旅の3日目(2022年11月27日)最終日、
早朝の高知駅から、
JR土讃線特急「南風4号」に乗車して、
阿波池田駅でJR徳島線へ乗り換えて、
特急「剣山4号」で貞光駅へ行った、
続きになります。

貞光駅9:53発車の、
徳島駅行の普通列車に乗車しましたが、
吉野川を近くで眺めたいと思い、
吉野川に近い駅を探してみて、
川田駅で下車することにしました。



川田駅10:21到着、
ホームから駅舎までは跨線橋を渡ります。



川田駅も改修された木造駅舎が残ってます。
(大正3年(1914年)開業)

駅舎内は、壁に着いたベンチがレトロですね。



特にお店もない駅前の通りを、
阿波池田駅方面へ向かって歩きます。



4分ほど歩くと、
吉野川沿いの国道193号に出て、
先の方に見える橋へ向かって歩いてみます。



歩道のすぐ隣はJR徳島線の線路が続いてます。



川田駅からは12~13分ほどで、
吉野川を渡る岩津橋に到着します。



岩津橋の上から吉野川を眺めます。



歩道が片側にしかないので、
徳島駅方面の眺めのみになりますが、
雄大な吉野川の風景を見物できました。

岩津橋からは徳島駅方面へ向かって、
吉野川沿いの道を散歩します。



15分ほど歩くと、
「西川田の大クス」があります。



幹周12m、樹高22mの大きなクスノキは、
楠木神社のご神木としてお祀りされてます。



根元の小さな庚申塔には、
寛文4年(1664年)12月3日の日付があって、
350年以上前からここにあったようです。

ここから川田駅へは歩いて5分ほどで、
川田駅に戻って駅前をよく見てみると、
「長久堂 川田まんぢう」のお店
があることに気がつきます。



しかも、ここが本店です。
https://kawata-manju.com/

川田駅って、
聞いたことがあるような駅名だと
何となく思ってましたが、
「川田まんぢう」だったんですね。



「川田まんぢう」を買って、
川田駅のホームへ向かいます。



次に乗車する列車を待ちながら、
保守車両を見物します。





駅のホームでうろうろしていると、
11:35ごろ列車が通過するようなので、
カメラを構えて待機してたら、
JR徳島線で運行されている観光列車の
「藍よしのがわトロッコ」でした!



慌てて跨線橋を登って見送ります。



通過することを全く想定してなかった、
「藍よしのがわトロッコ」ですが、
初めて肉眼で見れて感激です。

JR土讃線の土佐久礼駅での
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」
も偶然でしたので、
今回の旅は"鉄運"がいいかもしれません。

川田駅11:48発車の
穴吹駅行の普通列車に乗車します。



5分ほどの乗車時間ですが、
吉野川の風景を眺めながら、
「吟醸 一本釣り」で呑み鉄開始です(酔)



土佐久礼駅で途中下車したとき、
西岡酒造店で買っておいた、
「吟醸 一本釣り」ですが、
さっぱり呑みやすいお酒で、
おつまみ無しでも美味しくいただきました。


川田駅で下車したときは特に何もなくて、
駅舎と吉野川を見物するだけと思いましたが、
「西川田の大クス」や「川田まんぢう」、
偶然の「藍よしのがわトロッコ」通過など、
なかなか濃い時間を過ごせました。

このあとは、
穴吹駅で特急「剣山」へ乗り換えになります。
・・・続く#59120;