踊り子号へ乗車するだけの旅 その1:さよなら185系電車編 [旅・散歩-東海]
今年(2021年)3月、
コロナ禍の谷間に集中して行った、
九州2泊と鳥取2泊の旅の記事が、
7ヶ月遅れでやっと終わりましたが、
もうひとつ日帰りの旅をしました(汗)
2021年3月といえば、
1981年3月の運行開始から40年間、
東京から伊豆方面(静岡県)を結ぶ、
特急「踊り子」で運用された、
185系電車の定期運行が終了しました。
https://www.jreast.co.jp/yokohama/izu/185-memorial/
185系電車の登場で、
子供の頃に大好きだった、
153系電車、183系電車が、
置き換えられて悲しかったのと、
通勤や伊豆方面への旅で、
長年お世話になりました。
人混みや騒々しいのは嫌いなので、
列車の引退や廃止の直前には、
乗車・撮影はしない主義なのですが、
想い出深い185系電車なので、
2021年3月某日、乗車しに行きました。
当日、
小田急ロマンスカーに乗車して、
新宿駅でJR中央本線へ乗り換えて、
東京駅へ移動します。
東京駅に到着すると、
乗車する予定の、
特急「踊り子3号」が入線してました。
あれ?写真右端の駅員さんが、
手を伸ばして何かしてますね。
列車の前側はこんな感じの密集で、
駅員さんも大変です(汗)
特急「踊り子3号」は、
伊豆急下田駅行の10両編成と、
修善寺駅行の5両編成が連結してます。
乗車するのは、
修善寺駅行の車両です。
「踊り子」へは何度も乗車しましたが、
伊豆急下田駅方面ばかりで、
修善寺駅方面への列車には、
乗車してなかったのもあって、
今回は珍しく、
引退前に乗車しようと思ったのです。
乗車する車両にも拘ってみて、
モーターが付いた電動車です。
旧国鉄型のモーターの
唸る轟音を最後に聴きたいのです(笑)
通勤や家族で乗車すると、
やかましいだけなんですが(笑)
車内に入ると、
ひと昔前の懐かしい内装です。
くたびれた座席が、哀愁を感じます。
発車の直前は、
駅員さんの構内放送が轟き、
ホームの混乱は大変そうでしたが、
乗車率は5~6割ほどと、
思っていたより少ないです。
報道やネットでは、
「撮り鉄のマナーがー」と言われてますが、
マナーが悪いのは撮り鉄とは違って、
自慢やアクセス数稼ぎのための、
鉄道愛のない必死な連中ですので、
個人的には、
「屑鉄」「基地鉄」と呼んでます(笑)
乗車しない(お金遣わない)のに、
鉄道会社や利用客への妨害行為や、
迷惑行為はするな!
と言いたいですね(怒)
※注意すると逆ギレする連中ですが、
今後、撮影禁止・立入禁止など、
規制が厳しくなると困るので、
目の前にいたら自分は注意します。
騒然とした中、東京駅9:00発車、
こんな時なので、
駅弁はパッケージ買いです(笑)
「踊り子185系記念弁当」(1,200円)
の内容ですが、
大船軒名物の「鯵の押寿し」の他、
「巻寿し」「まぐろ角煮ご飯」
「しらすご飯」
「キャベツとしらすの山椒和え」
「ポテトサラダ」「ひじき煮」
「くじらカツ」「黒はんぺんフライ」
「やまゆり牛しぐれ煮」
「かまぼこ」「玉子焼き」「野菜の煮物」
と、神奈川と静岡の名物が沢山入って、
お酒のおつまみにも嬉しくて、
美味しくいただきました。
モーターの轟音も快く、
呑み鉄を楽しみます(酔)
10:00ごろ、酒匂川を越えて、
小田原駅に到着しますが、
酒匂川ではマナーのいい、
ジェントルマンな撮り鉄さん達が見られて、
「屑鉄」「基地鉄」と
一緒にして欲しくないですね。
早川駅辺りでは、
相模湾の風景となって、
これが185系電車から眺める、
最後の海の風景なのかな・・・
