリーカスク」で乾杯します(酔)

tottori517s_DSC00999.JPG

ひと休みして駅舎へ向かうと、
これまたレトロでシブいです!

tottori518s_DSC00991.JPG

昭和5年(1930年)12月に建てられた駅舎は、
国の登録有形文化財に登録されてます。

tottori519s_DSC01008.JPG

当時のままの駅舎内もいいですね。

tottori520s_20221217_105208.JPG

事務室は喫茶店として利用されてましたが、
今は営業してないそうです。

tottori521s_DSC01013.JPG

小雨で寂しい雰囲気に写るのは残念ですが、
前回の旅(2021年10月)から気になっていた、
八東駅をじっくり見物できて満足です!

このあとは小雨の中、街を歩いてみますが、
街もレトロな雰囲気が残ってます。

tottori522s_DSC01034.JPG

駅から北側へ5~6分ほど歩くと、
八東川に架かる八東橋があります。

tottori523s_DSC01040.JPG

八東橋を渡ると・・・
特に何もなかったので、写真も省略します。

tottori524s_DSC01045.JPG

八東川の方へ行けば
何かありそうだと思いましたが、
こっちじゃなかったですね(汗)

八東駅に戻って、
若桜鉄道で途中下車の旅を再開します。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(88)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

冬の鳥取、鉄道の旅 その4:鳥取宿泊編 [旅・散歩-山陰]

旅の1日目(2022年12月16日)、
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
JR山陰本線で倉吉駅から御来屋駅へ行って、
街を歩いた続きになります。

普通列車で御来屋駅から倉吉駅へ移動して、
特急「スーパーはくと12号」へ乗り換えて、
鳥取駅に16:50到着、
駅からJR山陰本線・因美線の高架沿いに、
東へ歩きます。

tottori401s_DSC01426.JPG

8分ほど歩くと、この日から2連泊する、
温泉旅館「観水庭こぜにや」に到着します。
https://kozeniya.com/index.cgi

tottori402s_DSC01434.JPG

案内いただいたお部屋は、
8畳のきれいな和室です。

tottori403s_DSC08663.JPG

窓側の広縁のスペースが広く解放感もあって、
8畳とはいってもかなり広いです。

tottori404s_DSC08668.JPG

というか、
過去2回宿泊したのと同じ3階のお部屋ですが、
覚えていただいているのかもしれません。

お部屋のお風呂は懐かしいタイル貼りです。

tottori405s_DSC08673.JPG

トイレも清潔で広いのがいいですね。

tottori406s_DSC08670.JPG

バルコニーも広いです。

tottori407s_DSC08674.JPG

早め(17:00ごろ)に到着したのは、
食事前に大浴場(温泉)に入力するためです。

3階のお部屋から1階へ移動しますが、
エレベーターよりも、
この"こぜにや"デザインの階段を
利用するのが好きです。

tottori408s_20221217_090906.JPG

大浴場の建屋へは、
庭園を通って行きますが、
紅葉もいい感じです。

tottori409s_20221216_223408.JPG

天然温泉自家噴泉かけ流し式で、
なめらかでいい湯です。
(事案のリスクがあるので撮影はしてません)

露天風呂では、近くにJRの高架があるので、
ディーゼルエンジン音を聴きながら、
温泉に浸かれるのがいいですね!

岩造り、檜造り、露天風呂、家族風呂など、
6つの浴場がありますが、
写真や詳細はWebサイトをご参照ください。
https://kozeniya.com/index.cgi

