桜を追って秋田・青森の旅2023年 その14:酒田寄り道編 [旅・散歩-東北(南東北)]
旅の3日目最終日(2023年4月23日)、
早朝の秋田駅を出発して、
JR羽越本線の羽後本荘駅で下車して、
由利高原鉄道の旅をした続きになります。
羽後本荘駅へ戻って、
駅舎内外を見物してから、
JR羽越本線へ乗り換えます。
羽後本荘駅12:57発車の
酒田駅行の列車に乗車します。
半分ぐらい居眠りしてましたが、
日本海の風景が見れるのがいいですね。
終点の酒田駅13:59到着します。
酒田駅のホームには
9600形蒸気機関車の動輪や写真、
D51形蒸気機関車の模型やジオラマ
などが展示されています。
酒田駅での乗り換えは、
約2時間も待ち時間があるので、
有名な山居倉庫へ行くのもいいですが、
旅の最終日にもなると歩き疲れてるので、
駅周辺を散歩することにしました。
まず、酒田駅のホームから見える、
車両基地の方へ向かいます。
駅舎を出ると、駅前は絶賛工事中でした。
駅前の通りを南の方向(新潟駅方面)へ、
7分ほど歩くと踏切があります。
踏切を渡るとすぐに車両基地で、
建物の間から転車台が見えます。
酒田での寄り道の目的のひとつは、
この転車台の見物でした。
踏切に戻ると、
人気の観光列車の快速「海里」が、
近くまで移動してきました。
しばらくすると、
酒田駅14:41発車した特急「いなほ10号」が、
踏切を通過していきます。
「いなほ10号」で新潟駅に向かえば、
新潟駅でも時間をとれて早めに帰れますが、
この列車に乗車しなかった理由は、
のちほど説明します。
このあと踏切で「海里」を見物したり、
普通列車の通過を見物してから、
街を歩きます。
飲食店を探しましたが、
営業時間前のお店ばかりなので諦めます(汗)
酒田駅のお土産店で買物をしてから、
駅のホームへ向かうと、
乗車予定の特急「いなほ12号」が入線してます。
E653系電車にハマナス色も似合いますね。
1号車のグリーン車へ乗車します。
グリーン車の入り口付近には、
ミニラウンジもあって豪華です。
座席は1列+2列の配置でゆったりしてますが、
さらに座席の前後に仕切り板があって、
前後の乗客を気にしないでいい豪華設備です。
窓の大きさを見るとわかりますが、
普通席2席分の前後スペースがあって、
座席の後ろに大きな荷物も余裕で置けます。
この豪華なグリーン車に乗車したかったので、
グリーン車が連結されていない
「いなほ10号」には乗車しなかったのでした。
「いなほ12号」は酒田駅16:04発車、
酒田駅で買った清川屋「だだっ子豆」と、
ジャックダニエルで呑み鉄開始です(酔)
酒田での目的のひとつ「だだっ子豆」は、
サクサクした食感と香ばしさと、
だだちゃ豆の旨味があって、
お酒のお供に最適です!
秋田・青森の旅ですが、酒田は山形なので、
「米沢牛と山形県産豚肉のさらみ」
もいただきます。
(結局このあと山形の旅にも行きますが(笑))
「米沢牛と山形県産豚肉のさらみ」は、
さらみなので脂は多いのですが、
脂っこさはあまり感じず食べやすいです。
さて、呑み鉄を楽しんではいますが、
実は、車内では問題がありました(汗)
自分が座っている1列席の通路を挟んだ2列席に、
50~60代ぐらいのカップルが座っていて、
声が大きい上に会話が止まらないのと、
自分が何かすると通路側のおじさんが、
いちいちこっちを観察するんですよね(怒)
酒田駅からの乗客は自分も含めて3組だけなのに、
なんで近い席になるのだろうか?
座席の前後の仕切り板の意味ないじゃん?
