復活!アナログレコードプレーヤ:SL-QL1 [オーディオ]
うちのアナログレコードプレーヤ:Technics SL-QL1
http://audio-heritage.jp/TECHNICS/player/sl-ql1.html
ですが、10数年ほど前から、
リニアトラッキングのアームが途中で止まる現象があって、
何度も廃棄しようと思ったんですが、
・薄型のデザインがカッコイイ
・リニアトラッキングなどの素晴らしい機能
・高校の頃バイトしてやっと購入(高校生には高価)したもの
などなど思い入れがあって残しておきました(汗)
しかし・・・
いつまでもアナログレコード盤を聴けないのもどうかと、
買い替えに踏み切ることにしました(涙)
アナログレコード盤は、売れるうちに殆ど売ってしまい、
残っているのは31枚で、聴く頻度も少ないと思うので、
3~5万円のプレーヤでいいだろうと調べていたところ、
DENON DP-300F
http://www.denon.jp/jp/Product/Pages/Product-Detail.aspx?Catid=382c2279-a153-4d3c-b8fa-81b930454f67&SubId=ba96fd84-8c59-4199-80ec-5b26cb6a927a&ProductId=57477a75-f5d1-4f5a-a69a-4b52c47b23dc
あたりでいいかな?と思ったんですが、
SL-QL1と性能が違いすぎる!
カタログ値なので、測定方法などの違いもあるかもしれませんが、
80年代の国産機の性能はかなりいいですね!
なんとか修理できないかと調べてみたところ、
1年、2年前よりもネット上に情報も増えていて、
参考にしながらチャレンジすることにしました。
まず、リニアトラッキングアーム部分のカバーを外して確認。
ネジを9本外すと簡単に外れますが、
カバーをアームに引っ掛けて壊さないように注意です。
シャフトの汚れやギアなどのグリスの塊を掃除するだけでも、
とりあえずは動くようになりましたが、
できれば長く使いたいので、
交換用のゴムベルトとシルコングリスを用意しました。
ゴムベルトは、φ25×1.2Tというもののようですが、
念のため、φ22×1.2T、φ25×1.6Tと、
近いサイズのものも購入しておきました(汗)
今はこんな部品でもネットで手に入るようになって便利ですね!
左が劣化したベルト、右が新品(φ25×1.2T)です。
メンテ前のギア部分です。
綿棒、爪楊枝などで、丁寧に汚れ・グリスを掃除します。
掃除した後、グリスを薄く塗って(ちょっとつける程度)、
ゴムベルトを交換しました。
アーム移動用のシャフトも掃除してグリスを薄く塗りました。
最後にカバーを取り付けてメンテ完了!
恐る恐る、アナログレコード盤をかけてみると・・・
音でたー! 最後まで演奏できたー!
フルオートもきちんと作動してます(喜)
プリメインアンプ:Technics SU-V90D
http://audio-heritage.jp/TECHNICS/amp/su-v90d.html
のPHONO部も生きててよかったです♪
アナログレコード盤5枚ほど聴きましたが問題はなく、
音も記憶していたものよりしっかりしていて、
気持ちよく聴けますので、このまま長く使いたいです!
アナログレコード盤とCD、同じソースがいくつかあるので、
そのうち、聴き比べもしてみたいですね
DENON フルオートプレーヤーシステム プレミアムシルバー DP-300F-SP
- 出版社/メーカー: デノン
- メディア: エレクトロニクス