佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その6:祐徳稲荷神社編 [旅・散歩-九州]
博多駅から肥前鹿島駅まで、
この旅での
特急「かもめ」3度目の乗車をして、
祐徳稲荷神社へ向かった、
前記事の続きになります。
貞享4年(1687年)に創建された、
歴史のある祐徳稲荷神社ですが、
商店街を抜けて、
美しく壮観な風景が見えたときは、
感激でした!
手水舎です。
このご時世なので、
柄杓は無くて垂れ流し方式でした。
神池にかかる橋を渡って、
装飾が美しい楼門へ向かいます。
神池の庭園も整備されてます。
楼門の先は広いスペースで、
何か空気感も変わる感じです。
右側を向くと高台に御本殿があって、
大規模な懸造りと朱色が映えます。
御神楽殿です。
雨なのは残念ですが、
人が少ないのが嬉しいですね。
御本殿に向かって左側にある、
上り参道を登ります。
結構登るので、
御本殿に向かって右側の端には、
有料のエレベーターもあります。
(300円で1日利用)
上り参道の途中、
桜と朱色が美しいです。
御本殿に到着すると、
人も少ないのでじっくりと、
豪華な造りと桜を見物します。
旅の無事に感謝して、
健康でまたここに来れるよう、
お願いをします。
お守りを買って、
御本殿の向かって右側へ進むと、
下り階段・エレベーターと、
奥の院への道が分かれます。
もちろん、奥の院へ向かいます。
奥の院への階段を登ってすぐに、
石壁社(せきへきしゃ)があります。
崖っぷちを登って行きますが、
路面は整備されているので、
歩きやすいです。
途中、
佐賀県の重要文化財に指定された、
命婦社(みょうぶしゃ)などがあって、
歩いていて飽きません。
しばらく登っていると、
「奥の院まで200m」の案内があって、
下り坂になります。
その先は、急な石段が続いてます。
少し登ってみましたが、
石がごつごつと足元もあまりよくなく、
雨で濡れていて危険を感じます(汗)
せっかく来たからには、
奥の院まで行ってみたいのですが、
パワースポットでは、
直観を疑わないことにしているので、
無理はせずに諦めます。
石段になる前には、
鹿島大明神などもあります。
ここからの眺めは、
桜の山が絶景です!
あの山(祐徳稲荷神社外苑)へも、
登る予定でしたが、
雨風が強くなってきたので、
ここで予定を繰り上げて、
祐徳稲荷神社を後にします。
伏見稲荷、笠間稲荷とともに、
日本三大稲荷の祐徳稲荷神社は、
年間300万人が訪れるらしく、
混んでいると思ってましたが、
雨風の影響で人が少なく、
ゆっくり見物して歩けました。
桜も見ごろで楽しめたので、
ある意味、運が良かったですね。
奥の院までは行けませんでしたが、
また訪れる楽しみが増えました。
このあとは肥前鹿島駅へ戻って、
JR長崎本線で次の目的地へ向かいます。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その5:肥前鹿島駅編 [旅・散歩-九州]
早朝6:00過ぎの博多駅から、
特急「かもめ」に乗車します。
博多駅のホームには、
JR鹿児島本線、日豊本線を走る、
特急「ソニック」が停車してました。
薄暗いところで、
照明が反射するブルーメタリックの
883系電車が美しいです。
6:25頃、乗車する列車の、
特急「かもめ3号」が入線します。
「かもめ」は、
787系電車や885系電車などで、
運転されてますが、
この列車は885系電車の
「白いかもめ」です。
乗車するのは、
先頭の1号車のグリーン席です。
車内に入ると、広いデッキがあります。
グリーン席は、
1列+2列の座席配置になっていて、
指定席券は1列席(ぼっち席)です。
2列席といっても、
独立した座席が2つ並んでいるので、
隣りの人と離れているのが嬉しいです。
先頭車両にある乗務員室は、
スケルトンになっていて、
先頭の風景がよく見えます。
暗いところ(や都合の悪いとき)など、
スモークに切り替えて、
光を遮断できます。
本革シートなのも豪華ですが、
サスペンションも付いていて、
揺れ対策にも拘ったつくりです。
885系電車は、
最高速度130km/hでの走行と、
振り子式の車両なので、
揺れに配慮されてますね。
シートの調整レバーも独特です
「かもめ3号」は博多駅6:38発車、
軽く呑み鉄開始です(酔)
折りたたみ式のテーブルを広げると、
楕円形のデザインでかわいいですね。
この日の天気は雨と強風だったので、
風景の写真はありません(汗)
肥前鹿島駅7:32到着、
ここで下車します。
肥前鹿島駅で行き違いになる、
長崎方面からの「かもめ」が、
遅延しているとのことなので、
