米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その6:山形鉄道駅巡り 後編 [旅・散歩-東北(南東北)]
朝一番のJR奥羽本線の列車で、
山形駅から峠駅へ移動して、
峠駅の見物と「峠の茶屋」のあと、
山形鉄道に乗車した続きになります。
赤湯駅から、
山形鉄道フラワー長井線の、
荒砥駅行の列車に乗車しましたが、
団体客での混雑を避けるために、
計画を変更して西大塚駅で下車して、
一旦、赤湯駅へ戻って再出発です。
列車は赤湯駅12:25発車、
やっと呑み鉄ができます(酔)
前日に新潟駅で買っておいた、
「吟田川(ちびたがわ) 本醸造」は、
辛味、甘味、酸味がほどよく、
クセがクセになるお気に入りのお酒で、
3つ買ってありました(笑)
宮内駅12:30到着、当初の計画では、
帰りにここで下車して、
酒蔵巡りと熊野大社へ行く予定でしたが、
計画変更して今回は降りません・・・
宮内駅は、
山形鉄道で唯一、駅長が居る駅です。
その駅長とは、
白うさぎの「もっちぃ駅長」ですが、
人間の年齢に換算すると80歳ぐらいで、
このときは長期休養中でした。
(団体客の山形鉄道の添乗員談より)
ここで、
赤湯駅行きの列車と行き違いになります。
そのまま列車に乗車して、
長井駅12:58到着、
この駅にも古い駅舎があったのですが、
昨年(2021年)に新駅舎に変わりました。
ホームの屋根の支柱は木造のままなので、
車内から見物します。
もう少し列車に乗って、
白兎駅13:07到着、ここで下車します。
白兎(しろうさぎ)駅は、
駅名も気になっていたのですが、
周りが田んぼの立地も気になってました。
待合室を覗いてみると、
うさぎは居ましたね(汗)
駅から1.5kmほどのところに、
狛うさぎがある葉山神社がありますが、
駅名の由来は地名のようです。
(山形県長井市白兎)
このあとの計画をさらに変更して、
葉山神社へ行ってみたかったのですが、
この日は6月の結構暑い日で、
駅前から日陰もない一直線を歩くのは、
やめておきました(汗)
駅前には田んぼ以外に、
駐車場と駐輪場があります。
駅の周りを見ていて発見しましたが、
駅の支柱は古い線路が利用されてます。
雪景色も見てみたいと思いながら、
赤湯駅行の列車を待っていると、
青色ベースの車両はあやめラッピング、
黄色ベースの車両はダリヤラッピング
の行きと同じ車両が到着します。
列車は白兎駅13:36発車して、
次の駅の羽前成田駅13:38到着、
下車します。
羽前成田駅も、
車窓から見える駅舎が気になってました。
大正11年(1922年)開業からの駅舎は、
西大塚駅の駅舎とともに、
文化庁登録有形文化財に認定されていて、
旅情があって素晴らしいです。
駅舎内もシブすぎですね!
羽前成田駅は街中にあるので、
計画変更にならなければ、
街を歩いてみたかったです。
ホームの背景の花壇もいいですね。
10分ほどの見物でしたが満足して、
羽前成田駅13:50発車の、
赤色ベースの紅花ラッピングの、
荒砥駅行の列車へ乗車します。
山形鉄道フラワー長井線は、
古い駅舎やカラフルな車両も魅力ですが、
明治20年(1887年)に造られた橋梁を、
大正12年(1923年)に東海道線から移設した、
最上川橋梁も見どころです。
最上川橋梁を渡ると間もなく、
終点の荒砥駅14:05到着します。
このあとは、
車両基地がある荒砥駅の見物と、
駅の近くを歩きます。
・・・続く
米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その5:山形鉄道駅巡り 前編 [旅・散歩-東北(南東北)]
朝一番のJR奥羽本線の列車で、
山形駅から峠駅へ移動して、
峠駅の見物と「峠の茶屋」のあと、
米沢駅行の列車に乗車した、
続きになります。
峠駅8:34発車した列車は、
線路内立入の情報があって、
10分ちょっと遅れて、
終点の米沢駅9:02に到着します。
この記事のタイトル通り、
米沢では米沢牛を食べますが、
それはあとのお楽しみで、
山形駅行の列車へ乗り換えます。
発車時間まで余裕があるので、
JR山形新幹線を見物します。
列車は米沢駅9:39発車して、
赤湯駅9:54到着、ここで下車します。
赤湯駅ではJR奥羽本線から、
山形鉄道フラワー長井線へ、
乗り換えるため跨線橋を渡りますが、
「鉄道むすめ」のギャラリー状態です。
山形鉄道のホームにも、
「鉄道むすめ」列車が停車してます。
赤湯駅は、
駅の東側にあるJRの駅舎に対して、
西側に山形鉄道の駅舎があります。
駅舎内も木造の雰囲気がいいですね。
「土・休日フリー切符」(1,000円)
を購入してホームへ向かいます。
