踊り子号へ乗車するだけの旅 その2:修善寺駅編 [旅・散歩-東海]
東京から伊豆方面(静岡県)を結ぶ、
特急「踊り子」で運行されていた、
185系電車の定期運行終了前の、
2021年3月に乗車した続きになります。
東京駅9:00発車の、
特急「踊り子3号」に乗車して、
修善寺駅11:08到着、
このまま折り返しになる、
「踊り子8号」で帰路となりますが、
1時間以上の待ち時間があるので、
修善寺駅周辺を歩きます。
駅前の商店街ですが、
コロナ禍もあって、
営業しているお店が少ないです。
(2021年3月時点です)
修善寺駅の近くを流れる、
狩野川を渡ります。
駅から歩いて5分ほどのところに、
横瀬八幡神社があります。
旅の無事に感謝して、
健康でまたここへ来れるよう、
お願いをします。
拝殿の前には、
かわいい狛犬がいて、
ちょっと歩いただけですが、
充実した気がします。
修善寺駅に戻って、
改札横にある「舞寿し」で、
一度食べてみたかった、
名物の駅弁「武士のあじ寿司」
を買います。
もうひとつ、食べてみたかった、
「本わさびジェラート」
をいただきます。
天城産わさびが練り込まれた、
「本わさびジェラート」は、
わさび感は結構ありますが、
すっきりとした刺激で、
美味しくいただきました。
このあと、
駅のホームへ行きますが、
こんな電車の並びも、
もう見れないですね(寂)
しばらくすると、
派手な電車が到着します。
この電車は、
ラブライブ!ラッピング電車の第3弾
「Over the Rainbow号」ですが、
こちらも2021年9月20日に、
運行終了したらしいです。
発車時間も近くなってきたので、
「踊り子8号」へ乗車します。
まだお昼過ぎなので、
東京方面へ戻る乗客は少ないです。
これが本当に最後になる、
懐かしいシートに座ります。
修善寺駅12:35発車、
「武士のあじ寿司」で、
呑み鉄開始です(酔)
「武士のあじ寿司」(税込1,296円)は、
新鮮で臭みがないアジが、
さっぱりと美味しくて、
厚さもある身がたっぷりと乗って、
食べ応えがあります。
蓋を開けると、
見た目もキラキラと美しくて、
またリピートしたいお弁当ですね。
三島駅13:05発車すると、
伊豆箱根鉄道駿豆線から、
JR東海道本線へ入って、
熱海駅13:21到着します。
熱海駅に到着するとき、
車内から反対のホームを見ると、
伊豆急下田駅・修善寺駅行の
「踊り子13号」が到着していて、
切り離しを見物・撮影する人で、
もの凄い混雑です(汗)
「踊り子13号」を見送って、
「踊り子8号」の連結を見に行きます。
こちらも、大混雑です(笑)
混雑は苦手なので、
先頭車へ行って見物します。
185系電車の終焉と、
ベテラン運転手さんの背中、
こんな風景がたまりません(涙)
熱海駅13:33発車、
このまま東京駅まで乗車予定でしたが、
ホームの混乱する様子は見たくないので、
小田原駅で途中下車して、
小田急ロマンスカーで帰宅します。
小田原駅での、
「踊り子」とロマンスカーの乗継も、
個人的には定番の想い出です。
差し引きの特急料金は勿体ないですが、
185系電車への餞別とします。
小田原駅では、
2020年3月に運行を終了した、
快速「IZU CRAILE(伊豆クレイル)」
の専用ラウンジ跡を見ていきます。
コロナ禍でいつの間にか、
運行終了した「IZU CRAILE」の、
専用ラウンジがどうなったのか?
気になってましたが、
跡地はまだ残ってました。
(運行終了前の専用ラウンジ)
今回の乗車が、
国鉄型の185系電車「踊り子」の
最後の乗車になりましたが、
唸るモーター音やくたびれた内装など、
懐かしく楽しみました。
「踊り子」はリニューアルされ、
E257系電車へと受け継がれてますが、
こちらもまた乗車してみたいです