ホームで待ちます。
2022年秋に、
JR西九州新幹線が開業したあとは、
JR長崎本線の肥前山口駅-諫早駅間の
特急が無くなることが予想されるので、
こんな風景も見納めかもしれません。
上下の「かもめ」を見送って、
改札へ向かいます。
肥前鹿島駅のホームから駅舎までは、
意外と距離があります。
駅舎を出て街へ向かいます。
駅前のビルの中に、
バスセンターがあります。
雨に濡れずに、
バスへ乗車できるのがいいですね。
祐徳神社前行きのバスに乗車して、
11分ほどで、
終点の祐徳神社前に到着します。
肥前鹿島駅で下車したのは、
祐徳稲荷神社へ行くのが目的です。
バスのりばから商店街が続いてます。
まだ8:20ごろなので、
お店は営業してませんが、
桜並木が見ごろです。
商店街を5~6分ほど歩きます。
商店街を抜けて、
祐徳稲荷神社に到着します。
雨なのは残念ですが、
このあとは、行ってみたかった、
祐徳稲荷神社を歩きます。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その4:博多宿泊編 [旅・散歩-九州]
小城公園での花見散歩のあと、
宿泊するホテルがある
博多駅へ向かいます。
今回の旅のメインは佐賀県なので、
佐賀駅や唐津駅、武雄温泉駅など、
佐賀県内で宿泊したいところですが、
特急「かもめ」に乗る目的のために、
博多で2連泊するのです(笑)
ノスタルジックな木造の駅舎の、
JR唐津線 小城駅に戻ります。
小城駅16:40発車の、
佐賀駅行の列車へ乗車します。
行きたかったカレーの名店、
レストラン「アムール」が準備中で、
食事ができずに空腹だったので、
コンビニのご当地おにぎり、
「ちゃんぽんやきめし」と、
エビスビールで呑み鉄します(酔)
国鉄時代の貴重な、
キハ47形気動車(キハ40系気動車)は、
車内も懐かしくて旅情がありますね。
終点の佐賀駅17:01到着、
JR長崎本線へ乗り換えです。
2両編成の列車でしたが、
後ろの車両はキハ125形気動車でした。
時代も長さも違う車両を連結して、
運行する列車も思い出になります。
※車長
キハ47形気動車:21m級
キハ125形気動車:18m級
個人的な趣味ですが、
連結部分をチェックします(笑)
特急「かもめ」で博多駅へ向かいますが、
乗換時間に余裕があるので、
車内も見物します。
列車を見物しながら、
佐賀駅のホームをうろうろしていると、
「旅立ち恵比須」像がありました。
「人にはそれぞれの 旅立ちがあります
進学、就職、結婚 このえびす様は
それぞれの旅立ちを
応援しておられます
今日の旅もご安全に」
と記されてます。有難いですね!
エビスビールと恵比須様、一致しました。
885系電車(白いかもめ)の
特急「かもめ」が到着しますが、
この車両は旅の2日目に乗車予定なので、
見るだけです(笑)
佐賀駅17:37発車の、
「かもめ30号」へ乗車して、
博多駅18:14到着、
この旅の2回目に乗車した「かもめ」も、
787系電車でした。
金曜日(平日)なので、
この時間は車内も駅も混み合ってたので、
列車の写真は博多駅のみでした(汗)
宿泊するホテルの
「JR九州ホテル ブラッサム博多中央」
へ向かいます。
充分にゆったりできるお部屋と、
駅近の立地条件は、
安定のJR九州ホテルです。
個人的にポイントが高いところは、
トイレで座って扉を少し開けると、
テレビが視れる配置ですね(笑)
(大分、鹿児島も同じでした)
部屋からの眺めは都会です。
荷物を置いて、博多駅へ出かけますが、
イルミネーションが派手で人も多くて、
コロナ禍の谷間の平和なひと時です。
小城で17:00まで待ってでも
カレーを食べなかった理由ですが、
それは、福岡のソウルフード?の
「牧のうどん」を食べるためでした。
しかし、「牧のうどん」の
博多バスターミナル店へ行ってみると、
仕事帰りの方も多くかなりの行列で、
この日は諦めて駅ビルで買い出しです。
(人が多かったので写真は撮ってません)
大分駅にもあったお店、
「ポッポおじさんの大分からあげ」
があったので、買うしかありません(笑)
2個ずつ写真左から、
手羽塩からあげ、塩からあげ、
ニンニク醤油からあげ、
肉厚九州醤油からあげ、
どれも揚げたてですが、
油がきつくなくて美味しいです。
(米油を使用しているとのことです)
お刺身もいただきます。
玄界灘産すずき、熊本産タチ魚と、
恐らく九州産と思われる、
天然くろ、天然ブリと、
食べ過ぎました(汗)
そして、小城で買っておいた、
小城羊羹「小城の昔ようかん 桜」
をいただきます。
表面はカリカリの食感で、
中は柔らかくしっとりと甘さ控えめで、
羊羹のイメージが変わる逸品です!