と、なぜか自分の周りの席に集まるという、
指定席のあるあるですよね(笑)
さて、列車は17:00過ぎごろに、
笹川流れを通過したあと、
桑川駅で「海里」を追い越します。
1列席(ぼっち席)は山側なのですが、
問題を避けるために、
半分ぐらいの時間はミニラウンジにいたので、
日本海の風景も眺められて、
前向きに楽しめました(笑)
列車は山形県から新潟県に入って、
村上駅17:22到着する前(村上駅-間島駅間)に、
電気の直流と交流が切り替わる
デッドセクション(電気が通らない区間)
を通過します。
ここを通過する数秒間、室内灯が消えます。
これも知っていると、
なんだか嬉しくなる時間ですね(笑)
終点の新潟駅18:10到着、
特急「いなほ」の
豪華なグリーン席を体験できました。
新潟駅では、すぐにJR上越新幹線へ乗り換えて、
18:18発車の「とき342号」で帰路になります。
実は「とき342号」でも問題が続きます(汗)
グリーン席の窓側席だったのでしたが、
後ろの座席のおじさんの香水が強烈に臭くて、
20分ぐらい耐えましたが気分も悪くなって、
「空席がなければ普通指定席でも構いません」
と、車掌さんへ座席変更を伺いました。
「ご迷惑をおかけしました」と快く、
グリーン席で座席変更していただきましたが、
「悪いのは臭い乗客と、我慢できない自分です」
と会話して、丁重にお礼を言いました。
煩いのは音楽を聴くという次善策はありますが、
臭いのは対策するのが難しいですよね(汗)
座席も替わって気分も良くなってきたので、
車内販売を利用しますが、
「カタイバニラアイス」は完売してたので、
新メニューの「ルマンドクランチアイス」
を買ってみました。
「ルマンドクランチアイス」の蓋を開けると、
クランチがぼろぼろこぼれるのと、
全然固くないので、リピートはないかな(汗)
終点の東京駅20:12到着、
JR中央本線の快速へ乗り換えて新宿駅へ、
新宿駅から「小田急ロマンスカー」で、
旅が終わります。
今回の秋田・青森の旅は、
桜の時期が早くなってしまって、
計画した場所では散っていて残念でしたが、
「阿仁河川公園」を始めとして、
想定してなかった見ごろの桜を楽しめました。
秋田内陸縦貫鉄道と由利高原鉄道での、
途中下車の旅も、いい体験でしたし、
地方の鉄道の魅力を再発見できました。
JR五能線の快速「リゾートしらかみ」での、
夕陽や貸切状態体験も初めての体験でした。
まだまだ乗車したい列車・降りたい駅もあるし、
美味しいものも食べたいし呑みたいし、
また来年の計画が楽しみです
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臭いですかあ
それは、どうも防ぎようがないですね。
車掌さんが上手く対応してくれて
良かったですね。
by 八犬伝 (2023-07-27 20:32)
臭いは大問題です。
列車の中で そうなったら
困り果てます。
車掌さんの対応が良くていい旅になりましたね
by ゆうみ (2023-07-27 23:18)
八犬伝 さん、
煩いのも迷惑ですが、臭いのは防ぎようがないので困りますね。
(お酒もコップに注がないで蓋も閉めるよう気を遣ってますが…)
車掌さんにも仕事を増やしてしまい気の毒かと思いましたが、
気分も悪くなり飲食はできない(美味しく感じない)ですから、
座席変更できて感謝しかありません。
by ライス (2023-07-28 00:38)
ゆうみ さん、
臭いは防げないのできついですし、味も感じなくなりますね(汗)
呑み鉄としても極力お酒の匂いを出さないよに気を付けているのに…
(お酒を売っている観光列車では堂々と呑みますが)
香水臭い人って、身近な人も教えてあげないのか疑問です。
by ライス (2023-07-28 00:46)
ルマンドはお菓子は大好きでこちらでは仏前やお墓に供える定番の菓子の一つですがここまでクラッシュされてしまうとなぁ
最近は柔軟剤の匂いに対する注意喚起のビラなんかも狭い空間でよく見かけますね(あれは過敏症対応なんだけど)
車内で盛り上がっているグループ客はまぁ仕方ないと我慢できるけどチラ見されるのは嫌だなぁ~というか気になる(誰か知っている人とよく似ていたのかも?G車なので芸能人と間違われた?)
by 青い森のヨッチン (2023-07-28 08:47)
青い森のヨッチン さん、
「ルマンドクランチアイス」は、
スゴクカタイチョコアイスで話のネタになると思ったのですが、
これなら普通にチョコアイスの方が、お子様にもウケると思います。
上越新幹線では、最近も違うアイスを販売しているようですが、
それで、いつものカタイバニラアイスの在庫が少なくなったのなら、
残念でなりません。
じろじろ見られるのと、激臭と、回避が難しい事象を、
ダブルで食らいましたが、いつもと違う行動もできたので、
前向きに経験値が上がりました(笑)
もし知人と似ているのでしたら、いつまでもじろじろ見ていないで、
声をかけてほしいですね。
by ライス (2023-07-30 00:08)