夏の青森 鉄道の旅 その2:リゾートしらかみ後編 [旅・散歩-東北(北東北)]
秋田駅から乗車した、
快速「リゾートしらかみ3号」は、
能代駅を発車してしばらくすると、
日本海の海岸線を走ります。
ここで、秋田駅で買った、
「秋田肉三昧弁当」で
呑み鉄開始です。
「秋田肉三昧弁当」(1,150円)は、
秋田錦牛の焼肉、
十和田湖高原ポークの焼肉、
秋田比内地鶏の鶏そぼろ、
の3種類の肉三昧なお弁当で、
あきたこまちのご飯に合って、
美味しくいただけます。
岩館駅12:47発車すると、
美しい海岸が続いて、
眺めのいいところでは、
徐行運転のサービスがあります。
2020年4月17日~2022年3月末までは、
歌手の吉幾三さんのアナウンスで、
観光名所や方言など、
わかりやすく解説されていて、
トンネルを抜けた直後の絶景も、
見逃すこともなくなって、
嬉しいサービスですね。
十二湖駅13:07発車してしばらくすると、
海の向こうに白神山地が見えます。
そして、
今回の旅のきっかけとなった、
ウェスパ椿山駅13:19到着です。
ウェスパ椿山は、
日本海を展望できる、
温泉、モノレール、展望台があって、
建物も美しい宿泊観光施設です。
駅前には、
ガラス工房や物産館、昆虫館があって、
8620形蒸気機関車も静態保存されてます。
近くには、
不老ふ死温泉や十二湖などもあって、
観光拠点となってますが、
コロナ禍での業績不振もあって、
今年(2020年)10月31日をもって、
閉鎖の予定となりました(寂)
ウェスパ椿山駅には、
まだ一度も下車したことないので、
閉鎖する前に行っておきたいと、
今回の旅を決行しました。
この日(8月8日)は、
「リゾートしらかみ」の旅を楽しんで、
翌日にウェスパ椿山へ訪れる予定です。
ウェスパ椿山駅を発車して、
深浦駅13:33到着、
こちらも翌日に下車する予定です。
深浦駅13:35発車、
まだまだ美しい海岸は続きます。
千畳敷14:00到着、
ここでは15分の停車時間で、
千畳敷海岸の散策ができます。
途中駅で散策ができるのも、
「リゾートしらかみ」の魅力ですね!
千畳敷海岸には、
小さな大戸瀬観音があります。
大戸瀬観音がある岩壁には、
沢山の観音様がいらっしゃいます。
この日の天気予報は雨でしたが、
千畳敷では晴れていて、
運がよかったです。
千畳敷にある民宿では、
「イカ焼き」を売っているのですが、
今は観光客が少なくて、
ドリンクのみの販売となってました。
(2018年4月のイカ焼き)
とはいえ、
車内販売も休止しているし、
「リゾートしらかみ」の旅は、
約5時間にわたりますから、
冷たいお酒が呑めるのは、
とてもありがたいです(涙)
車内限定販売の日本酒「泡雪のここち」
は呑めなくて残念でしたが・・・
千畳敷駅14:15発車、
冷たいハイボールとビールが、
ほんとにありがたかったです(酔)
Go Toトラベルの賛否は別として、
実際に現地へ行くと、
お客がいなくて困っていたり、
工夫している状況を肌で感じるので、
いろいろと考えてしまいます・・・
鯵ヶ沢駅14:36到着、
ここを発車すると、
津軽三味線の生演奏が始まります。
乗客が少ない中、
力強い迫力のある
津軽三味線の生演奏は、
いつもどおり聴けてよかったです。
鯵ヶ沢の美しい海を眺めながら、
生演奏を楽しみます。
津軽三味線の生演奏が終わって、
五所川原駅15:02到着、
約8分の停車時間があるので、
ホームでぶらぶらします。
津軽鉄道の津軽五所川原駅です。
また津軽鉄道の旅もしたいですね。
15:09ごろ、
「リゾートしらかみ4号」が到着します。
「リゾートしらかみ3号」は、
「リゾートしらかみ4号」と
行き違いになって、
五所川原駅15:10発車します。
川部駅15:36到着、
終着駅の弘前駅を目前に、
ここでJR奥羽本線へ乗り換えます。
5時間近い、
「リゾートしらかみ」の旅は、
車内販売がなくて残念でしたが、
それでも楽しめる内容で、
観光列車として満足でした!
また、こんなご時世で、
乗客が異常に少ない中、
安全に運行していただきました、
乗務員、関係者の皆様には、
楽しい時間を提供していただき、
感謝の想いです。
このあと、青森駅へ向かいます。
・・・続く