夜に半分、翌朝に半分いただきました。
翌日は早朝に起きて、
博多駅から「かもめ」に乗車します。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その3:小城公園編 [旅・散歩-九州]
新幹線で小倉駅に到着してから、
JR日田彦山線、後藤寺線、
筑豊本線・篠栗線(福北ゆたか線)
特急「かもめ」、唐津線
と乗り継いで小城(おぎ)駅に到着、
小城公園を散歩します。
小城駅から徒歩5分ほどの、
小城公園に到着すると、
桜は5分咲きという感じでしたが、
約3,000本の桜があるので、
園内を歩くと桜並木は圧巻です!
池の周りの桜並木を歩いて行きます。
満開になったら、
この景色も絶景でしょうね。
園内には岡山神社があって、
明治21年(1888年)に建てられた、
第一の鳥居をくぐります。
参道は沢山の屋台で賑わってました。
参道を進んで拝殿に到着、
旅の無事に感謝して、
健康でまたここへ来れることを、
お願いします。
岡山神社は1789年に建立された、
歴史ある神社ですが、
その隣には、1654年に建立された、
玉成社・武正社もあります。
岡山神社の拝殿の奥へ行って、
御本殿の横の石段を下ります。
小城公園は、
小城藩初代藩主鍋島元茂から、
二代藩主直能によってつくられた、
庭園の跡にあるので、
当時の石垣が残ってます。
高さは無いですが、
石垣も見どころです。
園内には種類の違う桜も多くて、
ちょうど満開の桜も楽しめました。
「心」の字をかたどった池の、
心字(しんじ)池の周りを歩きます。
庭園も立派です。
公園の北側にある丘の坂道を登ります。
鳥居と石段がありますが、
もちろん登って行きます。
石段を登ったところには、
烏森(からすもり)稲荷神社があります。
鳥居の朱色と桜が綺麗です。
烏森稲荷神社の近くには、
小城の桜を称えて、
後西天皇(1638年~1685年)
より賜った和歌の石碑の
後西院御製碑(ごさいいんぎょせいひ)
があります。
正面は現地の中高生が座っていたので、
横からの写真ですが、
「さく花に ましる岡辺の 松の葉は
いつとなきしも 色を添えつつ」
と刻まれてます。
小城公園の桜は、
満開にはまだ早かったですが、
見ごろの桜もあって、
花見散歩を楽しめました!
小城公園での散歩のあとは、
「アムール」というレストランへ
向かいます。
レストラン「アムール」は、
小城市の隣の多久市に本店がある
カレーの名店で、
ふるさと納税で多久市の返礼品の、
「アムール」自慢の「うわさのカリー」
が美味しくて、
一度お店で食べたくて行ってみました。
http://amour1971.com/
しかし、
11:30~19:30の営業時間のうち、
15:00~17:00は休憩時間だったので、
食べることができず残念でした(汗)
また次回のお楽しみができましたね。
ご参考ですが、
多久市のふるさと納税の返礼品では、
佐賀牛もいただいていて、
赤肉がさらっと柔らかくて美味しくて、
「うわさのカリー」も合わせて、
リピート確定です。
※「うわさのカリー」は写真がありません
小城の街を歩いていると、
羊羹のお店や看板が多くて、
その場で調べてみたら・・・
「小城羊羹」は古くからの名物で、
表面は硬くて歯応えがあって、
中はしっとり柔らかい特徴とのことです。
ということで、数あるお店の中で、
気になったお店に入ってみます。
https://yatoji.co.jp/
佐賀といえば「丸ぼうろ」ということで、
セットでお土産の買物をしました。
小城では花見散歩もできて、
歴史のある街で見どころも多くて、
美味しいカレーも食べたいし、
また訪れたいですね。
このあとは、
博多駅へ移動して宿泊になります。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その2:小城駅編 [旅・散歩-九州]
新幹線で小倉駅に到着してから、
JR日田彦山線、後藤寺線と乗り継いで、
新飯塚駅からは、
JR筑豊本線・篠栗線(福北ゆたか線)
に乗り換えて博多駅へ向かいます。
817系電車に乗車しますが、
車内はシンプルながら、
JR九州さんのセンスはいいですね。
新飯塚駅12:44発車、
乗客は多めなので座席で大人しくして、
博多駅13:36到着します。
博多駅での列車の風景は、
ザ・JR九州という感じです。
(813系電車です)
博多駅から、この旅の目的の一つ、
特急「かもめ」に乗車するので、
ホームを移動して待っていると、
特急「ソニック」が入線します。
883系電車のメタリックブルーのボディが、
個性的で美しいですね。
13:50ごろ、
特急「かもめ23号」が入線します。
この列車(787系電車)に乗車します。
