北海道の東へ鉄道の旅 その11:崎守駅編 [旅・散歩-北海道]
早朝の札幌駅から特急「北斗4号」に乗車して、
東室蘭駅で乗り換えて、
JR室蘭本線の支線の母恋駅、室蘭駅で
下車した続きになります。
室蘭駅で旧駅舎を見物したあと、
9:42発車の苫小牧駅行の列車に乗車して、
東室蘭駅9:54到着、ここでまた乗り換えます。
待ち時間が30分ほどあるので、
トイレを済ませて駅のホームへ戻ると、
函館駅行の特急「北斗6号」が到着します。
帰路にはまだ早いので、
乗車するのはこちら、
豊浦駅行の普通列車です。
この列車、
通勤ラッシュ並みに激混みでしたが、
北海道の普通列車は、
いつも混んでいる気がします(汗)
列車は東室蘭駅10:24発車、
2つ目の駅、崎守駅10:34到着、
ここで下車します。
崎守駅は山と山の間にあって、
駅の前後はすぐにトンネルです。
駅舎はありません。
駅は高台にあるので、街を一望できます。
坂道を下って、港の方へ歩きます。
崎守駅から数分歩くと、
「ムロラン(室蘭)地名発祥の地」
という看板がありました。
書かれてる内容を手短に言うと、
ムロラン(室蘭)の地名は、
アイヌ語の「モ・ルエラニ」が語源とのことで、
「小さな下り路」の意味だそうです。
なるほど、それで坂道だったんですね。
途中から、倉庫や工場の間の道を歩きます。
駅から10分ほど歩くと、
崎守埠頭に到着します。
ここには貨物線が敷かれてますが、
その先には何か鉄道車両が沢山見えます。
ここには、引退した、
ブルーの塗装のDD51形ディーゼル機関車が
何両か留置されていて、
フェンス越しに見物します。
台車は外されてます・・・
台車も外されて線路上の移動はできないので、
解体待ちではなく、輸出用でしょうか?
道路を挟んだところにも、
DD51形ディーゼル機関車が見えます。
行ってみると、
こちらにはDD51形ディーゼル機関車が
見物できるようになっていて、
4重連で連結されているのが圧巻です。
こんな人が居ないところで、触れる状態で、
盗難の被害がないか心配しましたが、
ナンバープレートなどは既に外されてました。
4重連の後ろにはホキ800形貨車が連結されて、
現役のような編成で見物できるのは嬉しいですね。
海沿いを少し散歩して、崎守駅へ戻ります。
崎守駅からは、
11:57発車の東室蘭駅行の列車で、
再び東室蘭駅へ戻ります。
このあと東室蘭駅から、
旅のラストスパートになります。
・・・続く
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北海道の東へ鉄道の旅 その10:室蘭駅編 [旅・散歩-北海道]
早朝の札幌駅から特急「北斗4号」に乗車して、
東室蘭駅で乗り換えて、
JR室蘭本線の支線の母恋駅で途中下車した
続きになります。
母恋駅からは、
8:51発車の室蘭駅行の列車へ乗車して、
次の駅、室蘭駅8:53到着します。
ここはJR室蘭本線の支線の終端ですが、
JR室蘭本線は他には終端が無い気がします。
円形の駅舎が印象的です。
広くてきれいな駅舎内です。
駅前には、レトロな建物もあります。
これは旧海員会館を利用した「港の文学館」で、
室蘭ゆかりの作家の作品などが展示されてます。
https://www.city.muroran.lg.jp/main/shisetsu/minatonobungakukan.html
朝早くて開館前なので、街を歩きます。
駅前の通りを7~8分歩くと、
蒸気機関車が見えてきます。
ここには、
D51形蒸気機関車560号機が静態保存されてます。
そのすぐ隣に、旧室蘭駅舎があります。
洋風の旧室蘭駅舎は、
明治45年(1912年)に建築された木造駅舎で、
国の登録有形文化財にも登録されてます。
駅舎内は無料で入れます。
駅舎内には、
当時の貴重な資料などが展示されてます。
タブレット交換の閉塞機が気になります。
懐かしい備品です。
室蘭駅の歴史や写真も展示されてます。
駅舎内の一角には、
古い車両の座席もあります。
懐かしい気分で、
この座席でひと休みします。
駅の窓口は観光案内所になってます。
観光案内所では、
記念入場券(税込200円)が買えますが、
改札鋏を貸していただいて、
自分で切符に切り込みを入れることができます。
これは嬉しいサービスですね!