車両を見物しますが、
「鉄道むすめ」ラッピングが派手ですね。
車内はロングシートになってます。
このときは自分も含めて乗客は数名で、
のんびり旅ができると思ってましたが、
発車10分前ぐらいに、
お姉様・お兄様(自分より確実に年上)の
団体客が乗車して大混雑になります(汗)
赤湯10:47発車しますが、
座れない一般客(お年寄りやご家族)も多く、
混雑しているのに団体客は自由過ぎて、
マスクを外して大はしゃぎです(痛)
(わざとらしく窓を開けて対抗します(笑))
山形鉄道の添乗員も乗車していることから、
事前にわかっているのなら2両編成にして、
片方は団体専用にして欲しかったです・・・
添乗員の話から団体客は、
あやめ公園駅まで行くとのことで、
自分の目的地までほぼ一緒なのは辛いので、
計画変更して赤湯駅から5個目の駅、
西大塚駅で下車します。
西大塚駅は以前乗車したときに、
車窓から見て気になっていた駅です。
大正3年(1914年)に開業した、
木造の駅舎がシブいです!
駅舎内も懐かしい雰囲気です。
西大塚駅には11:03到着しましたが、
一旦、赤湯駅から座りたいので、
11:12発車の列車で赤湯駅へ戻ります。
西大塚駅では、当初の計画では、
終点の荒砥駅へ行った戻りで降りて、
少し歩いて酒蔵さんへ行く予定でした。
終点の赤湯駅11:29到着、
JR山形新幹線と並びます。
列車が折り返し発車するまで、
車両を見物します。
黄色ベースの車両はダリヤラッピング、
青色ベースの車両はあやめラッピング
となってます。
車内は、ボックス席があります。
山形鉄道は、
2004年公開の映画「スウィングガールズ」
のロケで使われたので、
当時のサインや写真があります。
様子を見て、乗客は少ないようなので、
ボックス席へ座って発車時間を待ちます。
計画変更で酒蔵巡りは無くなって、
駅巡りになりましたが、
今度こそ、ゆっくりと旅ができます。
・・・続く
米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その4:峠駅編 [旅・散歩-東北(南東北)]
早朝にホテルをチェックアウトして、
JR奥羽本線の列車で移動します。
福島駅行の始発の列車へ乗車して、
山形駅6:30発車します。
途中、米沢駅に停車しますが、
米沢牛はまだまだあとのお楽しみです。
目的地の峠駅7:35到着、
ここで下車します。
峠駅には、板谷峠越えのための、
スイッチバックの遺構があります。
(列車の左に遺構のトンネルが見えます)
駅全体は、雪から守るため、
スノーシェッドで覆われてます。
出入口に行くには、
米沢駅方面側のホームの端にある、
構内踏切を渡ります。
構内踏切を渡ったところで、
米沢駅行きの列車が到着します。
構内踏切を渡ると、
旧スイッチバックの、
スノーシェッドが続きます。
今は整備されてますが、
撤去するのが大変なのでしょうか、
一部のポイント(分岐器)が残ってます。
タイミングがよかったので、
JR山形新幹線の通過も見物しました。
新幹線の通過は迫力があります。
駅の出入口です。
木造の壁の長い建物が、
独特の雰囲気があります。
スノーシェッドの端まで歩くと、
架線柱や信号機などが残ってます。
さらに先には、
変電施設と旧峠駅跡がありますが、
今は立入禁止になっているので、
ここまでしか行けません。
全く人がいなくて、
静かな遺構を見物したあとは、
峠駅の近くにある、
「峠の茶屋」へ立ち寄ります。
http://www.togenochaya.com/
「峠の茶屋」は峠駅のホームで、
「峠の力餅」の立売りをしているお店です。
(帰りに食べたときの「峠の力餅」です)
ご参考ですが、今年(2022年)は、
峠駅開業123周年
峠の力餅駅立売り121年
だそうです。
「峠の茶屋」の入口へは、
庭園の中の道を歩いて、
古い駅名標もあります。
店内のメニューは、
そば、うどん、餅などがありますが、
「ミックス餅」をいただきます。
「ミックス餅」(税込900円)は、
「あんころ餅」「くるみ餅」「ごま餅」
「枝豆ずんだ餅」「なっとう餅」
(上の写真のお皿下側から時計回り)
の5種類が食べられます。
甘さ控えめで香りがいい餡と、
お餅も美味しいのですが、
個人的には「なっとう餅」の、
塩味と香ばしさが好みでした。
この5つで結構お腹いっぱいになります。
「峠の茶屋」の前からは、
山に伸びる道があって、
何キロも先には温泉宿がありますが、
歩くのには勇気が必要ですね(汗)
独特な雰囲気の峠駅と、
周辺の魅力を存分に楽しんで、
米沢駅行の列車へ乗車します。
今は少なくなった駅の立売りですが、
いつまでも頑張ってほしいですね!
