東京駅21:50発車の、
寝台特急「サンライズ瀬戸」へ乗車して、
翌朝、坂出駅に到着した、
旅の1日目(2022年11月25日)の
続きになります。


「サンライズ瀬戸」は、
約1時間遅れで坂出駅8:07ごろ到着しますが、
高松駅7:37発車の特急「いしづち1号」には
もう乗れず(坂出駅は7:51発車)、
予定していた今治駅へ行っても
1時間ほどしか滞在時間がとれません(汗)

いきなりの計画変更をして坂出駅で下車、
8:11発車のJR予讃線観音寺駅行の
普通列車へ乗車します。

讃岐富士(飯野山)を見ると、
四国へ来たぞ!と実感します。



多度津駅8:26到着、ここで下車します。



多度津駅は、
JR予讃線JR土讃線の分岐点で、
(正確にはJR土讃線の起点)
車両基地もあって、
JR四国の要所となってます。



改札で「バースデイきっぷ」を見せて、
いよいよ「バースデイきっぷ」の
威力を発揮します!

「バースデイきっぷ」は誕生月の連続3日間、
JR四国土佐くろしお鉄道の全線の
特急列車が乗り降り自由になるきっぷで、
ジェイアール四国バスの路線バス
(高速バスを除く)も利用できます。

グリーン車用と普通車自由席用があって、
今回もグリーン車用13,240円を利用します。

※今年(2023年)5月20日値上げとなってます
  グリーン車用:15,000円
  普通車自由席用:12,000円

JR四国ツアーのサイトからも購入できるので、
事前に購入しておくと現地での時間の節約や、
観光列車(グリーン席)もとりやすいです。
(郵送料がかかります。地元神奈川は420円)
https://www.jr-eki.com/ticket/brand/1-3WL

誕生月の方の「ご本人様用」1枚に対して、
「お連れ様用」3枚購入できるので、
グループでもお得です。


みどりの窓口で、
特急券の変更をしてから駅舎を出て、
40分ほど多度津駅周辺を歩きます。



駅前には、
「四国鉄道発祥之地」として、
8620形蒸気機関車動輪が保存されてます。



明治22年(1889年)5月23日、
讃岐鉄道株式会社が多度津駅を起点にして、
丸亀駅~琴平駅間で営業したのが、
四国での最初の鉄道です。

その隣りには、
「少林寺拳法発祥のまち碑」があって、
多度津町にある金剛禅総本山少林寺が、
少林寺拳法発祥の地とのことです。
(中国の少林拳とは別物です)



駅の北側へ2~3分ほど歩くと、
8620形蒸気機関車が静態保存されてます。



近くへ行くと、ちょっと朽ちてますね(汗)



線路沿いなので、
通過する列車や貨車が見れます。



個人的に興味がある、
貨車:チキ6000形を観察してました(笑)

このあとは、駅前から街中を歩きます。



駅の西の方へ、10分ほど歩くと、
JR四国多度津工場があります。



踏切を渡ろうとすると、
試運転のキハ32形気動車が、
ゆっくりと通過します。



貴重な国鉄形車両を近くで見れました。

踏切から車両や作業の様子を見物します。



おや?
2018年3月で定期運行を終了した、
2000系気動車の試作車のTSE
(世界初の制御付き振子式気動車)
は、ここに居たんですね。



TSEにも出逢えて満足して、
多度津駅へ戻ります。

多度津駅では、古い給水塔を見物します。



車両基地転車台も残ってますが、
時間がないので、またのお楽しみにします。

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」
のイラストのコンビニで買い物をします。



駅のホームへ行くと、
「四国まんなか千年ものがたり」
出発の準備をしてました。



反対側からも見物します(笑)



2018年11月に初めて乗車してからもう5年、
また乗車したいですね。


※ご参考の記事です。

 今年も遅過ぎた夏休みで四国の旅 その3:

 「四国まんなか千年ものがたり」前編




多度津駅周辺には、
武家屋敷跡などの史跡もあって、
港も近く、港の方にはうどん店もあるので、
またゆっくり訪れたいです。

多度津駅からは、
9:21発車の特急「しおかぜ3号」で、
松山駅へ向かいます。



乗車するのはもちろんグリーン車です。



座席は1列+2列の配置でゆったりしてまます。

指定の座席は、
山側の1人席(ぼっち席)なので、
景色の写真は省略します。



朝に「サンライズ瀬戸」で呑んだ残りの、
「純米大吟醸 浦霞」で呑み鉄開始です(酔)



終点の松山駅11:15到着します。



松山駅では高架化の工事が進んでいて、
変わりゆく駅の風景です。



計画変更から始まった四国の旅ですが、
このあとは、
松山駅から次の目的地へ向かいます。
・・・続く#59120;