大分が主役の九州の旅 その2:石炭記念公園編 [旅・散歩-九州]
小倉駅からJR日田彦山線に乗車、
田川伊田駅で下車して、
「石炭記念公園」に訪れます。
「石炭記念公園」に到着すると、
国登録有形文化財に指定されている、
巨大な鉄骨の「竪坑櫓(たてこうやぐら)」
が圧巻です。
「石炭記念公園」は、
「三井田川鉱業所伊田坑」の跡地で、
その遺構が残されてます。
何故かハートの鐘がある撮影スポットの、
巨大な「伊田竪坑第一・第二煙突」です。
ここには、
9600形蒸気機関車も静態保存されてます。
貨車(三井三池炭鉱セ1208)も貴重ですね。
「炭坑夫之像」です。
公園内には像や記念碑も多いです。
田川伊田駅や街も見下ろせて、
眺めていると平成筑豊鉄道の列車が通ります。
炭坑節は、田川市が発祥の地とのことです。
なんちゃって平面スピーカーから、
「月が出た出た~」と炭坑節が流れてます。
ここには「田川市石炭・歴史博物館」
もあるので、もちろん見物します。
「三井田川鉱業所伊田坑」のジオラマです。
当時の鉄道の風景も再現されてます。
石炭関連の展示が豊富です。
炭坑の道具も多数展示されてます。
採炭現場の再現もあって、
元祖ブラックな環境で働いて、
経済を支えられた方々に感謝ですね。
野外には、大型の機器が展示されてます。
鉄道車両も所狭しと並んでます。
狭いところを走るのでコンパクトな、
人を運搬する「人車」です。
トロリー線から電源をとって走る、
架空線式(かくうせんしき)電気機関車も、
貴重な展示です。
かわいいパンタグラフ式電気機関車です。
野外には、炭坑住宅も再現されてます。
部屋内も再現されてますが、
狭くてオープンな環境で、
生活されてたんですね(汗)
紹介しきれませんが、
沢山の展示や貴重な展示もあって、
炭坑・石炭の歴史や工夫など、
勉強になるところと、
考えさせられる両面があって、
有意義でした。
他に田川地方から出土した、
土器や埴輪の展示も見応えありましたが、
こちらは撮影禁止でしたので、
記事は省略します。
「田川市石炭・歴史博物館」のあとは、
田川伊田駅へ戻って大分方面へ向かいます。
・・・続く
大分が主役の九州の旅 その1:日田彦山線編 [旅・散歩-九州]
これで最後になります。
今までの九州の旅の経験から、
大分県は温泉以外にも
いいところが沢山あるじゃないか!
ということで昨年(2021年)、
大分県メインに旅を計画しました。
出発は(2021年)12月17日、
JR東海道新幹線の新横浜駅から、
6:18発車の「のぞみ1号」です。
早朝でまだ暗いですね(汗)
4時間以上の乗車になるので、
グリーン席に乗車して、
崎陽軒「横濱チャーハン弁当」で、
朝ごはん&軽く呑み鉄開始です(酔)
2022年9月に値上げとなって、
税込660円から690円になりましたが、
それでもコスパがよく、
もっちりパラパラの炒飯が美味しい、
神奈川ではオススメの駅弁のひとつです。
小倉駅10:36到着、
ここで在来線へ乗り換えます。
大分までは遠回りですが、
JR日田彦山線で運行されている、
今では貴重な国鉄型のキハ40系気動車へ
乗車するのが目的です。
このときの乗客は多くはないので、
昔ながらのボックス席に座ります。
旧型の冷房や扇風機が懐かしいですね。
田川後藤寺駅行の列車は、
小倉駅10:46発車、
ディーゼルエンジン音が心地いいです。
城野駅10:57到着すると、
JR日豊本線の線路から、
JR日田彦山線を走ります。
特急「ソニック18号」の通過のあと、
JR日田彦山線の小倉駅行の列車を待って、
城野駅11:06発車します。
さて、乗客も増えない様子なので、
呑み鉄でも楽しみますか(酔)
城野駅を発車して10分ほどすると、
車窓は田園風景に変わります。