温泉でゆっくりして癒されたあとは、
早めの18:20ごろ、
お部屋に夕食が配膳されます。

tottori410s_DSC08677.JPG

細かい説明は忘れてしまいましたが、
まず、
先付:季節の品、前菜:珍味旬彩盛り
造里:旬の地魚盛り合わせ

tottori411s_DSC08687.JPG

お酒との相性も最高の数々の品に、
相変わらず量が多いお刺身で、
何よりも美味しいです。

小鍋:かにすき鍋

tottori412s_DSC08694.JPG

野菜もしっかりとれて、
ふわふわになる蟹の身が優しいです。

酢物:茹でがに かに酢、昆布

tottori413s_DSC08684.JPG

さっぱりと蟹の旨味をいただけます。

お酒は「瑞泉 純米大吟醸生酒」を
注文しました。

tottori414s_DSC08679.JPG

大吟醸ながらも吟醸香はほどほどで、
米の旨味と辛口がバランスして、
すっと呑みやすく、
繊細な美味しさの食事にはよく合います。

しばらくして配膳されたのは、
焼物:あこう鯛の味噌柚庵焼き

tottori415s_DSC08698.JPG

焼きたてで香ばしく、
脂がのってふわっとして美味しいです。

次に配膳されたのは、
洋皿:鳥取和牛ビーフシチュー
蒸物:白子茶碗蒸し

tottori416s_DSC08704.JPG

柔らかくも歯応えのある鳥取和牛は、
肉の旨味が感じられる上品なシチューで、
白子茶碗蒸しは味付け控えめですが、
出汁が効いて白子の旨味を感じました。

そして、
前回(2021年10月下旬)宿泊したときは、
誕生月の11月に近かったので、
サービスの品がありましたが、
今回は12月なのに誕生月のサービスで、
シャンパンとお赤飯がありました!

tottori417s_DSC08691.JPG

赤飯が絶妙に美味しくて、
おかわりしたかったですが、
満腹になるのでガマンです(汗)

そのあと配膳されたのは、
留椀:赤出し
御飯:かに寿司

tottori418s_DSC08710.JPG

塩味控えめで出汁でさっぱりと、
優しい赤出しと、
最後の蟹で〆て、蟹三昧で満足です!

デザートは水菓子と梨、柿に、
誕生月サービスのケーキです。

tottori419s_DSC08712.JPG

鳥取ご当地の美味しいものを、
これでもかといただいて、
いつもの通り、
大満足で大満腹の食事でした!

途中に若女将さんもご挨拶に来られ、
従業員の方も含め接客も素晴らしく、
食事の時間も最高の気分で過ごせます。

飲食店でこれだけの食事をしたら、
間違いなく1万円は軽く超えますし、
広いお部屋と温泉とサービスの質に、
鳥取駅へのアクセスの良さを考えると、
(このときで)1泊2万5千円前後なら納得で、
むしろお得感まであります。
(部屋で食事ですから時間も節約できます)

いつもの旅の宿では、
基本的に寝て、お酒が呑めればいいので、
1万円以下というところですが、
"自分へのご褒美の宿"として、
毎年「観水庭こぜにや」を利用したいです。



翌朝(2022年12月17日)、寒い朝です。

tottori420s_DSC00821.JPG

こちらのお部屋は、
トレインビューなのも嬉しいです。

tottori421s_DSC00826.JPG

朝の大浴場へ向かいます。

tottori422s_20221217_091010.JPG

朝食は、
山陰産烏賊の細造り、湯豆腐、
日本海産干し鰈、しじみ味噌汁など、
山陰の味が楽しめます。

tottori423s_20221217_070741.JPG

写真右上の鳥取らっきょうも、
ほぼ食べ放題状態なのが嬉しいです。

沢山でも優しい朝食のあと、
送迎ミニバン(無料)で鳥取駅へ向かいます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(82)  コメント(15) 
共通テーマ:旅行

冬の鳥取、鉄道の旅 その3:御来屋散歩編 [旅・散歩-山陰]

旅の1日目(2022年12月16日)、
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
倉吉駅からJR山陰本線の普通列車で、
御来屋駅で下車した続きになります。

