秋田駅始発の、
快速「リゾートしらかみ3号」は、
弘前駅が終着駅ですが、
その1つ前の停車駅の
川部駅で下車します。



JR奥羽本線の青森駅行きの列車へ
乗り換えます。



川部駅15:43発車、
目的地の青森駅16:25到着します。



いつも青森駅にくると、
遠くから眺めるだけだった、
青函連絡船メモリアルシップ
「八甲田丸」へ向かいます。
https://aomori-hakkoudamaru.com/index.html



青森駅から北へ歩いて数分で、
船舶へ鉄道車両を搭載するための
可動橋があります。



1988年(昭和63年)まで、
青森駅から線路が伸びてました。

青森駅から徒歩5分ほどで、
乗船口へ到着です。



青函連絡船は鉄道連絡船として、
1908年(明治41年)から、
青函トンネルが開通した、
1988年(昭和63年)まで、
青森港と函館港を結んでました。

実際に運航していた、
「八甲田丸」が係留保存されいて、
船内を見学したいと思ってましたが、
いつも旅の行程の都合で見学できず、
今回が初めての見学です。



順路に従って歩いていくと、
最初は昭和30年代の写真や、
ジオラマが再現されている、
レトロな空間です。



次に、
歴代の青函連絡船
模型が展示されてます。



青函連絡船で運んだ、
貨物車両の模型も展示されてます。



個人的には気になって、
こちらのコーナーで長い時間、
見学させていただきました(笑)

当時の待合所などの模型もあります。



グリーン船室は、
ビデオシアターとして残ってます。



ここで座って、ひと休みです。

当時のまま残っている
階段を登ります。



ブリッジ(操舵室)に入ります。



誰かいるのかと思うと、
人形でした(汗)

ブリッジからの眺めです。



目の前には海上保安庁の
巡視船「おいらせ」
が停泊してますが、
「八甲田丸」が大きいというのが
わかりますね。

甲板へ出ます。



甲板から、
青い海公園の方向を眺めます。



いい眺めを楽しんでから、
車両展示室へ降りていきます。

ヨ6000形貨車(車掌車)です。



秘密基地のような通路には、
当時の器具なども展示されてます。



車両をつなぎ止めるための、
連結器も残ってます。



スユニ50形(郵便車)です。



DD16形ディーゼル機関車です。



そして、
ここで見ておきたかった、
キハ82形気動車です。



他に沢山の車両があって、
少し錆はありますが、
室内なので保存状態もよく、
塗装も汚れも当時のままの感じで、
現役で動き出しそうでした。

最後に、
エンジンルームを見学します。



「八甲田丸」は、
初めての見学でしたが、
大きくて船内も広く、
展示内容も多くて、
見応えがありました。

80年間の歴史と、
人々の知恵と努力の
青函連絡船は、
いつまでもこのままの姿で、
展示してほしいですね
・・・続く#59120;