香春(かわら)駅11:41到着、
列車の行き違いで8分ほど停車します。
のんびりと長い停車があるのが、
旅情を感じます。
香春駅を発車すると、
大きな工場が印象的です。
田川伊田駅11:56到着、
ここで下車します。
このさらに先の添田駅-夜明駅間は、
2017年7月の豪雨の被災により
運休となってますが、
復旧したら乗車しに行きたいです。
田川伊田駅の駅舎を出ます。
レトロ風で大きな駅舎ですが、
ホテルにもなってます。
3人部屋、4人部屋には、
寝台列車風の二段ベッドがあるので、
宿泊してみたいですね。
このご時世の影響でしょうか、
営業しているお店は少なかったですが、
帰りにレトロな商店街を歩きたいです。
駅舎のすぐ横の作兵衛トンネルから、
駅の反対側へ向かいます。
トンネルを抜けると、
SL(蒸気機関車)のトリックアートが
見事です。
トンネルを抜けて少し歩くと、
「石炭記念公園」があります。
都市から田園、山、工場の風景へと、
変わっていく車窓も興味深く、
キハ40系気動車と呑み鉄も楽しめて、
JR日田彦山線の旅は面白いですね。
このあとは、
「石炭記念公園」を見物します。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その14:武雄温泉駅編 [旅・散歩-九州]
福岡市地下鉄の博多駅から、
JR筑肥線、松浦鉄道への乗車と、
JR佐世保線の上有田駅での、
有田焼の街、陶山神社の次は、
旅のラストスパートになります。
上有田駅で列車を待っていると、
博多駅方向から、
特急「ハウステンボス」「みどり」
が到着します。
これは、停車駅ではなく、
列車交換のための停車で、
乗車するのは上有田駅12:55発車の、
鳥栖駅行きの普通列車です。
列車は上有田駅を発車して、
武雄温泉駅の到着前には、
JR西九州新幹線と並走します。
武雄温泉駅13:09到着、ここで下車します。
武雄温泉駅には、
JR西九州新幹線のホームが出来ていて、
いつでもかかって来い!な状態です。
2022年秋のJR西九州新幹線開業は、
武雄温泉駅-長崎駅間での開業ですが、
在来線特急との乗換は、
ホーム直結では無さそうです。
武雄温泉駅で下車した目的は、
改札を出てすぐのところにある、
カイロ堂さんの駅弁です。
買おうとしたところ混んでいたようで、
15分ほどお待ちくださいとのことです。
このあと乗車する列車の時間まで、
この時点であと18分ほど、
少しでも遅れたら乗車できないし、
2,000円超えの「佐賀牛弁当」ですから、
受け取りを逃すのも痛いです(汗)
リスクが高すぎるので諦めて、
駅舎を見物します。
近代的できれいな駅舎ですが、
煉瓦風の壁もあって、
昔の駅の雰囲気もあります。
駅構内のキヨスクで買物してから、
武雄温泉駅13:30発車の
特急「みどり16号」に乗車します。
最後尾の5号車へ乗車します。
座席は、5号車の半分に設置されている、
グリーン席です。
グリーン席は、
2列+1列に配置されてますが、
2列席の窓側の席を指定しました。
列車が発車すると、
武雄温泉駅のキヨスクで売っていた、
「かぼすはーボール」と
「佐賀牛ポテトチップ」で、
呑み鉄開始です(酔)
せっかく武雄温泉駅まで来たので、
佐賀牛の何かは食べたくて、
「佐賀牛ポテトチップ」を
買ってみました(笑)
「佐賀牛ポテトチップ」は、
釜揚げ製法だとのことで、
香りも味も濃厚に感じましたが、
486円(税込)は難しいところです(汗)
鳥栖駅14:10到着の前には、
快速「SL人吉」が見えます。
鳥栖駅14:11発車すると、
今では貴重となった、
ED76形電気機関車が見えました。
グリーン席を、
1列席(ぼっち席)ではなく、
2列席にしたのは、
「SL人吉」とED76が見えるかも?
