旅の2日目(2022年12月17日)、
雨の降りそうな寒い朝の鳥取駅から、
若桜鉄道の列車に乗車して、
八東駅、因幡船岡駅、隼駅と、
途中下車した続きになります。

隼駅からは、
12:55発車の若桜駅行の列車に乗車して、
終点の若桜駅13:21到着します。



バイクの「隼ラッピング列車」
側面のデザインをじっくり見物します。



カッコイイですね。

この駅で折り返して、
鳥取駅へ向かう列車を見送ります。



こちらの駅舎も、昭和5年(1930年)の
旧国鉄若桜線開業当時のもので、
国の登録有形文化財に登録されてます。



若桜鉄道の全9駅のうち、
この日に立ち寄った
八東駅、因幡船岡駅、隼駅、若桜駅と、
丹比駅、安部駅の6駅の駅舎が、
国の登録有形文化財に登録されていて、
施設を大事に保存・使用しているのが
素晴らしいですね!

駅舎内は木造のレトロ感をそのままに、
令和2年(2020年)にニューアルされてます。



待合室は広々としたラウンジとなってます。



お洒落でレトロな雰囲気の、
駅カフェ「わかさカフェ retro」
も営業してます。
https://kanko.town.wakasa.tottori.jp/eat/1839/



見たことがある木のデザイン?
のような気がすると思ったら、
観光列車などの文字が多い車両で有名な、
あの工業デザイナーが手掛けてますね。

まずは、
入場券(300円)で見学できる
若桜駅の構内へ向かいます。



今でもイベントなどで稼働できる
転車台です。



転車台の周りにはベンチもありますが、
この日は小雨でひと休みできませんでした(汗)

動態保存(圧縮空気で稼働)されている、
C12形蒸気機関車です。



観光列車として本線を走る計画もあって、
実現してほしいですね!

DD16形ディーゼル機関車です。



今では貴重な機関車が、
動態保存されているのは嬉しいですね。

奥へ進むと古い木造の建物があります。



これは車庫で、
ト6形貨車ヨ8000形車掌車が保管されてます。



さらに奥の立ち入れないところには、
12系客車が留置されてます。



塗装は剥がれてきてますが、
いつかC12形蒸気機関車と連結して、
観光列車として運行してほしいですね。

駅構内の見学のあとは街を歩く予定でしたが、
雨も本降りになってきて、
寒さもきつくなってきたので諦めます・・・



若桜の街は酒蔵もあって、
保存地区「蔵通り」など古い蔵や建物も多くて、
駅前にもレトロなお店があるほどなのに、
歩けなくて残念です。



レトロな駅でじっくり過ごせるぞ!
と、前向きになりましょうか。



かなり寒いので、
「わかさカフェ retro」で、
コーヒーとニューヨークチーズケーキの
ケーキセット(税込680円)をいただきます。



このときのホットコーヒーは、
オリジナルの若狭ブレンドと、
イルガチェフェ・コチャレ、トラジャの
3種類から選べたので、
若狭ブレンドをいただきます。

コーヒーはあまり知識がないので、
表現が難しいのですが、
飲みやすくて美味しかったです。

ニューヨークチーズケーキは、
甘さ控えめでチーズの風味が前面に、
味わい深くて美味しかったです。

ラウンジでトレインビューを楽しみながら、
ゆっくりいただけるのがいいですね!



古い鉄道写真もお洒落に展示してあって、
1時間以上飽きずに過ごせます。



ハンバーガー(税込550円)もあったので、
次回はがっつりと食べたいですね。

レトロで美味しい時間を過ごしたあとに、
駅のホームへ向かうと、
青色の車両「昭和号」「隼ラッピング列車」
の連結作業中でした。



"みんなが大好き"な連結作業を見物したあと、
「昭和号」の方へ乗り込みます。



木の温もりにソファー席がいいですね。

鳥取駅行の列車は若桜駅15:13発車、
ウイスキー「倉吉」で呑み鉄開始です(酔)



終点の鳥取駅16:07到着、
昭和レトロで懐かしさも豪華さもありの
魅力ある若桜鉄道の旅が終わります。



このあとは、
温泉旅館「観水庭こぜにや」での
2泊目の夕食と一夜を過ごします。
・・・続く#59120;