愛媛・香川の旅 その11:伊予灘編 [旅・散歩-四国]
道後温泉から、宿泊するホテルのある大街道へ移動して、
商店街で食事をするお店を探しました。
大街道商店街は広いアーケードで沢山のお店がありますが、
当日の10月23日(金)は修学旅行?の学生が多かったためでしょうか、
これはと思ったお店は満席か、店員が出てこないので、
ロープウェイ街の「揚げ鯛」のお店でテイクアウトすることにしました。
ホテルの部屋で宴会です(酔)
左から「ポテトフライ」「揚げ鯛」「鶏唐揚げ」「チーズフライ」で、
「揚げ鯛」は瀬戸内海で育った鯛で身が柔らかくて、
どれも揚げたてで美味しくいただきました(喜)
「雪雀」吟醸生貯蔵酒もさっぱりと揚げ物にも良く合いました!
翌日の10月24日(土)は早朝から、
松山駅6:58発車のJR予讃線八幡浜駅行きの列車に乗車です。
松山駅を発車して、5分ほどで市坪(いちつぼ)駅に到着すると、
坊っちゃんスタジアムが見えます。
しばらく山の風景が続きます。
高野川(こうのかわ)駅に近くなると海が見えてきます!
松山駅から55分ほどで下灘駅に到着、ホームから伊予灘の眺めです!
ここは鉄道撮影の名所ということですが、
伊予灘の眺めを楽しみたいので、
そのまま列車に乗って伊予長浜駅で下車しました。
伊予長浜駅近辺は漁港の街で、少し散歩しました。
伊予長浜駅8:40発車の列車で戻ります。
途中、喜多灘(きたなだ)駅で気になっていた看板を確認、
この駅は大洲市と伊予市の境にあるので、
大洲市の「るり姫」と伊予市の「五色姫」の伝説のイラストだそうです。
伊予上灘駅9:07到着、
ここで観光列車「伊予灘ものがたり」とすれ違いになります。
実は、「伊予灘ものがたり」に乗車したかったのですが、
シート配置からして一人では厳しい(寂しい)かな・・・
ということで、とりあえず見ておくことにしました(汗)
ほんの1分ほどでしたが、見ることができてよかったです!
「伊予灘ものがたり」を見送ってから、
そのまま同じ列車で伊予市駅9:25到着、ここで下車します。
JRの伊予市駅のすぐ目の前には、
伊予鉄道の郡中港(ぐんちゅうこう)駅があります。
伊予鉄道郡中線に乗車します。
郡中港駅から約24分で松山市駅に到着、
愛媛らしく、みかん色の電車が停車してました。
商店街をちょっと歩いてお土産の買物をしたあと、
路面電車でJR松山駅へ移動です。
JR松山駅前の一つ前の大手町で下車して、
とりあえず名物?の「ダイヤモンドクロス」を渡ります。
「ダイヤモンドクロス」は、
伊予鉄道の郊外電車と市内電車(路面電車)がクロスして、
踏切で路面電車が停車する風景や、クロスする架線が見られる、
珍しい場所ということです。
このあと、JR松山駅から松山を離れます。・・・続く
愛媛・香川の旅 その10:伊予鉄道編 [旅・散歩-四国]
道後温泉とその近辺での散歩のあと、
道後温泉駅へ行くと「坊っちゃん列車」が到着しました。
明治21年(1888年)から67年間走っていたSL(蒸気機関車)を、
ディーゼルエンジンで復元したのが「坊っちゃん列車」です。
終点の道後温泉に到着したあとは奥の引込み線へ移動して、
人力で機関車を回転させます。
方向転換が完了した機関車です。
しばらく「坊っちゃん列車」を見物してから路面電車に乗車です。
昔ながらの電車で、床も板張りです。
20分ほどで終点の松山市駅に到着、
先ほどの「坊っちゃん列車」に追いつきました。
伊予鉄道の松山市駅は、松山の中心街にあって人も多くて賑やかで、
駅ビルは「いよてつ髙島屋」となってます。
ここで伊予鉄道の市内電車(路面電車)から郊外電車へ乗り換えると、
高松琴平電気鉄道でも走っていた、
懐かしい京王帝都電鉄(京王電鉄)の車輌(5000系)が到着です。
伊予鉄道高浜線で、高浜駅方面への電車に乗車して、
港山駅を過ぎると、伊予灘が見えてきます。
松山市駅から20分ほどで高浜駅に到着します。
高浜駅前にはフェリー乗り場があります。
夕方なので逆光で見難いですが、
夏目漱石の小説「坊っちゃん」で「青嶋」のモデルになった、
四十島(しじゅうしま)です。ターナー島とも呼ばれてます。
高浜駅前を散歩して、駅へ戻ります。
高浜駅の一つ隣の梅津寺駅(ばいしんじえき)へ移動しました。
梅津寺駅のすぐ近くには砂浜が続いてます。
梅津寺駅の改札口の前には、梅津寺公園があります。
この時期は特に見ごろの花はなくて、
お客の姿も見えなかったので入園はしませんでした(汗)
外からの撮影ですが、公園内には、
「坊っちゃん列車」の伊予鉄道1号機関車が保存・展示されてます。
梅津寺駅近辺での散歩のあとは松山市駅へ戻ります。
松山市駅から再び道後温泉へ行きました。
ライトアップされた坊っちゃんカラクリ時計です。
そして、夜の道後温泉本館に到着。
「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」でライトアップされた、
道後温泉本館を見物するのが目的でした!