というのが理由でした。
終点の博多駅14:34到着します。
このあとすぐに発車していきましたが、
特急「ゆふいんの森5号」を見れました。
「ゆふいんの森」も、
また乗車したい列車です。
博多駅で買物をして、
コインロッカーに預けた荷物を受け取り、
JR山陽・東海道新幹線「のぞみ42号」で
帰路となります。
新横浜駅まで4時間40分ほどかかるので、
グリーン席に乗車します。
いつもの通り、
帰宅するまでが旅ですので、
「佐賀牛焼肉弁当」と、
山崎ミニボトルセットで、
呑み鉄開始です(酔)
「佐賀牛焼肉弁当」は、
2,000円クラスの弁当と比較すると、
肉の量や種類は劣りますが、
お手頃に佐賀牛が食べられて、
1,280円(税込)は嬉しいですね。
そして、
車内販売で1,150円(税込)の、
山崎ミニボトルセット(いろはす+氷付)
は、今やJR山陽新幹線では定番です(笑)
食後はもちろん、
「スジャータ バニラアイスクリーム」
(カタイバニラアイス)をいただきます。
旅が終わって数日後、
小田急百貨店のイベントで、
武雄温泉駅で諦めたカイロ堂さんの
「佐賀牛弁当」を食べることができました!
数日で残念な気持ちも吹っ飛んで、
運もよかったです。
今回の旅は雨には降られましたが、
ちょうど桜が見ごろになって、
小城公園や祐徳稲荷神社、陶山神社、
車窓の風景などなど、桜を楽しめました。
JR西九州新幹線開業前の、
ローカル線や特急「かもめ」、
長崎駅まで足を延ばしてグリーン個室など、
列車(鉄分補給)も存分に乗車できて、
濃厚な旅になりました。
次回は、JR西九州新幹線開業後に、
どう変わるか様子を見てみたいですね
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その13:陶山神社編 [旅・散歩-九州]
福岡市地下鉄の博多駅から、
JR筑肥線で伊万里駅へ、
松浦鉄道で有田駅へと移動して、
JR佐世保線の上有田駅に到着、
有田焼の街を歩いた続きになります。
上有田駅から歩いて15分ほどの、
陶山(すえやま)神社に到着すると、
まず石段を登ります。
この石段を登りきったところは、
JR佐世保線の踏切になっていて、
桜も見ごろです!
ぎりぎりまで石段なので、
遮断機は設置されてません。
踏切を渡ると、
日本一の大きさと言われている、
青銅の狛犬が迎えてくれます。
人が少ないうちに、
花見散歩したいところですが、
先に見ておきたいものがあるので、
拝殿へ続く石段を登ります。
石段の途中には、
磁器製の灯篭がいくつかあります。
石段を登ったところには、
なんと、磁器製の鳥居があります!
一度見てみたかったのですが、
実物を目にすると、
その美しさと、大きさに圧巻です!
登ってから撮影した記憶がありますが、
残ってる写真はこの角度しかないので、
また来いということでしょうか。
(はい、また行きたいです)
拝殿に到着して、
旅の安全と無事に感謝して、
健康でまたここに来れますよう、
お願いをします。
拝殿の前にも見どころが多くあります。
磁器製の大水瓶です。
磁器製の狛犬も大きく、
美しくて素晴らしいです!
手水舎は磁器製ではありません。
磁器製の灯篭も大きくて圧巻です!
