奈良公園での散歩のあとは、
再び近鉄奈良駅から大和西大寺駅へ移動します。



大和西大寺駅から徒歩5分ほどのところに、
駅名にもなっている西大寺があります。



東門を入ってすぐに、見ごろの藤の花がありました。



奈良公園春日神社でも見れましたが、
藤の花が見ごろだったのは想定外でよかったです。

このすぐ近くには、
延宝2年(1674年)に再建された四王堂があります。



ここには、平安時代の仏師である圓信(えんしん)作の
重要文化財の十一面観音立像がありますが、
撮影禁止なので画像はありません(汗)

広い境内の通りも、古くからの時代を感じます。



寛政年間(1789~1801)に完成した本堂に到着します。



本堂には、鎌倉時代に造られた重要文化財の、
本尊釈迦如来立像文殊菩薩騎獅像などがありますが、
こちらも撮影禁止です(汗)

本堂の前には、
四角五重塔として創建された東塔跡があります。



境内には不動堂など、古くからの建物があって、
歴史を感じながら、散歩を楽しめました。



西大寺から近鉄西大寺駅の反対側へ、
15分ほど歩くと平城宮跡があります。



広い平城宮跡を5分ほど歩くと、
平成10年(1998年)に復元された、
平城宮の正門である朱雀門が見えてきます。



平城宮跡内には近鉄奈良線が通ってます。



近鉄奈良線の踏切を渡って見物します。



朱雀門の北側では、南門が復元工事中です。



外側にある鉄骨の階段を登って、
復元工事を覗くことができます。



ここで雨が降り出しましたが、
階段の上からの眺めもいいですね。



さらに北側には、平成22年(2010年)に復元された、
大極殿があります。



天皇即位などの儀式がされた場所とのことです。

パラパラと降ってた雨が小雨になってきたので、
平城宮跡の見物はこれで切り上げて、
大和西大寺駅へ戻ります。



近鉄奈良線・橿原線・京都線が平面で交差して、
沢山のポイント(分岐)がある風景を見物していると、
同時に発車する列車も多くて、
いつまで眺めていても楽しめますね!



雨の中、ポイントをくねくねと跨ぐ列車を、
40分ほど眺めてました(笑)

大和西大寺駅16:50発車の京都駅行きの特急、
伊勢志摩ライナーへ乗車します。



乗車するのは京都駅方向の先頭車の6号車で、
運転席の後ろはガラス張りになっていて、
前方の風景も良く見えるようになってます。



6号車はデラックスカーで、
2人掛け+1人掛けのゆったりしたシートになってます。



フットレスト、コンセントなどの設備もあって、
大和西大寺駅から京都駅まで、
特急料金510円+DX料金210円で乗車できます。



この伊勢志摩ライナーへ乗車するのも今回の旅の目的で、
この日(4月29日)の宿泊先がある京都まで、
ゆったり快適に過ごせました。

平城宮跡では雨が降り出して、
見物できなかったところがあって残念でしたが、
奈良公園もまだ見たいところが沢山あるので、
また次回、奈良へ訪れる楽しみが増えました!
・・・続く#59120;