切り込みあり/なしの2枚買ってしまいました(笑)
旧室蘭駅舎は見応えがあって、
駅舎前にある室蘭八幡宮に
立ち寄る時間が無くなりました(汗)
近くに「日本一の坂」という、
気になる(ネタ的な)ところもあって、
また室蘭にはリピートしたいです。
室蘭駅に戻って、
9:42発車の苫小牧駅行の列車に乗車します。
このあと、東室蘭駅で乗り換えになります。
・・・続く
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北海道の東へ鉄道の旅 その9:母恋駅編 [旅・散歩-北海道]
早朝の札幌駅から出発です。
旅の最終日なので、
地下道は通らずに地上から遠回りして、
札幌駅へ行ってみましたが、
街をあれこれ見て、駅でお酒を買物して、
なんてしていたら、
意外に時間を使ってしまいました(汗)
札幌駅6:52発車の特急「北斗4号」に乗車、
函館駅方面へ向かいますが、
発車時間ぎりぎりで駅のホームに着いたので、
写真はありません(汗)
途中の駅、南千歳駅7:23発車すると、
千歳空港の風景が見れます。
苫小牧駅7:39到着しますが、
次回の旅で途中下車するのはここかな?
なんて考えます。
いつ無くなるかわからない、
JR日高本線への乗車もしておきたいし、
鵡川(むかわ)駅より先の廃線跡も歩きたいです。
東室蘭駅8:15到着、ここで下車します。
すぐに室蘭駅行の列車へ乗り換えます。
JR室蘭本線の区間は、
長万部駅-岩見沢駅間の他に、
東室蘭駅-室蘭駅間の支線がありますが、
その支線に乗車します。
列車は東室蘭駅8:20発車、
計画では、乗り換え時間の短さから、
8:41発車の列車への乗車を考えてましたが、
この列車に乗車できたので、
母恋(ぼこい)駅で途中下車してみます。
母恋駅8:30到着、
ホームも跨線橋も懐かしい雰囲気です。
木造の柱の屋根がレトロ感ありますね。
駅舎の前は、すぐに道路になってます。
待合室は、
ストーブを囲んだベンチが並んでます。
母恋駅といえば駅弁「母恋めし」です。
しかし、こんな早朝では売ってません(汗)
「室蘭港エンルムマリーナ」と
「道の駅 みたら室蘭」で
販売しているとのことですが、
この先の室蘭駅からでも
かなり距離があるので今回は諦めます。
https://www.bokoimeshi.com/what
道路を渡って駅舎の正面を眺めます。
駅舎は、
1935年(昭和10年)開業時からの木造で、
昭和レトロがたまりません。
二重の扉が雪国らしいです。
木製の駅名標と文字もシブいです。
駅舎を見物してから、ホームへ戻ります。
東室蘭駅方面のホームの、
草木の背景も風情があっていいですね。
母恋駅8:51発車の
室蘭駅行の列車へ乗車します。
母恋駅もまた、思い付きで計画変更して、
途中下車してみましたが、
レトロ感や佇まいもよく、楽しめました。
次回は「母恋めし」が目標ですね。
「母恋めし」は、
各地のイベントや通販でも販売がありますが、
水や調理器具、保存方法(冷蔵)など、
違いがありますから、
やっぱり現地のものを買って食べたいですね。
このあとは室蘭駅へ向かいます
・・・続く
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北海道の東へ鉄道の旅 その8:ちょっとだけ釧路駅編 [旅・散歩-北海道]
札幌駅から特急「おおぞら1号」に乗車して、
池田駅近くの「いけだワイン城」を訪れてから、
「おおぞら3号」とJR根室本線(花咲線)で
厚岸駅へ行った続きになります。
厚岸駅からは、
15:04発車の釧路駅行の列車に乗車して、