拝殿の脇を見ると、
狭い石段があるので登ってみます。
登ったところには、
小さな稲荷神社がありました。
万治元年(1658年)からの、
歴史がある陶山神社は、
決して広い敷地ではないですが、
磁器製の灯篭や狛犬などなど、
有田焼の街に相応しい雰囲気です。
拝殿の正面に向かって右奥からは、
下の方に見ごろの桜が見えて、
降りられそうなので行ってみます。
崖の下には池があって、
見事な桜を見物できました。
有田焼の街の特徴的な陶山神社は、
見どころ満載で、静かな神社なので、
またゆっくり訪れたいです。
すっかり時間が経ってしまいましたが、
特急の通過時間が近くなったので、
踏切で撮影してみます(笑)
特急「みどり」でしたが、
流線型側が良かったかな(汗)
陶山神社では花見散歩も楽しんで、
上有田駅へ戻ります。
上有田駅でも、桜を眺めながら、
乗車する列車を待ちます。
陶山神社も感激しましたが、
有田焼巡りも面白そうですし、
有田陶磁美術館や泉山磁石場、
トンバイ塀のある裏通りなども、
徒歩圏内にあるようなので、
また上有田駅へ行ってみたいですね。
このあとは、
旅のラストスパートになります。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その12:上有田駅編 [旅・散歩-九州]
福岡市地下鉄の博多駅から、
JR筑肥線の伊万里駅、
松浦鉄道の有田駅と乗り継いで、
沿線の桜を楽しみました。
有田駅からは、
JR佐世保線へ乗り換えて、
10:57発車の鳥栖駅行の列車で、
お隣の駅、上有田駅11:01到着、
ここで下車します。
駅のホームから満開の桜が見えます。
改札へ向かうと、
木造の駅舎がシブいです。
無人駅ですが、風情のある駅舎で、
この駅舎を見物するのも目的です。
駅舎の中も、ノスタルジックですね。
駅前プラレールもあります。
駅前の通りには、見事な桜が続いてます。
駅前の通りを歩いていくと、
「有田焼のデパート 丸兄商社」があって、
帰りに覗いてみようと思ってましたが、
結果的に時間はありませんでした(汗)
駐車場も1台1台が有田焼仕様です。
今回の旅では桜がテーマなので、
下調べも予定もしてませんでしたが、
ここまで有田焼の拘りを見ると、
次回の旅では立ち寄りたいですね。
JR佐世保線のガードをくぐって、
街へ向かいますが、
その前に鳥居が気になります(笑)
行ってみると、
石段の雰囲気がたまりません。
石段を登ると、
小ぢんまりした天満宮があります。
崖の下にはJR佐世保線の線路があって、
桜も見ごろで、いい場所ですね。
旅の無事に感謝して、
また健康でここに来れますよう、
お願いをします。
JR佐世保線のガードへ戻って、
線路沿いを歩けば近道だと思って、
狭い路地に入って行きます。
すると・・・近い(笑)
列車を見物するにはいい感じの通りに出ます。
帰りには、
特急「みどり」「ハウステンボス」の
通過時間がちょうどよかったので、
この場所で見物しました。
再び狭い路地を歩きます。
メインの通りでしょうか、
広い通りに出ます。
昔ながらの造りの建物が多く、
有田焼の街の雰囲気があります。
このご時世なのもあって、
営業しているお店は少なかったですが、
店頭の有田焼を見物しながら歩きます。
上有田駅から15分ほど歩いて、
陶山(すえやま)神社に到着します。
桜もいい感じのここが、
上有田での目的地になります。
このあとは、陶山神社を歩きます。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その11:松浦鉄道編 [旅・散歩-九州]
福岡市地下鉄の博多駅から、
JR筑肥線の伊万里駅へ移動して、
松浦鉄道へ乗り換えます。
伊万里駅は道路を挟んで、
JR筑肥線と松浦鉄道の駅があって、
2階に連絡通路があります。
伊万里駅へ初めて訪れた、
昨年(2021年)5月の旅では、
連絡通路がわからず迷って、
少し離れた横断歩道まで、
ダッシュした思い出があります(汗)
連絡通路を渡ります。
松浦鉄道の伊万里駅に到着します。
乗り換えに50分ほどあるので、
駅の周りを歩いていると、
謎の伊万里焼のオブジェがあります。
商店街にも伊万里焼の人形があって、
伊万里焼の本拠地らしい演出です。
早めに伊万里駅へ戻って、
駅を見物します。