列車は、峠駅8:34発車してすぐに、
徐行運転と停止を繰り返して、
線路に侵入者の情報があるとのことで、
大沢駅にしばらく停車します。
大沢駅もスノーシェッドに覆われて、
スイッチバックの遺構があります。
大沢駅でも下車したかったのですが、
次の列車まで上下とも5時間近くあって、
この日だけでは無理なので、
数分間だけでもホームに降りれて、
ちょっとラッキーかもしれません(汗)
列車は10分ちょっと遅れましたが、
この列車の終点、米沢駅へ続きます。
・・・続く
米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その3:霞城公園編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR上越新幹線で新潟駅を経由して、
快速「海里」に乗車して余目駅で下車、
JR陸羽西線代行バスへ乗り換えて、
新庄駅からの続きになります。
新庄駅15:17発車の、
JR山形新幹線「つばさ150号」
に乗車して山形駅16:05到着、
ここがこの日の宿泊地です。
改札を出て、
西口から線路沿いを北へ歩きます。
5分ほど歩くと、
山形城跡の大きな堀に到着します。
山形城跡は、
霞城公園として整備されていて、
南大手門跡から入ります。
公園内には立派な石垣が残ってます。
6月中旬なので、
紫陽花を期待してましたが、
少し早かったようです(汗)
公園内を歩いていると、
本丸の堀の復元も進んでいるようです。
本丸一文字門は復元されていて、
お城らしい風景が見られます。
本丸一文字門は通れない時間なので、
本丸へ行くのは諦めます。
櫓や天守が復元されたら、
立派な石垣もさらに映えることでしょう。
東大手門へ向かいます。
こちらには、
二ノ丸東大手門櫓が復元されてます。
二ノ丸東大手門を出ると、
堀の上に橋が架かってます。
この橋の下は、
JR山形新幹線、奥羽本線の
線路もあります。
少し待って、
E3系新幹線電車も見物します。
霞城公園を散歩したあと、
山形駅の東口へ向かいます。
この日は、山形駅東口直結の、
「ホテルメトロポリタン山形」
に宿泊します。
安定のJRグループなので、
駅への利便性もよく、
お部屋も快適なのですが、
3階のロータリー側の部屋で、
鉄道も夜景も山々も見えません(汗)
翌早朝に出発するので、
街へ繰り出すのはやめて、
駅構内にある平田牧場で食事にします。
平田牧場では過去2回ほど、
お弁当や惣菜を買ってますが、
レストランも気になってたのと、
米沢牛は米沢で食べたいですから、
牛肉はおあずけです(笑)
まず、ハイボールと、
「金華豚生ハムサラダ(ハーフ)」
(税込528円)をいただきます。
「金華豚生ハムサラダ(ハーフ)」は、
この量でハーフなのも驚きますが、
生ハムは塩味は控えめで、
金華豚の甘味となめらかな食感で
美味しいです。
そしてメインは、
「金華豚ヒレかつ膳3枚」です。
この日は割引になっていて、
税込2,530円から1,980円になってました。
金華豚のヒレかつは、
さっぱりしながらも肉厚で食べ応えあって、
肉の旨味・甘味がたまりません。
惣菜ではなくて揚げたては最高ですね!