御来屋駅では、
「山陰最古の駅舎」を見物したあと、
港の方(西)へ向かって歩きます。

tottori301s_DSC00683.JPG

10分ほど歩いて港に到着すると、
水産物直売所と地魚料理のお店が入った、
「お魚センターみくりや」があります。
https://tourismdaisen.com/spot/49/

tottori302s_DSC00686.JPG

新鮮な魚を食べたいですが、
今夜の「自分へのご褒美の宿」での
食事を考えて、今回はガマンです(汗)

「お魚センターみくりや」のお隣の建物には、
鮮やかな作品が画かれてます。

tottori303s_DSC00694.JPG

そのすぐ先の防潮堤にも画かれてます。

tottori304s_DSC00690.JPG

御来屋では、
2018年に地元の人とハワイの作家などで、
アート作品が画かれたプロジェクトの、
「御来屋ストリートアート」があります。

港の方へ行ってみると・・・

tottori305s_DSC00705.JPG

消波ブロックもカラフルな作品になってます。

tottori306s_DSC00703.JPG

tottori307s_DSC00701.JPG

アート作品を眺めながら港を歩いていると、
「後醍醐天皇の御腰掛の岩」があります。

tottori308s_DSC00709.JPG

1333年に後醍醐天皇が隠岐から脱出して、
この港にたどり着いたあと、
この岩で腰掛けて休んだと言われてます。

海沿いの道路にもアート作品が続いてます。

tottori309s_DSC00726.JPG

紹介しきれませんが、
街のいたるところにアート作品があって、
見物しながら楽しく歩けました。

tottori310s_DSC00724.JPG

1本陸地側の道路沿いには、
レトロな建物が連なっていて、
懐かしい雰囲気もあります。

tottori311s_DSC00730.JPG

レトロな街を歩きながら、
御来屋駅へ戻ります。

tottori312s_DSC00733.JPG

見どころは「山陰最古の駅舎」だけ?
と思っていた御来屋駅でしたが、
レトロな街並み、アートな港町、
「お魚センターみくりや」などなど、
見どころ満載でした。

tottori313s_DSC00676.JPG

もう少し足を延ばせば、
酒蔵(隣りの名和駅の方が近い)や、
海岸もあるので、
リピートしてもっとゆっくり過ごしたい、
御来屋の街でした!

御来屋駅のホームで列車を持っていると、
米子駅行の列車が到着しますが、
国鉄形車両のキハ40形気動車とレトロな駅、
それに夕陽が反射して、
かつての国鉄の風景のような雰囲気です。

tottori314s_DSC00749.JPG

そのすぐあとに到着した、
御来屋駅15:32発車の鳥取駅行の列車へ
乗車します。

tottori315s_DSC00762.JPG

キハ40形気動車(タラコ色)に乗車できて、
昔ながらのボックス席も空いていて、
嬉しいですね。

tottori316s_DSC00765.JPG

天井を見ると、
今では珍しくなった扇風機もあります。

tottori317s_DSC00767.JPG

倉吉駅16:20到着、ここで、
特急「スーパーはくと12号」へ乗り換えます。

tottori318s_DSC00785.JPG

5号車(進行方向の先頭車)へ乗車します。

tottori319s_DSC00789.JPG

指定の座席は、
一番先頭の運転手さんの後ろです。
(5号車1番A席。いちばんえー席です)

tottori320s_DSC00791.JPG

倉吉駅16:22発車、倉吉駅で買っておいた、
「ウイスキー倉吉12年」と
すなば珈琲「カフェショコラクランチ」
で呑み鉄開始です(酔)

tottori321s_20221216_162328.JPG

前面展望と呑み鉄、最高ですね!

tottori322s_DSC00800.JPG

鳥取駅16:50到着、ここで下車します。

tottori323s_DSC00810.JPG

駅のホームの階段を降りると、
いつもの「鳥取しゃんしゃん祭の大傘」
が迎えてくれます。

tottori324s_DSC00815.JPG

他の初日から、雨の天気予報で、
倉吉から御来屋へ目的地を変更しましたが、
御来屋の駅も街も素晴らしく、
今では貴重なキハ40形気動車にも乗車できて、
満足でした。