※2015年10月1日(木)~2016年2月29日(月)までライトアップ
実は、タイミングを逃してしまって、
お昼ごはんを食べてなくてかなり空腹だったので、
美味しい食事を求めて大街道へ移動します。・・・続く
愛媛・香川の旅 その9:道後温泉編 [旅・散歩-四国]
松山城では、二之丸史跡庭園、古町口登城道など、
行ってないところはありますが、
天気と気分によって、翌日10月24日にするか、次回にするか?
という感じで、道後温泉へ向かいます。
伊予鉄道の路面電車で大街道から道後温泉へ移動しました。
道後温泉の駅前には、坊っちゃんカラクリ時計があります。
1時間おきに時計台が上がって、
夏目漱石の小説「坊っちゃん」での人物が登場します。
お昼ごろに到着したので、すぐに12:00で見ることができました。
商店街を抜けていきます。
商店街を5分ほど歩くと、道後温泉本館に到着。
2015年10月1日(木)~2016年2月29日(月)まで、
「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」が開催されているので、
ライトアップ用の装飾がしてあります。
裏側から見た道後温泉本館です。古い建物です。
道後温泉本館の裏側から、湯神社(ゆじんじゃ)へ登ります。
10分ほど登って湯神社です。
さらにその奥へ5分ほど歩いて、またまた階段を登ります(汗)
京都の石清水八幡宮と並んで日本を代表する八幡造りの、
伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)です。
伊佐爾波神社から10分ちょっと歩くと、石手寺があります。
何気なくありますが、国宝の二王門(山門)です。
本堂です。独特の雰囲気を感じます。
三重の塔です。
三重の塔の周りには「お砂撫で」があって、
八十八ヶ所の境内の砂が入った袋を撫でると、
八十八ヶ所巡りと同じご利益があるらしいです。
実は、石手寺はこれが目的で行きましたが、
実際にその場の立つと、簡単に済ませては意味がないかな?
と言う感じで終了しました(汗)
次は、石手寺から歩いて15分ほどの、
湯築城(ゆづきじょう)跡の道後公園へ移動です。
ここには県指定文化財の石造湯釜があります。
城跡なので丘になっていて、登ると展望台があります。
展望台からの松山城です。
周りの公園は整備されていて、
武家屋敷などもあって散歩を楽しめます。
道後温泉は残念な温泉というのを聞くことがありますが、
周辺も含めて見どころも多くて楽しめました!
道後公園のすぐ側にある道後温泉の駅へ戻ります。・・・続く
愛媛・香川の旅 その8:松山城後編 [旅・散歩-四国]
自分の足で松山城へ登ったあとは、いよいよ大天守の中へ入ります。
もちろん現存天守なので昔ながらの造りです。
中は広くて、展示も沢山あります。
本物の刀の展示です。
刀の重さを体験できます。
結構重くて、振り回してチャンバラするのは厳しいです(汗)
沢山の刀などなど展示があります。
小天守を抜けて行きます。
現存天守にはやっぱり急な階段があります。
階段を登って、大天守の最上階です。
大天守からの松山の街と瀬戸内海の眺めです。爽快です!
本丸側を見下ろすと、紅葉も始まっていい眺めです!
見どころが多くて、40分ほど大天守の見学をしてました。
大天守を出たあとは、紫竹門へまわります。
平日なのに人が多かったですが、紫竹門側はほとんど人は居ませんでした。
工事をしていたのは、ちょっと残念でしたが、
南隅櫓・十間廊下・北隅櫓です。
乾門です。
乾門の外からは、立派な石垣の眺めです。
約1時間半、松山城を楽しみました!