松浦鉄道は伊万里駅で、
佐世保駅方面と有田駅方面へ、
スイッチバックして走ります。
車両基地も隣接してます。
車両基地を眺めていると、
列車が到着します。
この列車は佐世保駅行で、
今回は有田駅へ向かいますので、
乗車しません。
松浦鉄道の車両を見物していると、
何やらレトロな車両が到着します。
この車両は2000年に登場した、
MR-500形気動車「レトロン号」で、
イベントやレンタル列車で
運行されているようです。
2022年5月時点のレンタル料金は、
2時間で60,000円ですが、
なんか手が届きそうな価格設定です。
有田駅行の列車の準備が終わって、
乗車できるようになったので、
早めに乗車します。
ボックス席は転換クロスシートで、
1人掛けの座席を確保します。
伊万里駅10:21発車、
駅近くのコンビニで売っていた、
ご当地おにぎりで呑み鉄開始です(酔)
「はかた地どりの鶏めしおにぎり」と
「甘辛だれのネギ鶏おにぎり」ですが、
いつものコンビニおにぎりと違って、
ご当地の食材・味がいただけて、
いいアイデアだと思います。
コンビニといえば、
街のケーキ屋さんやパン屋さんが
淘汰された一因なのは記憶に新しく、
最近は駅弁風弁当だとか・・・
勘弁してほしいところですが、
ご当地おにぎりなどの、
地元密着のアイデアは歓迎です。
列車が発車すると、
車窓は満開の桜の風景になります。
金武(かなたけ)駅10:27到着すると、
駅の周辺は桜満開です!
沿線の桜の風景も素晴らしいです!
蔵宿(ぞうしゅく)駅10:41到着、
こちらも見事な桜です!
有田駅10:47到着、
ここでも桜の風景(桜帯のコンテナ)
が楽しめました。
(写真の右端のコンテナ2段)
別の角度から、
桜帯のコンテナで花見です(笑)
有田駅ではJR佐世保線へ乗り換えます。
しばらくすると、
特急「ハウステンボス」「みどり」
が到着します。
乗車したいところですが、
有田駅10:57発車の
鳥栖駅行の普通列車へ乗車します。
伊万里駅から有田駅までの、
約26分の松浦鉄道の旅でしたが、
駅や沿線の見事な桜の風景で、
「桜鉄」「花見鉄」が楽しめました。
次回は海が見える佐世保方面へ、
松浦鉄道の旅をしてみたいです。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その10:筑肥線編 [旅・散歩-九州]
旅の3日目最終日(2022年3月27日)は、
早朝6:00過ぎにチェックアウトして、
博多駅から移動します。
福岡市地下鉄の博多駅6:52発車の
西唐津駅行の列車へ乗車、
姪浜(めいのはま)駅7:13到着すると、
ここからはJR筑肥線を走ります。
(人が多かったので写真はありません)
筑前深江駅7:44発車すると、
列車は海岸沿いを走って、
海の風景が続きます。
浜崎駅8:03到着、
ここでは6分の停車時間があるので、
駅のホームへ降りてみます。
しばらくすると、
福岡空港駅行の列車が到着、
行き違いになります。
浜崎駅8:09発車すると、
次の駅は虹ノ松原駅ですが、
その前後の海側には、
松林が広がってます。
東唐津駅8:15到着、
昨年(2021年)5月の旅で、
唐津へ訪れた記憶が甦ります。
東唐津駅では、
列車の行き違いのため、
5分の停車時間があります。
東唐津駅8:20発車すると、
松浦川を渡りますが、
唐津城の眺めがいいですね。
唐津駅8:25到着、ここで下車します。
JR筑肥線は、
唐津駅から伊万里駅までは、
非電化区間になっているので、
黄色いキハ125形気動車へ、
乗り換えます。
乗客は少ないのでボックス席に座ります。
伊万里駅行の列車は、
唐津駅8:38発車してすばらくすると、
松浦川沿いを走ります。
山本駅8:47到着、ここから、
JR筑肥線とJR唐津線が分かれます。
駅舎がいい感じだと眺めていたら、
行き違いの列車が到着します。
山本駅8:53発車、
乗客はあまり増えないので、
軽く呑み鉄開始です(酔)
沿線は見ごろの桜と菜の花で、
車窓が楽しいです。
(写真は駒鳴駅です)
大川野駅9:12到着、
こちらの駅舎もいい感じですね。
JR筑肥線の唐津駅-伊万里駅間と
JR唐津線だけの駅を巡る旅も、
面白そうなので計画したくなりました。
上伊万里駅9:28到着、
桜が見ごろな駅が多く、
これが花見鉄っていうやつでしょうか。
