バックアップの話とソフト:Acronis True Imageバージョンアップ [パソコン]
2月のPCリプレースでメインPCを組み直しましたが、
この機会にバックアップソフトも、
Acronis True Image Home 2010から、
Acronis True Image 2014にバージョンアップしました。
http://www.acronis.co.jp/homecomputing/transfer-pc-files/
変わったところというと、
画面のインタフェースが使いやすく、
(以前と比較して)わかりやすくなった点でしょうか。
自分的には、
ドライブごとバップアップして丸ごとリカバリできて、
そのバックアップファイルを仮想ドライブとしてマウントして、
ファイル単位でもリカバリできる、
イメージバックアップをメインに使ってますが、
使用量が約48GBのCドライブを5~6分でバックアップできて、
相変わらず処理速度も速いです。
以前も記事にした通り、
Acronis True Imageは優秀なバックアップソフトですが、
単にバックアップしてれば安心とかいうのはよくある勘違いで、
どんなリカバリが必要になるのか?が重要です。
リカバリできないバックアップなんて意味もないし、
全て完璧にリカバリできるようにするのも難しいので、
最低でも次のポイントを考える必要があります。
①どんなトラブルが想定されるのか?
HDDの故障やファイルの消失・更新の失敗、
ソフトの動作不良や意図しないソフトのインストールなど、
想定されるトラブル、自分が対策したいトラブルを考えて、
何をリカバリするの?どんなバックアップが必要か?
で、バックアップ/リカバリ方法が変わります。
②どの時点のデータのリカバリが必要なのか?
リアルタイムにリカバリができるのが理想ですが、
PCへの負荷や容量も大きくなってしまいます。
それに、実際には人為的なトラブルが多くて、
いつの間にかソフトを更新・インストールしていたとか、
いつの間にか大事なファイルを更新・削除していたとか、
そんな場合にはリアルタイムなバックアップでも難しいです。
③準備できるバックアップ容量・メディア
①②とPC環境・容量を踏まえて、
バックアップの方法・保存期間が決まってきます。
④バックアップ時間
バックアップのためにPCへの負荷も大きくなるので、
いつ、どんなバックアップを実行するのか?
調整が必要になります。
サーバの管理や運用、システムの開発などの仕事をしてますが、
バックアップ/リカバリに関しては企業でも誤解が多く、
(某銀行とか)大きな事故になってしまう場合もあります。
どんなにいいソフト、道具でも使い方が肝心です。
リカバリがあってのバックアップであることが重要ですね
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