美味しいものでご機嫌になったところで、
「上喜元(じょうきげん) 純米吟醸生」
をいただきます。
この日は酒田駅の手前(余目駅)で
乗り換えて酒田駅へは行かなかったので、
酒田酒造さんの「上喜元 純米吟醸生」
をいただきましたが、
しわっとくる米の旨味と、
後を引かずさっぱりと呑めて、
金華豚豚肉と絶妙に合うお酒でした。
ローストポークやソーセージなども
食べてみたかったですが、
もうお腹いっぱいです(汗)
このあとは早めに寝て、
翌早朝の出発に備えます。
・・・続く
米沢牛食べたい。そうだ山形、行こう その2:陸羽西線代行バス編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR上越新幹線で新潟駅経由、
快速「海里」に乗車した、
続きになります。
新潟駅始発の「海里」に乗車して、
前回の記事までの
あつみ温泉駅12:30発車すると、
次は鶴岡駅12:54到着します。
鶴岡駅で下車する乗客は多かったです。
JR羽越本線の新潟駅-酒田駅間を走る、
「海里」は人気の観光列車なので、
運よく海側の窓側席がとれなければ、
新潟駅から鶴岡駅まで、
特急「いなほ3号」に乗車して、
鶴岡で観光する計画でした。
鶴岡駅では3分ほど停車して、
次の停車駅の余目駅13:09到着、
ここで下車します。
新潟駅から余目駅まで約3時間の
「海里」の旅はここで終わりますが、
日本海の美しい風景や充実した売店、
長時間停車での一時下車など、
列車の旅を満喫できる観光列車でした。
「海里」を見送って改札を出ます。
余目駅では
JR陸羽西線(奥の細道最上川ライン)
へ乗り換えて新庄駅へ向かいますが、
国道47号のトンネル工事があって、
2022年5月14日から2024年度中は、
JR陸羽西線は運休で、
バス代行輸送となってます。
バスの時間まで少し余裕があるので、
駅の近くにある、
「新産業創造館クラッセ」に
立ち寄ってみます。
「新産業創造館クラッセ」は、
古い米倉庫を利用した施設で、
飲食店や産直販売、観光案内所、
オフィスなどが入ってます。
レトロな雰囲気がいいですね。
乗車する代行バス(JRバス)は、
余目駅13:40発車の新庄駅行快速です。
JRの乗車券を見せて乗車します。
リクライニングシートですが、
バスの座席は狭いですね(汗)
乗客は多くなかったのでよかったです。
代行バスは余目駅を発車すると、
次は狩川駅に到着しますが、
バスだと駅舎が見れるのがいいですね。
狩川駅13:59発車して、
しばらくすると最上川沿いを走ります。
最上川の眺めは、
列車よりバスのほうがいいですね。
次は古口駅に到着します。
最上川のライン下りの
乗船場があるからでしょうか、
ここで乗客は5名ほど乗車して、
乗客は10数名になります。
古口駅14:25発車して、
最上川の風景は続きます。
終点の新庄駅14:50ごろ到着、
最上川の眺めもよく、
乗客も多くなく快適でしたが、
JR陸羽西線が廃線にならないか、
心配にもなりました(汗)
新庄駅の駅舎へ入ると、
新庄まつりの山車が展示されていて、
お祭り気分で楽しくなります。
駅のホームから、休んでいる、
JR陸羽西線の車両たちを眺めます。
E3系新幹線電車は2024年以降、
E8系へ置き換えになるようですので、
こんな風景も長くは見られませんね。
新庄駅からは、
JR山形新幹線「つばさ150号」に
乗車します。
さくらんぼのかわいいデザインです。
乗車すると指定席には乗客が少なく、
自由席には学生さんが多かったです。
指定された席へ座ります。
新庄駅15:17発車、山形駅へ向かいます。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その7:SLばんえつ物語 後編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅へ移動して、
鶴ヶ城の桜、石部桜など、
花見散歩と日本酒を楽しんで、
会津若松駅から新潟駅へ戻ります。
会津若松駅で、JR磐越西線を走る、
快速「SLばんえつ物語」の
機回し風景を見物したあと、
15:10過ぎに入線します。
切符(乗車券)の都合上、
一旦、改札を出て入り直して、
7号車(客車7両編成)の
グリーン車へ乗車します。
大人気のグリーン席は、
コロナ禍でもなかなかとれないので、
今回は運がよかったです。
1列+2列の座席配置ですが、
指定された1列(ぼっち席)へ座ります。
「SLばんえつ物語」は、
会津若松駅15:27発車、
早速、「海苔のり弁887」で、
遅すぎた昼食と呑み鉄開始です(酔)
「海苔のり弁887」(税込1,200円)は、
郡山産最高級米「ASAKAMAI 887」
を使用している駅弁で、
郡山駅の「海苔のりべん」の高級版です。
「ASAKAMAI 887」は、
郡山産のコシヒカリ「あさか舞」の、
最高級ブランド米で、
「88の手間と厳格な7つの基準」から、
生産されたそうです。
「8つの徳と3つの原理」みたいですね(笑)
「海苔のりべん」と比較すると、
松川浦のあおさ入の
海苔の天ぷら、だし巻き玉子、
福島県産牛肉煮など、
おかずがアップデートされてます。
個人的には、のり弁の海苔が、
2層から1層に減ったのは残念ですが、
贅沢で充分に美味しい駅弁です。
末廣酒造で買った「Dr.野口カップ」は、
キレもよくなめらかな呑み口で、
美味しくいただきました!
