SSブログ

夏の島根方面 鉄道の旅 その9:あめつち 後編 [旅・散歩-山陰]

JR山陰本線の、
鳥取駅-出雲市駅間で運行されている、
観光列車の快速「あめつち」
乗車の続きになります。

「あめつち」は鳥取駅9:00発車、
最初に宝木駅9:13ごろに到着します。

shimane901s_DSC03991.JPG

3分ほど停車はしますが、
ドアは開かないで、
特急「スーパーまつかぜ4号」
と、行き違いになります。

「あめつち」は、
ゆっくり走る観光列車なので、
列車の行き違いの停車が多くて、

いろんな列車を見ることもできます。

鳥取駅を発車して25分ほどすると、
日本海沿いを走ります。

shimane902s_DSC03993.JPG

倉吉駅9:44発車すると、
注文していた車内限定のお弁当が、
座席まで配膳されます。

shimane903s_DSC04002.JPG

このお弁当は、
「天地御膳 世明(よあけ)」
といって、

山陰の食材をふんだんに使用し、
「古事記」「日本書紀」に登場する
神話の世界観や山陰の景勝地を
御料理で表現しています。

とのことですが、
蓋を開けると、
そんなの関係なく、
パラダイスです!

shimane904s_DSC04005.JPG

写真の上側右から、

【上側右】
締絹豆腐、紅カニ、オクラ、花穂

【上側中左】

重陽の節句にちなんで、菊寿司、しまあじ
中秋の名月より、月夜豆腐、名月卵
里芋、団子、和栗しぶ皮煮、
餅銀杏、さごし、玉子焼、
エリンギ香焼、しまめ、
青菜のうに金団和へ、紅葉麩
ぶどう、柿生酢、白魚利休揚げ

【下側右】
物相型 紅葉しめじ御飯
酢取茗荷

【下側中】
おはぎ、枝豆

【下側左】
多福煮、海老

などなど、
2,600円(税込)だけあって豪華で、
どの料理も丁寧につくられていて、
薄味で食材の良さが美味しくて、
食感もいいです。

shimane905s_DSC05509.JPG

米子の老舗お茶屋長田茶店の
大山みどり(ペットボトルの煎茶)
も付いてます。

日本海と山陰の風景と、
ディーゼルエンジン音と、
美味しい料理とで、
最高の呑み鉄の時間です(酔)

shimane906s_DSC04012.JPG

これが、

朝食を抜いて朝6:00ごろに、
松江のホテルを出発した理由です。

10:30ごろ、
列車は徐行運転をしてくれて、
大山をじっくり眺めながら、
呑み鉄ができます(笑)

shimane907s_DSC04013.JPG

貨物駅が見えてくると、
間もなく米子駅に到着です。

shimane908s_DSC04018.JPG

米子駅10:55到着、
約8分の停車時間があるので、
駅のホームへ降りてみます。

shimane909s_DSC04023.JPG

食パン電車(ラスク?)が、
停車してました。
115系電車1000番台

shimane910s_DSC04025.JPG

米子駅11:03発車、
2号車の売店で買った、
「そのままたべる きのこ」
「しまねっこ えーる」
をいただきます。

shimane911s_DSC04030.JPG

「そのままたべる きのこ」は、
乾燥した鳥取県産のきのこ、
「やなぎまつたけ」
「原木椎茸」
「あらげきくらげ」
が入ってますが、
見た目と違って、
サクサク、さっぱりと美味しいのです!

shimane912s_DSC04037.JPG

お土産に4個買いましたが、
評判も良く、オススメの逸品です。

安来駅に停車したあと、
松江駅11:34到着、
約11分の停車時間があるので、
ここでもホームへ降りてみます。

shimane913s_DSC04047.JPG

すると・・・派手な車両が停車してます。

shimane914s_DSC04041.JPG

これは「石見神楽列車」といって、
石見神楽を代表する演目の
「大蛇(おろち)」
「塵輪(じんりん)」などが、
車体のデザインだそうです。

shimane915s_DSC04043.JPG
 

内装にも、
演目「恵比須」に登場する
事代主命(ことしろぬしのみこと)を配置
とのことです。

JR山陰本線の米子-益田間
を中心に運行しているそうですが、
乗車してみたい列車ですね。

松江駅11:45発車すると、
宍道湖沿いを走りますが、
徐行運転で景色を楽しめます。

shimane916s_DSC04048.JPG

さて、乗客の方はというと、
鳥取駅では、1号車、2号車、
各5名ほどでしたが、
米子駅からは、
1号車は自分1人で貸切状態、
2号車には2名でした(汗)

shimane917s_DSC04054.JPG

貸切状態で楽しめるはずでしたが、
観光列車なのに静かすぎるのも
何か物足りない感じもしました(汗)

こんなに乗客が少なくても、
いつも変わらぬ安全運行と、
サービスには感謝ですね!


列車の行き違いのため、
荘原駅12:11ごろ停車すると、
ここにも、
神話「因幡の白兎」ですね。

shimane918s_DSC04057.JPG

斐伊川(ひいかわ)を渡ると、
もうすぐ終点の出雲市駅です。

shimane919s_DSC04059.JPG

出雲市駅12:31到着、
約3時間半の、
「あめつち」の旅が終わります。

shimane920s_DSC04061.JPG

人気の観光列車「あめつち」に乗車できて、
海側のカウンター席を独占、
いや、1号車を貸切、
美味しいお弁当も楽しめて、
二度とない思い出になります。

shimane921s_DSC04077.JPG

このあとは、
再び出雲大社方面へ向かいます。
・・・続く[わーい(嬉しい顔)]

 


nice!(97)  コメント(10) 
共通テーマ:旅行