磐越西線とSL、秋の旅 その5:夜汽車編 [旅・散歩-東北(南東北)]
今年(2022年)最初の記事になります。
一昨年(2020年)からのコロナ禍で、
自分の旅のスタイルは、
毎月思いつきで行く日帰り旅から、
行けるときに集中して計画する宿泊旅へ、
変わっていきました。
「行けるときに集中」というのは、
新コロ感染が落ち着きそうな時期に、
計画・予約を詰め込んで、
感染が拡大しているときには、
旅を自粛(3ヶ月前後)することです。
(ちなみに1月、2月は自粛します)
その結果、旅の累計日数が増えたことで、
昨年(2021年)6月以降の
旅の記事が溜まってますが、
今年も相変わらず、
マイペースで記事にしていきますので、
本年もよろしくお願い致します(汗)
さて、前回の続きの、
(2021年)11月上旬の旅の記事になります。
喜多方駅から会津若松駅まで、
快速「SLばんえつ物語」に乗車、
踏切での機回し作業を見物して、
再び「SLばんえつ物語」に乗車します。
15:10ごろに駅のホームへ行くと、
間もなく「SLばんえつ物語」が入線します。
15:15ごろホームを移動して乗車します。
乗車するのは、
普通車指定席の2号車です。
「SLばんえつ物語」は、
C57形蒸気機関車に牽引されて、
1号車は、
キッズスペースと展望室がある
オコジョ展望車、
4号車は、
イベントスペースがある展望車、
7号車は、
専用展望室があるグリーン車、
2、3、5、6号車は、
普通車指定席となってます。
(売店は5号車にあります)
ボックス席へ座ります。
グリーン席も豪華でゆったりできますが、
窓が開いて風や音を感じられる、
ボックス席もいいですね。
内装もノスタルジックで、
旅情があります。
会津若松駅15:25発車、
汽笛と連結器の衝撃のあとに、
ゆっくりと動き出して加速する、
SL列車の独特な動作がたまりません。
発車して数分後、乗車している2号車から、
5号車にある売店へ向かいます。
その途中、
展望車の4号車を通ります。
座席は感染対策で利用できません。
投函すると、
オリジナルの消印が押される、
郵便ポストもあります。
早くもお弁当は品切れになってたので、
限定ビールと「鮭の粕漬」を買って、
呑み鉄開始です(酔)
「鮭の粕漬」は甘味もあって柔らかく、
お酒のお伴には最適ですね!
喜多方で買っておいた、
大吟醸「弥右衛門」も残っていて
よかったです。
SL列車といえば、
車窓から見える黒煙がいいですね。
山都駅16:05到着、
明治42年(1909年)に建てられた、
煉瓦造りの油庫は見ておきたいですね。
山都駅16:06発車すると、
列車は阿賀川沿いを走りますが、
紅葉が見事でした!
阿賀川と紅葉の風景を眺めながら、
会津若松のお菓子店「太郎庵」で買った、
「栗おこわ」をいただきます。
この「栗おこわ」(税込712円)は、
新米と栗と、どちらも美味しいのですが、
栗の量がもの凄く多くて衝撃的でした。
(ご飯の下にもごろごろと栗があります)
お弁当は品切れでしたが、
「栗おこわ」を買っておいてよかったです。
野沢駅16:25到着、
C57の整備で10分ほど停車します。
辺りは暗くなってきてます。
しばらくC57を見物します。
大きな動輪が魅力的です。
野沢駅16:35発車して、
津川駅17:19到着するころには、
暗くなってもう夜です。
津川駅でもC57の整備で、
15分の停車時間があるので、
夜のC57を見物します。
津川駅17:19発車したあとは、
汽車と客車の音を聴きながら、
夜汽車の雰囲気を楽しみました。
終点の新津駅18:40到着、
3時間15分のSL列車・夜汽車の旅を、
堪能しました。
昭和21年(1946年)から、
今でも現役のC57 180号機ですが、
いつまでも運行してほしいですね。
新津駅18:56発車の、
JR信越本線の快速へ乗り換えて、
新潟駅19:16到着します。
このままJR上越新幹線で帰っても、
気持ちは満足なのですが、
翌朝も目的があるので宿泊します。
宿泊先は新潟駅直結のホテル、
「JR東日本ホテルメッツ新潟」ですが、
リニューアルした新潟駅で迷ってしまい、
改札を出てから10分近くかかりました(笑)
お店はほとんど閉まってましたが、
駅弁屋は営業していたので、
「まさかいくらなんでも寿司」(税込1,150円)
を買って、部屋呑みします(酔)
「まさかいくらなんでも寿司」は、
ます、鮭フレーク、かに、と、
(この3つの頭文字をとって「まさか」)
いくらが敷き詰められて、
見ても食べても美味しいお弁当です。
喜多方での散歩と、目的もクリアして、
「SLばんえつ物語」では、
グリーン車への乗車、踏切での見物、
夜汽車体験もできて、大満足の1日でした。
翌日もJR磐越西線の旅は続きます。
・・・続く