お腹も満たされたところで、
グリーン車専用の展望室へ行ってみます。
客車を牽引するC57形蒸気機関車が、
すぐ前に見えるのがいいですね。
展望室には、
「SLばんえつ物語」に関する展示もあります。
喜多方駅15:51発車して16:05ごろ、
撮影スポットの一ノ戸川橋梁を渡ります。
野沢駅16:27到着、
ここでは10分ほど停車して、
C57形蒸気機関車のメンテがあります。
桜も美しいですね。
C57形蒸気機関車には、
沢山の人が集まってます(汗)
野沢駅16:37発車すると、
阿賀川から阿賀野川の風景に変わります。
阿賀野川を眺めながら、
お菓子屋さん「太郎庵」で買っておいた、
「いのちの団子」をいただきます。
「いのちの団子」は、
みたらし、ぬた、くるみ
の3種類の団子で、
甘さ控えめで素材の美味しさや、
団子の風味を感じます。
末廣酒造で買った「吟醸末廣」は、
上品な吟醸香と、キレのある辛口で、
和菓子と良く合います(酔)
ほろ酔いで展望室へ行ってみると、
C57形蒸気機関車の真後ろで、
鼓動・呼吸が伝わってきます。
津川駅17:21到着、ここでも、
C57形蒸気機関車のメンテのため、
15分の停車時間があります。
駅舎側から客車を眺めます。
C57形蒸気機関車を眺めてみると、
ヘッドマークが無くて、
夕陽が反射する姿に、
しみじみと歴史を感じます。
昭和21年(1946年)から75年以上、
長い間お疲れ様です。
このC57形蒸気機関車180号機は、
2022年秋から定期検査になります。
故障も目立ってきて、
脱炭素で世界では石炭が悪者になって、
この先は見えませんが、
まだまだ頑張って欲しいですね。
津川駅17:36発車、
5号車の売店で売っている、
「鮭の焼き漬け」とビール、
カタイバニラアイスクリームで、
呑み鉄はまだまだ継続します(酔)
(人が多いので車内の写真はありません)
「鮭の焼き漬け」は、
「SLばんえつ物語」では必ず食べたい、
美味しい逸品です。
終点の新津駅18:43到着、
夜汽車の雰囲気です。
グリーン車の明かりが美しいです。
客車を見物してから、
JR信越本線へ乗り換えて、
新津駅18:56発車の列車で、
新潟駅へ向かいます。
「SLばんえつ物語」の旅は、
3時間16分でも短く感じて、
何度乗車しても楽しめます。
ヘッドマークのない、
C57形蒸気機関車の姿も見れて、
いつもと違った雰囲気もよかったです。
新潟駅では、ホテルに荷物を置いて、
街へ繰り出してみますが、
どのお店にも何故か女子がいっぱいで、
(理由は翌日にわかります)
入れない、または入りにくいので、
「ぽんしゅ館」で買物をして、
「鮭の焼き漬け」で部屋呑みします(酔)
さて、翌日の計画を大幅に変更して、
花見に呑み鉄に満足の一日が終わります。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その6:SLばんえつ物語 前編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅へ移動して、
鶴ヶ城の桜、石部桜などを見物しました。
花見散歩と地酒を楽しんだあとは、
鶴ヶ城の西出丸から出て、
JR只見線の七日町駅へ向かいます。
西出丸から20分ほど歩いて、
レトロなお店や建物が並ぶ、
七日町通りに入ります。
七日町通りでは、
会津のお菓子屋さん「太郎庵」の
七日町菓房へ立ち寄ります。
昔ながらの蔵を利用したお店は、
店内もレトロな雰囲気です。
無料の喫茶スペースもあって、
休憩もできます。
昨年(2021年)11月に、
会津若松へ訪れたときは、
会津若松駅近くにある、
「太郎庵」の会津総本店に
立ち寄りましたが、
お店によって個性があっていいですね。
「太郎庵」で買物をしてから、
歩いて数分の七日町駅に到着します。
レトロ風な駅舎が、
街並みに溶け込んでますね。
七日町駅に到着すると、
すぐに列車が到着します。
七日町駅14:04発車の、
会津鉄道「快速リレー101号」ですが、
切符も買ってないのもあって、
撮影だけでそのまま見送ります(汗)
駅舎へ戻って次の列車まで、
駅中の「七日町駅カフェ」で、
お土産などを物色します。
次の列車は七日町駅14:12発車の、
JR只見線の列車で、
あまり時間もないので、
お茶はまたの機会のお楽しみですね。
終点の会津若松駅まで1駅でしたが、
JR只見線の列車は、
これが初めての乗車でした。
会津若松駅のホームでは、
七日町駅で見送った、
会津鉄道の列車と並びます。
会津若松駅からは、
快速「SLばんえつ物語」で
新津駅まで乗車しますが、
発車時間まで1時間以上あるので、
車両基地や列車を見物します。
JR磐越西線の郡山駅-喜多方駅間は、
電化されているので、
気動車だけでなく電車も見れます。
14:50ごろ、
「SLばんえつ物語」を牽引する、
C57形蒸気機関車が移動してきます。
(C57は写真右端にいます)
14:55ごろ、
客車へ向かって移動してきます。
一旦停止して、客車と連結します。
客車は、
会津鉄道の列車の影で見えません。
会津鉄道の列車が発車していくと、
「SLばんえつ物語」の姿が見えます。
ここまで違和感があったのですが、
ヘッドマークが無いことに気が付きます!
