この日、激混みだった日光東照宮を避けて、
日光東照宮の向かって右側から、裏手の山道を進みます。



日光東照宮の入口から10分ほど歩くと、
重要文化財の開山堂があります。



堂内には約4.5mの地蔵菩薩や、
日光開祖の勝道上人とその十大弟子の木像が
安置されているそうです。

開山堂の隣には観音堂(産の宮)があります。



「香車堂」「将棋っ駒」という別名があって、
将棋の駒の香車が戻らずに直進する駒なので、
妊婦がこの駒を借りて帰って自宅の神棚に祀ると、
無事出産できるといわれてます。

開山堂の裏側には仏岩があります。



岸壁のくぼみにには6体の石像が並んでいて、
梵天・帝釈天と四天王のうちの三体、不動明王です。

開山堂から歩いて数分のところには北野神社があります。



学問の神、菅原道真が祀られている小さな神社です。



歩き難い石段の山道を登りますが、
人が少なくて静かで自然の空気を満喫できます。



山道の途中には、
関ヶ原の合戦で徳川家康が乗った名馬、
神馬(しんめ)の碑があります。



北野神社から10分ちょっとで白糸の滝に到着します。



白糸の滝のすぐ先に、
滝尾(たきのお)神社の参道があります。



階段を登って参道を歩いていると、
途中に影向石(ようごうせき)があります。



弘法大師がここから神霊の降下を祈願したところ、
美しい女神が姿を現したといわれてます。

さらに参道を進むと、
重要文化財の運試しの鳥居があります。



鳥居の真ん中の穴に小石を3つ投げて、
穴を通った数で運試しができます。

運試しの鳥居を通るとすぐに楼門(重要文化財)です。



自然の中に調和して、独特の雰囲気があります。

こちらも重要文化財の本殿唐門(からもん)です。



奥へ進むと、滝尾稲荷神社があります。



朝のお供えを忘れると、
稲荷の神が化けて出て催促したという伝説があるそうです。

滝尾稲荷神社に向かって右側にある無念橋を渡ります。



歳の歩数で渡ると女峰山頂の奥宮まで登ったことになって、
願いが叶えられるといわれて「願い橋」とも呼ばれてます。

無念橋の先には、御神木の三本杉があります。



滝尾稲荷神社に向かって左へ行くと、
日光の三霊泉の一つの酒の泉があります。



その先には、子種石があります。



「子供が授かるように、また安産でありますように」と、
この霊石に祈れば霊験があるといわれてます。



ここで昼食の代わりに、
東武日光駅からの商店街で買っておいた、
湯沢屋さんの酒饅頭をいただきます。



もちもちで香りのいい酒饅頭は、
自然の中で食べると美味しさも倍増ですね!

混みあってる日光東照宮とは対照的に、
人も少なくて静かなパワースポットの滝尾神社は、
自然の中の独特の雰囲気も楽しめて、
オススメのパワースポットです。

このあと、山道を戻って、
再び日光東照宮へ向かいます。・・・続く#59120;