(2021年)9月26日早朝、
IGRいわて銀河鉄道の盛岡駅から、
JR花輪線の列車に乗車して、
十和田南駅でバスに乗り換えて、
「小坂鉄道レールパーク」へ向かった
続きになります。

「小坂鉄道レールパーク」には、
2009年に廃線となった、
小坂鉄道の小坂駅の駅舎から入ります。
http://kosaka-rp.com/



駅舎内は当時のままの雰囲気です。



駅の窓口で入園の手続きをします。



当時のまま残っている、
時刻表や運賃表がたまりません。

小坂駅のホームへ入ります。



ホームから線路を眺めると、
留置されているラッセル車のキ100形
キハ2100形気動車、貨車などが見れます。



まず最初に、
線路の上をペダルを漕いで進む、
「レールバイク」を体験します。



「レールバイク」は、
電動アシストも装備されてますが、
自力だけでも軽くて線路を進みます。



一旦停車して、貴重な木造の貨車、
トラ4000形トキ15000形を見物します。



かなり錆びている貨車の近くを通ると、
少し寂しい気分にもなります(汗)



自力で線路の上を進みながら、
風景や車両を眺めるのは、
なかなか面白い経験でした。

次は「観光トロッコ」に乗車しますが、
ホームを移動する途中に、
11号蒸気機関車ハ1貴賓客車
静態保存されてます。



1962年に軌間を1,067mmに改軌する前の、
762mmのときに運行していた車両なので、
小柄な車体がかわいいですね。

「観光トロッコ」に乗車します。



牽引するのは、
保守車両のTMC200形モーターカーで、
これも貴重な体験です。



小坂駅から、
かなり離れたところに留置してある、
キハ2100形気動車の横を通ります。



朽ちてきてますね・・・

「観光トロッコ」は結構な距離を走って、
小坂駅構内を一望できます。



次は、車庫(工場)を見物します。



沢山の線路上を渡るのも面白いですね。



車庫に入ると、
宿泊したり、乗車(移動)を体験できる、
ブルートレイン24系客車が見れます。



客車電源車で合計4両の24系客車は、
寝台特急「あけぼの」の車両でした。

今は漏水やコロナ禍の影響で、
車庫に入ってますが、
いつか宿泊体験はしてみたいです。

そして、個人的には一番会いたかった、
DD130形ディーゼル機関車を見物します。



実際と同じように、
車両の端にある梯子から登って、
運転室まで歩けるのがいいですね。



3両あるDD130形は動態保存されているので、
実際に動くぞと思って運転室に入るのは、
ワクワクします(笑)



部品の老朽化もあって、
機関車運転体験は休止中ですが、
再開したら運転体験してみたいですね。

エンジンも見物できるようになってます。



車両の他に、
エンジンなどの部品の展示もあります。



営業運転していたころの、
貴重なグッズも多数展示されてます。



小坂鉄道は、
1909年(明治42年)に営業開始、
1994年に旅客列車廃止、
2009年に営業廃止となりました。

その役目を終えたあと、
2014年にグランドオープンして、
姿を変えて鉄道を伝えている、
「小坂鉄道レールパーク」ですが、
鉄道開業150年の鉄道の日(10月14日)に、
この記事を投稿できたのも、
何かのご縁かもしれませんね。

これまで苦労され、鉄道の発展と
安全運行に努められた方々に感謝致します。


さて、帰りには、
小坂鉄道グッズを買い込みましたが、
最大の目的はDVDソフトです(笑)



「今、映像で甦る 秋田の小坂鉄道」
(税込2,000円)ですが、
車両紹介や貨物列車・旅客列車の運転、
貨車の突放入換の様子、
前面展望(小坂駅-大舘駅間約64分)
など、貴重な映像ばかりです。
(営業休止後の様子には涙です)

ネットでは新品が1万円以上とか、
転売にも節度がありますよね(怒)


このあと、小坂の街を歩きます。
・・・続く#59120;