これはレアな体験でもあって、
カッコイイですよね。
15:02ごろ、列車は動き出します。
昨年(2021年)11月に乗車したときは、
普通指定席のボックス席でしたが、
今回はグリーン席がとれたので、
このあと乗車するのが楽しみです。
この日はお昼ごろまでは雨だったので、
客車は汚れてますね(汗)
会津若松で見事な桜と酒蔵さん、
鶴ヶ城などの史跡を楽しんだあとは。
「SLばんえつ物語」へ乗車となります。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その5:会津若松花見編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅へ移動して、
雨の中、鶴ヶ城の桜を見物して、
その続きになります。
鶴ヶ城の西出丸から出て、
七日町駅方面へ歩きます。
3~4分歩くと、
直江兼続屋敷跡があって、
こちらも桜が見事です。
さらに12~3分歩くと、
嘉永3年(1850年)創業の末廣酒造さんの
嘉永蔵( かえいぐら)があります。
鶴ヶ城の花見酒イベント
「会津清酒で花見酒 in 鶴ヶ城」の
開催時間外でお酒を呑めなかったので、
末廣酒造さんでお酒を調達します。
レトロな入口から入ると、
酒蔵さんの雰囲気がたまりません!
試飲はできたかもしれませんが、
こんなご時世でもあり、
何度か訪れているのもあって、
無理に声はかけずに自粛します。
そしてお酒を購入して、写真左から、
・「山廃純米吟醸」720ml
・「大吟醸 末廣」720ml
・「純米吟醸」720ml
・「会津高田梅酒」720ml
(冷蔵庫の事情で720mlなのです)
「山廃純米吟醸」は、
2019年開催の「G20大阪サミット」で、
首脳夕食会で振舞われたお酒で、
米の旨みと酸味のバランスが絶妙な、
まろやかな呑みやすさのお酒です。
公式に振舞われたお酒というと、
720mlで5,000円とか10,000円とか、
高級なイメージがありますが、
「山廃純米吟醸」は税込1,650円で、
お手軽に呑めるのが嬉しいですね!
「大吟醸 末廣」は本数限定で、
お高めの税込3,300円(720ml)ですが、
キレのいい呑みやすさです。
「純米吟醸」(税込1,540円)は、
よく買っている安定の美味しさです。
「会津高田梅酒」(税込1,650円)は、
濃くて旨みのある梅酒で、
ロックのあとに炭酸割りで呑んでます。
6,500円以上の購入で、
送料無料なのも嬉しいですね。
末廣酒造さんで買物をしたあとは、
近くのバス停:老町(おとなまち)から、
周遊バス「あかべぇ」に乗車して、
会津若松駅へ向かいます。
バス停:若松駅前11:20過ぎに到着、
会津若松駅からはJR磐越西線で、
喜多方駅へ移動する予定でしたが、
「あかべぇ」は10分ほど遅れていて、
乗り換え時間も数分しかなく、
喜多方の「日中線しだれ桜並木」も
まだ開花したばかりのようなので、
そのままバス停:飯盛山下まで行きます。
バス停から数分歩くと飯盛山ですが、
こちらは後まわしにします。
バス停から10分ちょっと歩くと、
大きな桜の木が見えてきます。
こちらは、
大河ドラマ「八重の桜」で有名な、
石部桜です。
樹齢650年以上とされる、
10本の幹からなる1本の大きな桜の木は、
見応えがあります。
近くには、
藩主の参勤交代の休憩や、
戊辰戦争で会津藩の本陣として機能した、
旧滝沢本陣があります。
雨が止んで晴れてきたので、
急遽、次の目的地を考えて、
飯盛山や旧滝沢本陣は見物せずに、
次の「あかべぇ」に乗車します。
晴れてきたのもあって、
激混みの「あかべぇ」は座れず、
バス停:鶴ヶ城三の丸口12:55到着、
ここで降りて、
晴れてきた鶴ヶ城にリトライです(笑)
天守へ向かいます。
天守に到着すると、
人が多いので下の方は写せません(笑)
帯郭の石垣へ登ります。
前記事と同じ風景ですが、
雨が止んで、
ちょっと違う雰囲気なのもいいですね。
天守を眺めながら、
石垣の上を移動します。
よし、この辺りかな?
