JR山陰本線の、
鳥取駅-出雲市駅間で運行されている、
観光列車の快速「あめつち」
乗車の続きになります。

「あめつち」は鳥取駅9:00発車、
最初に宝木駅9:13ごろに到着します。



3分ほど停車はしますが、
ドアは開かないで、
特急「スーパーまつかぜ4号」
と、行き違いになります。

「あめつち」は、
ゆっくり走る観光列車なので、
列車の行き違いの停車が多くて、


いろんな列車を見ることもできます。

鳥取駅を発車して25分ほどすると、
日本海沿いを走ります。



倉吉駅9:44発車すると、
注文していた車内限定のお弁当が、
座席まで配膳されます。



このお弁当は、
「天地御膳 世明(よあけ)」
といって、

山陰の食材をふんだんに使用し、
「古事記」「日本書紀」に登場する
神話の世界観や山陰の景勝地を
御料理で表現しています。

とのことですが、
蓋を開けると、
そんなの関係なく、
パラダイスです!



写真の上側右から、

【上側右】
締絹豆腐、紅カニ、オクラ、花穂

【上側中左】


重陽の節句にちなんで、菊寿司、しまあじ
中秋の名月より、月夜豆腐、名月卵
里芋、団子、和栗しぶ皮煮、
餅銀杏、さごし、玉子焼、
エリンギ香焼、しまめ、
青菜のうに金団和へ、紅葉麩
ぶどう、柿生酢、白魚利休揚げ

【下側右】
物相型 紅葉しめじ御飯
酢取茗荷

【下側中】
おはぎ、枝豆

【下側左】
多福煮、海老

などなど、
2,600円(税込)だけあって豪華で、
どの料理も丁寧につくられていて、
薄味で食材の良さが美味しくて、
食感もいいです。



米子の老舗お茶屋長田茶店の
大山みどり(ペットボトルの煎茶)
も付いてます。

日本海と山陰の風景と、
ディーゼルエンジン音と、
美味しい料理とで、
最高の呑み鉄の時間です(酔)



これが、


朝食を抜いて朝6:00ごろに、
松江のホテルを出発した理由です。

10:30ごろ、
列車は徐行運転をしてくれて、
大山をじっくり眺めながら、
呑み鉄ができます(笑)



貨物駅が見えてくると、
間もなく米子駅に到着です。



米子駅10:55到着、
約8分の停車時間があるので、
駅のホームへ降りてみます。



食パン電車(ラスク?)が、
停車してました。
115系電車1000番台



米子駅11:03発車、
2号車の売店で買った、
「そのままたべる きのこ」
「しまねっこ えーる」
をいただきます。



「そのままたべる きのこ」は、
乾燥した鳥取県産のきのこ、
「やなぎまつたけ」
「原木椎茸」
「あらげきくらげ」
が入ってますが、
見た目と違って、
サクサク、さっぱりと美味しいのです!



お土産に4個買いましたが、
評判も良く、オススメの逸品です。

安来駅に停車したあと、
松江駅11:34到着、
約11分の停車時間があるので、
ここでもホームへ降りてみます。



すると・・・派手な車両が停車してます。



これは「石見神楽列車」といって、
石見神楽を代表する演目の
「大蛇(おろち)」
「塵輪(じんりん)」などが、
車体のデザインだそうです。


 


内装にも、
演目「恵比須」に登場する
事代主命(ことしろぬしのみこと)を配置
とのことです。

JR山陰本線の米子-益田間
を中心に運行しているそうですが、
乗車してみたい列車ですね。

松江駅11:45発車すると、
宍道湖沿いを走りますが、
徐行運転で景色を楽しめます。



さて、乗客の方はというと、
鳥取駅では、1号車、2号車、
各5名ほどでしたが、
米子駅からは、
1号車は自分1人で貸切状態、
2号車には2名でした(汗)



貸切状態で楽しめるはずでしたが、
観光列車なのに静かすぎるのも
何か物足りない感じもしました(汗)

こんなに乗客が少なくても、
いつも変わらぬ安全運行と、
サービスには感謝ですね!


列車の行き違いのため、
荘原駅12:11ごろ停車すると、
ここにも、
神話「因幡の白兎」ですね。



斐伊川(ひいかわ)を渡ると、
もうすぐ終点の出雲市駅です。



出雲市駅12:31到着、
約3時間半の、
「あめつち」の旅が終わります。



人気の観光列車「あめつち」に乗車できて、
海側のカウンター席を独占、
いや、1号車を貸切、
美味しいお弁当も楽しめて、
二度とない思い出になります。



このあとは、
再び出雲大社方面へ向かいます。
・・・続く#59120;