今年(2022年)3月11日をもって、
定期運行が終了した、
小田急ロマンスカー:50000形
VSE:Vault Super Express)の、
最後の乗車の続きになります。

新宿駅13:20発車の「はこね21号」で、
箱根湯本駅14:51到着して、
列車の折り返しまで20分以上あるので、
箱根湯本駅の改札を出てみます。



アーチ状のデザインが特徴の駅沿いに、
50000形(VSE)の先頭へ行ってみます。



こんな50000形(VSE)の風景を見るのも、
これが最後ですね(寂)

すぐ横を流れている早川沿いを歩いて、
駅前へ戻ります。



駅前の商店街は、
このご時世もあってシャッターが目立ちます。



商店街のビルのすぐ裏側は温泉街で、
風情があります。



軽く日帰りで、箱根湯本の温泉と、
温泉街を歩くだけの旅もいいですね。

箱根湯本駅に戻ります。



箱根湯本駅の1階には、
「エヴァンゲリオン」に因んだ、、
お土産やグッズを売っている、
「えう゛ぁ屋」があります。



今回は時間がないので立ち寄れません(汗)

2階にあるお土産店「箱根の市」で、
駅弁とお酒を買物して、
改札を入った階段を降りて、
ホームへ向かいます。



折り返しの50000形(VSE)は、
箱根湯本駅15:12発車の「はこね24号」
となります。



同じホームには、
箱根登山鉄道の電車も発着していて、
乗車したくなりますね(笑)



これが50000形(VSE)への
最後の乗車になります。



座席は、一度座ってみたかった、
中間車両の一番先頭側の席です。



前面の壁が木製なので、
閉塞感もなく落ち着きます。

箱根湯本へはD席(西側)でしたので、
折り返しはA席(東側)にして、
行きとは違う景色を眺めながら、
呑み鉄開始です(酔)



お土産店「箱根の市」で買った、
「とん焼き弁当」(税込1,000円)
をいただきます。



「とん焼き弁当」は、
やや厚めにスライスした、
醤油ステーキ風の箱根山麓豚が3枚入って、
食べ応えがあります。

味付は濃くないので、
豚肉の甘味を感じて充分に美味しいですが、
一緒に入っている辛味噌で味変をすると、
ご飯と一緒に美味しさが倍増します!

見た目はシンプルな生姜焼き弁当な感じで、
ちょっと地味なのですが、
食べるとハマるお弁当です!

神奈川県の駅弁というと、
「シウマイ弁当」系の崎陽軒や、
「鯵の押し寿司」系の大船軒が有名ですが、
個人的には、
この「とん焼き弁当」「あぶらぼうず伝説」は、
是非一度食べていただきたい駅弁です!
(どちらも小田原駅、箱根湯本駅にあります)


列車は箱根湯本駅15:12発車、
風祭駅の通過時(行き違い待ち時)には、
箱根登山電車107号のカフェ、
「CAFE107」が見えます。



行ってみたいですね。

小田原駅の到着前には、
小田原城の天守が見えます。



そのあとのA席側の見どころは、
相模大野駅の車両基地でしょうか。



16:10町田駅に到着、ここで下車します。



50000形(VSE)を見送って、
一旦改札を出ます。



町田駅といえば、
小田急百貨店の電車風エレベーターが
新名所でしょうか、面白いですね。

改札を出た目的は、
50000形(VSE)定期運行終了記念乗車券
を購入するためです。



記念乗車券には、
50000形(VSE)の情報が細かく記載されて、
硬券もカッコイイです。



この日が最後の乗車となった、
ロマンスカー50000形(VSE)ですが、
約17年間、お疲れ様でした。



これで小田急ロマンスカーの伝統の、
連接車の歴史は一旦終わってしまいますが、
また連接車が復活することを期待します#59124;