末廣酒造さんで、
宅配の他にお持ち帰りした、
「末廣 生酒」で花見です(酔)
地元の酒蔵さんで、
フレッシュな生酒が買えて、
花見ができるなんて最高です!
この日2度目の鶴ヶ城は、
人も多くなったので30分ほどで、
切り上げます。
喜多方ラーメンは諦めましたが、
石部桜も見れて、
桜満開の鶴ヶ城で地酒も呑めて、
大満足です!
このあとは、会津若松駅へ戻ります。
・・・続く
桜を追って磐越西線の旅2022年 その4:雨の鶴ヶ城編 [旅・散歩-東北(南東北)]
JR信越本線、JR磐越西線の、
一番列車で会津若松駅に到着、
この日も雨でした(汗)
時間は8:50ごろで、
バス乗り場まで行ってみますが、
次のバスまで15分待ちです。
歩けば25分もあれば行けますが、
雨で濡れるのも辛いので、
駅舎の出入口まで戻って、
タクシーで移動します。
会津若松駅から7~8分(1,300円)で、
鶴ヶ城の北出丸に到着します。
天守へ向かって歩きますが、
桜が満開なのに、
雨なので人が少ないです。
天守に到着しますが、
桜が満開の時期に、
人が写ってない写真が撮れるなんて、
珍しいですね。
花見で混み合うはずの場所も、
人が居ませんね。
帯郭の石垣へ登ります。
この石垣の外側は堀で、
かなりの高さがあります。
干飯櫓(ほしいやぐら)まで歩くと、
お城の雰囲気があります。
桜を眺めながら石垣の上を歩きます。
目的の場所に到着します。
ここからは、
桜の上に浮かぶ天守が絶景なので、
桜の季節に鶴ヶ城に行くと、
必ずこの場所から見物します。
ここでお酒をいただきたいですが、
この日は花見酒イベントがあって、
そのためお酒は持参してないので、
石垣を下りて本丸へ向かいます。
鉄門を通って本丸へ入ります。
本丸の周りの桜も見事です。
雨で天守へ人が集まっているので、
本丸をぐるっと歩くことにします。
「茶室 麟閣」です。
一度はここでお茶をいただきたいですが、
ここも雨宿りで人が沢山入ってます。
天守を1周眺めたところで、
花見酒イベントの会場へ向かいます。
本丸を出て、二の丸へ向かいます。
桜と石垣の風景がいいですね。
廊下橋を渡ります。
4月15日(金)、16日(土)の2日間、
「会津清酒で花見酒 in 鶴ヶ城」という、
会津若松酒造協同組合の蔵元が集合して、
地酒が呑み比べできるイベントがあって、
これが目的でした!