と、しみじみと感じます。
熱海駅10:20到着、ここで、
伊豆急下田駅行と修善寺駅行の
列車が切り離しになりますが、
駅のホームは人が多過ぎです(汗)
日常の風景だったのにね(笑)
伊豆急下田駅行の列車が、
10:23発車したあと、
修善寺駅行の列車は、
10:25発車します。
三島駅10:38到着すると、
JR東海道本線から、
伊豆箱根鉄道駿豆線へ入って、
終着駅の修善寺駅に11:08到着します。
ちなみに、
列車の反対側は混み合ってます(汗)
写真では黄色い線の外に出て、
撮影しているように見えてますが、
メインカメラのSONY α77Ⅱは、
3軸チルト液晶モニターがあるので、
液晶を90度横向きにして、
黄色い線の内側から、
片手を延ばして撮影してます。
反対側のホームには、
伊豆箱根鉄道3000系電車
が停車してます。
この電車も、
1979年から運行されている、
懐かしい車両なので、
車内も見物させていただきます。
3000系電車を見送ります。
今回は、
185系電車に乗車する目的で、
往復するだけの旅ですので、
このあとは折り返しの、
「踊り子8号」へ乗車しますが、
1時間以上の待ち時間があるので、
修善寺駅周辺を歩きます。
・・・続く
コロナ禍の谷間に集中して行った、
九州2泊と鳥取2泊の旅の記事が、
7ヶ月遅れでやっと終わりましたが、
もうひとつ日帰りの旅をしました(汗)
2021年3月といえば、
1981年3月の運行開始から40年間、
東京から伊豆方面(静岡県)を結ぶ、
特急「踊り子」で運用された、
185系電車の定期運行が終了しました。
https://www.jreast.co.jp/yokohama/izu/185-memorial/
185系電車の登場で、
子供の頃に大好きだった、
153系電車、183系電車が、
置き換えられて悲しかったのと、
通勤や伊豆方面への旅で、
長年お世話になりました。
人混みや騒々しいのは嫌いなので、
列車の引退や廃止の直前には、
乗車・撮影はしない主義なのですが、
想い出深い185系電車なので、
2021年3月某日、乗車しに行きました。
当日、
小田急ロマンスカーに乗車して、
新宿駅でJR中央本線へ乗り換えて、
東京駅へ移動します。
東京駅に到着すると、
乗車する予定の、
特急「踊り子3号」が入線してました。
あれ?写真右端の駅員さんが、
手を伸ばして何かしてますね。
列車の前側はこんな感じの密集で、
駅員さんも大変です(汗)
特急「踊り子3号」は、
伊豆急下田駅行の10両編成と、
修善寺駅行の5両編成が連結してます。
乗車するのは、
修善寺駅行の車両です。
「踊り子」へは何度も乗車しましたが、
伊豆急下田駅方面ばかりで、
修善寺駅方面への列車には、
乗車してなかったのもあって、
今回は珍しく、
引退前に乗車しようと思ったのです。
乗車する車両にも拘ってみて、
モーターが付いた電動車です。
旧国鉄型のモーターの
唸る轟音を最後に聴きたいのです(笑)
通勤や家族で乗車すると、
やかましいだけなんですが(笑)
車内に入ると、
ひと昔前の懐かしい内装です。
くたびれた座席が、哀愁を感じます。
発車の直前は、
駅員さんの構内放送が轟き、
ホームの混乱は大変そうでしたが、
乗車率は5~6割ほどと、
思っていたより少ないです。
報道やネットでは、
「撮り鉄のマナーがー」と言われてますが、
マナーが悪いのは撮り鉄とは違って、
自慢やアクセス数稼ぎのための、
鉄道愛のない必死な連中ですので、
個人的には、
「屑鉄」「基地鉄」と呼んでます(笑)
乗車しない(お金遣わない)のに、
鉄道会社や利用客への妨害行為や、
迷惑行為はするな!