終点の釧路駅15:53到着、
ここで特急へ乗り換えとなります。
釧路駅に到着して1分後ぐらいに、
ホームの反対側に青い列車が入線します。
時間的に釧路駅16:32始発のJR釧網本線の、
「流氷物語ラッピング」のキハ54形気動車
でしょうか、見れるとは思ってなかったので、
感激です。
うーん、乗りたいけれど、
札幌に戻れなくなります(汗)
JR北海道の接続の悪さも一因ですが、
(仕事で平日に連休とるのが難しいため)
2泊縛りでは、
釧路に1泊で片道飛行機にしないと、
がっつり乗り鉄するのは厳しいですね・・・
地下に下りて駅舎に向かいますが、
地下通路には画や写真などの
沢山の作品が展示されてます。。
乗り換え時間は19分ほどですが、
駅舎の外へ出てみます。
駅前には、
釧路駅開業90周年記念動輪碑があります。
(D51形蒸気機関車467号機の第三動輪だそうです)
駅のすぐ前に教会があるのも珍しいですね。
駅前だけ5分ほどですが、
釧路の地を歩いて、
少しでも釧路を感じることができました。
再び駅のホームへ戻って、
特急「おおぞら10号」に乗車して、
札幌駅へ向かいます。
座席は、
長時間乗車するのでグリーン席ですが、
本革シートの車両ではありませんでした。
「おおぞら10号」は釧路駅16:12発車、
「厚岸駅前氏家待合所」で買っておいた、
「氏家かきめしスペシャル」(税込1,580円)
で呑み鉄開始です(酔)
http://www.kakimeshi.com/kakimeshi/
「氏家かきめしスペシャル」は、
「氏家かきめし」の牡蠣増量版で、
甘辛の味付けが濃すぎず、
牡蠣の旨味・まろやかさも感じて、
美味しいです。
あさりやつぶ貝もあって、
味付けも変わっていて贅沢に楽しめます。
牡蠣の出汁の炊込みご飯も美味しすぎる、
「現地でこれが食べたかった」
そんな逸品で大満足です!
(茶色は美味しい、間違いないです)
「氏家かきめしスペシャル」と、
「十勝ブランデー原酒」と、
北海道の風景と、贅沢な時間に酔います(酔)
19:30ごろ、列車の行き違いため、
川端駅に運転停車しますが、
ちょうどスハフ44形客車がよく見える位置でした。
以前はお店か何かに利用されていたようですが、
今は草木も被って放置状態なのかな?
朝に乗車した「おおぞら1号」では、
全力で通過したので一瞬しか見えなかったので、
ここで見れてよかったです。
終点の札幌駅20:28到着、
4時間16分(釧路駅からの距離348.5km)の
「おおぞら10号」の長い旅が終わります。
当初の計画では、
3時間以上、釧路の街を歩いて、
JRの車両基地・転車台を見物したり、
美味しいものを食べる・買うの予定でしたが、
また次回のお楽しみですね。
思い付きで行先を厚岸駅へ変更しましたが、
厚岸の街も歩いて発見もあって、
食べたかった駅弁も美味しくて、
楽しい経験ができました。
札幌駅では、
気になっていた地下街のお店
「くるくる寿し」へ行ってみますが、
ラストオーダー終了とのことでした(汗)
いつも混んでいるので、
一度お寿司を食べてみたかったのですが、
このときも21時近いのに混み合っていたので、
人気店みたいですね。
どうしようかと考えながら地下街を歩いてると、
この前日に食事した「らーめん青竜」が、
いつも混んでいるのに空いていたので、
二晩続けてラーメンにします。
メニューを見て、
食べている人を結構見かける、
「あんかけやきそば」も気になりますが、
一番人気の「こく旨味噌ラーメン」と、
「ハーフ炒飯」を注文します。
豚骨、鶏ガラベースの味噌スープに、
こくも旨味も増しましたが脂くどくはなく、
ちょうどよくて美味い!
