UPSをバッテリ運転だけで使ってみた:オムロンBY75SW [パソコン]
うちでは、停電・瞬停などの対策で、
UPS(無停電電源装置):オムロンBY75SW(出力容量750VA/450W)
http://www.omron.co.jp/ese/ups/product/ups/by50fw-75sw/by50fw-75sw.htm
を4年間使ってますが、
バッテリー寿命は周囲温度が20℃で4~5年、30℃で2~2.5年
で、寿命が近いので、
バッテリーを交換することにしました。
※バッテリー交換することにした経緯はまた次回にでも!
そこで!
どうせバッテリー交換するなら、
このUPSのコールドスタート機能を使って起動して、
バッテリー運転だけでどれぐらい使えるか?
試してみることにしました(笑)
コールドスタート機能というのは、
入力電源が無くても、バッテリーでUPSを起動・運転できる機能で、
いざという時に家電製品が使えて便利かも?
と思って、購入のときのポイントとしました。
①まず、バッテリーの正常確認をします
「電源」スイッチをOFF→ONしてUPSを再起動して、
自動でセルフテストが終わった後、
状態表示が「0n」なので正常です。
②コールドスタート機能をON設定にします
初期設定ではコールドスタート機能はOFF設定なので、
コールドスタート機能をON設定に変更します。
【手順】
「電源」スイッチをOFFしたあと、
「ブザー停止スイッチ」を押したまま「電源」スイッチをONにして、
状態表示が「5C」になってUPS動作モード設定に遷移します。
次に「ブザー停止スイッチ」を押して、
「C0」(コールドスタートOFF設定)と表示されるので、
もう一回「ブザー停止スイッチ」を押して、
「C1」(コールドスタートON設定)の表示にします。
③UPSをコールドスタートします
「電源」スイッチをOFFにして、コンセントを抜いて、
「電源」スイッチをONにすると、
状態表示が「bU」となってバッテリー運転となります。
④バッテリー負荷テスト
32型液晶テレビ:ソニーBRAVIA KDL-32EX700(2010年)
http://www.sony.jp/bravia/products/KDL-32EX700/
をUPS:BY75SWに繋いで、つけっ放しにしました。
BY75SWのバックアップ時間の目安は、
20W負荷:180分
50W負荷:70分
100W負荷:30分
このテレビの消費電力は96Wなので、
まぁ60分は持たないだろうと思ってたのですが、
90分経ってもバッテリーの警告はないので、
ケーブルモデム:モトローラSB6120J
http://www.motorola.com/Video-Solutions/JP-JA/Products-and-Services/Voice-and-Data-Consumer-Premise-Equipment/DOCSIS-Modems-Gateways-and-eMTAs/Cable-Modems/Motorola-SURFboard-SB6120_JP-JA
と、
無線ブロードバンドルータ:NEC AtermWR8370N(HPモデル)
http://121ware.com/product/atermstation/product/warpstar/wr8370n-hp/
合わせて14W+9Wを繋げてみて、
ネット検索、ダウンロードなどなどやってみたら、
14分後、
状態表示が「bL」(バッテリの残量が少ないのでまもなく出力を停止)
となり終了としました。
結果、4年経過したバッテリーでも、
テレビを連続104分、そのうちネット環境も使って14分、
「緊急時に使う」ということなら、充分に使える性能だと思います。
尚、UPSは、
停電などの電源の異常時に、
PCなどを正常にシャットダウンするのが目的なので、
バッテリー運転で繰り返し放電・充電を繰り返すと、
バッテリーの劣化が早くなるので注意です
オムロン 無停電電源装置(常時商用給電/正弦波出力) AC100V:750VA/450W BY75SW
- 出版社/メーカー: オムロン
- メディア: Personal Computers
オムロン 無停電電源装置(常時商用給電/正弦波出力) AC100V:500VA/300W BY50FW
- 出版社/メーカー: オムロン
- メディア: Personal Computers