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鳥取と桜 鉄道の旅 その5:倉吉編 [旅・散歩-山陰]

今年(2021年)3月末の鳥取の旅、
1日目は、東京駅から米子駅へ
寝台特急「サンライズ出雲」に乗車、
JR境線の鬼太郎列車で境港駅往復、
JR山陰本線のコナン列車と、
乗り継いで、続きになります。

米子駅12:56発車の、
快速「とっとりライナー」(コナン列車)
で、倉吉駅13:48到着、
ここで下車します。

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倉吉駅のバス停から、
日本交通のバスへ乗車します。

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14:10発車のバスで12分ほどの、
赤瓦・白壁土蔵で下車すると、
近くに打吹回廊があります。

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打吹回廊は、
展望台やレストラン、お土産ショップ、
イベント会場などがある複合施設です。

帰りに立ち寄るつもりでしたが、
時間がありませんでした(汗)

この地区は、
江戸、明治時代に建てられた、
倉吉白壁土蔵群があって、
国重要伝統的建造物群保存地区なので、
古い街並みの風景が見られます。

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倉吉白壁土蔵群が並ぶ、
玉川沿いを歩きます。

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赤瓦に白壁の土蔵や建物が立ち並んで、
風情のある街並みですね。

物産館、喫茶店、ギャラリーなどとして、
その古い土蔵や建物を利用した、
「赤瓦」というお店が、
一号館から十八号館まであります。
(下一桁が四と九はありません)

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赤瓦一号館へ立ち寄ってみますが、
このご時世ですから休館でした。

さらに街を歩きます。

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玉川沿いから北に10分ほど歩くと、
桜の木の横にSL(蒸気機関車)が
見えてきます。

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この場所で静態保存されている、
このSL:C11 57号機 を、
見物するのも今回の目的です。

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野外展示ですので、
塗装はだいぶ劣化してます(汗)

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なぜここでC11 57号機
静態保存されているかというと、
ここには旧国鉄倉吉線打吹駅の
跡地を利用した、
倉吉線鉄道記念館があるからです。

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倉吉線鉄道記念館は無人で、
無料で見物できます。

館内に入ると、
1985年(昭和60年)に廃線となった、
旧国鉄倉吉線の資料や写真などが
展示されてます。

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打吹駅構内で、
貨車の入れ替えをしていた、
小型のディーゼル機関車
展示されてます。

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館内の奥へ進むと・・・

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当時の写真の展示や、
休憩スペースがあります。

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倉吉線鉄道記念館の周りは、
公園になってます。

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かつての鉄道を感じながら、
廃線跡の歩道を歩きます。

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倉吉では時間の都合もあって、
「赤瓦」などのお店や、
「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」
など、見物できませんでしたが、
白壁土蔵群倉吉線鉄道記念館が、
期待以上に見応えがあっったので、
満足しました!

倉吉駅へ戻って、
「くらよし駅ヨコプラザ」で
買物をしてから、
JR山陰本線で鳥取駅へ向かいます。

駅のホームには、倉吉駅始発の
特急「スーパーはくと12号」
が停車していて、
この列車へ乗車するのも、
倉吉での目的です。

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「スーパーはくと」は、
京都駅-鳥取駅・倉吉駅間
で運行されている、
JR西日本智頭急行を走る
特急列車です。

車両は1994年に登場した、、
HOT7000系です。

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流線型のボディがカッコイイですね。

HOT7000系の「HOT」とは、
兵庫(H)、岡山(O)、鳥取(T)の
ローマ字表記の頭文字と、
英語の「Hot」が由来とのことです。

貫通扉がある先頭車も、
カッコイイですね。

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車内へ入ります。

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倉吉駅から鳥取駅へ、
30分ほどの乗車なので、
座席は、普通車の指定席です。

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心地いいシートと、
コンセントもあって快適です。

座席の裏側は木材仕様になっていて、
落ち着いた雰囲気と高級感があります。

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乗車してみたかった、
「スーパーはくと」に感激していると、
倉吉駅16:22発車します。

「くらよし駅ヨコプラザ」
で売っていた、
「大山どり炭火焼」と
地ビール「酒粕ブリュー」で
呑み鉄開始です。

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「酒粕ブリュー」は、
元帥酒造と倉吉ビール株式会社の
コラボレーション製品で、
大吟醸酒の爽やかな呑みやすさが
加わったビールの感じです。

「大山どり炭火焼」の、
鶏肉の弾力、旨みと合わせて、
美味しくいただきました。

このあと、
この日の宿泊するホテルがある、
鳥取駅へ続きます。・・・続く[わーい(嬉しい顔)]


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そら

倉吉ってとっても素敵な場所なのですね。一度も意識した事無かったです。行ってみたい!
倉吉線鉄道記念館もこれだけの施設が無人なのですね。驚きです。
「スーパーはくと」のシートも素敵。撫で撫でしてみたいです。木材のテーブルもお洒落。
by そら (2021-09-12 02:03) 

hanamura

「スーパーはくと」ステキ!乗ってみたいです。「酒粕ブリュー」も飲んでみたいです。倉吉線鉄道記念館の展示もイイですねぇ。小型機関車やモーターカーは、花形ではないですが個性的で、保線機材も含めて、私は大好物なんです。
by hanamura (2021-09-12 09:38) 

ライス

そら さん、
鳥取県というと、境港や鳥取砂丘のイメージが強くて、
その間にある倉吉は通過しがちですね(汗)
今回初めての倉吉でしたが、
古い街並みや、古い建物を利用したお店、施設など、
行く前に想像していたよりも見どころが多くて充実しました!
「スーパーはくと」は、形も好みですが、
車内も素晴らしかったです。ただ、揺れは大きいですが(汗)
by ライス (2021-09-12 12:53) 

ライス

hanamura さん、
念願の「スーパーはくと」への乗車が叶いました!
倉吉駅から鳥取駅までの30分程度でしたが、
全開のスピードと激しい揺れも体験できました(笑)
倉吉線鉄道記念館はこぢんまりしてますが、
保線系・貨物系の展示物が多くて、おススメです!
(貨物と客車を連携しての運用の写真も興味深かったです)
「酒粕ブリュー」は偶然に出遭いましたが、
吟醸酒とビールの合体ですっきりした美味しい体験ができました。
by ライス (2021-09-12 13:02) 

skekhtehuacso

5年前にワタクシも、倉吉線鉄道記念館へ行きました。
夏の暑い日で、無人の館内へ入ったとたん、中は激暑のサウナ状態で大変でした。

倉吉の街は水路が多いですね。
まるまると太った鯉がいたので、地元の人に食べるんですかと聞いたら、
「食べないよ!」って怒られました。
by skekhtehuacso (2021-09-12 19:54) 

ライス

skekhtehuacso さん、
倉吉線鉄道記念館は冷房とかの設備は無いようですね。
無人だけに窓も開けられませんし、3月でも結構暑かったです(汗)

倉吉の街は、水路がいい雰囲気を演出してますね!
もし自分の家がそこにあったら、
酔っ払って帰宅したときには高確率で水路に堕ちそうですが(笑)
鯉は、胃や肝臓に良いとか、神様の遣いとか言われてますので、
後者ですと、食べると叱られそうですね(汗)
by ライス (2021-09-12 21:12) 

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