と言いたいですね(怒)
※注意すると逆ギレする連中ですが、
今後、撮影禁止・立入禁止など、
規制が厳しくなると困るので、
目の前にいたら自分は注意します。
騒然とした中、東京駅9:00発車、
こんな時なので、
駅弁はパッケージ買いです(笑)
「踊り子185系記念弁当」(1,200円)
の内容ですが、
大船軒名物の「鯵の押寿し」の他、
「巻寿し」「まぐろ角煮ご飯」
「しらすご飯」
「キャベツとしらすの山椒和え」
「ポテトサラダ」「ひじき煮」
「くじらカツ」「黒はんぺんフライ」
「やまゆり牛しぐれ煮」
「かまぼこ」「玉子焼き」「野菜の煮物」
と、神奈川と静岡の名物が沢山入って、
お酒のおつまみにも嬉しくて、
美味しくいただきました。
モーターの轟音も快く、
呑み鉄を楽しみます(酔)
10:00ごろ、酒匂川を越えて、
小田原駅に到着しますが、
酒匂川ではマナーのいい、
ジェントルマンな撮り鉄さん達が見られて、
「屑鉄」「基地鉄」と
一緒にして欲しくないですね。
早川駅辺りでは、
相模湾の風景となって、
これが185系電車から眺める、
最後の海の風景なのかな・・・
と、しみじみと感じます。
熱海駅10:20到着、ここで、
伊豆急下田駅行と修善寺駅行の
列車が切り離しになりますが、
駅のホームは人が多過ぎです(汗)
日常の風景だったのにね(笑)
伊豆急下田駅行の列車が、
10:23発車したあと、
修善寺駅行の列車は、
10:25発車します。
三島駅10:38到着すると、
JR東海道本線から、
伊豆箱根鉄道駿豆線へ入って、
終着駅の修善寺駅に11:08到着します。
ちなみに、
列車の反対側は混み合ってます(汗)
写真では黄色い線の外に出て、
撮影しているように見えてますが、
メインカメラのSONY α77Ⅱは、
3軸チルト液晶モニターがあるので、
液晶を90度横向きにして、
黄色い線の内側から、
片手を延ばして撮影してます。
反対側のホームには、
伊豆箱根鉄道3000系電車
が停車してます。
この電車も、
1979年から運行されている、
懐かしい車両なので、
車内も見物させていただきます。
3000系電車を見送ります。
今回は、
185系電車に乗車する目的で、
往復するだけの旅ですので、
このあとは折り返しの、
「踊り子8号」へ乗車しますが、
1時間以上の待ち時間があるので、
修善寺駅周辺を歩きます。
・・・続く
思い出のある列車の運行終了は寂しいですよね。
最後にちゃんとご乗車お疲れさまです。
良いお時間だったんだろうな。ってすごく伝わって参りました。
お弁当も美味しそうです。かなりの豪華さですよね。
少し疲れた感のある座席ですけど、ずっとたくさんの方々を運んで来たんだなぁ。って思うと愛しいですよね。
by そら (2021-10-20 21:27)
そら さん、
列車の記憶ですが、現役で走っている頃には、
特に何も思わなくて、日常的な感じですが、
無くなると聞くと、思い出がありますね。
古くて内装もくたびれた185系電車ですが、
最近の銀色の列車に比べると、個性や旅情がありました。
古いモーター音を聴きながら駅弁を食べて、楽しい時間でしたが、
新しい車両の踊り子号にも乗車したいです。
by ライス (2021-10-21 00:50)
185系電車は、この踊り子がいいですねぇ~。湘南ライナーは出勤混雑のイメージがあってイマイチでした。現在は静岡県民ですが、神奈川県民時代が長かったので、そのように感じるのかもしれません。どっちかというと、乗車ではなくて伊豆箱根鉄道の方から見送る感じです。
by hanamura (2021-10-21 07:19)
今から5・6年前に、旅行代理店主催の臨時編成の踊り子号で、河津桜を見に行った記憶があります。
当然日帰りでしたけど、とても印象に残る良い旅でした。
by U3 (2021-10-21 07:53)
hanamura さん、
踊り子号といえば、この185系電車のイメージですね!