登りは歩いて疲れたし、暑かったのもあって、
下りは、ロープウェイに乗車しました(汗)
ガイドさんの説明を聞きながら、
3分ほどでロープウェイ街に到着、歩くより全然速いです(笑)
松山城のあとは道後温泉へ向かいます。・・・続く
愛媛・香川の旅 その7:松山城前編 [旅・散歩-四国]
JR松山駅で朝うどんを食べて満足したあとは、
伊予鉄道の路面電車で松山城へ移動です。
昔ながらの車輌で、古いモーター音が心地よく、
JR松山駅前から12~13分ほどで大街道に到着。
ロープウェイ街を歩きます。
途中にお城のような学校があって、お城に来た!って感じがしますね。
6~7分ぐらい歩くとロープウェイ乗場がありますが、
通過すると加藤嘉明公像があります。
やっぱり歩いて登らなきゃね!ということで東雲神社の階段を登ります。
7~8分ぐらい登ると、東雲神社があります。
東雲神社から東雲道へ出ます。
楽チンそうなロープウェイとリフトを横目に登ります(汗)
登り始めてから20分ほどで、お城が見えてきました!
大手門跡へ向かうと・・・修復工事中でした(汗)
気を取り直して、戸無門を通ります。
筒井門です。この奥には見えないように隠門があります。
太鼓門を抜けて本丸に入ります。
どーんと天守閣が見えて、子供の頃に来たときと変わらない姿に感動です!
天守へ向かいます。
この位置からの眺めは、子供の頃の記憶に残っていて懐かしいです!
一ノ門、二ノ門を抜けます。
そして、目の前に大天守です!
三ノ門から筋鉄門です。
登り始めてから大天守まで約45分、
見物しながら、撮影しながらなので時間かかりました(汗)
これから大天守の中を見物します。・・・続く
愛媛・香川の旅 その6:3杯目のうどん編 [旅・散歩-四国]
JR予讃線で丸亀駅から高松駅へ移動して、
マリタイムプラザ高松でお酒とおつまみを調達してから、
夕食もやっぱりさぬきうどんでしょ!ということで、
宿泊するホテル近くでお店を探すことにしました。
ことでん(高松琴平電気鉄道)高松築港駅から片原町駅へ移動して、
ホテルまで少し遠回りして商店街を歩きましたが、
うどん屋さんは見つかりませんでした・・・
翌日10月23日は朝一番の特急に乗車予定なので、
ホテルで部屋呑みして早く寝ることにしました(汗)
ほどよい苦味の地ビール「さぬきビール」、
爽やかで呑みやすい小豆島の地酒「森」吟醸生貯蔵酒、
おつまみの長天ぷら、じゃこ天、こばん(天ぷら)を、
高松の夜景を長めなら楽しみました!
翌朝4時半ごろにチェックアウトして、
高松駅までうどん屋さんを求めて歩きましたが、
結局、商店街では営業してるお店は見つからず高松駅に到着、
すると・・・駅前に営業してるお店が!
しかし、少し迷いながら商店街を歩いたのもあって、
乗車予定の特急の発車時間まで12~3分なので諦めました(涙)
まだ早朝5時過ぎというのもあって、
駅の売店も閉店でお酒も食料も調達できず、
自販機で買ったポカリをお供に、
高松駅5:17発車の特急「いしづち101号」で出発です(汗)
座席は指定席でしたが、
高松駅からは自分以外の乗客はなくて貸切状態でした。
車内は木目調の落ち着くデザインです。
シートピッチも広くて、足掛けもあります。
山側の座席だったのと、早朝で暗かったので、
特に景色は楽しめませんでした・・・
今治駅7:10到着、平日なので通勤客で満席になりました。
今治駅を発車すると、お城のような建物が見えたので、
今治城か?と一瞬思いましたが、地図で見ても反対側で、
調べてみたらマンションだそうです(汗)
そして、終点の松山駅7:58到着、
やっぱり関東人にはなかなか見ることができない列車・車輌があるので、
撮影タイムです(笑)
回送した特急「いしづち」(8000系特急電車)です。
調べたら引退も近くて貴重な電気検測試験車(クモヤ442-2)です。
特急「宇和海」(2000系特急気動車)です。
「アンパンマン列車」です。(先頭は、しょくぱんまん号)
昨夜から、さぬきうどんは食べることができずに、
お腹を空かして松山駅の改札を出ると・・・お店が!
やっと、3杯目のさぬきうどん、
じゃこ天ぶっかけうどんをいただきました!
とろっとしたたまご、じゃりっとじゃこ天、
さぬきうどんのコシも出汁も強いながらやさしい味、
食べることができてよかったです!
うどんのあとは、松山に来たらやっぱり松山城!
と、松山城へ向かいます。
その前に、松山での最強の乗車券、
伊予鉄道の「ALL IYOTETSU 2Day Pass」を購入!
