旅の2日目(11月27日)、
JR土讃線予土線と乗り継いで、
高知駅から宇和島駅へ移動して、
車両基地の見物から、
街を歩いて宇和島城に到着します。



宇和島駅から歩いて15分ほどの、
桑折(こおり)氏武家長屋門から、
城内へ入ると、
舗装された緩やかな坂道と、
昔ながらの急な石段に分かれます。



もちろん、石段を登ります。

石垣と石段の雰囲気がたまりません。



途中には、
井戸の跡(井戸丸跡)があります。



急な石段を登っていくと、
本丸の石垣と天守の頭が見えてきます。



桑折氏武家長屋門から
10分ほど登って二之丸に到着します。



二之丸は石垣の修復工事で、
立入禁止の区域が多くなってます。



櫛形門(くしがたもん)跡の、
段差が大きい石段を登って、
本丸に到着します。



宇和島城には、
1年前(2020年11月)にも訪れてますが、
本丸のこの風景を見れると、
幸せを感じます(笑)

寛文6年(1666年)頃に改修された、
現存の天守です。



3重3階の小さな天守ですが、
破風(はふ)や懸魚(げぎょ)など、
装飾も美しく威厳がある建築で、
大好きな天守です。

天守内へ入ると、
天守の模型や甲冑が展示されてます。
(入場料:大人200円、小・中学生無料)



昔ながらの造りはもちろんですが、
雰囲気を壊さない最小限の照明なのも、
嬉しいですよね。



現存天守といえば、
急な階段を登ります。



お城の雰囲気を壊さないよう、
展示物にも配慮されてます。

最上階に到着します。



海側の眺めです。



商店街側の眺めです。



宇和島駅や闘牛場も見えますね。

天守内の見物のあとは、
高知の「ひろめ市場」で買っておいた、
「土佐鶴 しぼりたて新酒」で、
天守に乾杯です!



人も多くなく、静かな天守で、
一杯呑めるなんて幸せです(笑)

但し、足元が危ないので、
呑み過ぎ、酔っ払い注意です!

天守を後にして、
緩やかな坂道を下っていくと、
途中に城山郷土館があります。



手前に見える、
武器庫だった旧山里倉庫は、
「うわじま伊達・偉人展」として、
内部が公開(入場無料)されてます。



その奥には移築された、
穂積陳重・八束兄弟生家長屋門
(ほづみのぶしげ・
やつかきょうだいせいかながやもん)
がありますが、中には入れません。



緩やかな坂道の途中から、
南側の登城口へ向かいます。



南側の登城口は、
代右衛門丸の新旧多彩な石垣を
見ることができます。
(代右衛門丸は立入禁止でした・・・)



高くて立派な石垣も魅力的ですので、
登りは桑折氏武家長屋門から、
下りは南側の登城口を歩くのが、
個人的には好きです。



上り(のぼり)立ち門に到着します。



天守から上り立ち門までは、
7つの門があったそうです。



全力で逆光ですね(汗)

2年連続(2019年と2020年の11月)で
雨で少し残念でしたので、
今回は天気にも恵まれて、
宇和島城で静かでゆっくり歩けて、
大満足です。

次回は、
2021年8月7日にオープンした、
宇和島市観光情報センター「シロシタ」
にも、じっくり立ち寄りたいです。

このあとは、宇和島駅へ戻ります。
・・・続く#59120;