このあとは、
自分へのご褒美の宿に向かいます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(85)  コメント(10) 
共通テーマ:旅行

冬の鳥取、鉄道の旅 その2:山陰最古の駅舎編 [旅・散歩-山陰]

旅の1日目(2022年12月16日)、
新横浜駅からJR東海道・山陽新幹線
姫路駅で特急「スーパーはくと」へ乗り換え、
倉吉駅からJR山陰本線普通列車へ乗車した、
続きになります。

倉吉駅13:28発車した米子駅行の普通列車は、
次の下北条駅で回送の「スーパーはくと」
と行き違いになります。

tottori201s_DSC00587.JPG

「コナン駅」の由良駅13:42到着します。

tottori202s_DSC00588.JPG

ホームへ降りてますが、
ここが目的地ではありません。

tottori203s_DSC00592.JPG

米子駅からの普通列車と行き違いで、
4分ほど停車時間があるので、
「コナン駅」の様子を見物します。

tottori204s_DSC00596.JPG

約1年前(2021年10月)の旅で、
「コナン駅」で途中下車しましたが、
ホームの待合室の中は見物してなかったので、
見てみます。

tottori205s_DSC00593.JPG

待合室の中へ入ってみると・・・
普通でした(笑)

tottori206s_DSC00595.JPG

再び列車へ乗車して、
御来屋(みくりや)駅14:14到着、
ここで下車します。

tottori207s_DSC00613.JPG

ここでは、今では貴重な国鉄形の車両、
タラコ色のキハ40系気動車
行き違いになりますが、
あっちにも乗りたいですね(笑)

tottori208s_DSC00614.JPG

ホームから見る駅舎は、
シブくて風格も感じます。

tottori209s_DSC00623.JPG

この御来屋駅は、
明治35年(1902年)11月1日に、
山陰地方で初めて鉄道が開通した当時の、
「山陰最古の駅舎」が残ってます。

tottori210s_DSC00630.JPG

ホームの木造の屋根も歴史を感じます。

tottori211s_DSC00642.JPG

駅務室は、
野菜や畜産物などの直売所として
利用されてます。

tottori212s_DSC00645.JPG

ホームからの眺めも、何か心地よいです。

tottori213s_DSC00650.JPG

ホームの待合室は、
国鉄形のヨ5000形貨車(車掌車)
を利用されてますが、
車体にリベット跡があるので、
ヨ3500形改造のヨ5000形でしょうか。

tottori214s_DSC00639.JPG

待合室の中は、
きれいにリフォームされてます。

tottori215s_DSC00631.JPG

トタンの跨線橋のレトロ感もいいですね。

tottori216s_DSC00637.JPG

ホームからは、
どーんと大山が見えますが、
このときは雲がかかって残念でした。

tottori217s_DSC00737.JPG

保線車両も見物します。

tottori218s_DSC00625.JPG

いよいよ駅舎を見物しますが、
歴史を感じる佇まいです。

tottori219s_DSC00662.JPG

駅舎の中もレトロ感がたまりません。

tottori220s_DSC00656.JPG

壁に着いた木造のベンチも、
当時の雰囲気があって、
映画やドラマにありそうな光景です。

tottori221s_DSC00658.JPG

当時の「小荷物運賃表」も残ってます。

tottori222s_DSC00679.JPG

120年以上前の「山陰最古の駅舎」は、
レトロ感とシブさはもちろん、
何とも言えない風格もあって、
今の時代にはない、
当時の建築の素晴らしさを感じました。

tottori223s_DSC00663.JPG

倉吉の街を歩く予定でしたが、
雨の予報から、
行先を御来屋駅へ変更してよかったです。

このあとは、御来屋の街を歩きます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]




nice!(83)  コメント(12) 
共通テーマ:旅行