路面電車に乗車します。
路面電車に揺られて松山城まで移動します。・・・続く
愛媛・香川の旅 その5:丸亀城後編 [旅・散歩-四国]
「日本一の高さの石垣」と「日本一小さい現存の木造天守」
という丸亀城ですが、
「天守は下から3番目ぐらいの高さだけど、1番小さいって言ってます」
という、ガイドさんの話(冗談)でした(笑)
調べてみるとわかりますが、現存12天守の中では、
最小の総床面積(194.4平方メートル)だそうです。
途中で合流した二人組み女子もですが、
丸亀城は女子率が高くて、
このあと、その理由がわかることになります。
天守に入ると、昔のそのままの造りです。
強化の手法など、昔の知恵も見ることができます。
狭いですが、歴史を感じます。
現存の天守には定番の、急な階段を登ります。
最上階からの眺めです。
丸亀の街、瀬戸内海が見渡せて絶景です!
天守の見学が終わって下ります。
紅葉の時期には、立派な石垣との風景が映えそうですね!
丸亀城を下って、資料館に入ると・・・
女子率が高かった理由がわかりました!
入口には、刀剣乱舞(オンラインゲーム)のキャラクター、
「にっかり青江」の等身大パネルが!
2015年10月10日(土)~11月29日(日)まで、
刀剣乱舞とのコラボレーション企画だそうです。
サイン入りのパネルもあります。
奥の展示室に入ると、本物の刀「ニッカリ青江」が展示されてます。
「夜中ににっかり笑う女の幽霊を切り捨て、
翌日にあたりを探すと切り落とされた石塔(石地蔵)が残っていた」
という伝説があります。
良く見ると、刃こぼれ跡?みたいなのがあります。
金梨子地四つ目結紋散糸巻太刀拵です。
矢などの展示もあります。
貴重なお城の見取り図です。
当時の巻物も展示されてます。
瓦などの発掘物の展示もあります。
思っていたよりも見どころも多く、
歩き疲れたけれど楽しんだ丸亀城を後にします。
チャンスがあれば、石垣修復工事前に、
桜の季節を狙ってまた行ってみたいですね!
内堀は紅葉も始まってました。
帰りの途中、やっぱりうどんを食べようとお店を探しましたが、
平日なのもあって閉店のお店が多いので、
丸亀駅から高松駅へ戻って食事にすることにしました。
丸亀城は見どころも多くてオススメです!・・・続く
愛媛・香川の旅 その4:丸亀城前編 [旅・散歩-四国]
琴平の街から歩いてJR琴平駅に到着、
金刀比羅宮の街らしい駅前、駅舎です。
JR土讃線に乗車して丸亀駅へ向かいます。
約25分ほどで丸亀駅に到着、
ちょうど特急「南風11号」が到着したので撮影しました。
丸亀の街を歩きます。
15分ほど歩くと丸亀城が見えてきました!
天守閣は山の上ですね・・・ここを登ります(汗)
大手門へ向かいます。
大手二の門から入ります。
この大手二の門は、石垣の石が大きいのと、
天守閣と一緒に写真が撮れるのが特徴だそうです。
その奥にある大手一の門です。
一本の木で作られている柱が特徴だそうです。
丸亀城だけにあるスライドする蓋がある鉄砲狭間です。
わざと曲がった木で枠が作られてます。
ここで無料のガイドさんに声をかけられて、
大手門へ戻って説明を聞きながら一緒にお城を周りました。
長い見返り坂を登ります。
日本一の高さの石垣をぐるっと周ります。
ガイドさんの話を聞いていると、
近くにいた二人組みの女子からも質問があって、
どうせならと、ここで合流して一緒に周りました。
柵とか無くて怖いですね(汗)
膨らみがあって危ないらしい、
三の丸、坤櫓(ひつじさるやぐら)跡の石垣です。
来年から6年間、修復工事になるので、
今見れるのは貴重かもしれません!
ガイドさんの話では、冬場になると木の葉っぱが落ちて、
石垣がよく見えるようになるのでオススメだそうです。
眺めもいいです!
三の丸、月見櫓跡は展望台になってます。
実は、丸亀城に旧日本陸軍が駐屯したときに、
維持・管理にお金がかかるということで、
現存以外の構造物は取り壊されたらしいですが、
貴重な史跡を日本人が壊してるとか呆れますね(怒)
深さが65メートルの日本一深い二の丸の井戸です。
当時、どうやって造ったのかも謎があって、
抜け穴や、羽坂重三郎の伝説があります。
約1時間かかって本丸に到着すると、
なんと!桜が咲き始めてました(驚)
ガイドさんによると、春と秋に2回咲く桜だそうです。
そして、日本一小さい現存の木造天守です。
もちろん!見学に入ります。・・・続く