JR筑肥線では、
乗客も多くなく車内が静かな区間で、
ICレコーダー:SONY ICD-UX533F
で録音しました。
大川野駅での発車から1分間に編集した、
キハ125形気動車のサウンドです。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
比較に、
旅の1日目(3月25日)に乗車した、
JR日田彦山線の採銅所駅での、
発車から1分間に編集した、
キハ47形気動車のサウンドです。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
ディーゼルエンジンと走行音が、
たまりませんよね(笑)
終点の伊万里駅9:31到着、
地下鉄直通運転の通勤電車と、
非電化区間があって表情が変わる、
JR筑肥線の旅と桜を楽しめました。
ここで松浦鉄道へ乗り換えますが、
昨年(2021年)5月の旅では、
乗り換え時間が少なかったので、
今回は伊万里駅をじっくり見物します。
このあと、
松浦鉄道の伊万里駅へ向かいます。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その9:かもめ個室編 [旅・散歩-九州]
JR長崎本線に乗車して、
肥前鹿島駅では祐徳稲荷神社、
長崎駅では街を歩いて、
長崎駅へ戻ります。
長崎駅では、この秋に開業予定の、
JR西九州新幹線モードです。
駅構内には、
今年(2022年)3月18日(金)に、
「長崎街道かもめ市場」
がオープンしていました。
土産店やご当地レストランがあって、
「蘇州林」というお店の
「海鮮ちゃんぽん」が気になりましたが、
食べる時間もなく、
街を歩く前に見物すべきでした(汗)
お土産などを買物して、
長崎駅のホームへ向かいます。
乗車するのはこちら、
特急「かもめ30号」です。
この旅、5度目でラストとなる、
特急「かもめ」への乗車は、
787系電車のグリーン車に設定されている、
グリーン個室で長崎駅から博多駅まで、
通して乗車するのが目的となります。
車内清掃が終わって、
グリーン車へ乗車すると、
広くて高級感のあるデッキです。
デッキから細い通路を通っていくと、
グリーン席があります。
グリーン席は、
2列+1列のリクライニングシートです。
ソファー風の座席は座り心地よく、
広さも充分です。
その奥(運転席側)には、
3席だけの、DXグリーン席があります。
電動のリクライニングシートは、
約140度まで倒れて、
こちらも1度は乗車してみたいです。
そして、今回乗車するのは、
デッキからの通路にあった、
グリーン個室です。
長崎駅から博多駅までの料金は、
グリーン席: 1,600円、
DXグリーン席: 2,720円、
グリーン個室: 3,200円 の設定で、
個室はグリーン席の倍の料金ですが、
4名まで利用できるので、
2名以上で乗車すればお得です。
個室へ入って奥側(運転席側)は、
ソファー席となってます。
個室へ入って手前側には、
リクライニングシートが1席あります。
テーブルは折り畳み式で、
広げると大きくなりますが、
金具が気になるのはご愛嬌です(笑)
扉は、しっかり閉まるドアで、
壁のライティングも高級感があります。
扉を閉めると、
車内放送の音量調整や、
トイレ使用ランプ、荷物スペース、
大きなロッカーなどがあって、
至れり尽くせりの設備です。
発車少し前に車掌さんが訪ねてきて、
検札と簡単な説明、空調の具合など、
気配りも行き届いてます。
長崎駅16:17発車、
誰にも気兼ねのいらない個室ですから、
長崎の商店街で買った、
「鯨カツ」「鯨竜田揚げ」を広げて、
呑み鉄開始です(酔)
ご当地の美味しいものは、
自分の足で見つけるのが、
旅の醍醐味ですね。
豪華な個室を独り占めして、
有明の海を眺めながら至福の時間です。
ソファーに横になれるのもいいですね。
呑み鉄の〆は、
長崎名物「角煮めし」をいただきます。
柔らかくてほろほろの食感と、
出汁の染みたご飯が美味しくて、
デザートの寒天も付いて、
850円(税込)は嬉しいです。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、
終点の博多駅18:14到着、
お金はかかりましたが約2時間、
憧れの個室での旅に大満足です!