座席は普通車指定席ですが、
座り心地のいいシートで、
フットレストもあって快適です。
(混雑していたので過去写真です)
「かもめ23号」は博多駅13:55発車、
長崎駅方面へ向かいます。
途中、鳥栖駅14:15発車すると、
快速「SL人吉」が待機してました。
8620形蒸気機関車が牽引する列車には、
まだ乗車したことが無いので、
「SL人吉」には乗車したいですね。
佐賀駅14:32到着、
ここで1回目の「かもめ」の乗車は終わって、
JR唐津線へ乗り換えます。
JR西九州新幹線は、
「かもめ」の名称を引き継ぎ、
2022年秋に開業する予定で、
武雄温泉駅-長崎駅間を結びます。
博多駅-武雄温泉駅間は、
別の名称の特急が走ると思いますが、
今のうちに「かもめ」として、
乗車しておきたかったのです。
佐賀駅からは、
14:38発車の西唐津駅行の列車に乗車、
久保田駅14:50発車すると、
JR長崎本線からJR唐津線を走ります。
小城(おぎ)駅14:56到着、
ここで下車します。
JR日田彦山線、後藤寺線に続いいて、
貴重な国鉄型の40系気動車に
乗車できました。
列車を見送ったあとに駅舎へ向かうと、
木造の懐かしい雰囲気がたまりません。
駅舎内もいい感じですね。
実は、
この小城駅の駅舎を見物するのも、
目的の一つでした。
駅前には、小城出身の、
明治時代を代表する書家、
中林梧竹の像があります。
駅舎を出て、
駅前の通りを少し歩くと、
古い煉瓦の蔵の喫茶店がありました。
これはいい雰囲気なので、
帰りにひと休みしてみたかったのですが、
結果的に時間が足りなくて、
立ち寄れませんでした(汗)
小城駅から5分ほど歩くと、
小城公園に到着します。
桜の満開までは少し早かったとはいえ、
約3,000本の桜ですから期待して、
このあと花見散歩を楽しみます。
・・・続く
佐賀の桜と、特急かもめに乗る旅 その1:日田彦山線編 [旅・散歩-九州]
昨年(2021年)6月、9月、10月、12月の、
旅の記事が溜まってますが、
桜の季節感を優先して、
(2022年)3月末の旅を記事にします。
今回の旅は、
JR西九州新幹線の2022年秋の開業後、
無くなってしまう特急「かもめ」に、
存分に乗車することを目的として、
計画しました(笑)
このご時世ですから混雑は避けて、
桜の満開より早めの時期の計画でしたが、
結果的に見ごろになったので、
桜と「かもめ」を楽しむ旅となりました。
抗原検査キットで陰性を確認してから、
出発は(2022年)3月25日(金)、
JR東海道・山陽新幹線の
新横浜駅6:18発車の「のぞみ1号」です。
4時間18分の乗車になるので、
ゆったりとグリーン席を利用します。
グリーン車は20~30%の乗車でしたが、
まん防解除(3月21日)直後の週末なので、
自由席は混雑していたようです。
(繰り返し車内放送がありました)
新横浜駅からの乗車なので、
崎陽軒の「横濱チャーハン」で、
朝食+軽く呑み鉄開始です(酔)
「横濱チャーハン」は、
もちっとしたご飯でもパラパラで、
美味しいチャーハンがたっぷりと、
シウマイ、鶏のチリソース、筍煮など、
満足な内容で税込660円の嬉しい価格で、
大好きなお弁当の1つです。
「やさしい かぼすハイボール」は、
この前日にお腹が不調だったので、
自宅から持参しました(汗)
ほのかな甘みと酸味がちょうどよく、
爽やかで呑んだあともスッキリ美味しい、
大分県産「かぼすハイボール」と
「やさしい かぼすハイボール」は、
ふるさと納税の返礼品で、
大量の我が家の備蓄となっております(笑)
小倉駅10:36到着、ここで下車して、
在来線ホームへ向かいます。
小倉駅のホームで食べてみたい
「かしわうどん」ですが、
乗換時間が少なくて食べれません(汗)
乗車する列車はこちら、
JR日田彦山線になります。
今では貴重な国鉄型の
キハ40系気動車への乗車が目的ですが、
その後方に見える、
同じく貴重な国鉄型の415系電車も、
乗車したいですね。
田川後藤寺駅行の列車に乗車します。
車内へ入ると、
昔ながらのボックス席がたまりません。
エアコンの吹き出し口や扇風機も、
ノスタルジックです。
列車は小倉駅10:46発車して、
城野駅10:57到着すると、
9分の停車時間があるので、
ホームへ降りてみます。
城野駅では、
JR日豊本線の大分駅方面と、
JR日田彦山線が分かれますが、
JR日豊本線の列車と連絡します。
JR日田彦山線の
小倉駅行の列車がと到着すると、
城野駅11:06発車します。
平日で乗客も少ないようなので、
「やさしい かぼすハイボール」で、
呑み鉄開始です(酔)
ディーゼルエンジン音と列車の揺れで、
お酒が呑めるのは幸せですね!
