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島根方面へ鉄道の旅 その1:長い寝台特急編 [旅・散歩-山陽]

勤務している会社で設定されている8月のお盆休みは、
今の職場になってから3年連続、
業務の都合でずらして、2回にに分けてます。

今年の夏休み第一弾は、
9月末の土曜日曜と代休を利用して5連休にして、
乗車してみたかった寝台特急「サンライズ出雲」で、
島根県へ行くことにしました。

片道費用のご参考ですが、
9月30日までは、
運賃11,990円、特急料金3,240円、寝台料金(シングル)7,560円
10月1日からは、
運賃12,210円、特急料金3,300円、寝台料金(シングル)7,700円
単純計算で420円の消費税増税前の節約です(笑)
(実際は運賃の往復割引などあります)


出発は9月26日(木)、東京駅22:00発車の、
寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」ですが、
平日の夜なので、乗客対応や事故などのトラブルで、
列車が遅延すると致命的ですから、
早めの21:00ごろに東京駅に到着して、
ゆっくりと買物を済ませます。

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9番線ホームから、
引退間近の貴重な国鉄型185系電車で運行されている、
「湘南ライナー13号」が21:30発車して5分ほどすると、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」が入線します。

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東京駅発車の「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」は、
1~7号車が「サンライズ瀬戸」
8~14号車が「サンライズ出雲」ですが、
島根県の出雲市駅へ向かうのに、
なぜか1号車側へ移動します。

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「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の個室は、
JRのインターネットサービスでは予約できませんが、
仕事で平日10:00に駅の窓口へは行けないので、
旅行会社へお願いしてました。

旅行会社から届いたチケットを見ると、
13号車1階のB寝台個室シングルで、
人気の「サンライズ出雲」ですから1階でもいいかな、
と思ってたら、チケットに禁煙マークがない?

そうです、
6号車・13号車は個室内で喫煙ができる車両で、
非喫煙者にとっては純粋に楽しめないため、
1号車1階のB寝台個室シングルだけ空きがあった、
「サンライズ瀬戸」へ変更しました(汗)

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「サンライズ瀬戸」で岡山駅6:27到着してから、
岡山駅7:05発車の特急「やくも1号」へ乗り換えると、
出雲市駅には12分遅れて到着するだけです。

メリットとして、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」切り離しを、
反対のホームから人混みを避けて見物・撮影できますし、
朝のお弁当を買う時間にも余裕があって、
引退が近い貴重な国鉄型381系電車へも乗車できる!
と、前向きに「サンライズ瀬戸」へ乗車します。

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車内へ入って、階段を下ります。

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1階のフロアです。

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指定された個室(B寝台個室シングル)へ入ります。

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テーブルやコンセントがある、扉側です。

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2階のシングルと比較すると、
1階は天井が広くなっていて、解放感があります。

(B寝台個室シングルの2階個室です)
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照明スイッチやアラーム、NHK-FM放送などの操作パネルと、
壁にハンガーがある、扉から入って奥側です。

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1階のシングルは2階のシングルよりも、
揺れが少なくて天井も広いですが、
駅のホームから個室の中が良く見えるので、
ほとんどシェードを下ろしてました(汗)

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東京駅22:00発車、
5年連続の「サンライズ瀬戸」での旅になります。

東京駅改札内のecute(エキュート)にある、
平田牧場の「三元豚ロースかつ重」で呑み鉄開始です(酔)

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柔らかい肉も味付けも美味しいのですが、
夜遅くても出来たて熱々なのが嬉しいですね!

個室で誰にも気兼ねなく、
寝台特急と呑み鉄を楽しんでいると、
22:40ごろに茅ヶ崎駅あたりでしばらく停車します。

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非常停止ボタンが押されて安全確認のため、
12~13分ほどの遅れが発生します。

23:35ごろ、熱海駅到着、
乗務員交代があるので2分ほど停車するのですが、
定刻より10分ほどの遅れから、
停車時間が短くなる可能性もあるので、
ホームには下りずに過ごします。

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今回は満席で混みあっているようなので、
車内を見物しに出歩かずに、
睡眠を優先して、ここで就寝します。

※車内の様子や、熱海駅でのホームの状況など、
 昨年のご参考の記事です。

 今年も遅過ぎた夏休みで四国の旅 その1:寝台特急編
 https://rice-one.blog.so-net.ne.jp/2018-12-03


さて、寝台特急ですが、
揺れや走行音や、楽しいのもあって、
早く目が覚めます(笑)

翌日の9月27日(金)3:30過ぎ、
目覚めのコーヒータイムのため、
3号車へ移動します。

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3号車はシングルより少し狭い、
B寝台1人用個室ソロですが、
東京駅側の端にはラウンジがあります。

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この時間では人が居ないです。

飲み物の自販機もありますが、
相変わらず甘すぎる缶コーヒーしかないです(汗)

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東京駅から持参した缶コーヒーで、
ラウンジでくつろぎます。

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この時間だと、ゆっくり歯磨きもできますね。

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このあとは朝まで、夜景を眺めながら呑み鉄です(酔)

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熱海駅では10分以上遅れてましたが、
姫路駅では定刻通り5:25到着です。

朝の風景を眺めながら、
安心して岡山駅への到着を待つだけです。

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しかし!6:15ごろ、万富駅に停車します。

JR瀬戸大橋線の岡山駅-大元駅間で、
線路内に人が立ち入ったため 、
運転見合わせの車内放送が入りました!

このときは、
すぐに運転再開するだろうと思ってましたが、
JR瀬戸大橋線の運転再開は6:57になり、
10~90分の遅れや運転取り止めがあるとのことです(汗)

8:00過ぎの車内放送では、
平日朝の通勤時間帯なので、
通勤電車の運行が優先されて、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」は、
運転再開の見込みが立ってないとのことです(痛)

9:00を過ぎて、
ラッシュも終わって、混雑も無くなってくるので、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」は諦めて、
JR山陽本線の普通列車へ乗り換えて、
万富駅から岡山駅へ向かいます。

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岡山駅での反対ホームからの切り離し風景の見物と、
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の見送りは
できませんでしたね(悲)

万富駅発9:50発車の岡山駅行きの列車に乗車して、
岡山駅10:15到着します。

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「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」が、
岡山駅へ到着する定刻は6:27ですから、
4時間近くの遅れで、計画は破綻しました(汗)

こんな経験もなかなかないし、
貴重な国鉄型115系電車にも乗車できたし、
まぁいいか・・・と前向きに、
「サンライズ瀬戸」の個室で長い時間(笑)考えた、
変更プランを実行します(鬼)

さて、本ブログのタイトルの「長い寝台特急編」とは、
「サンライズ出雲」の約12時間の乗車時間じゃなくて、
長い運転見合わせ時間のことだったんですね(笑)
・・・続く[ふらふら]


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