今年秋までに九州へ行く予定はないので、
在来線を走る特急「かもめ」への、
ラストの乗車に相応しい旅でした!
博多駅ではホテルへ荷物を置いてから、
「牧のうどん」へ向かいますが、
前日に続いて行列なので諦めて、
お土産店で購入した「馬刺し燻製」で、
部屋呑みして1日が終わります。
この日はお昼までは雨風でしたが、
祐徳稲荷神社や長崎の街、
特急「かもめ」の魅力を楽しめました。
このあとは、
旅の最終日(3日目)になります。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その8:長崎散歩編 [旅・散歩-九州]
JR長崎本線で肥前鹿島駅より、
祐徳稲荷神社へ行ってから
長崎駅へ移動して、
長崎の街を歩きます。
当初の計画では、
長崎駅の周りを1時間半ぐらい、
うろうろするだけの予定でしたが、
午前中の雨風で、
1時間半ほど予定を切り上げたので、
たっぷり時間があります。
そこで、周辺の地図を入手しようと、
駅の観光案内所へ行ってみると、
団体客で混雑していて入れません(汗)
諦めてスマホ検索をしようとすると、
中から従業員の女性が出てきて、
3時間ぐらいで行けるところを、
地図にメモしたり、時間の目安など、
丁寧に説明していただきました。
素晴らしい対応に感謝と、
また長崎へ行きたい気持ちになります。
観光案内所から、
絶賛再開発中の長崎駅前を通って、
路面電車(長崎電気軌道)の、
長崎駅前駅へ向かいます。
路面電車に乗車します。
2つ目の駅ですが、
市民会館駅で下車します。
5分ほど歩くと眼鏡橋です。
雨のあとで川が濁っていて、
眼鏡になってませんが(汗)
眼鏡橋から歩いて数分、
昔ながらの商店街、
四百年商店街(ALLCORE中通り)
を歩きます。
実は、眼鏡橋よりも、
こちらの商店街が目的です(笑)
古い建物もあって、
なかなかシブい商店街を歩いていくと、
屋根のあるモダンな商店街に変わります。
商店街を歩いていると、
長崎駅の駅弁でも有名な、
鯨専門店の「くらさき」がありました。
もちろん、立ち寄りますが、
駅弁は終わったようで、
鯨カツなどを買物します。
商店街を歩いて行くと、
中華街に到着します。
中華街を歩きます。
神奈川県民なので、
横浜中華街でお馴染みの風景ですが、
ハトシなど長崎名物があって、
長崎独特の感じもあります。
中華街を抜けて10分ほど歩きます。
歴史の教科書にある出島に到着します。
表門は混み合ってますが、
せっかくですから見物します。
出島に入ると、
タイムスリップしたような街並みです。
建物の中も見物できますが、
リフォームされていて、
構造以外は古さを感じません(汗)
歴史や模型の展示など、見物します。
個人的には、
リフォームされた室内よりも、
外から見た風景が好きですね。
桜も見ごろです。
明治36年(1903年)に建てられた、
旧長崎内外クラブで、
レストランも営業してます。
洋風な建物と桜も似合います。
出島の周りは埋め立てられて、
ビルが普通に立っているので、
景観はちょっと、な感じですが、
歴史と教科書を感じます。
明治11年(1878年)に建てられた、
旧出島神学校です。
建物内も見物しますが、
リフォームが行き届いてます(汗)
人も多いので、
出島の見物はほどほどに、
長崎港沿いを歩いて、
長崎駅へ戻ります。
軍艦島クルーズの乗り場があって、