乗客が少なく、会話や雑音がないので、
ICレコーダーで音鉄します(笑)
このICレコーダー:SONY ICD-UX533F
は、いざというときにも録音できて、
音質も充分で音鉄も楽しめるので、
旅の必需品となってます。
今回の旅は、チャンスがあれば、
キハ40系気動車の「音」を記録すべく、
音鉄も目的でした(笑)
音だけでは寂しいので、
デジタル一眼カメラ:SONY α77Ⅱ
で記録した動画をアップロードしました。
(呼野駅11:27発車のときの記録です)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
1分以内に編集してあるので、
アイドリング音などはカットしてますが、
雰囲気が感じられればと思います。
(手持ち撮影なので揺れも感じます(汗))
香春(かわら)駅11:49発車すると、
削られたような象徴的な山が見えます。
終点の田川後藤寺駅12:01到着、
JR日田彦山線とキハ40系気動車を、
存分に楽しめました。
田川後藤寺駅には車両基地があって、
キハ40系気動車の、
キハ40形・47形が見られます。
エンジン出力などが改造されているので、
形式としては、
キハ140形・147形の表記となってます。
田川後藤寺駅は、
JR日田彦山線とJR後藤寺線、
平成筑豊鉄道が乗り入れていて、
JR後藤寺線の列車へ乗り換えます。
絶景ですね(笑)
新飯塚駅行の列車に乗車して、
田川後藤寺駅12:19発車、
鉱山の風景が印象的です。
終点の新飯塚駅12:40到着します。
JR日田彦山線とJR後藤寺線で、
キハ40系気動車と音鉄に満足したあとは、
博多駅へ移動して、
特急「かもめ」の乗車になります。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その12:佐賀からの帰路編 [旅・散歩-九州]
今年はF1ホンダ参戦のラストですが、
レッドブル・ホンダチームの、
マックス・フェルスタッペン選手の、
ワールドチャンピオン獲得に歓喜して、
何度も再放送を視ながら、
記事を書いてます(笑)
F1ホンダは30年ぶりの快挙なのに、
ニュース番組でほぼ放送されないのが、
どうかと思いますが。
(WRCも三菱自動車時代は放送少ない)
鉄道の旅ばかりしてますが、
実は、クルマの運転も好きなのです。
クルマは非日常空間で、
良い意味で扱いにくいぐらいが
面白いのですが、
今は、現実的に買える予算で、
自分的に魅力的なクルマがないので、
いざクルマが必要なときは、
タクシーやカーシェアで済ましてます(汗)
さて、記事になります。
旅の3日目最終日(2021年5月末)、
JR唐津線へ乗車して、
唐津駅から佐賀駅へ移動したあと、
JR長崎本線へ乗り換えて、
帰路となります。
佐賀駅では、
乗り換えに45分ほど余裕があるので、
改札を出て「佐賀牛弁当」を探します。
しかし、駅弁が売ってなくて、
調べてみたら、
武雄温泉駅のカイロ堂の
お弁当だったんですね(汗)
京王百貨店の新宿店で開催された、
「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で
実演販売されていた、
「佐賀牛弁当」が美味しすぎて、
また食べたかったのですが残念です。
(2021年1月の写真です)
佐賀駅からは、
JR長崎本線を走る特急「かもめ22号」へ
乗車します。
「かもめ22号」の車両は、
白いかもめ(885系電車)で、
乗車すると九州仕様のパネルが、
旅の気分を盛り上げます。
ラウンジ的なスペースも素敵です。
