小田急ロマンスカー50000形(VSE)最後の乗車 前編 [旅・散歩-関東(南関東)]
今年(2022年)3月11日をもって、
定期運行が終了した、
小田急ロマンスカー:50000形
(VSE:Vault Super Express)ですが、
2月に乗車したのが最後になりました。
2月中旬に平日2日間連続で、
新宿駅から箱根湯本駅へ乗車して、
同じ列車で折り返して町田駅まで、
ただ乗車するだけの旅でした(笑)
記事の方は、2日目の乗車になります。
当日は、少し「寄り道」をしてから、
新宿駅に早めに到着して、
小田急百貨店のデパ地下で買物してから、
小田急のホームへ行きます。
※「寄り道」については別の記事にします。
乗車するのは、
新宿駅13:20発車の「はこね21号」で、
1月に乗車したときにはなかった、
記念のラッピングがあります。
車体の側面の記念のラッピングです。
ロマンスカー伝統の、
車両の連結部分に台車がある連接車は、
今のところこれで最後になるので、
連結部分と空気バネを見ておきます(笑)
この50000形(VSE)の案内表示も最後です。
車内へ入ります。
空調装置などを床下へ設置したので、
ドームのような天井で広々としてます。
乗車するのはD席(西側の窓側)で、
連接車の挙動を感じられるように、
中間車の一番後ろの座席にしました。
窓側へ少し向いている座席も特徴です。
大きなテーブルがあるロマンスカーも、
この50000形(VSE)が最後になります。
壁に着いたテーブルは、
座席を向かい合わせにしたときに使います。
過去の空いてるときの写真ですが、
1号車(箱根湯本駅側)の展望席です。
新宿の高層ビル、都庁を眺めながら、
箱根湯本駅に向かいます。
(以下、D席側の眺めになります)
デパ地下で餃子セットを調達して、
呑み鉄開始です(酔)
(焼売っぽいのも餃子です)
デパ地下は楽しくて、
ついつい多めに買ってしまいますね(笑)
デパ地下で買った、
「純米大吟醸 磨き三割九分 獺祭」で、
50000形(VSE)に乾杯です!
この獺祭(だっさい)は山口県のお酒で、
上品な香りと、純米の旨味も爽やかに、
呑みやすいお酒で、
小田急百貨店で売ってるお酒お中では、
お気に入りです。
新宿駅を発車して14分ほどすると、
多摩川を渡って、富士山の頭も見えます。
(富士山は写真左の方です)
新宿駅を発車して40分ほどで、
海老名駅を通過しますが、
広い車両基地を見ることができます。
伊勢原駅を通過すると、
大山の風景になります。
神奈川の大山は「おおやま」と読みます。
地元(神奈川)のスーパーで、
「大山(だいせん)鶏」が売っていて、
神奈川の地鶏だと思っていたのは、
ネタのような事実の話です(笑)
新松田駅を通過して酒匂川を渡ると、
西側には富士山の風景が続きます。
小田原駅14:33到着すると、
下車する乗客が多くて、
車内の混雑は無くなったので、
少し車内を見物します。
車両の連結部分です。
この下に台車があるので、
この丸いところを中心に曲がります。
一度は利用してみたかった、
4人用ボックス席のサルーン席です。
2021年3月12日に車内販売が終了して、
使われることがなくなった売店です。
ディスプレイには、
ロマンスカーの模型や写真が
展示されてました。
車内販売のお気に入り商品だった、
ロマンスカー限定「カットラスク」
が懐かしいです。
(2020年3月の写真です)
箱根湯本駅14:51到着、
約1時間半のロマンスカーの旅が終わります。
改めて50000形(VSE)に乗車してみると、
まだまだ古さを感じないので、
ラストランの実感がありませんでした。
このあとは、
列車の折り返しまで20分以上あるので、
箱根湯本駅の周りを歩きます。
・・・続く