このまま行ってみたくなりますね。
結局、街を歩くのが楽しくて、
路面電車は最初に乗っただけでした。
また次回、長崎に訪れたときには、
もっと足を延ばして、
歴史ある街を見物してみたいですね。
このあとは長崎駅に戻ります。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その7:長崎本線編 [旅・散歩-九州]
仕事が少なくて休みが取れるので、
桜を追いかけて旅をしてましたが、
5月は急に忙しくなりました(汗)
そんなわけで、今週になって突然、
7連休+1日挟んで2連休だったGWが、
4月29日からの3連休だけに、
ダウングレードとなりました(笑)
しかし! GWは人出も多くて、
宿もボッタクリ価格なことから、
GWに予定は入れてなかったので、
5月後半に4連休が2回になって、
嬉しいチャンスかもしれません。
ただ・・・
・5月は新コロ感染が拡大する
・ほんとに5月後半休めるか?
というリスクがありますが(汗)
さて、前回の記事の続きです。
旅の2日目(2022年3月26日)、
行きたかった祐徳稲荷神社で、
美しく壮観な風景に感激したあとは、
肥前鹿島駅に戻って、
JR長崎本線で長崎駅へ向かいます。
祐徳稲荷神社からの帰り、
商店街は何店舗か営業してました。
そこで目に入ったのが・・・
「ゾンビランドサガ」
そうです、祐徳稲荷神社は、
アニメ作品「ゾンビランドサガ」で、
登場した場所でもあります。
(聖地巡りではございません。念のため)
好きか嫌いかでいえば、
ライブBlu-rayを持っているほどなので、
「ゾンビランドサガ祐徳煎餅」
を買いました(笑)
中の祐徳煎餅はこんな感じです。
普通の祐徳煎餅と比べて、
倍ぐらいのお値段ですが、
これはこれで良しとします(笑)
祐徳稲荷神社での予定は雨風のため、
1時間半ほど早めに切り上げたので、
バスで肥前鹿島駅へ戻ってから、
指定席特急券の変更をして、
特急「かもめ13号」(787系電車)
へ乗車します。
肥前鹿島駅10:55発車、
「かぼすハイボール」と
「ゾンビランドサガ祐徳煎餅」で、
呑み鉄開始です(酔)
肥前鹿島駅を発車してしばらくすると、
車窓は有明海の風景になりますが、
お酒と雨の海もいいものです。
諫早駅11:36到着、
この旅の「かもめ」4度目の乗車は、
ここで終了して、
長崎駅行の普通列車へ乗り換えます。
連絡する列車には乗車せず、
しばらく駅のホームでうろうろします。
島原鉄道の列車です。
また乗車したいと思いながら、
見送ります。
885系電車の「かもめ」が到着します。
乗車する長崎駅行の普通列車が、
12:05到着します。
YC1系気動車に初めての乗車です。
YC1系の「YC」の意味は、
「やさしくて 力持ち」
(Yasashikute Chikaramochi)
の頭文字だそうです。
JR長崎本線の喜々津駅-浦上駅間は、
2つのルートに分かれてますが、
このうち大村湾沿いの旧線を走る、
この普通列車へ乗車したかったのです。
空はどんより曇ってますが、
海沿いの風景を楽しめました。
終点の長崎駅12:57到着します。
JR長崎本線の終端です。
JR西九州新幹線のホームは、
絶賛工事中です。
特急列車が長崎駅へ発着する風景は、
もうすぐ見れなくなるのでしょうか。
長崎駅前も再開発中で、
街へ出るまで長い通路があります。
このあとは、長崎の街を歩きます。
・・・続く