乗車したのは普通車指定席です。
座席と座席の間にある、
肘掛けが左右独立しているのが、
嬉しいですね。
佐賀駅14:35発車、
珍しくチューハイで呑み鉄です(酔)
鳥栖駅14:51到着する手前で、
見慣れない茶色い客車が見えましたが、
熊本駅から鳥栖駅へ到着したあとに、
回送した快速「SL人吉」でした。
突然なので写真は撮れなかったですが、
JR九州で乗車したい「SL人吉」が見れて、
眠気が吹っ飛びました(笑)
「かもめ22号」は鳥栖駅を発車すると、
JR長崎本線からJR鹿児島本線を走ります。
終点の博多駅15:14到着します。
あとは、
新幹線で新横浜駅に向かうのみですが、
もう一つやりたいことがあります。
博多駅の駅ビル「JR博多シティ」屋上の
「つばめの杜ひろば」へ行きます。
前回に行ったときは雨風で残念だった、
鉄道神社が行先です。
ミニトレイン「つばめ電車」の
線路を渡りますが、
このとき(2021年5月末)は、
コロナ禍で運休でした。
まず、魔を払い厄をよけるという、
一の鳥居(星門)を通ります。
次は、福を招くという、
二の鳥居(福門)を通ります。
良縁を結ぶという、
三の鳥居(夢門)を通ります。
その先へ行くと、
円形に鳥居が配置されてます。
円形の鳥居の中心には、
九州の形の台の上で、
電車ごっこをする小さな神様?
の「縁結び七福童子」があります。
本鳥居を通って、
旅の無事に感謝して、
またここに来れることをお願いします。
そして、博多駅15:54発車の、
JR東海道・山陽新幹線「のぞみ46号」
で帰路になります。
「佐賀牛極味弁当」(税込1,480円)と、
「大分県産かぼすハイボール」で、
呑み鉄開始です(酔)
博多駅で売っていた「佐賀牛極味弁当」は、
佐賀牛100%のハンバーグと、
佐賀牛の1枚漬け焼きの牛めしと、
2種類あって、どちらも美味しくて、
佐賀牛への欲望を満たしました(笑)
ハンバーグは、
ちょっと固めに感じたので、
温めるとさらに美味しいかもしれません。
1枚漬け焼きは、1枚だけではなく、
重なってたので1枚半ぐらいでしょうか、
量的にも満足するお弁当です。
もちろん、呑み鉄の〆は、
かたいバニラアイスです。
今回の九州の旅は、
なかなか実現できなかった、
特急「ゆふいんの森」の乗車や、
島原鉄道への乗車、
JR大村線、松浦鉄道、JR筑肥線と、
乗り継ぎの楽しさ、
唐津の魅力などなど、
存分に楽しむことができました。
行きたい、乗りたい、見たい、
新たな発見もあって、
特に「大分県産かぼすハイボール」は、
大きな発見で、九州へ行ったら、
必ず呑みたいです(笑)
西九州新幹線開業前の今が、
チャンスですから
既に長崎・佐賀方面は予定してます(笑)
どんな計画にしようか? 楽しみです
九州北部へ鉄道の旅 その11:唐津線編 [旅・散歩-九州]
唐津では高島・唐津城を訪れてから、
JR筑肥線の東唐津駅へ移動して、
帰路となります。
東唐津駅から、
博多駅方面行の列車に乗車すれば、
1時間20分ほどで博多駅、
1時間25分ほどで福岡空港駅
となりますが、
ただ帰るだけじゃ面白くないので、
反対方向の唐津駅へ向かいます。
乗車する列車は、103系電車です。
103系電車といえば、
全国各地で走っていた、
国鉄型の代表的な電車ですが、
その中でもこの103系1500番台は、
JR筑肥線だけに残る貴重な存在です。
車内も懐かしい感じです。
東唐津駅11:46発車すると、
すぐに松浦川を渡って、
松浦橋や唐津城が見えます。
乗車してから2つ目の駅、
唐津駅11:50到着、
少しの時間でしたが、
貴重な電車を体験できました!
