今回の旅の最終日(2018年12月1日)、
JR予讃線の伊予西条駅で途中下車して〆となります。



駅を出て右側(東側)へ歩くとすぐに、
「鉄道歴史パーク in SAIJO」が隣接されてますが、
ここに最終目的地の四国鉄道文化館があります。



まず、北館へ入ってみると、
新幹線0系電車DF50形ディーゼル機関車(1号機)
が展示されてます。



どちらも車両の内部が公開されていて、
新幹線0系電車の運転席を見物してみます。



初代新幹線電車なので、運転台はレトロ感がありますが、
居住スペースは広くて快適な感じがします。

客室を見てみると・・・
座席の列はこんなに少なかったかな?



上から見てみると・・・リアルBトレインショーティー! 
新幹線0系電車はカットしてあります(汗)



貴重なDF50の運転台も見物します。



機器類がごちゃごちゃして狭いイメージがありましたが、
広くてすっきりしたスペースです。

四国の鉄道や車両・パーツなどの展示もあります。



北館を出て、JR予讃線を渡る「ぽっぽ橋」から、
南館へ向かいます。



南館の前に目立つ車両が展示されてますが、
これは、フリーゲージトレインGCT01-201 という車両です。



フリーゲージトレインとは、
新幹線の線路の幅である標準軌(1435㎜)と、
在来線の線路の幅である狭軌(1067㎜)を、
直通運転できるように車輪の幅を変換できる電車です。



車輪の幅を変えて走行する実演があったら見てみたいですね。

展示されている GCT01-201 は、
平成19年(2007年)に完成した第2次試験車だそうです。

最高速度は、新幹線区間で270km/h、
在来線のカーブ区間でも130km/hを達成しましたが、
生産・維持コストなどの課題もあるようです。


南館に入るとすぐに、
C57形蒸気機関車(44号機)キハ65形急行用気動車
が展示されてます。



キハ65の車内へ入ります。




この頃のシンプルな車内の造りに旅情を感じます(懐)



C57の運転席は、きれいに手入れされてます。



C57キハ65の奥には、
DE10形ディーゼル機関車(1号機)が展示されてます。



昭和41年(1966年)の試作車2両のうちの1両なので、
こちらも貴重な車両ですね。

大型鉄道ジオラマの展示もあって、
四季の演出の中、列車走行が開催されてます。



その他にもJR四国情報や体験コーナーなどもあって、
北館南館共通で300円で入館できるのが嬉しいですね!
http://s-trp.jp/guidence1.html


ちょっと時間が足りませんでしたが、
四国鉄道文化館で鉄分補給したあとは、
伊予西条駅16:27発車の特急「しおかぜ24号」
へ乗車して帰路になります。



実は、2014年にデビューした、
JR四国の8600系電車に乗車してみたかったので、
時間を合わせてみました(汗)

丸い前面のデザインが特徴で、かわいい感じもします。

「バースデイきっぷ」利用でグリーン車へ乗車しますが、
2人掛け+1人掛けの座席と、絨毯敷きで高級感があります。



電動リクライニングやフットレスト、コンセントもあって、
最新の新幹線グリーン車と同じ仕様です。



外も暗くなり、眠くなってうとうとしていると、
多度津駅17:25到着、ホームを見ると、
特急「四国まんなか千年ものがたり」が停車してます。



今回の四国の旅は、
この「四国まんなか千年ものがたり」の指定席券が、
キャンセル待ちで奇跡的に買えたことや、
4人相席だったのが、2人席が空いていて移れたこと、
そしてこの3日間、天気にも恵まれて、幸運でした!
(この旅の前後の日は雨でした)

四国を離れて、岡山駅18:11到着、
18:29発車の新幹線「のぞみ52号」へ乗り換えて、
新横浜へ向かいます。



帰りの呑み鉄ですが、
岡山駅の売店では駅弁は売り切れだったので、
車内販売を狙って「九州縦断 味めぐり弁当」をゲット!



薩摩芋甘露煮、鶏唐揚、黒豚みそ焼、かしわ飯、
焼き鯖、大焼売、うに飯、野菜コロッケ、卵焼、
ちらし寿司、野菜旨煮、松笠いか、明太子、
などなど、少しずつ美味しいものが食べれて、
この内容と量で1,080円ですから素晴らしいです!


今回も寝台特急「サンライズ瀬戸」から始まって、
便利でお得なJR四国「バースデイきっぷ」の利用で、
濃厚な内容の旅を楽しめました。

また次の11月も連休をつくって行きたいですね#59120;