何かが主張するのではなく、
いろんな出汁や具材が絡む美味しさは、
自分好みのラーメンでした。
炒飯も脂くどさはなくて、味も濃くなく、
いくらでも食べ進められる、
危険なタイプの美味しい炒飯です。
次回もまた、このセットで食べたいです。
駅弁も食べているので、
結果的には食べ過ぎなのですが(汗)
旅の2日目は移動時間ばかりでしたが、
のんびり列車に揺られる時間も楽しいし、
美味しいものなど経験も増えました。
札幌駅の夜景を眺めながら1日が終わります。
・・・続く
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特急スーパーおおぞら 釧路~札幌 348.5km(Blu-ray Disc)
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北海道の東へ鉄道の旅 その7:厚岸駅編 [旅・散歩-北海道]
旅の2日目(2023年6月24日)、
札幌駅から特急「おおぞら1号」に乗車して、
池田駅近くの「いけだワイン城」を訪れてから、
「おおぞら3号」とJR根室本線(花咲線)で
厚岸駅まで移動した続きになります。
釧路駅から乗車した、
根室駅行の列車は大混雑でしたが、
厚岸駅では15人ほど下車していきました。
(半分は外国人観光客に見えました)
駅をじっくりと見物していたいですが、
駅員さんが改札で待ってますので、
ホームから駅舎へ向かいます。
駅舎内は観光客が多く残っていたので、
あまり撮影できない中、
特産品の展示が気になります。
特に気になるのが「厚岸蒸留所」ですが、
調べたら駅から遠いので行くのは諦めます。
駅舎にいる観光客が多い割には、
広い駅前は閑散としてます。
トップシーズンには団体とかバスとか、
賑やかになるんでしょうね。
厚岸駅といえば、
駅弁の「氏家かきめし」ですが、
その本拠地「厚岸駅前氏家待合所」に訪れます。
http://www.kakimeshi.com/kakimeshi/
待合所へ入ると、広々としてきれいで、
食事ができるスペースもあります。
「氏家かきめしスペシャル」(税込1,580円)
をお買い上げします。
(2024年1月の京王百貨店駅弁大会での弁当です)
温かいのをすぐに食べたかったですが、
これはこのあとの特急での呑み鉄用です。
厚岸といえば牡蠣が有名ですが、
駅前の飲食店では「かきラーメン」もあって、
一度食べてみたいですね。
このあとに乗車する列車までは、
この時点で30分ほど待ち時間あるので、
街を歩きます。
厚岸駅から10分ほど歩くと、
工場や倉庫が多いところになります。
そこからすぐに海で、
停泊しているのはクレーン船でしょうか、
カッコイイですね。
海沿いに少し散歩します。
東の方には赤い厚岸大橋が架かっていて、
その向こう側は厚岸湖です。
よく見ると水面に小さな神社があります。
どうやったら行けるのか?行ってみたい!
厚岸大橋を渡ってみたい!と、
気になるのですが、
もう時間切れなので厚岸駅へ戻ります(汗)
その途中、
「牡蠣最中」のお店があって、
こちらもかなり気になるのですが、
立ち寄って買物てきる時間もなく、
諦めて通過します・・・
厚岸駅に到着したのは、
乗車する列車が到着する数分前で、
結構ぎりぎりでした(汗)
厚岸駅15:04発車の
釧路駅行の列車に乗車します。
この列車はなんとか座れました。
30分弱、厚岸の街を歩きましたが、
気になる場所、グルメ、お店など、
発見があって楽しめました。
短い時間で折り返すので、
「氏家かきめし」だけ買って、
とんぼ返りかと思ってましたが、
短い時間でも街を歩けてよかったです。
このあとは釧路駅へ戻ります。
・・・続く
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