ここで、乗車したかった、
JR唐津線へ乗り換えますが、
45分ほどの待ち時間があるので、
駅周辺を歩いてみます。
北口前の唐津焼でつくられた、
唐津曳山像の赤獅子です。
アニメ「ゾンビランドサガ」や
アニメ「ユーリ!!! on ICE」で、
描かれていた場所ですね。
(聖地巡礼ではございません、念のため)
商店街を覗いてみますが、
このとき(2021年5月末)は、
お隣の福岡県では、
緊急事態宣言が延長されていたので、
営業してないお店が目立ちます。
南口へ行ってみると、
レトロで洒落た感じの、
「唐津市近代図書館」があります。
1992年(平成4年)に完成した、
新しい建物とのことですが、
センスがいいですね。
再び北口へ戻って、
「唐津市ふるさと会館アルピノ」で、
自粛していて買えなかった、
高島・宝当神社のお守りと、
お土産を買物します。
このときはまだ、
「ゾンビランドサガ」は視てないので、
ライブの場面で描かれていた、
この裏側にあるイベントスペースは、
知りませんでした。
(重ね重ね、聖地巡礼ではございません)
唐津駅へ戻ります。
唐津といえば烏賊料理ですが、
駅の中にある「えきマチ1丁目」で、
烏賊料理(おつまみ)を買物します。
駅のホームで列車を待ちます。
12:27、
JR唐津線の佐賀駅行の列車が到着、
貴重な国鉄型のキハ40系気動車です。
JR九州では、
古くなったキハ40系気動車を改造して、
エンジンを220PSから300PSにするなど、
まだまだ大事に運用してます。
(形式は8000番台とされてます)
乗車すると、
昔ながらの扇風機とシートで、
旅情があります。
乗客は少なかったので、
ボックスシートに座ります。
唐津駅12:36発車、
「えきマチ1丁目」にある店の、
萬坊(まんぼう)で売っていた、
「げそ天ぷら」で呑み鉄開始です(酔)
「げそ天ぷら」は、
大きくて新鮮で身は柔らかくて、
カラッと揚がっていて美味しいです。
萬坊は関東にも取扱店がありますが、
「げそ天ぷら」が売っているのは、
佐賀県の数店舗と、
福岡県と大阪府それぞれ1店舗だけなのに、
この量で500円(税込)は嬉しいです。
「いかしゅうまい」(3個420円)も
食べると口の中に磯の香りが広がって、
烏賊の歯応えも美味しいです。
ホテルの夕食では烏賊は1切れだけで、
心残りだった烏賊料理ですが、
1,000円もかからずに補完しました!
沿線の田園風景を眺めながら、
ディーゼルエンジン音も心地よく、
呑み鉄の楽しい時間です。
多久駅13:14到着しますが、
実は、多久は母方の一族の地なので、
一度見ておきたかったのも、
JR唐津線へ乗車した目的のひとつでした。
(父方の一族は東京なのでいつでも行けます)
下車するのは、
またの機会のお楽しみとしておきます。
久保田駅13:36到着、
ここで5分の停車時間があって、
JR長崎本線の列車と連絡します。
JR長崎本線の列車が先に発車しますが、
もちろん、JR唐津線の列車で、
終点の佐賀駅まで乗車します。
久保田駅13:41発車、
ここからJR長崎本線を走って、
佐賀駅13:50到着、
JR唐津線の旅が終わります。
乗車してきたキハ40系気動車は、
JR東日本を中心に廃車が続いてますが、
まだまだ現役で活躍してほしいです。
JR唐津線に満足して、
旅もラストスパートとなりますが、
自宅に着くまでが旅ですので、
まだまだお楽しみはあります。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その10:唐津城編 [旅・散歩-九州]
高島・宝当神社に訪れたあとは、
唐津城へ向かいます。
高島港からの定期船に乗船して、
宝当桟橋に到着したあと、
すぐ近くにある城内橋を渡ります。
城内橋を渡って、立派な天守を眺めます。
長い石段を登ります。
石段を登っていると、
いくつもの石垣があって、
石垣好きにはたまりません。
この石段も、
アニメ「ユーリ!!! on ICE」
に描かれている場所ですね。
(聖地巡礼ではありません。念のため)
石段を登ると藤棚があります。
先に進むと、高い石垣が出現して、
天守台のすぐ下に到着します。
金刀比羅神社で、
旅の無事に感謝して、
先へ進みます。
さらに登ります。
本丸に到着、
天守内部を見物します。
天守には貴重な展示があります。
そして、
「ユーリ!!! on ICE」仕様です。
天守最上階に到着します。
コンクリートで復元された天守は、
内部には興味ないのですが、
唐津城の天守最上階からの眺めは、
絶景なので価値があります。
北側は、
海と島々の風景が美しいですね!
