(2021年)9月26日早朝、
IGRいわて銀河鉄道の盛岡駅から、
JR花輪線の列車に乗車して、
十和田南駅でバスに乗り換え、
「小坂鉄道レールパーク」へ訪れた
続きになります。



「小坂鉄道レールパーク」での、
貴重な車両や資料の見物・体験のあとは、
北側にある「明治百年通り」を歩きます。



「明治百年通り」は、
小坂鉱山が栄えた明治時代の、
レトロな街並みが保存されていて、
緑豊かな歩道が素敵です。



「明治百年通り」に並行して、
小坂鉄道の廃線跡が続いてます。



歩いて最初に現れたレトロな建物は、
「歯科診療所」の跡です。



奥へ入っていくと、
公園(庭園?)として整備されてます。



次に大きな建物の
「康楽館(こうらくかん)」があります。



「康楽館」は、
1910年(明治43年)に建てられた、
今でも現役の芝居小屋で、
このときは外装の修繕工事でしょうか、
レトロな前面は見れませんでした。

横から見ると、
古い木造の構造がわかります。



その先には、
1904年(明治37年)に建築された、
「旧小坂鉱山工作課原動室」(電気室)を
移築してカフェとして営業している、
「赤煉瓦倶楽部」があります。



洒落ていて気になったのですが、
ちょうどお昼で少し混んでいたので、
帰りに立ち寄るつもりでした。

結局、見どころ満載の街なので、
時間切れになりましたが(汗)

そして、これは見ておきたかった、
国の重要文化財に指定されている、
「小坂鉱山事務所」へ立ち寄ります。
(1905年(明治38年)建設)



巨大でルネッサンス風の外見が圧巻ですが、
まず、個人的に気になるのは、
隣にあるお城のような石垣です(笑)



登ってみると、
2階に繋がる庭のようです。



正面玄関から入館します。



入館してすぐのところにある、
映画やドラマでありそうな、
らせん階段を上ります。



2階のバルコニーへ出てみると、
素敵な造りと眺めです。



歩きっ放しなので、
休憩室で一休みしますが、
レトロな雰囲気が素晴らしくて、
ゆっくりしすぎました(笑)



歴史や当時使われていたものなど、
展示も豊富です。



模型で全容を把握します。



「康楽館」の模型もありましたが、
前面はこんな感じだったのですね。



内部も再現されていて、
次回は芝居でも見物したくなります。



3階(最上階)にある所長室です。



レトロで豪華な雰囲気は、
そのまま映画やドラマの世界ですね。

見どころが多くて紹介しきれませんが、
「小坂鉱山事務所」は、
異空間を感じられる素敵な場所で、
お土産店やレストランも充実してます。



「小坂鉱山事務所」の前には、
鉱山従業員の子どもたちの保育施設の、
「天使館(旧聖園マリア園)」があります。



残念ながら時間切れで、
外見だけ見物してバス停へ向かいます(汗)



今回初めて小坂の街へ訪れましたが、
見どころ満載で見れてないところも多く、
小坂鉄道の廃線跡も歩いてみたいので、
また次回の楽しみが増えました。
http://kosaka-mco.com/

このあとはバスで十和田南駅へ戻ります。
・・・続く#59120;