会場の二の丸芝生広場に到着しますが、
閑散としてます・・・
雨で中止かと思ったら、
開催時間は15:00-20:00でした(涙)
前日にTwitterで知ったのですが、
もっと下調べしておくべきでしたね(汗)
「ああ、こんなところでお酒が呑みたい」
と思いながら気を取り直して、
天守内を見物しようかと思いましたが、
雨宿りで人が多いので諦めて、
鶴ヶ城をあとにします。
雨なのは残念でしたが、
満開の桜で人が少ない鶴ヶ城なんて、
貴重な経験でもあり、幻想的でした。
このあとは、
お酒は諦めず、酒蔵さんへ寄って、
喜多方へ移動する予定です。
・・・続く
磐越西線とSL、秋の旅 その5:夜汽車編 [旅・散歩-東北(南東北)]
今年(2022年)最初の記事になります。
一昨年(2020年)からのコロナ禍で、
自分の旅のスタイルは、
毎月思いつきで行く日帰り旅から、
行けるときに集中して計画する宿泊旅へ、
変わっていきました。
「行けるときに集中」というのは、
新コロ感染が落ち着きそうな時期に、
計画・予約を詰め込んで、
感染が拡大しているときには、
旅を自粛(3ヶ月前後)することです。
(ちなみに1月、2月は自粛します)
その結果、旅の累計日数が増えたことで、
昨年(2021年)6月以降の
旅の記事が溜まってますが、
今年も相変わらず、
マイペースで記事にしていきますので、
本年もよろしくお願い致します(汗)
さて、前回の続きの、
(2021年)11月上旬の旅の記事になります。
喜多方駅から会津若松駅まで、
快速「SLばんえつ物語」に乗車、
踏切での機回し作業を見物して、
再び「SLばんえつ物語」に乗車します。
15:10ごろに駅のホームへ行くと、
間もなく「SLばんえつ物語」が入線します。
15:15ごろホームを移動して乗車します。
乗車するのは、
普通車指定席の2号車です。
「SLばんえつ物語」は、
C57形蒸気機関車に牽引されて、
1号車は、
キッズスペースと展望室がある
オコジョ展望車、
4号車は、
イベントスペースがある展望車、
7号車は、
専用展望室があるグリーン車、
2、3、5、6号車は、
普通車指定席となってます。
(売店は5号車にあります)
ボックス席へ座ります。
グリーン席も豪華でゆったりできますが、
窓が開いて風や音を感じられる、
ボックス席もいいですね。
内装もノスタルジックで、
旅情があります。
会津若松駅15:25発車、
汽笛と連結器の衝撃のあとに、
ゆっくりと動き出して加速する、
SL列車の独特な動作がたまりません。
発車して数分後、乗車している2号車から、
5号車にある売店へ向かいます。
その途中、
展望車の4号車を通ります。
座席は感染対策で利用できません。
投函すると、
オリジナルの消印が押される、
郵便ポストもあります。
早くもお弁当は品切れになってたので、
限定ビールと「鮭の粕漬」を買って、
呑み鉄開始です(酔)
「鮭の粕漬」は甘味もあって柔らかく、
お酒のお伴には最適ですね!
喜多方で買っておいた、
大吟醸「弥右衛門」も残っていて
よかったです。
SL列車といえば、
車窓から見える黒煙がいいですね。
山都駅16:05到着、
明治42年(1909年)に建てられた、
煉瓦造りの油庫は見ておきたいですね。
山都駅16:06発車すると、
列車は阿賀川沿いを走りますが、
紅葉が見事でした!
阿賀川と紅葉の風景を眺めながら、
会津若松のお菓子店「太郎庵」で買った、
「栗おこわ」をいただきます。
この「栗おこわ」(税込712円)は、
新米と栗と、どちらも美味しいのですが、
栗の量がもの凄く多くて衝撃的でした。
(ご飯の下にもごろごろと栗があります)
お弁当は品切れでしたが、
「栗おこわ」を買っておいてよかったです。
野沢駅16:25到着、
C57の整備で10分ほど停車します。
辺りは暗くなってきてます。
しばらくC57を見物します。
大きな動輪が魅力的です。
野沢駅16:35発車して、
津川駅17:19到着するころには、
暗くなってもう夜です。
津川駅でもC57の整備で、
15分の停車時間があるので、
夜のC57を見物します。
津川駅17:19発車したあとは、
汽車と客車の音を聴きながら、
夜汽車の雰囲気を楽しみました。
終点の新津駅18:40到着、
3時間15分のSL列車・夜汽車の旅を、
堪能しました。
昭和21年(1946年)から、
今でも現役のC57 180号機ですが、
いつまでも運行してほしいですね。
新津駅18:56発車の、
JR信越本線の快速へ乗り換えて、
新潟駅19:16到着します。
このままJR上越新幹線で帰っても、
気持ちは満足なのですが、
翌朝も目的があるので宿泊します。
宿泊先は新潟駅直結のホテル、
「JR東日本ホテルメッツ新潟」ですが、
リニューアルした新潟駅で迷ってしまい、
改札を出てから10分近くかかりました(笑)
お店はほとんど閉まってましたが、
駅弁屋は営業していたので、
「まさかいくらなんでも寿司」(税込1,150円)
を買って、部屋呑みします(酔)
「まさかいくらなんでも寿司」は、
ます、鮭フレーク、かに、と、
(この3つの頭文字をとって「まさか」)
いくらが敷き詰められて、
見ても食べても美味しいお弁当です。
喜多方での散歩と、目的もクリアして、
「SLばんえつ物語」では、
グリーン車への乗車、踏切での見物、
夜汽車体験もできて、大満足の1日でした。
翌日もJR磐越西線の旅は続きます。
・・・続く