唐津城の西側のすぐ下にある、
西ノ浜海水浴場方面を眺めます。
宿泊したホテルがある東側は、
遠くに虹ノ松原が見えます。
南側は、唐津の街を見下ろします。
今回の旅では、時間の都合もあって、
街歩きはできませんでしたが、
唐津には史跡や古い建物も多いので、
またの機会にじっくり歩きたいです。
唐津の風景を楽しんで、
唐津城の天守を出ます。
名前はわかりませんが、
本丸の櫓門から、唐津城を後にします。
このときは、
石垣の修復工事をしていたので、
工事が終わった姿も見てみたいですね。
唐津城から15分ほど歩いて、
ホテルへ戻ります。
眺めがいいお風呂のお部屋ですから、
海を眺めながら汗を流して、
11時ごろにチェックアウトします。
ホテルからは、
JR筑肥線の東唐津駅へ歩きます。
松浦川沿いを歩いて行くと、
JR筑肥線の鉄橋が見えてきます。
ホテルから歩いて15分ほどで、
東唐津駅に到着します。
唐津では、
豪華なリゾートホテルと、
(気になる点はありましたが・・・)
一度は行ってみたかった、
高島、唐津城を楽しめました。
唐津は街も発展してますが、
史跡や古い建物も多く、
美しい自然も見どころですので、
また計画したいですね。
このあとは、
唐津駅へ移動して帰路になります。
・・・続く
九州北部へ鉄道の旅 その9:高島編 [旅・散歩-九州]
唐津で宿泊したホテルから、
高島へ向かいます。
ホテルは朝食も付けてましたが、
前夜の夕食での経験から、
お一人様では何かと気になりそうなので、
朝早く出発して時間を有効活用する方が、
価値あると判断して、
もったいないですが朝食抜きで出発です(汗)
ホテルから10分ほど歩くと、
大きな舞鶴橋を渡ります。
舞鶴橋は、
アニメ「ユーリ!!! on ICE」
に描かれている場所ですね。
橋の上から、唐津城を眺めます。
海に浮かぶ島のようなお城ですね。
橋の上から眺める海も絶景です。
舞鶴橋を渡ると、
唐津城の城内を歩きます。
少し歩くと、城内橋があります。
城内橋を渡ると、
高島への定期船が発着する、
宝当桟橋に到着します。
宝当桟橋7:50出航の、
定期船「ニューたかしま」へ乗船します。
海側から見る唐津城は、
海岸を城壁で囲まれた要塞ですね。
客席と海面が近いので、
スピード感があって楽しいです。
宝当桟橋から10分ほどで、
高島港に到着します。
高島に上陸しますが、
乗客が少ないと思ったら、
コロナ禍で自粛してました。
お店も営業してません。
ホテルを出発するとき、
フロントに部屋の鍵を預けようとして、
高島へ行くことは伝えたのですが、
そのときに自粛の情報は欲しかったです・・・
自粛中なので、
むやみに島を歩くことはせずに、
目的を済ませることにして、
路地を歩いていきます。
数分歩くと、
宝当神社(ほうとうじんじゃ)
に到着します。
宝当神社は、
宝くじが高額当選するという、
宝くじ聖地で、ここが目的地です。
自粛で立入禁止になっているので、
脇道から拝殿の近くまで行きます。
この旅で持参してきた、
「ドリームジャンボ宝くじ」の
高額当選を外から祈ります。
島の猫も迎えてくれてます。
しかしここで、
立入禁止なのに中へ入っていく、
観光客を見かけますが、
そこまでして醜い欲望ですね(呆)
ルールを無視してたら、
宝くじじゃなくて、
罰(バチ)が当たりますよ(笑)
宝当神社の次は、
路上の黄色い足跡を目印に、
高島の氏神様の塩屋神社へ向かいます。
宝当神社から歩いて5分ほどで、
塩屋神社に到着します。
こちらも自粛で立入禁止なので、
外から、旅の無事に感謝して、
健康でまたここに来れることを、
お願いします。
高島港へ戻ると、
宝くじ売り場もあるんですね。
高島港9:00出航の定期船で、
宝当桟橋へ戻ります。
初めての高島・宝当神社でしたが、
自粛ではなく賑やかなときに、
また行ってみたいです。
「ドリームジャンボ宝くじ」の方は、
バラ30枚で6等3,000円が当たったので、
確率的には効果があったのでしょうか、
微妙なところですが(汗)
唐津駅近くで高島のお土産も売っていて、
招き猫的なお守りも買いましたので、
今後も継続して、
宝くじの当選を楽しみにします。
このあとは、唐津城に登城します。
・・・続く