シブかった特急「あまぎ号」、急行「伊豆号」が、
置き換えられて無くなってしまったのは残念でしたが、
踊り子ヘッドマークと、ボディの斜めストライプに見慣れると、
すっかり伊豆のイメージがつきました。
湘南ライナーなど他の列車は、なにかしっくりこなかったです(汗)
今回は初めての伊豆箱根鉄道駿豆線でしたが、
伊豆箱根鉄道の電車で乗車しに行きたいです。
by ライス (2021-10-21 13:13)
U3 さん、
ツアー専用の臨時列車も乗車したっかたので羨ましいです。
(一人旅の設定が無かったり、厳しい状況です…)
5・6年前の河津桜というと、伊豆は激混みでしたよね(汗)
ほぼ満席で賑わった185系電車が懐かしいです。
コロナ禍もあってここ3年ほど河津桜は見に行けてないので、
来年は新しい踊り子号に乗車して行きたいです。
by ライス (2021-10-21 13:20)
私もこの弁当いただき、コレクションに加えました。
185系もずいぶん長く働いてくれましたね。昭和30年代設計の153系とか151(181系)はかなり短命だったのに、メンテ技術の向上でしょうか。
by やまびこ3 (2021-10-21 23:09)
川崎に住んでいたので子供のころに川崎駅のホームに入線してきた185系を見た時は驚きました。
東海道線ホームでおなじみの湘南色とは違う白い車体にグリーンの斜めストライプ、衝撃的だったなぁ
当時は窓の開く特急型として話題でした。
大学生のころには朝の快速運用で使われていて止まらない最寄り駅の戸塚駅を通過してしまい授業に送れそうになり焦りました。
α77Ⅱのチルト液晶は便利ですよね
戦闘機撮影では使いませんがこうした混みあう撮影現場では威力発揮ですね
最近は若い人の範になるべき年配の撮影のモラルが低下しているので困ったものです。自分も気を付けて現場で撮影しないと(もうそういう年齢になりました)
by 青い森のヨッチン (2021-10-22 08:14)
こんんちは。
そういえば、ちょっと前に撮り鉄のマナー違反がニュースになっていましたね。行き過ぎた人がちょっといるだけでも撮り鉄全員=悪だと思われてしまうのは残念ですよね。m(_ _)m
by はづき (2021-10-23 13:44)
真っ白い座席カバーが、何ともレトロでいい趣きでやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2021-10-23 20:49)
やまびこ3 さん、
コメントのお返しが遅くなってしまい申し訳ございません。
(しばらく不在でした)
踊り子号のお弁当はいくつか種類があったと思いますが、
パッケージも中身も充実した内容で、185系愛がありましたね!
海沿いを走り続けた185系は、腐食などで劣化が早いと思いますが、
対策された設計なのでしょうか、長い間の活躍は素晴らしいですね!
153系や181系は大好きでしたので、もっと活躍してほしかったです。
by ライス (2021-10-25 07:13)
青い森のヨッチン さん、
コメントのお返しが遅くなってしまい申し訳ございません。
(しばらく不在でした)
185系が登場したあのころですと、
斜めストライプのデザインには驚きましたね!
特急用と思ってたら、普通列車でも運行されていて、
仕事の帰りに185系がホームに入ってくると、
乗車していいのか戸惑いながらも、得した気分でもありました。
α77Ⅱは、チルト液晶や、スピード(起動、AF)など、
動く被写体や、お散歩・旅カメラとして重宝しますね!
個人的に自然な色(色が盛られてない感じ)の写真も嬉しいので、
なかなか買い替えはできません(笑)
最近の撮影マナーの悪さですが、
コスト(維持費用・現像など)もかからないデジカメが普及して、
被写体やカメラへの感謝、同じ趣味の仲間・先輩との関係などが
なくなったのが原因のような気がします。
鉄道に限らないことですが、目立ってしまってるんですね(汗)
by ライス (2021-10-25 07:40)
はづき さん、
フィルムカメラの時代は、扱い方がややこしくて、
取り扱い方法を先輩や友人に教えてもらったり、
テクニックやマナーを教わったりしてました。
今は誰にでも簡単にきれいに撮影できる、
デジカメやスマホの時代になって、
テクニックなどもネットで検索できて、人との関係がなくなって、
自分中心な撮影になってしまうんでしょうね(汗)
技術は進歩しても、それに人間が追いついていけない、
典型的な例だと思います(笑)
by ライス (2021-10-25 07:50)
ぼんぼちぼちぼち さん、
ひと昔前の特急列車といえば、白い布の座席カバーでしたね。
懐かしい感じもあり、清潔感がある気がします。
今は、デザインなどにも凝った座席カバーがあって、
地域や列車独特のデザインですと嬉しくなりますが、
ひらひらの紙の使い捨て座席カバーのときには、
なんだか幻滅してしまいます(汗)
by ライス (2021-10-25 08:00)
屑鉄、いい呼び名ですね、奴らにピッタリです!
by hideta-o (2021-11-05 10:29)
hideta-o さん、
趣味の撮り鉄さんと、迷惑な撮影者とは根本的に違いますよね!
迷惑者は「屑鉄」として区別してほしいです。
「鉄」の字を使うのは鉄道趣味全般の方に失礼かもしれませんが(汗)
(ただの「屑」が正しいかもしれません)
by ライス (2021-11-05 13:05)